いびき対策グッズおすすめ15選！実際の効果や選び方のポイントを解説！

睡眠は人生の約三分の一にもなると言われています。睡眠の質を高めることは大切ですよね。でも睡眠の時にいびきが原因で呼吸がうまくいかなかったり、隣に寝ている人のいびきで寝られなかったり…いびきに悩まされている人も多いのではないでしょうか。

本当にいびきに悩んでいるなら病院に行くべきですが、そこまでではない…という方におすすめなのが、いびき対策グッズです。自分で手軽に購入でき、寝ている時に使用するだけでいびきを軽減できます。

でも、いびき対策グッズは種類が多くて選ぶのが難しいですよね。そこで、ここではいびき対策グッズについてまとめ、その選び方を解説します。どのいびき対策グッズを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

人によっていびきの音はそれぞれ違いますが、音が出る仕組みはみな同じです。トランペットなどの金管楽器と似ており、細い管に空気を通すと苦しくて「ブーッ」と音がでますよね。これと同じようにいびきは発生します。

いびきは何らかの原因により上気道が狭くなってしまうと、空気の通り道が細くなり空気抵抗が起こることから始まります。この細い気道で呼吸をしたとき粘膜が振動し「ゴーッ」という音が出てしまうことでいびきとなります。

上気道が狭くなるのは、仰向けに寝ていることが主な原因です。上に向いて寝ることで、重力により下の付け根が落ち込んだり、軟口蓋が喉の奥に落ち込みやすくなってしまいます。また、疲れていたり加齢によって喉周辺の筋肉を支えられなくなったために気道がふさがれることもあります。

仰向けに寝ること以外にもいびきの原因は様々あります。もともと舌根が下がっていたり、顎が小さいため舌をきちんと収めることができず、奥へ落ち込んでしまうこともあります。また、扁桃腺が腫れていることや、加齢や疲労で喉周辺の筋肉が弱り気道を支えられないこともあります。

いびきの原因は様々ありますが、どれも自分ではどうしようもなく確実に止める方法は見つかりにくい現状です。病院で治療してもらうことが最善ですが、口に酸素マスクを当てることや、鼻マスクをするといったものになり、寝苦しくなってしまいます。

軽度なら病院でいびきマウスピースなど市販されている対策グッズをすすめられることもあります。このグッズで一定の効果が認められているため、無呼吸症候群を未然に防ぐことができます。自分でいびきをしていることを認識したら、まず自分で原因を探り適したいびき対策グッズを使ってみることをおすすめします。

いびき対策グッズは口用、鼻用と大きく分けて2つあります。その他にも枕やスプレーなど、お手軽に試すことができるものもあるので、ラインナップを一通り押さえておきましょう。

口の中へ入れて使ういびき対策グッズを紹介します。口呼吸を防止する目的で使われます。

口を開けて寝てしまう人は、これが原因で舌が下がり気道をふさいでしまうことがあります。口呼吸をしている人は、翌朝起きたときに口の中がカラカラになっており喉の渇きを覚えます。分かりやすいので、自分でチェックしてみましょう。他にも口呼吸をしている人は口臭がひどくなる傾向があり、周囲の人に指摘されることもあります。

口呼吸を防止するグッズは「口呼吸防止テープ」。唇にテープを貼ることで、口からではなく鼻呼吸を促します。口呼吸をしている人は、睡眠の質を高めるためにもお手軽にできる口呼吸防止テープを試してみましょう。

マウスピースは、歯科医院ですすめられるいびき対策グッズの一つです。歯にマウスピースを装着することで顎を数ミリ前に出し、舌の位置を安定させます。

もともと顎が後退している人は、舌も一緒に奥へ落ち込み、さらに仰向けや口呼吸により気道をふさいでしまうことがあります。また、肥満体系や筋力低下により、喉の組織や舌が気道の邪魔をすることもあります。

これを防ぐために歯や舌にマウスピースを付けて、舌根沈下を防ぎます。マウスピースが適している人は顎が小さい人や顎が後退している人ですが、判断ができないなら歯科医院で虫歯チェックなどのついでに診断してもらいましょう。

鼻の外側や内側に装着するいびき対策グッズもあります。取り付けるだけで鼻腔を広げ、鼻呼吸を楽にします。

日中口呼吸をしていないのにいびきをかいてしまう人は、鼻呼吸がしにくいことが考えられます。疲労や飲酒、風邪や花粉症などにより鼻づまりの状態になると、鼻が通らず息が苦しくなるため、結果的に口呼吸をすることに。

そんな人には、プラスチックの反発力で鼻腔を広げる鼻腔拡張テープがおすすめです。鼻に直接貼るので不快感がなく、自然に鼻腔を広げます。鼻にぴったりフィットし、朝まで取れることがなく呼吸を楽にすることが可能。スポーツ時にも便利で、激しい動きでも剥がれることがない作りになっています。

ノーズピンは鼻の穴に装着して鼻腔を拡張し、鼻呼吸を促すいびき対策グッズです。いびきだけではなく鼻炎の人にも便利で、薬を飲むことなく呼吸がしやすくなるため花粉症などにも便利なアイテム。

鼻腔拡張テープと違い鼻に違和感があるため、慣れるまでに時間がかかることもあります。しかし、直接鼻腔を広げることで、テープより効果は大きくなるでしょう。また、大きすぎたり小さすぎると効果が半減するので、サイズを合わせる必要があります。

口と鼻以外でも便利ないびき対策グッズが多くあります。いくつかを併用することもおすすめです。

いびきの原因がわからない人におすすめなのが、いびき対策を目的として設計された枕です。いびき用の枕は、顎の位置を高く保てるように設計されており、自然と気道が開ける仕組みになっています。

どんな理由にしろ、いびきは気道が狭くなることが原因です。いびきをかいていることが分かったら、まず一番簡単で楽な方法である枕を変えてみるのも良いでしょう。それでも改善されない場合には、口や鼻へ装着するいびき対策グッズと併用することもおすすめです。

スプレータイプのいびき対策グッズもあります。霧状の天然オイルで口の奥をコーティングし、空気の流れをスムーズにする仕組みになっており、口臭防止にも効果がある商品。旅行などで複数人が一緒に一つの部屋で寝る際に、寝息をさわやかな香りにすることもできます。

スプレーはさわやかなペパーミントや、口臭を防ぐキシリトールが配合されているものもあり、気持ちよく使うことができます。スプレータイプはどんな場所でもスプレーしやすいという特徴があり、手軽に試したい人におすすめです。

「AZUCKのGood Sleepベルト」という手首に巻きつけるいびき対策グッズもあります。夜中にいびきをかくとベルトから微弱な低周波が全身に流れ、自然反射で寝返りを打つという仕組み。仰向けで寝ていた人は横向きになり、いびきが改善されることもあります。

ベルトタイプは持ち運びやすく、旅行や出張など移動する際に重宝します。また、鼻や口にものを入れたくないという人にもおすすめのいびき対策グッズです。仰向けから横向きになることで気道が大きく開き、いびきが改善されることもあるので手軽に試してみたい商品です。

いびきの原因は人により様々なので、自分のタイプを見つけ出し適するいびき対策グッズを購入しましょう。ここではいびき対策グッズの選び方を紹介しています。

いびきの原因は鼻づまりや疲労などいくつか考えられます。自分はどれかチェックしましょう。

普段から鼻炎や花粉症で鼻が詰まっている人は、就寝中も鼻呼吸がしにくく口呼吸となることがあります。こんな人には鼻呼吸を補助してくれるようないびき対策グッズがおすすめ。鼻腔拡張テープやノーズピンなど、中や外へ装着して鼻の通りをよくします。

鼻炎や花粉症は自分で確認できているためいびき対策もしやすく、鼻づまりの薬を寝る前に飲むことで楽に呼吸することもできます。鼻が原因と分かっている人は、鼻用のいびき対策グッズを試してみましょう。

疲労や精神的要因によりいびきをかいてしまうこともあります。疲れていると多くの酸素を取り込もうとしてしまい、呼吸が荒くなることが原因の一つ。細い気道により多くの空気を通そうとしていびきをかいてしまいます。

こういった一時的ないびきには、鼻用のいびき対策グッズがおすすめです。ノーズシールといった鼻腔拡張テープは、プラスチックの反発力で鼻腔を広げる仕組みで、鼻の内側ではなく外にテープで貼り付けます。お手軽に試すことのできる方法なので、疲れているときには試してみましょう。

普段から口呼吸してしまっている人は、鼻呼吸を促すことでいびきが改善されることもあります。口用のいびき対策グッズは口呼吸防止テープやマウスピース。口が開かないようにテープで貼り付けたり、顎の位置を少しだすことで舌の位置を保ったり口を閉じやすくするものです。

呼吸の仕方を変えることで、簡単にいびきが改善されることがあります。口呼吸していることが分かっている人は、病院にいく前に口用のいびき対策グッズを試してみましょう。

いびき対策グッズは物によってデザインが大きく違い、使われている素材も異なります。直接口や鼻の中に入れるグッズは自分の肌質や大きさ、また違和感がないかどうかチェックしましょう。

多くは医療用のシリコンが使われており、肌なじみもよく耐久性も高くなります。また、口へ入れるマウスピースは、自分の歯形を取れるEVA樹脂でできているものもあります。デザインが問われるのは主に鼻用で、できるだけ目立たない色や形のものがおすすめです。

目立たないデザインを選ぶと、就寝中だけでなく普段も使うことができます。

花粉やハウスダストが部屋の中に舞っていると鼻づまりの原因になり、いびきをかいてしまうことに。このためいびき対策の一つとして、空気をきれいにするのもおすすめです。以下の記事は、花粉の季節にぜひ使いたい最新の空気清浄機について紹介しているのでご覧ください。

知らないうちにかいているいびきは睡眠時無呼吸症候群になることもあり、できるだけ早めに対処したいですね。口用、鼻用だけでなく体につけるだけの簡単なものもあるので、気軽に試してみましょう。小さなグッズで安眠を手に入れることができ、朝起きたときすっきりと疲れが取れています。