【10分で選べる】PCスピーカー最強おすすめランキング｜パソコンの音質が変わる！

PCスピーカーと普通のスピーカーの違いは以下のようになります。

要するに、PCですぐに使えるようにアンプやDACを内包した上で、接続もPC用に簡単にしたものを「PCスピーカー」と呼びます。

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PCスピーカーは、初心者からしたら呪文のような専門用語がたくさん出てくる未知の分野。調べようと思ってよくわからなった経験をした方も多いでしょう。

それでも実は、初心者の方はたった3つのポイントを意識するだけでPCスピーカー選びを失敗する確率がグッと下がります。そのポイントをクリアするために必要な専門知識はそれほど多くありません。

その3つのポイントとは、

①PC本体やモニターとの接続方法を確認
②電源供給方法を考える
③音楽鑑賞・DTM・ゲームなど用途を考える

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• ミニプラグ・USBどちらで接続するか考える
  本体・モニターどちらから取るかも大切
• スッキリなのはバスパワー給電・パワフルなものはコンセント給電
• 音楽制作にはモニタースピーカー、それ以外の用途は有線ならなんでもOK

これが失敗しないPCスピーカー選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

ノートパソコンは、以下3つの方法でPCスピーカー接続可能です。

• USB接続
• イヤホンジャック(ミニプラグ)接続
• Bluetooth接続

どの方法も特別難しい手順はないため、PCアクセサリを接続するのと同じ要領で使えます。

音質はUSB>ミニプラグのため、おすすめなのはUSBタイプ。バスパワー給電ならコンセントも不要のため、ケーブル一本で使えます。

ただし、USB接続ではUSBハブを使用すると正常動作しなくなる場合があるため、ポートの余裕を見てどう接続するか選んでください。

モニターにイヤホンジャックがあるデスクトップPCの場合は、まず音声をモニター経由で取るか、PC本体から取るかを決定する必要があります。

モニターに接続する場合

• イヤホンジャック(ミニプラグ)で接続
  一番単純でわかりやすい
  
• モニターとPCをUSBで繋いだ上で、モニターとスピーカーをUSB接続
  モニターのUSBはハブ扱いのため、本体とモニターをHDMI/DisplayPortのみで接続していると音は出ない

モニターのUSBから単純に音が出るのでは？と勘違いされる方が多いですが、モニターのUSBポートはハブ扱いのため、PC本体とモニター自体をUSB接続して音声データ出力をする必要があります。

PC本体に接続する場合

• USBで接続
• イヤホンジャック(ミニプラグ)で接続
  
  
• 例外｜HDMI端子をコンバーターで映像側・音声側に分離させて接続
  （ミニPCなどポートに余裕がない場合）
  
  ※PC本体の位置によってはケーブルが長めに必要

自由度はモニターからイヤホンジャック経由で取るのがもっともシンプルで、USBのポートも消費しません。

内蔵スピーカー非搭載かつ、音声出力端子がないシンプルなモニターの場合は、PC本体に外部スピーカーを接続する方法がもっともわかりやすくてシンプルです。

PC本体に接続がわかりやすくてシンプル

• USBで接続
• イヤホンジャック(ミニプラグ)で接続
  
  
• 例外｜HDMI端子をコンバーターで映像側・音声側に分離させて接続
  （ミニPCなどポートに余裕がない場合）
  
  ※PC本体の位置によってはケーブルが長めに必要
  

通常はモニターのイヤホンジャックから音をとる方法が一般的ですが、音声出力を前提としていないモニターの場合は、PC本体から音を取る他ありません。

モニターにUSBポートがある場合

• モニターとPCをUSBで繋いだ上で、モニターとスピーカーをUSB接続
  モニターのUSBはハブ扱いのため、本体とモニターをHDMI/DisplayPortのみで接続していると音は出ない

上記解説と重複しますが、モニターのUSBポートはハブ扱いのため、USBでPC本体とモニターの接続が必要です。また、ハブ扱いになるため、バスパワーの場合は供給電力が足りない場合も音が出ません。

PCスピーカーは、Bluetoothのバッテリー式スピーカーを除くと、

・コンセント給電
・USB給電

の2種類が存在します。それぞれの特徴は以下の通りです。

• コンセント給電
  大音量でパワフルなスピーカーに採用
  電力不足が起こらない
  
  
• USB給電(バスパワー)
  小型で比較的音量が小さめのスピーカーに採用
  USB一本で音声データ・電力供給可能な製品もあり
  ハブを噛ませると電力不足になり使えない可能性あり

特にケーブルが多いと煩わしいと感じる人は、USBバスパワーがおすすめです。

音楽鑑賞や動画鑑賞目的の場合は、オーソドックスなPCスピーカーから予算に合うものを選べば問題ありません。

予算感としては、1万円前後出せるなら、「いい音質」と感じられる程度には音響がパワーアップできます。

もっとも、3,000円以下でも売れ筋商品は多いため、まずは自分が音に関してどこまで予算を出せるかで、価格帯を決めてください。

ちなみに、最近はBluetooth接続のスピーカーも増えていますが、遅延が生まれるため動画視聴するなら有線の方が圧倒的におすすめです。

音楽制作用としてのPCスピーカーをお探しで、多少本格的なモデルが必要なら「モニタースピーカー」と呼ばれるものから選んでください。

モニタースピーカーは、音に味付けを加えることなく原音を忠実に鳴らすための調整がされています。音楽制作にはモニタースピーカーであることが必須です。

また、音楽制作用のモニタースピーカーになると接続方法が変わってきます。

• お手頃価格帯のPCスピーカー
  …USB接続やイヤホンジャック接続
• 音楽制作用のモニタースピーカー
  …XLR/TRS/フォーン端子など
  ▶︎そのままではPCに繋がらないため、USBDACやオーディオインターフェースが必要

もっとも、趣味として初めての音楽作りなら、お手頃な小型のPCスピーカーでも十分です。本格的に音楽制作を行うなら、モニタースピーカーの導入をお考えください。

ゲーム用にPCスピーカーをお探しの方もいると思います。しかし、よっぽどこだわりがある場合を除いて、ゲーム用として販売されているゲーミングスピーカーにこだわる必要はありません。

ゲーミングスピーカーだからといって、特別な機能があるわけではなく、音質面はパソコンのイコライザーソフトで調整可能です。そのため、普通のPCスピーカーとゲーミングスピーカーを分けて考える必要はありません。

ただし、Bluetooth接続の場合は遅延が生まれるため、有線であることにはこだわるべきです。

ちなみに、ゲーミングデバイスらしいカラフルなライティングのスピーカーが欲しい場合は、ゲーミングスピーカーから選択してください。

PCスピーカーはPCデスク上の余裕を見て、置けるサイズをあらかじめ把握するべきです。

モニター左右にスピーカーを置けるだけのスペースがある状態が一番いいものの、中には余裕がない人もいますよね。まずは、どんなサイズのPCスピーカーなら置けそうかを考えましょう。

モニターの左右に空きスペースがない場合は、以下の手段があります。

• スピーカースタンドで持ち上げて使う
  スタンドの下の空間はそのまま物がおける
• モニターの下の空間におけるサウンドバータイプを使う
  モニター直下に置けてとても省スペース

特に置き場所がない場合のおすすめはサウンドバータイプです。左右のスペースがいらないため、これならうちも置けるという人も多いのではないでしょうか？

PCスピーカーには前面にイヤホン・ヘッドホン用の端子がついていると、より使いやすいです。

たとえば普段はスピーカーで音楽を聞きながら、ゲーム中だけはヘッドホンにすぐに切り替える、といった使い方が簡単にできます。

ちなみに、音声出力先をスピーカーにするか、ヘッドホンにするかは、PC上で切り替え可能な場合がほとんどです。

PCスピーカー購入前には、スピーカー音量が大きすぎないかの確認をするのが無難です。

通常PCスピーカーの音量は「音圧(W)」で示され、数値が大きいほど大音量になりますが、最小音量の加減はあまり情報がありません。

すると、PCスピーカーから音楽を流した場合に音量「1-2」までしか聞くに耐えず、微細な音量調整ができない…となる場合があります。

これはPCスピーカーの口コミにデメリットとして掲載される場合が多いため、購入したいPCスピーカーが固まったあとに、一度は口コミチェックをおすすめします。

PC本体のUSBポートに余裕がある人は、USB接続タイプのスピーカーを選ぶべきです。

音質は「USB＞イヤホンジャック」と言われており、デジタルのデータ信号をそのまま出力する分、ノイズが起こりません。

ちなみに給電はUSBバスパワーがすっきりしておすすめですが、製品によってはコンセント給電のみのタイプもあります。持ち運ばない以上は好みの問題です。

その他の基準としては、音楽制作などの特殊な用途以外は、初心者なら価格で選んでしまってOKです。まずはPCスピーカーを使ってみて、音へのこだわりが出てくるなら、さらに良い商品を手に入れてください。

USBに空きがないなら、イヤホンジャックで接続可能なPCスピーカーを選びましょう。

スピーカーは基本的に常時接続のため、接続ポートが1つ確実に潰れます。特にUSBは接続するアクセサリが多い人は注意。

音質は「USB＞イヤホンジャック」と言われていますが、従来方式のこちらを採用している人もまだまだたくさんいます。

PCスピーカーの音質は、こだわりが出てきてから気にしだすでOKです。最初の1台目は2,000円程度の格安PCスピーカーでも、内蔵スピーカーよりはずっとよく感じられます。

ちなみに音質が気になり出したなら、スピーカーユニット数は一つの指標になります。

• ユニット数が1つ
  『フルレンジスピーカー』
  小型スピーカーに多い。高音〜低音まで1つのユニットで担当するため全音域に対して無難な調整がされている場合が多い。低価格でお手頃。
  
  
• ユニット数が2つ以上
  『マルチウェイスピーカー』
  縦長のスピーカーに多い。ユニット数によって2way3wayと表される。高音〜中音・中音〜低音をそれぞれのスピーカーが担当するため、それぞれの音域にあった調整が施されている。

このように違いがあるため、こだわりが出てきたらマルチウェイのスピーカーを試してみるのは一つの手です。

PCスピーカーで低音を気にするなら、

• 本体が大きめでバスレフ構造のものを選ぶ
• イコライザーソフトで調整する
• サブウーファー付きのスピーカーを使う

のいずれかの方法がおすすめです。

サブウーファー付きのPCスピーカーはロジクールの「Multimedia Speakers Z213」など定番がいくつかあり、5,000円以下の低価格で手に入ります。

ただし、サブウーファーの置き場所が必要になるため、人によっては物理的に設置不可の場合もあります。その場合、電子的な調整にはなりますがPCソフトのイコライザーで調整可能です。

PCスピーカーの出力は、6〜8畳程度の室内で使用する分には、気にする必要はありません。

スタジオなどの大部屋で使用する場合は、高出力のスピーカーが必要になります。

PCの音楽をハイレゾで聞くには、三つの方法があります。

• ハイレゾ対応PCスピーカーを使う
  ▶︎数が非常に少ない
  
  
• ハイレゾ対応のUSBDACを使用した上で普通のスピーカーを繋げて使う
  ▶︎USBDACの購入が必須
  
  
• Windows側で、BluetoothコーデックLDACで受信できるドライバーをインストールした上でLDACでBluetooth接続する
  ▶︎知識が必要

このように、PCスピーカーをそのままでハイレゾ対応させる方法は少ないです。難しくてよくわからない…と思うなら、一番簡単なのはハイレゾ対応のPCスピーカーを探すこと。

初心者向けなら、「FOSTEX アクティブ・スピーカー PM0.3H」などは有力な選択肢となりますよ。

PCスピーカーのイヤホンジャック・USB以外の端子は、シンプルに使いたい人には不要です。

ただし、USBDACを使用してさらに音や使い勝手の向上や、音質を追求したい場合は、RCA端子といった他の端子でも接続できると使いやすいです。

たとえば、スピーカーの音量調整つまみが背面にしかない場合、USBDACに接続してDAC側で調整できると便利ですよね。

こ使い方次第のため、必要性を感じないならシンプルな端子のPCスピーカーを選んでも問題はありません。

PCスピーカーのBluetooth対応はこれからの時代におすすめです。PCを立ち上げていない時でも、スマートフォン経由で音楽を流せるのはとても使い勝手がいいですよ。

ちなみに、Bluetoothスピーカーとして売られているスピーカーでも、イヤホンジャックの入力端子がついていれば、PCスピーカーとして利用可能です。

ただしバッテリー稼働だとバッテリーの寿命があるため、「据え置きのBluetoothスピーカーかつミニプラグの入力付き」で探すのをおすすめします。

PCスピーカーにマイク機能が欲しい場合は、スピーカーではなく「スピーカーフォン」というジャンルからご検討ください。

予算はおおむね1万円〜で、USB接続が基本です。商品によって集音距離や角度が変わるため、使用環境に合わせて選択してください。。

家庭用のオーディオ機器からプロ用の製品まで幅広くオーディオ機器を扱うJBLはパソコン用のスピーカーも扱っています。本格的なオーディオはどこか無骨で懐かしい見た目ですが、PCスピーカーは先進的でおしゃれな雰囲気です。

特にJBL PEBBLESという製品は発売から長い間人気を保っているJBLの代表的なパソコン用スピーカーとなっています。

ロジクールというとどちらかというとマウスやキーボードのメーカーとして有名ですが、PCスピーカーも出しています。

リーズナブルなのにサブウーファーがついていたり、ローエンドからハイエンドまでラインナップされていたりと、予算に合わせて選びやすいメーカーです。

昔ながらのパソコンユーザーにはSound Blasterシリーズで知られているCreativeです。昔からパソコン用オーディオに強く、PCスピーカーその強みを生かした製品群になっています。

ヘッドホン端子に接続できる簡単なスピーカーからBluetooth接続のものまで幅広い製品がラインナップされています。

普通のスピーカー(パッシブスピーカー)をPCスピーカーとして利用するには、PCとスピーカーの間に他の機材が必要になります。直接ではつなげる術もなく繋がるコードもありません。

肝心の他の機材とは「DAC機能つきのプリメインアンプ」で、省略して「アンプ」と呼ばれます。これによって、「音の増幅」「デジタルデータのアナログ(スピーカー)変換」が可能です。

• 全てのPCが対応
  
  ・ミニプラグ
  ・USB

• 一部のデスクトップやサウンドカード後付け・コンバートで対応
  
  ・光デジタル端子

アンプとPCをいずれかの方法でまずは繋ぎます。音質が一番いいのは光デジタルです。

上記のようなアンプがあって初めて、スピーカーを繋げることができます。

アンプとスピーカーの繋ぎ方は、スピーカーの背面の端子を見て確認します。

• バナナプラグ
• Yラグケーブル
• 直接接続

アンプの端子の状況に合わせてケーブルの先端の加工を選びます。難しく感じるかもしれませんが、形状に合ったものを選べば問題ありません。

BluetoothスピーカーをPCスピーカーにできるかは、入力用のミニプラグ（イヤホンジャック）やUSBが搭載されているかによります。

有線入力端子がなくBluetoothでしか接続できない場合は、PCとBluetooth接続するしかありません。