ライズ用スタッドレスタイヤおすすめ7選｜17インチ・16インチ【ホイールセットも】

トヨタが販売する車種ライズは見た目のカッコよさと快適な走りを得られるSUV車です。ハイブリット車も登場し、さらに人気を集めています。悪路にも強いSUV車ですが冬や寒冷地、雪道を走る際はスタッドレスタイヤが欠かせません。

ライズに適合するスタッドレスタイヤのサイズは、16インチ・17インチの2種類です。「15インチスタッドレスはないの？」といった疑問の意見もあるものの、定格外サイズへのインチダウンは安全性の面から推奨できません。正しい知識に基づき、適切なタイヤを選びましょう。

本記事では、人気車種ライズに適合するスタッドレスタイヤの選び方を解説します。ホイールセットも含むホイールサイズ16インチ・17インチでタイヤサイズ195/65R16・195/60R17のライズ用スタッドレスタイヤのおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なぜスタッドレスタイヤは必要なのか。それは 凍結した道、雪道を滑りにくく走るために作られた構造だからです。特性としては下記になります。

• ゴムが柔らかく、硬くなりにくい
• タイヤ表面の深い溝が地面の水膜を吸い上げる

この2つの特性のおかげで地面との接地面を多くとり、密着性を上げて滑りにくい構造になっています。

「雪が降ってから交換すればいいの？」「交換のタイミングは？」と疑問に思うものです。スタッドレスタイヤへの交換タイミングは気温が7度以下、雪が降る1か月前が交換時期と言われています。気象庁の情報が大事ですので住んでる地区の天気予報はチェックしましょう。

交換後は慣らし運転をしてタイヤ表面の油汚れなどを取り除けば、地面との密着度も上がりますので早めに備えるようにしてください。

交換時期がわからないからといって年中スタッドレスタイヤで走るのはやめましょう。冬用タイヤはサマータイヤと比べると雨で塗れた地面に弱い特性がありブレーキ面で心配があります。

冬以外でも走るのは可能ですが素材の柔らかさから摩耗しやすくタイヤの寿命も短くなります。長く使用するためにも季節に合わせて交換しましょう

ライズはトヨタで1番コンパクトなSUV車です。市街地だけでなく山道などのアウトドアにも向いていて、エンジンはガソリン車とハイブリット車が選べます。ガソリン車は高速道路でもストレスなく走れるように広い回転域で力強く走れます。

ハイブリット車はクラストップの燃費性能を誇り、街乗りに嬉しい加速を楽しめます。そんなライズの快適な走りを持続させるためにもタイヤ選びが重要ですのでポイントをしっかり押さえて購入してください。

適合するタイヤサイズがある場合は、SUV用のスタッドレスタイヤを選びましょう。SUV用のスタッドレスタイヤにはトレッドパターン・深い溝といった特徴があり、排水性・排雪性・耐摩耗性に優れています。

ロードノイズが大きい・アイスバーンでのグリップ力がやや弱いといったネックはあるものの、耐摩耗性が高い分、長寿命を期待できる点でもおすすめです。

ライズにはグレードが4段階あり、タイヤのサイズは「195/65R16」「195/60R17 」の2種類から選びます。

どちらも元々の標準装備ですのでグレードとタイヤサイズ・ホイールサイズを覚えておきましょう。

グレードの次は駆動方式をチェックしましょう。2WDと4WDと2種類ありますが雪道などの悪路を進むに適しているのは4WDの駆動方式です。違いとしてエンジンによって動くタイヤの数が2つか4つとなっており、4つの方が走行安定性が高く安全面でも差が出てきます。

2WDではスタッドレスに変えても安全面で心配がありますので雪道などはチェーンでの対応も検討しましょう。

価格を安く抑えたいならタイヤのサイズを落とすインチダウンがおすすめです。サイズを落とせば選ぶバリエーションも増え、価格も安くなります。Zグレードの17インチは16インチに比べ価格も高いためインチダウンがおすすめです。

交換のポイントとしてタイヤの外径は変えずにインチダウンを行ってください。外径を変えると車検が通らなかったり、スピードに故障がでたりと安全性に不安が出てくるからです。

スタッドレスタイヤには氷上性能や雪上性能といって居住地区や使用する道路の状態によって選び方が変わります。

• 氷上性能：凍結が多い地域
• 雪上性能：雪道や積雪の多い地域

氷上性能はアイスバーンなどの道で滑りにくいタイヤの構造、雪上性能は雪を踏み固めて前進する駆動力を上げる構造で安全性を保っていると覚えてください。

価格や交換の手間を省きたいならホイールセットを購入しましょう。セット購入すると価格も下がり交換の手間が省けます。

タイヤは製品単品とホイールセットの2種類で売られており、単品で購入するとホイールとの脱却作業が発生しその分交換の手間と料金がかかります。セット購入ではその手間と料金が抑えられ、慣れた方は自宅での交換も可能です。

大手タイヤメーカのブリヂストンでは信頼性と高い氷雪上性能のスタッドレスタイヤ「BLIZZAK」シリーズを手掛けています。北海道・東北主要都市での調査で装着率20年連続No.1と実績ある性能です。

乗用車・ミニバン・SUV用と幅広い展開と改良を重ね続けたフレキシブル発砲ゴムにより安心感得られるタイヤです。

ライズの純正タイヤのサイズは流通量の多い15インチではなく、16インチ、17インチでダンロップの最新モデルのみの展開となっています。

ダンロップは国内シェアNo.2のメーカーです。手掛ける「ウィンターマックス」ではタイヤ表面の「ナノ凹凸ゴム」で高い氷上性能となっています。細かい凹凸により氷とタイヤ間の水膜を取り除き、氷でスリップする前に地面に密着し、凍結道路でも安定した走りを得られます。

ヨコハマタイヤでは「氷に・雪に・永く効く」の3つの効くをコンセプトに開発された「iceGUARD」を販売しています。氷雪上性能だけでなく永く使用するために素材に硬くなりにくい加工をし劣化を防いでいます。

硬くなりにくい事で劣化を抑えて約4年後もほぼ変わらぬ摩擦力性能の低下を実現しています。

トーヨータイヤは世界タイヤ市場でもシェアされている人気のメーカーです。手掛けるスタッドレスタイヤの中でもSUV専用では氷雪面だけでなく、ウェット・ドライ地面での安定した走りをすべく開発されています。

ミクロの水膜を吸水する「吸水カーボニックパウダー」加工のタイヤで密着度とグリップ力を上げ安定した走りを実現しています。

グッドイヤーは100年以上の歴史を持つアメリカ発のタイヤメーカーです。スタッドレスの「ICE　NAVI」シリーズは氷上性能に加え、ドライ性能の引き上げも実現しました。走る路面状態を選ばない安定した走りを得られます。

素材にしなやかなゴムを使いSUVの大きな車体を支える性能になっています。

イエローハットやオートバックスなどのカー用品店でもライズ用スタッドレスタイヤの取り扱いはあります。最近はオンラインショップであらかじめ自分の車に合うタイヤを選んでおくことで、店舗での待ち時間を少なくできます。

ただし工賃の費用に関しては店舗によって違う可能性もあるので、気になった人は確認しておきましょう。もし自分の車に合うタイヤが分からない場合は直接店舗までいくといいです。

ここまでスタッドレスタイヤの必要性、選び方のポイントを説明しましたが交換したからといって油断は禁物です。あくまでも雪や氷に強いのであって絶対に安全とは言えません。道路の状況や積雪量によってはチェーンをつけたり、徐行運転したりなどの意識は持つようにしましょう。

ライズならではの快適な走りを維持しながら安心・安全に走行するにもスタッドレスタイヤへの交換は大切です。今回説明したポイントを参考にあなたに合った性能を見つけて素敵な走りを楽しんでください。