電気ポットの寿命は何年？｜おすすめの電気ポット7選も【象印・タイガー】

お湯を沸かすのに便利な電気ポットですが、どのくらいの期間で寿命を迎えるのかが気になります。実は、電気ポットの寿命は5年ほどといわれています。

ただし、5年の耐用年数はあくまで適切に使った場合で、使い方が悪いと寿命を縮める原因になってしまいます。たとえば、使用頻度が少なく大切に扱えば、10年以上問題なく使用できる場合もありますが、1年も持たずに壊れてしまう可能性もあります。

今回は、電気ポットの寿命を縮める原因や対策、そして寿命を確かめるポイントについて徹底解説します。また、象印マホービンやタイガーを含めた買い替え時におすすめな商品7選も紹介しています。電気ポットを長持ちさせたい方は必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

電気ポットと電気ケトルは似ていますが、働きが異なります。電気ポットはお湯が沸いた後も保温するので、お茶を飲んだりミルクを作ったりと頻繁にお湯を使う場合に向いています。いっぽう、電気ケトルは短時間でお湯を沸かせられますが、基本的に保温機能がありません。そのため、必要なときに限定して沸かしたいときに向いています。

ポットは使用し続けるうちに、水に含まれるカルシウムなどが白い水垢となって付着します。見た目も気になりますが、お湯の出や味にも影響するため、定期的な掃除が必要です。その際に便利なのが電気ポットの洗浄剤です。週1回～月1回、錠剤をポットに入れて放置するだけできれいになるのでおすすめです。ホームセンターやドラッグストアなどで手軽に購入できます。

また、ポットの外側の掃除は忘れがちです。外側の汚れも故障の原因として十分可能性があるので、きれいに拭くように心がけましょう。詳細については以下の「電気ポットの掃除方法」リンクを参考にしてください。

夜間や長く使用し合い場合は、電源を切ったりコンセントを抜くようにすると、寿命が延びる場合があります。電気ポットになるべく負担をかけないようにするのがポイントです。節電できる機能があれば活用しましょう。

電気ポットは水を入れて使用するものの、外側部分は水に弱い弱点があります。そのためコンセントやスイッチに水が付かないようにしなければなりません。ポット内の水の入れ替え時は要注意です。

電気ポットの寿命を確かめるポイントについてですが、確かめるまでもなく、使っていると寿命による異変が生じてきます。そんな寿命による異変は、主に以下の3つです。

• 沸騰しない
• 電源が入らない
• 水漏れ

お湯が沸かない・沸騰しない場合は、電気ポットのヒーターの断熱や温度センサーの故障が考えられます。ただし、こちらはコンセントの差し直しや蓋の閉め直しで復活する場合もあります。一方で電源が入らない場合は、完全に故障したと判断してもOKです。

水漏れは、電気ポット内のゴムパッキンの劣化により生じるトラブルですが、新しいゴムパッキンさえ入手できれば自分で修理できます。

電気ポットの何らかの異変が生じた際、利用者は修理するか買い替えるかのいずれかを選択する必要があります。ちなみに、金額で比較すると以下の通りです。

どのような修理を依頼するか、どんな電気ポットに買い替えるかで金額も変わりますが、修理も買い替えもそこまで値段に違いはありません。

電気ポットからのお湯漏れのトラブルは、使っている電気ポットのゴムパッキンを付け替えるだけなので自分で直せます。仮にゴムパッキンを入手できない状況かつ購入から1年未満の場合は、修理がおすすめです。

沸騰しないトラブルに遭遇したら、まずコンセントの差し直しや蓋の閉め直しを試してみましょう。これにより、復活する場合もあります。それでも直らないと確認できたら、修理を依頼しましょう。

先述のように、電気ポットの寿命の目安は5年に設定されています。これは、メーカーが故障対応のために部品を保管しておく「部品保有期間」が5年に設定されているからです。つまり、この部品保有期間が過ぎた電気ポットは、基本的にメーカーでの故障対応はできません。

5年以内の使用期間で故障した場合は、たいていの場合修理可能です。しかし、電気ポットの寿命である5年を過ぎている、もしくは5年近く使用している場合は、寿命が故障原因である可能性が高まるため、買い替え時期と考えてください。

電気ポットは、年々進化しています。新しいモデルほど優れた省エネ機能を搭載しているため、まだ使える状態の電気ポットから買い替えを検討する場合もあると思います。そんなときの買い替え時、古い電気ポットがまだ使用できる状態であれば、売却がおすすめです。

性能的に問題がなく、見た目もキレイな状態なら、リサイクルショップやオークションサイトでの売却が可能です。

電気ポットは家電なので、自治体の不燃ゴミとして出せます。この処分方法は、お金が掛からないといったメリットがあります。自治体によって電気ポットの捨て方は異なるので、必ず正しい方法を確認した上で処分を行いましょう。

ただし、自治体の指定している捨て方によっては、少々手間が掛かってしまうのがデメリットです。加えて、電気ポットに目立った破損がある場合は、取扱注意を示すラベルを貼る必要があります。以下の記事では自治体での処分方法を詳しく解説しているので、参考にしてください。

電気ポットの処分には、不用品回収業者を利用する方法もあります。不用品回収業者とは、指定した日時に家まで不用品を回収してくれる業者で、利用者は家から一歩も出ずに電気ポットなどの不要品を回収してもらえるのがメリットです。

数千円ほどのお金が掛かってしまうのがデメリットといえますが、不用品回収業者の中には買い取りをしてくれる所もあります。

下取りサービスとは、処分したい商品を業者に買い取ってもらい、買い取ってもらった分の金額を新品の値段から差し引くサービスです。購入時に割引を受けられるので、新しい電気ポットを通常より安い値段で購入できます。

しかし、新しい電気ポットを購入しないとサービスを利用できないのがデメリットといえます。また、一部サービスでは｢オンラインで購入した電気ポットは対象外｣などの制限が付いている場合もあるので気をつけましょう。

以下に、下取りサービスを行っている家電量販店を記載しておくので参考にしてください。詳細については各店舗に問い合わせるのをおすすめします。

電気ポットのメーカーとしてよく知られているのが、「象印マホービン」と「タイガー」です。それぞれのメーカー名は知っているものの、どのような違いがあるのか、どちらの電気ポットがいいのかわからない場合もあるかと思います。

象印では、電気代節約につながるVE電気まほうびん「優等生」シリーズや電動ポットなどがラインナップされています。価格帯が広いので、リーズナブルな電気ポットを探している人にも適したメーカーです。

タイガーでも、魔法瓶構造の電気ポット「とく子さん」シリーズを展開しています。また、少スチーム・蒸気レス構造の電気ポットも揃っているのが特長です。3段階の保温設定が可能なので、ベストな保温設定にこだわる方におすすめです。

本記事でもおすすめ商品を紹介しますが、下記リンクもご覧ください。

電気ポットを5年ほど使い続けて壊れた場合は、新しい電気ポットに買い換えましょう。その際に、下取りサービスを用いて新品の電気ポットを買うとよりお得です。機会がある方は、ぜひサービスを利用してみてください。