上善如水のおすすめ6選｜ぴったりなおつまみも解説！

全国の酒販売店やスーパーなどで目にする「上善如水（じょうぜんみずのごとし）」は、日本酒初心者から愛好家まで幅広い人気があります。オシャレなデザインの瓶とパッケージが特徴の日本酒です。

瓶やパッケージのかわいらしさから女性にも人気ある上善如水ですが、かわいらしいだけではなく飲みやすいので日本酒が苦手な方や日本酒初心者にもおすすめできます。

この記事では上善如水について、どのような日本酒なのか・蔵元について・人気の理由について詳しく説明していきます。さらに、上善如水のおすすめの商品と上善如水に合うおつまみについても紹介していくので、ぜひ最後までお読みください。

若者だけではなく、誰でも手に取りやすい日本酒である上善如水は、手に入りやすいのも特徴です。

上善如水は新潟県で作られている日本酒ですが、新潟県だけではなく、全国各地で取り扱っています。スーパー・酒販売店・コンビニなどでもみかける、とても身近な日本酒です。手に入りやすい日本酒、それが上善如水なのです。

上善如水は全国で購入が可能です。目にする機会も多いため、初めて日本酒を購入する人も手にする機会が増えます。

初めて日本酒を飲む場合、購入の一番の決め手は味ですが、味以外にも見た目の印象も購入する決めてにする人も多いです。気軽に手に取れる上善如水は初めての人にも購入しやすい日本酒になります。

上善如水を製造販売しているのが、新潟県・越後湯沢にある「白滝酒造」になります。白滝酒造は創業1885年、130年以上の歴史ある酒蔵です。新潟県は米どころであり酒造りが盛んな土地です。そこで生まれた上善如水が、おいしい日本酒になるのも納得できます。

上善如水は1990年に発売され、現在4種類+季節限定品を販売しています。季節限定の上善如水は毎月・季節に合わせた商品が販売されるので、購入する私たちもわくわくする日本酒です。季節の移ろいを楽しむように日本酒が楽しめます。

上善如水の品名は、古代中国の哲学者「老子」の言葉から付けられました。「最上の生き方は水のようである」との志を込めてつけられ、上善如水は作られています。

白滝酒造のある新潟県・越後湯沢は、世界有数の豪雪地帯であり新潟県魚沼地方に位置しています。冬に積もった雪は春に雪解け水となり、長い年月をかけて清らかに澄んだ地下水となります。

この清らかに澄んだ地下水を使用した上善如水は、「水のように澄んだ酒」を目指している白滝酒造に必要不可欠でありこだわりです。

白滝酒造のこだわりは、水ばかりではなく四季を通して季節に合わせた作り方にも表れています。季節に合わせた作り方によって、日本酒はおいしくなるのです。

酒造りは時間をかけて行われるもので、かつては春から秋に米作りをしていた人たちが秋から春まで蔵人として働いていました。今は専業技術者が1年中日本酒造りをしていますが、酒造りの方法は今も昔も変わらない手法で作られています。

簡単に日本酒の作り方を紹介します。

1. 精米…米を削り、雑味をなくすため通常の白米よりも磨いていく（元の米の70％以上削るのが一般的）
2. 洗米・浸漬…米を水洗いし、水に浸す
3. 蒸米…蒸すことで麹菌を付けやすくする（「焚く」のではなく「蒸す」ことで日本酒造りに合った水分を含ませることができる）
4. 麹づくり…蒸米を麹室に移動し、麹菌をふりかけ繁殖させる、日本酒に欠かせないもの
5. 酒母つくり…麹と水を合わせたものに、酵母・蒸米を加えて発酵させる
   発酵させることで酵母が増えて酒母が増えていきます
6. 仕込み…酒母を大きなタンクに移しもろみを作る
7. 搾り…搾ることで「日本酒」と「酒粕」に分ける
8. 濾過…搾りで取り切れなかった固形物を取り除く
9. 火入れ…濾過後、味の変化を防ぐため熱を加えて酵母を失活させる
10. 貯蔵…火入れ後、熟成させるために貯蔵をする（半年～1年）
11. 調合…熟成したお酒を、別のタンクの日本酒と合わせたり加水（割水）をする
12. 瓶詰・出荷…劣化などをしないように注意をしながら瓶づめする

手軽に手に入り、飲みやすさが人気である上善如水ですが、ここまで人気なのはどのような理由があるのか、その理由をいくつか紹介します。

先にも紹介していますが、手に入りやすい・見た目が日本酒らしからぬボトルやパッケージ、一見日本酒とはみえないそのボトルに「本当に日本酒なの？」疑問を抱くかもしれません。日本酒の瓶は女性が手に取りにくいものですが、オシャレな見た目は手に取りやすいです。

見た目だけではなく、上善如水はスパークリング日本酒や「by JoZen」などといった低アルコールの日本酒も販売しています。かわいらしいパッケージで手に取りやすく、価格も手ごろな物ばかりなのが、誰でも手に取り飲みたくなる日本酒・上善如水なのです。

今までの日本酒とは味わいが異なる上善如水です。日本酒は「熱燗」「冷酒」の2択のみと決めていた人も、新たな飲み方をしたくなる日本酒です。飲み口がいいので、ついつい飲み過ぎてしまうので、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけてください。

日本酒感覚で飲むよりも、ワインやカクテルを飲むような気持ちで飲む方が合っているかもしれません。なので、和食に合わせるだけではなく、洋食や中華・デザートなどに合わせて飲んでみるのがおすすめです。

生ハムとお酒は、ワインやカクテルなどをイメージするかもしれません。上善如水・純米吟醸や熟成の純米吟醸など、フルーティな香りと適度な酸味がありくどさを感じさせないタイプのお酒には生ハムが向いています。

優雅な時間に生ハムと上善如水などは最高です。上善如水は冷やして飲むのが推奨されていますが、室温で飲むのもおすすめです。

チーズ料理も日本酒よりもワインなどが合うイメージを持ちますが、上善如水であればチーズ料理にも合います。さけるチーズやプロセスチーズでもいいですが、軽く炙って香ばしさをプラスしたりするのもおすすめです。

チーズ料理には生酒が一番合います。飲み口がいいですが、アルコール特有の苦みも感じられるので、ちょっとコクのあるチーズが欲しくなる味わいです。

手軽に上善如水を飲みたいという人はスナック菓子と一緒に飲むのはいかがですか？日本酒とスナック菓子はこれまで紹介してきたおつまみなどの中で、一番合わないと感じるかもしれません。

しかし、日本酒よりも飲みやすく爽やかな上善如水は、日本酒のアテ的なものよりも、気軽に食べられるおつまみの方が向いています。

上善如水は、全国のスーパーや酒販売店などで購入ができる日本酒です。日本酒と聞くと抵抗感があって人でも、気軽に手に取れるように工夫がされています。飲み口も軽く日本酒には思えない味わいの商品もあるので、これまで日本酒を苦手と感じていた人や日本酒初心者の人も挑戦してみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。