充血におすすめの目薬おすすめ16選｜血管収縮剤とは？コンタクト対応の目薬も紹介

現代人の悩みの中でも上位に挙がるのが「目の充血」。パソコンを長時間使ったためブルーライトでダメージが入ったり、眼精疲労やコンタクトレンズを着用していたための疲れ目など症状は人それぞれですが、目の充血に悩まされている方は多いです。

花粉症の方はアレルギーで目が痒くなり、掻いてしまって充血がひどくなったり、細菌感染でものもらいになったりなど大切な器官である目は想像以上にトラブルがつきものです。市販の目薬で何とかしたいですよね。

この記事では、眼科医がすすめる目薬やランキング上位にも入ってくるおすすめの目薬を紹介します。血管収縮剤なしの目薬も記載しているので、自分の症状に合わせて選んでみてください。

目の血管はとても細く普段は目立ちません。しかし目が炎症を起こしたり疲れたりすると、回復させようとして目に栄養と酸素を運ぶため目の血流が活発になります。すると目立たなかった白目の血管が拡張し、目立つようになってしまいます。

ほかにも、ドライアイやコンタクトレンズを着用している場合に、酸素を運ぶため充血します。充血以外にも目やにや痒みなどの症状がある場合は、炎症が重度の場合があるため眼科の受診も検討してください。

現代社会では目を酷使している方が多く、疲れ目に悩まされている方も多いと言われています。長時間の作業をして目に負担をかけがちな方は、こまめに目を休ませましょう。蒸しタオルやホットアイマスクで目を温めるのも効果的です。

どうしても辛い時に目薬を使用するようにしましょう。疲れ目には栄養成分が入った目薬がおすすめで、特に目のピントを調節するビタミンB12や、代謝を高めるタウリンが入った目薬が目の疲労回復には効果的です。

紫外線・ブルーライトなど外部ダメージによって目が充血してしまった際は、角膜にダメージが入っているので角膜の代謝を促進しダメージを修復・角膜を保護してくれる成分が配合された目薬を選びましょう。

ビタミンB6・パンテノール・タウリンなど、疲労した機能を高めて新陳代謝を促してくれる成分が入っているかチェックしてみてください。また、日常的にブルーライトや紫外線を浴びないよう、カットしてくれるアイテムを使用するのがおすすめです。

アレルギーは花粉症やハウスダストなど人によってさまざまですが、目のかゆみ・充血・涙が出る・ごろごろするなど不快な症状に悩まされます。アレルギーによって目の充血が生じた方は、抗アレルギー成分が入った目薬を選びましょう。

即効性のあるヒスタミン成分・予防的に用いるケミカルメディエーター遊離抑制成分・どうしても辛い時に眼科で処方してもらうステロイド成分などが効果的です。自分の症状に合わせて有効成分を選びましょう。

まぶたの中に細菌が入り込むと起こるものもらい・結膜炎・眼瞼炎などは、炎症により充血・腫れを伴うため見た目も痛々しく、一刻も早く治したいです。細菌が原因の充血には、痒みを抑えて菌の繁殖を防ぐ抗菌成分が入った目薬を選びましょう。

クロルフェニラミンマレイン酸塩・スルファメトキサゾール・グリチルリチン酸などが有効です。なお、痒みを抑える抗炎症作用が一緒に配合されている目薬も多く、より高い効果が見込めるのでおすすめです。

目が乾いて充血する、ドライアイの症状に悩まされている場合は、涙が果たしているバリア機能が低下しているため目に傷がつきやすくなっている状態です。涙の不足を補ううるおい成分が配合されている目薬を選びましょう。

涙に近い組織になっている、塩化ナトリウムや塩化カリウムを服汲んだ人工涙液・目のうるおいを保つヒプロメロースなどが入っている目薬が効果的です。傷つきやすくなっている角膜を守ってくれるコンドロイチン配合の目薬もおすすめです。

血管収縮剤は多くの目薬に配合されていますが、その中でも配合量が多い目薬は即効性が高く、今すぐに充血を治したいときに便利です。白目は血管が拡張すると充血するため、その血管を収縮させる血管収縮剤は充血を抑えるのに優れている成分です。

血管収縮剤は、花粉症などで鼻づまりがひどいときに使用するスプレーにもよく使われています。即効性が高い成分なので、文字を読みたいときや撮影のときなどの前にさっと使用すると高い効果を発揮してくれます。

目薬には清涼感が強いものや逆に全く感じないものなど、清涼感にもタイプがあります。清涼感があると疲れた目を癒してくれて気持ちよく、眠気を飛ばしたいときにも効果的です。なお、医師の処方箋が必要な目薬は清涼感はほとんど感じられません。

爽やかな清涼感は、メントールなどのクール成分によるものです。目に有効な成分ではないので、症状の改善には直接的な関係はありませんが、使用感の好みに応じて選んでみてください。

コンタクトレンズを着用している場合は、コンタクトレンズ対応の目薬を使いましょう。コンタクトにはハードコンタクトとソフトコンタクトがありますが、どちらを使用しているかによってコンタクトの選び方も変わってくるので、確認してみてください。

コンタクトレンズ非対応の目薬は、コンタクトレンズの変形・劣化、目や涙に悪影響を与えるリスクがあります。

血管収縮剤は「ナファゾリン塩酸塩」「フェニレフリン塩酸塩」など、即効性があり血管を一時的に修復させ充血を抑えてくれる効果があります。人に会うときや会議の直前などに緊急で使用しても、すぐに充血を解消してくれます。

しかし長期にわたって頻繁に使用していると次第に効き目が悪くなってくるデメリットもあります。また、目薬の効果が切れれば充血もまた元通りになるので、根本的な充血の解消にはなりません。メリットとデメリットを踏まえた上で、血管収縮剤入りの目薬を使うかどうか検討しましょう。

白目が白い方は肌の透明感がアップして見える、肌本来の色が美しく見えるなど魅力的な印象を出してくれます。白目が黄ばんだり濁って見えたりする原因は、紫外線や乾燥・ブルーライトなどの外部ダメージや加齢などさまざまですが、白目を美しく演出する目薬が販売されています。

素早く目の充血を抑えて澄んだ白目を演出するなら、炎症を抑えて外部ダメージから守ってくれる目薬を使用しましょう。「白目を白くする」とキャッチコピーに書かれた目薬も販売されています。

目薬でも治らない、症状が重い充血の場合は以下の点を確認しましょう。

• コンタクトレンズの使用法が合っているか
• 逆まつ毛で目を傷つけていないか
• 度が合っていない眼鏡・コンタクトレンズを着用していないか
• 過度な眼精疲労・ドライアイではないか

痒いから、目に異物が入ったからと目をこすったり水道水で洗ったりするのも厳禁です。自分の充血の原因を突き止めて、適切な対応をするのが大切です。一度悪化した視力は回復しないため、いたわるようにしましょう。

コンタクト非対応の目薬には防腐剤が含まれているケースが多いです。防腐剤とは目薬の質を長く保たせる成分で、コンタクトレンズに付着すると濃度が高まってしまいます。すると角膜に障害を与えたりコンタクトレンズの寿命を短くするなど悪い影響が出ます。

コンタクトレンズを着用している場合の目薬は、防腐剤が含まれていない商品を選ぶようにしましょう。コンタクトレンズ着用時に点眼を推奨している目薬もあるので、使用シーンに合わせて使い分けるのも手です。

目の充血の原因はさまざまで、自身の症状に応じて目薬を選ぶとより効果的に、迅速に目の充血を抑えられます。たくさん販売されている目薬から選べないと困ってしまう方は、眼科で処方してもらうのもおすすめです。ぜひ自分に合った目薬を選んで目の充血を解消しましょう。こちらもあわせてご覧ください。