デリカD5用スタッドレスタイヤおすすめ15選｜16インチ・ホイールセットも

デリカD5はヒルスタートアシストが付いており、雪道運転での不安をやわらげてくれるので、寒冷地で支持を集めているミニバンです。そして、三菱が得意とする四輪駆動の技術を投入したモデルはオフロードも走行できるSUVミニバンとしても人気の車種です。

デリカD5の純正サイズは16インチの215/70R16、18インチの225/55R18となっています。これはどちらのサイズも外径が同サイズになっており、装着可能サイズに互換性があります。夏タイヤの純正では18インチを装着している車も多いですが、スタッドレスタイヤの場合、16インチにサイズダウンさせれば、コスト面でもおすすめです。

そこで、今回はデリカD5のスタッドレスの選び方と必要な性能・おすすめのスタッドレスタイヤについて紹介していきます。ホイールセットも紹介するので、購入を考えている人はぜひ、参考にしてみてください。

デリカD5は、2005年に発売され、改良を重ねながら現在も生産されているロングライフミニバンです。三菱が得意な四駆4WDモデルは、SUV＋ミニバンの印象が強く、オフロードにも対応できる独自の存在です。

2019年に発売された新型デリカD5は、大幅なフェイスリフトが行われ、エンジンはディーゼルのみとなっています。山道・雪道での走行も想定されているので、スタッドレスもそれに合わせて選ぶ必要があります。

16インチの215/70R16のタイヤは、ヨコハマやグッドイヤーなどのSUV専用のスタッドレスタイヤがおすすめです。SUV用タイヤであっても扁平率が70％なので比較的安く購入できるのもこのサイズの特徴です。

18インチの225/55R18は扁平率が55％と低いので、静粛性や乗り心地に優れたタイヤがおすすめです。扁平タイヤは一般的に高価なので、安く抑えたい方はサイズをインチダウンするのも可能です。

ミニバンは車体重量が重く、乗車人数も多いのでどうしても制動距離が伸びてしまいます。デリカD5は人だけでなく重い物を運ぶのにも利用される車種なので止まりにくいのが特徴です。さらに、リアも重いので発進時も空転を起こす可能性も高いです。

ですから、ミニバンのスタッドレスを選ぶときは氷上ブレーキ性能と氷上での発進性能を最優先で選びましょう。

ミニバンは車高が高いのでふらつきやすい特徴があり、柔らかいスタッドレスタイヤを付けるとさらに顕著にふらつきやすくなります。内側は柔らかく、外側を硬いゴムにすることでグリップ力と操縦安定性を両立させたミニバン用タイヤがおすすめです。

しかし、最新のタイヤであればミニバンへの装着も想定されているので、どのタイヤでもふらつきは抑えられています。

タイヤ交換をする際、ホイールも一緒に交換するのもおすすめで、タイヤとホイールを別々に購入する場合よりもはるかに割安になります。ホイールは1年で型落ちし、比較的安価なスタンダードなモデルが多く、セット販売でさらに安くなっています。

安いタイヤを探している方や、タイヤ・ホイールに強いこだわりがない方はタイヤ・ホイールセットがおすすめです。

1ナンバーや4ナンバーなど商用バンを使用している人は、商用バン専用のスタッドレスタイヤを選びましょう。荷物を積載しない場合でも、プライタイヤとよばれる高耐荷重のタイヤを装着する必要があります。

商用スタッドレスタイヤは氷上性能が劣る傾向にあるので、最新モデルを選ぶのがおすすめです。

スタッドレスタイヤもネット通販で簡単に購入できます。ネット通販は価格が安く、近所のイエローハットやオートバックスで購入するより有名ブランドの新品タイヤが定価より安く買える場合があります。

スタッドレスタイヤを購入したら、空気圧を調整しましょう。スタッドレスタイヤであっても標準値に設定すれば大丈夫です。車のドアを開けたところにシールが貼ってあるのでその基準値に合わせましょう。

さらに、新しいタイヤを購入した場合、価値が落ちる前にタイヤは早めに売却するようにしましょう。特にデリカは18インチとタイヤサイズも大きく、元値が高いので中古車市場で人気があります。タイヤ買取専門店などで売却しましょう。

普段から雪が降る地域ではスタッドレスタイヤは定期的に購入を考えるのが当たり前かもしれませんが、それ以外の地域では、そんなに雪道を走る機会もないから中古でも問題ないと考える方もいるでしょう。

ですが、安さを理由に中古のスタッドレスタイヤを購入するにはリスクもあります。まず、タイヤの溝の有無やゴムの硬化など、そのスタッドレスタイヤが状態のいいものなのかを見極める必要があります。

その点、新品のスタッドレスタイヤの場合は状態の善し悪しを考える必要はありません。また、中古の場合は車種にあうサイズのタイヤが必ずあるわけでもありません。状態の善し悪しをチェックする自信がないのなら新品のスタッドレスタイヤを購入する方が、安心で安全です。

デリカD5はタイヤの大きさも大きく、高価ですがスタッドレスタイヤは安全性重視で選びましょう。車体が重く収容人数も多いのでブレーキのときに止りにくいのも特徴です。特に雪道や山道でも活躍できるようにASCやヒルスタートアシストも充実しています。氷上ブレーキ性能を重視してスタッドレスを選びましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。