家全体を暖める暖房器具ランキング22選｜電気代の節約に！効果的な使い方も

電気代が高くなって悩んでいる方はいませんか？とくに冬に家全体を暖める暖房器具で、電気をたくさん使っている家庭はたくさんあります。しかし暖房器具の見直しを行うと、その悩みは解消するかもしれません。

実は最近は、省エネに優れた家全体を暖める暖房器具がたくさん販売されています。古いタイプから新商品に買い替えただけでも、電気代が安くなった方もたくさんいます。また電気毛布や足元ヒーターなど安いアイテムを取り入れるだけでも、改善する場合もあります。

そこで今回は、省エネ暖房器具を特集します。ランキング形式で22個の人気アイテムをご紹介。エアコン以外の暖房器具の紹介や、部分的に部屋を暖める暖房器具との併用方法などの情報も掲載していきます。ぜひ最後までご覧ください。

家や部屋全体の暖房として使われることが多い暖房器具（全体暖房）は、「エアコン」「ファンヒーター」「石油ストーブ」「オイルヒーター」の4つです。特に、エアコン・石油ファンヒーター・ガスファンヒーター・石油ストーブは部屋全体を素早く暖められ、賃貸物件のように比較的狭く部屋数が少ない場合は、「家全体を暖める暖房」として十分機能します。

また、電気代にも注目しましょう。特に、石油ファンヒーターやガスファンヒーターは電気代をかなり抑えることができるため、寒冷地の暖房にうってつけですよ。

エアコンとはエア・コンディショナーの略で、空調設備のひとつです。暖房だけではなく、夏場には冷房として活躍するアイテムです。また除湿機能がついている機種の場合は、湿気が気になるときに活躍するなど、1年をとおして使っている方はたくさんいます。

温度調整が簡単なのが魅力です。最近は省エネに優れた商品やAI機能が搭載されたタイプなども販売されています。

石油ファンヒーター・石油ストーブとは、灯油を燃料とした暖房器具のこと。灯油を燃焼しそのエネルギーで発生させた熱が排出され、部屋を素早く暖めてくれます。

灯油の匂いがするのと、給油する手間がかかるのがデメリットですが、すぐに暖かくなるのが魅力です。大きなモデルだと広い部屋でも十分に暖かくなります。

灯油の匂いが苦手な方におすすめなのが、ガスファンヒーターです。こちらはガスを燃料とした暖房器具で、寒冷地ではよく愛用されているアイテム。

起動が早く、すぐに温風が欲しいときにも大活躍します。部屋が乾燥しやすいのがデメリットなので、使用する場合は加湿器を併用するのがおすすめです。

デロンギで有名なオイルヒーターは、従来ヨーロッパを中心に使われていました。しかし近年は日本でも広まってきており、静音性にも優れているため、子育て中の家庭でも愛用されています。暖かくなるのに少し時間がかかるのがデメリットですが、燃料を燃焼しないため空気が汚れないので人気です。

こたつは日本の伝統的な暖房器具です。最近の若い年代ではこたつを知らない方も増えている一方で、おしゃれな商品や一人暮らし用などさまざまなタイプが販売されており、根強い人気です。

布団でこたつ机を覆っているため、保温性が高く省エネにも優れています。また部屋が乾燥しないため、加湿器の使用は必要ない点も魅力です。

電気ストーブ・パネルヒーターは電熱線を電気で加熱して発熱させる暖房器具のことを指します。熱風が出ないため乾燥しにくく、石油ストーブとは違い空気が汚れない点が魅力です。

持ち運びできる商品が多く、脱衣所・キッチンなど短時間に部分的に温めるために使用するのに適しています。

ウインドーラジエーターとは窓の下に設置する専用の暖房器具。暖かい空気を発生させて、窓からの冷気をシャットアウトしてくれます。実は窓からの冷気によって、暖房効率が下がり部屋が暖まらない場合が多くあります。

そんなときにウインドーラジエーターがあれば安心です。1階・北側の部屋で使用すると、より効果がわかります。

ホットカーペットとはカーペット型の暖房器具です。床暖房がない家庭で愛用されている場合が多くあります。また電気なので家事の心配がなく、子供部屋にも適しています。

いろいろなサイズが販売されているため、用途に合わせて購入するのがおすすめです。ひざ掛けを併用すると、より温かさが感じられます。

就寝時の暖房器具としておすすめなのが、ブランケット・電気毛布です。就寝時にエアコンを使用している方もいますが、空気が乾燥してしまい体によくありません。

ブランケット・電気毛布なら乾燥を気にせずに使えますし、タイマーをセットすれば暑すぎることもありません。洗えるタイプを選ぶと、いつでも清潔に使用できておすすめです。

冷え性の方は足元や足先の冷えで悩んでいる場合が多くあります。そんなときにはフットウォーマー・足元ヒーターを使ってみてください。足元をピンポイントで温めてくれる暖房器具で、持ち運びもできるのでどこでも気軽に使用できます。

充電式・洗えるタイプ・タイマー機能付きなどさまざまな商品がありますので、使用シーンを想像して選んでください。

インテリア性を重視したい方に人気なのが、電気暖炉です。こちらは薪ストーブや暖炉風のデザインとなっており、おしゃれな雰囲気が楽しめます。

電気代が高めなのがデメリットなので、夜のリラックスタイムのみ稼働されるなど、ピンポイントでの利用がおすすめです。最近はニトリでも販売されており、リーズナブルな価格で購入できます。

最初にチェックすべきポイントは、暖房器具を使用する部屋の広さです。暖房器具は種類によってパワーが異なるため、適した広さの部屋で使用するのが省エネのポイントです。

たとえば一戸建てなど20畳以上の広い部屋の場合は、石油ファンヒーター・石油ストーブがおすすめです。こちらは火力が強くて暖房効果が高いため、広範囲に暖かい空気が広がります。逆に6畳くらいのコンパクトな部屋の場合は、ピンポイントで温まる電気ストーブ・パネルヒーターがおすすめです。

居住環境は各家庭によってさまざま。必ず自分の住まいの特性を確認し、適した暖房器具を選びましょう。自分の家がどのような環境にあるかを知ることで、効率的に部屋・家全体を暖めることができ・省エネな暖房を選ぶことができます。

たとえば、オイルヒーターは緩やかに部屋全体を暖めることができますが、気密性の低い住宅に向かず、部屋が暖まるのに時間がかかるため、設置場所や使い時を吟味する必要があります。

省エネに優れた暖房器具を購入したいときには、それぞれの消費電力の目安を参考にしてください。多くの商品の説明欄には、使用時間ごとの消費電力が紹介されています。これを確認しておけばあらかじめ電気代がどのくらいかかるのか想定できるので、高い請求がきて驚くことも減るでしょう。

機能性・安全性も重要なポイントです。とくに石油ファンヒーター・石油ストーブは灯油を使用するため、火事の危険があります。商品を選ぶ際には、自動電源OFF機能があるものを選んでください。

またタイマー・エコモード・温度調節などさまざまな機能付き暖房器具がありますので、ぜひチェックしてください。

コロナは1937年に新潟県で設立された会社です。現在では住宅設備機器・空調機器などを開発・販売しています。暖房器具の取り扱いも多く寒冷地用大型ストーブ・石油ファンヒーター・ポータブル石油ストーブなど幅広いラインナップとなっています。

最近はオイルレスヒーターの「ノイルヒート」が子育て世帯に人気です。

デロンギはイタリアにある電気機器製造会社です。コーヒーメーカーが有名ですが、実はオイルヒーターも高品質で人気です。乾燥しにくく空気が汚れない点が魅力。

またデザインがレトロでおしゃれなのも特徴で、注目されています。商品ラインナップも豊富なので、部屋の広さ・デザイン・機能などから自分に合ったオイルヒーターを探せます。

サイクロン式の掃除機で有名なダイソンは、シンガポールにある電気機器メーカーです。ダイソンの暖房器具はスタイリッシュなデザインが特徴です。

また機能面にも優れており、空気清浄機能付き・涼風モード付きなどさまざまな商品が販売されています。小型タイプも多く、狭い部屋でも邪魔になりません。

暖かい空気は上にたまる傾向があります。そのため「部屋の温度は高くても底冷えする」と、悩んでいる方もたくさんいます。そんな方におすすめなのがサーキュレーターです。

部屋のなかの空気を動かす効果があるので、上にたまりがちな暖かい空気を足元まで届けてくれます。サーキュレーターは上向きに動かすとより効率よく空気が動くので、ぜひ試してみてください。

多くの暖房器具は、稼働時に一番電力を使います。節電をしようとこまめに電源をOFFにする方もいますが、実は逆効果になっているため止めてください。

エアコンなど火事の心配がない暖房器具の場合は、数分の外出ならば稼働させたままの方がいい場合もあります。ONとOFFをこまめに切り替えている方は、一度見直してみてください。

部屋のなかの冷気の多くは、窓から伝わってくると言われています。そのため厚手のカーテンを使用するだけでも、冷気をカットして暖房効率を上げる効果があります。

ポイントは隙間なく窓全体を覆うこと。しかし晴れた日の日中は太陽の光をシャットアウトしないように、カーテンを開けておくのがおすすめです。

節電のためには省エネに優れた暖房器具を使用するのと同時に、ルームウェアも暖かいものを選ぶのがおすすめです。最近話題となっているのが、着る毛布です。

毛布が羽織れるような形状になっているアイテムで、アウトドアシーンでも活用されています。洗えるタイプ・静電気が起こりにくいタイプなどさまざまありますので、ぜひ検索してみてください。

ここまで省エネに優れた暖房器具を紹介してきました。暖房器具を見直すだけで省エネにつながり、快適に過ごせます。ぜひ記事の内容を参考にして、自分に合った暖房器具を購入してみてください。