酵素玄米おすすめ10選！スーパーに売ってる？【レトルトから自分で炊くタイプまで】

玄米・小豆・塩を一緒に炊き、4日程度保温して熟成させたのが酵素玄米です。寝かせ玄米とも呼ばれ、食感がよく玄米が苦手な方も食べやすいとされています。専用の炊飯器がなくても簡単に作れるため、健康を意識する方に人気です。

酵素玄米が体にいいのは理解できても、なかなかなじみがない方が多いです。「酵素玄米ってどういうもの？」「市販品はスーパーに売ってる？」「どうやって作る？」などの声が多く聞かれます。

そこで今回は、酵素玄米の選び方とレトルト・自分で炊くタイプのおすすめ商品をご紹介します。どこで売ってるかの情報や自宅で酵素玄米を作る方法もお教えしますので、ぜひ参考にして、美味しい酵素玄米を楽しんでください。

酵素玄米とは、玄米と小豆そして塩を一緒に炊き、4日間程度寝かした玄米をいいます。酵素玄米の別名は寝かせ玄米とも言われていて、玄米に含まれる酵素の働きが活性化します。

玄米との大きな違いは、モチモチとした食感です。玄米が苦手な方でも美味しく食べられると人気です。赤飯のような食感とも声もあります。

酵素玄米のメリット・デメリットをご紹介します。

酵素玄米は健康にとてもいい食べ物です。白米と比べると低GI食品なので、ダイエット効果もあります。しかし食べ過ぎると太りますし、手作りはハードルが高いのも事実です。最初はレトルトから試すのがおすすめです。

レトルトタイプの酵素玄米は、レンジで温めるだけで食べられます。自分で作るのに慣れていない方や、酵素玄米がどういうものなのか試してみたい方におすすめです。

1回分を手軽に食べられるため、食べ過ぎる心配もありません。とりあえず手軽に酵素玄米を食べたい方はレトルトを選びましょう。

自分で炊くタイプの酵素玄米には、水を入れて炊くだけのものと、しっかり発酵が必要なものがあります。発酵が必要な酵素玄米を自宅で炊く場合、毎日食べたければ複数の炊飯器が必要です。環境によっては傷んでしまう可能性があるため、最初は簡単に炊けるものを選びましょう。

酵素玄米を作る際には、玄米または発芽玄米のどちらかを選びましょう。発芽玄米の方がGABAの量が多く、消化もいいです。

また玄米のパサつきが苦手な方でも食べやすくなっています。普通の玄米を酵素玄米にすると、赤飯のようなもっちりさが出るので、好きな触感の方を選んでください。

酵素玄米は、玄米だけでなく雑穀類がブレンドされたものも多いです。ブレンドされている穀物は商品によって異なります。

白米の代わりに毎日食べるものなので、同じブレンドだと飽きてしまうとの声も多いです。そのため、お気に入りのブレンドを数種類見つけておくと、飽きずに続けられます。

玄米には、農薬が残りやすいぬかの部分が残ったままです。そのため、できるだけ農薬を使っていないものがおすすめなのですが、無農薬ではなくても減農薬の物をえらびましょう。

どんな農薬を使っているのか、また無農薬なのかは販売会社のページに書かれてあります。残留農薬が少ないほど安心して食べられます。

玄米は同じ銘柄でも、産地の土壌や気候などの条件によって味わいややわらかさ、もっちり感などが変わります。口コミや評価を参考に、味の好みや合わせたいおかずとの相性などで選びましょう。「有名な米どころがいい」「故郷のものを買って貢献したい」などのこだわりから選ぶのもいいです。

サイズは家族の人数や個人の普段食べる量を考えて選びましょう。30kg入りなど大容量のものほどコスパはいいですが、きちんと保管する必要があります。一人暮らしの方には小サイズのものや1食分がパックになったレトルトがおすすめです。レトルトは防災用としても役立ちます。

酵素玄米は、無添加食品や健康食品に力を入れているスーパーで取り扱われています。健康系のスーパーが近くにない場合は、インターネット通販で購入しましょう。

Amazonや楽天市場で多く取り扱われていて、レトルトと自分で炊くタイプの両方の酵素玄米が手軽に手に入ります。有名どころでは、結わえるの寝かせ玄米や、イオンの寝かせ玄米があります。

酵素玄米の作り方をご紹介します。

＜材料＞

• 玄米…4合
• 小豆…50g
• 天日塩…少々
• 水…1000ml（白米専用炊飯器なら少し多め）
• 保温できる炊飯器

＜作り方＞

• 玄米と小豆を入れて洗ったらよくかき混ぜる
• 洗った水と残りの水を入れて6時間以上浸す
• 炊飯器で炊く（玄米モードがあればベスト）
• 蒸らしたらかき混ぜて3～4日間保温する

酵素玄米を保温しているときは、必ず1日1回かき混ぜてください。かき混ぜずに保温すると美味しくなくなってしまいます。丁寧にかき混ぜて3～4日待つと、もっちりした美味しい酵素玄米が完成です。

作るのに慣れてきたら、好みの雑穀類をプラスするのもおすすめです。加える雑穀米によって味わいが変わるので、飽きずに続けられます。

酵素玄米は、一般的なご飯のお供がよく合います。

• 納豆
• ぬか漬け
• まぐろの漬け

このような発酵食品や、発酵食品を使ったものを組み合わせると、より健康的な食事になります。酵素玄米を続けるためには、おかずは好きなものにするのがおすすめです。好きなご飯のお供やおかずと一緒に楽しむと、自然と酵素玄米を楽しめます。

玄米にはミネラルや食物繊維だけでなく、脂肪も多いです。そのため、大量に食べ過ぎると脂肪の消化のため肝臓に負担がかかる可能性があります。また、ぬかを残すので白米よりも農薬が残留しやすく、これも肝臓に悪いといわれる理由です。

ただ、いずれも適量を食べる分には問題なく、むしろ豊富な栄養素による健康効果への期待の方が大きいといえます。

玄米は適切に保存しないと味が落ちるばかりか、成分が有毒化するおそれもあります。玄米は高温多湿を避けて保存しましょう。また、玄米は酸素に触れると劣化するため、密閉も必要です。

玄米の保存に適切な温度は10～15℃・湿度は55～75％です。保管場所としては冷蔵庫の野菜室が理想的ですが、難しい場合は密封容器に脱酸素剤と一緒に入れるのがおすすめです。その場合もなるべく涼しい場所を選びましょう。

酵素玄米のほかに、雑穀米や発芽玄米も注目されています。いずれも栄養価が高く、玄米より食べやすい点が人気です。以下の記事では雑穀米・発芽玄米の選び方やおすすめ商品を紹介していますので、参考にしてください。

酵素玄米を食事に取り入れて、うまく栄養を取りましょう。白米よりも血糖値が上がりにくく、腹持ちがいいので、ダイエット効果も期待できます。自分に合う酵素玄米で体にいい食事を目指してください。こちらもあわせてご覧ください。