デスクヒーターのおすすめ5選｜ニトリのパネルヒーターや気になる電気代も【デスク下に】

冬の寒い時期、オフィスや自宅での仕事中に足元が冷えて困っていませんか？女性の方は特に冬場でも制服がスカートの場合も多く、足元からくる冷えには頭を悩まされている方も多いです。そんな時におすすめなのが、デスクの下を温めるデスクヒーターです。

デスクヒーターはパネルヒーターとも呼ばれ、足元やデスク下に設置して、足を温めたり簡易コタツのように使えます。パナソニックなど大手からも販売されていて、USBなどで気軽に利用できます。とはいえ、本当に暖かいのか・火事の心配・電気代など、気になる点も多いです。

この記事では、デスクヒーターの電気代や気になる安全面などを解説しています。選び方やおすすめアイテムなどをわかりやすく紹介するほか、ニトリのフットウォーマーも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

デスクヒーターは足元ヒーターとも呼ばれていて、デスク下に収まるように設計された暖房器具です。デスクの下に取り付けるタイプや足元に置くタイプ、こたつのように使えるタイプなど、形状や仕様もさまざまあります。

デスク下で使うのを目的としているので、コンパクトながらも冷えやすい足元を効果的に温めてくれるのが特徴です。下半身を温め血液の循環がよくなると、全身が温まりやすくなります。

冷え性の女性は効率的に体を温めながらデスクワークや受験勉強が行えるのが嬉しいポイントです。乾燥が気になる方は、加湿器との併用もおすすめします。

暖房器具で気を付けたいのは、電気代です。デスクヒーターはどれくらい電気代がかかるのか気になるところですが、基本的にデスクヒーターの電気代はボードタイプは1時間で約2円、セラミックファンヒーターは1時間で約15～20円が主流となっています。

昔ながらの遠赤外線ストーブは熱くなりすぎて火傷をしたり、倒れたりすると火事の危険がありました。しかし、現代のデスクヒーターは安全性が高く火事になりにくい設計です。多くのデスクヒーターはパネル・ボードタイプは100～300W。セラミックファンヒータータイプは500~700Ｗで温風が出ます。

特にパネル・ボードタイプは高熱にならないので安全性が高く、子供やお年寄りでも使いやすいです。さらに安全性を求めるならオフタイマー搭載機種をおすすめします。

【安全性の高いデスクヒーター】

• パネル・ボードタイプ
• オフタイマー機能つき
• 温度調節できる
• 転倒時に電源オフになる

【デスクヒーターを使うときの注意点】

• 低温やけどに気をつける
• 紙類・衣類など燃えやすいものは離して置く

歩き始めの子どもや、走り回る子どもには危険がいっぱいです。コードに引っ掛かって暖房器具を倒してしまったり、直接暖房器具に手を触れてしまう場合もあります。

その点デスクヒーターは火を使わず、部屋全体を温める暖房器具より熱量も弱めなので、小さな子どものいるご家庭でも安心です。ただし、デスクヒーターに長時間近付きすぎて低温火傷にならないようにしましょう。

足元だけ暖まるデスクヒーターは、ペットにもぴったりです。他の暖房器具と違い、効率的にペット周りを温めてくれます。家庭ではリビングで足元にデスクヒーターを置き、ペットと一緒にくつろぎながら温まれるためおすすめです。

ペットがデスクヒーターを倒してしまっても、火傷しないといったメリットもあります。ペット用ヒーターが気になる方は、猫用ヒーターについてご紹介した以下の記事を参考にしてください。

「パネルタイプ」のデスクヒーターは、キッチンのコンロで使う油除けのような形状で、パネルをコの字型に立てて使用します。その形状から足全体が均等に温まり、和室では背中を温めることも可能です。

「ボードタイプ」は薄いボードをデスク下の天板の裏面や正面やサイドなどに、ぴったりと貼り付けるタイプをさします。デスクにくっつけるので場所を取らないのがメリットです。デスクの種類によっては引き出しが開けにくくなるのでチェックしておきましょう。

「セラミックファンヒーター」は大きく分けて2種類あります。ひとつは送風ファンを回して温風を出す対流式で、素早く温められるのが特徴です。もうひとつは穏やかな熱で暖める輻射式で、じんわりとゆるやかに温めらます。

どちらも足元から腰まで広く温風が届くので、狭いオフィスでは複数人で温まったり、リビングで家族みんなで温まったりできます。デスク下などに置けば、側板を利用して熱を閉じ込められるのもスタンドタイプの特徴です。

ただし、特に足元に置く場合は、立ち上がる際などに脚をぶつけて倒しやすいです。置き場所を工夫するのはもちろんですが、倒れにくい安定感のあるものを選ぶようにするのがおすすめです。

床からの冷えをシャットアウトするならマットヒーターがおすすめです。マットヒーターに足を乗せれば、冷える足元がしっかり温まります。ホットカーペットとは異なりコンパクトなので収納や持ち運びにも困りません。

以下の記事では、マットヒーターを始めとした足元を温める「足温器」のおすすめ商品をご紹介しています。気になる方は、こちらもあわせてチェックしてくださいね。

デスクヒーターはサイズ選びも大切です。デスクの下に収まるサイズか、また、オフシーズンに収納しやすいサイズなのか確認しましょう。オフィスで使う場合は、サイズだけでなく重量も持ち運びやすさに関わるため要チェックです。

デスクヒーターの電源供給方法は「コンセント」または「USB」です。コンセントを使う場合、コードの長さが足りるか確認しておきましょう。USBタイプならパソコンから電源供給できます。USBタイプのデスクヒーターは比較的コンパクトなためオフィスにおすすめです。

オフタイマー機能は一定時間が経過すると自動的に電源が切れる機能です。他にもセンサーで人を感知し誰もいない時は電源をオフにしたり、デスクヒーターが倒れると電源オフになったりするタイプもあります。

オフタイマーがあれば自動的に電源を切ってくれるので、消し忘れたり足にぶつかって倒れてしまったりしても安心です。

デスクヒーターを誤って倒してしまった場合、「自動転倒オフ」機能が付いていれば自動で電源がオフになります。小さな子供さんやペットがいるご家庭に特におすすめの機能です。

「オフィスで8時間使う」「受験生の子供の部屋で使う」など、毎日のように長時間使用するなら電気代にも注目しましょう。たとえば、8時間で15円と8時間で150円では、月に換算すると465円と4,650円と大きく差があります。

電気代を節約したいなら、少ない熱でポイント的に温めるパネル・ボードタイプがおすすめです。しかし、電気代がかさみやすいセラミックファンヒーターでも省エネタイプがあるので、購入の際は事前に確認しましょう。

オフィスで使う場合には静音性もチェックしましょう。静かなオフィスで作動音が目立つと他の方の仕事の妨げになってしまいます。特にセラミックファンヒーターはファンが回るため作動音がします。パネル・ボードタイプはほぼ無音で使用できるので、オフィスでも安心して使えます。

その日の室温や体調によって最適な温度が変わるので、温度調整機能が付いたデスクヒーターがおすすめです。また、デスクヒーターは机の下という小さなスペースで使うため熱がこもりがちなので、低温やけどしないように温度はこまめにチェックしましょう。

デスクヒーターは自宅以外にも、オフィスでも使用できるのが魅力です。しかし、あまり大きいものや稼働音が大きいものは周りの迷惑になるため、TPOを考えて使用しましょう。オフィスで使用するものは、デスクの下に収まるサイズで、静かなタイプを選ぶのがベストです。

パネルタイプ以外にも、足の下に置くタイプのヒーターもあるのでご紹介します。お手軽に足の裏を暖めたい方はチェックしてみてください。

今回はおすすめのデスクヒーターと選ぶポイントを紹介しました。デスクヒーターは冬のオフィスでの強い味方になり、お家でも活用するアイテムです。ぜひお気に入りのデスクヒーターを見つけて、寒い冬も快適に過ごしましょう。