消しゴムはんこ材料・道具おすすめ16選｜初心者も必見！作り方もご紹介

消しゴムはんこは、自分の好きな図柄を使って手軽にはんこにできる工作です。自分で作ったはんこで、手紙や持ち物を可愛くデコレーションできるとあって大人気です。お子さんの夏休みの工作にもおすすめで、彫刻刀を使える学年のお子さんなら親子で楽しい時間が過ごせます。

出来あがったはんこを押してみると、どこか懐かしいような素朴で愛らしい雰囲気で、ナチュラルなものとの相性ばっちりです。集中して取り組める時間・出来上がった時の達成感・オリジナリティあふれるはんこで手紙や小物を彩るときの楽しさ…どれをとっても贅沢で素敵な時間です。

この記事では消しゴムはんこの魅力や作り方、制作に必要な道具のおすすめ16選などをお伝えします。消しゴムはんこが気になっている方はぜひ最後までご覧ください！

消しゴムはんこは、消しゴム板に自分で好きなデザインを彫り、はんこを作るハンドメイドです。消しゴムなので彫りやすく、道具も簡単なもので済むので、手軽にはんこを作れると大人気です。

使用するインクによっては、紙だけでなく布やプラスチックなどにも捺印でき、使用用途もたくさんある消しゴムはんこ。テレビ番組などで取り扱われたこともあり、ハンドメイド好きの間でブームになっています。

消しゴムはんこ作りに必要なものは以下の通りです。

• 消しゴム板
• デザインナイフか彫刻刀
• カッター
• 鉛筆
• トレーシングペーパー
• 図案
• カッティングボード
• ねりけし
• スタンプ台

ほとんどの道具はダイソーやセリアなどの100均でも売っているので、一度見てみましょう。一から揃えるのであれば、必要なものがすべてセットになった消しゴムはんこキットもおすすめです。

まず用意していた図案や好きなイラストをトレーシングペーパーに写します。はんこの図柄を反転させるためにこの作業が必要で、特に文字を彫るときに重要です。

図案の上にトレーシングペーパーを重ねて、鉛筆で図案を描き写します。彫らない部分には斜線などの目印をつけておくと後でわかりやすいです。

消しゴム板の表面にはくっつき防止の粉がついているので、まず、消しゴムの表面をウェットティッシュなどでふき取ります。水洗いした場合はしっかり水気をふき取りましょう。

トレーシングペーパーの鉛筆でなぞった面を消しゴムに重ねます。裏面から爪や鉛筆の後ろ側でペーパーを軽くこすると、図案が消しゴムに転写されます。

消しゴムを彫りやすい大きさにカットします。カットするときはデザインナイフよりも、刃の長いカッターの方が簡単に切れます。小さなものを彫るとき指を傷つけそうで怖い方は、掘り終わってから大きさをカットしても大丈夫です。

図案の外側の、インクをつけない部分を彫り進めていきます。デザインナイフは動かさず土台の消しゴムを動かす方が、仕上がりが綺麗です。

細部を彫っていきます。消しゴムを支える指が刃先に来ないように気を付けましょう。

細かい柄を彫るときは、彫刻刀よりもデザインナイフがおすすめです。刃の入れ方が深すぎると必要なところまで削れてしまうので、焦らず、「浅く少しずつ」を繰り返して彫り進めていきましょう。

彫り終えたら、消しゴムに残っている彫りカスをねりけしで取り除き、試し押しをしてみましょう。彫りが浅いと、インクがつかないはずのところにも、筋のようにインクがついてしまうことがあります。

そのときは、ねりけしやウェットティッシュでインクをオフして、微調整しましょう。微調整を終えたら完成です！

消しゴムはんことインク台を手に持ち、はんこの印面にインクをぽんぽんとつけていきます。インクが均一についたことを確認したら、紙に捺していきます。このときにいろいろなインクを使用すると、カラフルなものやグラデーションのものができます。

インクにはさまざまな種類があり、紙だけでなく、布・プラスチック・金属などにも対応するものがあります。

はんこについたインクは、ウェットティッシュやねりけしを使ってきれいにしておきます。

はんこの保管には紙や木でできた箱を使用し、1枚紙を敷いてから彫った面を上にして置きましょう。プラスチックの箱に直置きすると、消しゴムが溶けてくっついてしまうことがあります。

図案に迷ったら、作家やイラストレーターの図案を頼るのもおすすめです。無料で利用できるサイトもあります。

もっと本格的に消しゴムはんこを楽しみたい方には、消しゴムはんこの図案本がおすすめです。いくつものはんこを組み合わせて大きな絵になるものなど、自分ではなかなか作れない図案が目白押しです。

すぐに始めたい方にはスタートセットがおすすめです。消しゴム板・道具から図案まで必要なものがすべて入ったセットです。一から道具を揃えるなら、コスパの面で100均とあまり変わりません。

スタートセットなら買い忘れの心配もなく、初心者の方も安心です。

消しゴムはんこを作る時間に、お好きなアロマを楽しむのもおすすめです。忙しい毎日のなかで集中してモノづくりができるのは、とても贅沢な時間です。せっかくなら、その時間をさらに素敵なものにしてしまいましょう。

緊張をほぐしリラックスさせてくれるグレープフルーツの香りや、ラベンダーの香りがおすすめです。

消しゴムはんこは、出来上がったものだけでなく、デザインを考える時間や作っている時間も楽めるハンドメイドです。自分だけの消しゴムはんこで、オリジナルのデザインを楽しみましょう。こちらもあわせてご覧ください。