児童書の人気おすすめ20選｜ロングセラー・中学年向けなど【大人も子どもも】

小さいお子さまや小学生が読む児童書は名作・ファンタジー・ミステリーなどさまざまな種類のロングセラー作品も多くあり、たくさんの知識が身につく本です。児童書は子どもが読むイメージがあり、大人が読むものではないと思っていませんか？

実は、児童書は中学生から大人も楽しめる作品が多く、幅広い年代の方に読みやすい魅力があります。また、海外作品の児童書は、おしゃれなデザインのものもあるため、インテリアとして飾るのもおすすめです。

この記事では、児童書の選び方やおすすめ商品を紹介します。シリーズ作品・親子で児童書を楽しむ方法・最新本のチェック方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

児童書の選び方はさまざまあり、学年・種類・読む人のタイプ・課題図書などがあります。選び方を知って、自分にぴったりの児童書を見つけましょう。

児童書を選ぶ際は、学年によって読む本を変えるのもおすすめです。ここでは、低学年・中学年・高学年向けの児童書を紹介します。

小学校低学年（1～2年生）の子どもは、文字が大きくて挿絵が多い児童書がおすすめです。文字数が多かったり文字が小さかったりすると、読んでいる途中に諦めてしまう可能性も。絵があると見る楽しみも増え、より本に興味が湧きます。

また、この時期に1人で本を読む習慣をつけておくと、幅広い知識を身につけられるメリットも。まずは読みやすい児童書からスタートし、読書の楽しさを知りましょう。

小学校中学年（3～4年生）の子どもは、ストーリー性のある児童書がおすすめです。この時期は低学年の頃よりも読み書きに慣れてくるので、冒険やSFなどのワクワクするストーリー展開の本を読むと、より読書を楽しめます。

また、自分で想像したり次の展開を考えたりする力が身につくので、ぜひワクワク&ドキドキ感のある児童書を読んでみましょう。

小学校高学年（5～6年生）の子どもは、心に残る深いテーマの児童書がおすすめです。この時期になると理解力や語彙力が増すため、心に残る作品を読むとより読書を楽しめます。

とくに高学年の子どもは思春期や人間関係に悩む時期でもあるので、友情・青春・恋愛系の作品を読むのもおすすめです。

児童書を選ぶ際は、種類にも注目しましょう。種類によってさまざまな楽しみ方があるので、自分にぴったりの児童書を見つけてください。

初めて読書をする方は、まずは絵本を選んでみましょう。絵のボリュームが多く文字は少ないので、字を読むのに慣れていない小さなお子さまにおすすめです。また、ものによっては大人も楽しめる仕掛け絵本などもあるので、親子一緒に楽しめます。

絵が多くて読みやすいですが、文章の多い絵本を選ぶと読んでいる途中に飽きてしまう可能性も。最初は1回で読み切れるものを選ぶようにしましょう。

ワクワク感を感じる児童書をお探しの方は、冒険・SF・ファンタジー系がおすすめです。冒険やファンタジーものはキャラクター達がさまざまな世界を巡ったり、びっくりしたりする展開もあるため飽きずに読めます。また、ドラゴンやエルフといった空想上の生き物が登場するのも魅力のひとつです。

科学が進んだ未来や宇宙に興味のある方は、SFものもおすすめです。物語の中で今の時代にはないものも登場するので、ワクワク感がアップします。

名作の児童書はさまざまあり、幅広い年代で楽しめるのが魅力です。名作は最初の発売から20年以上読み継がれている作品で、国語の教科書に載っているものもあります。また、親子一緒でも読みやすいため、ぜひ読んでみてください。

謎解きが好きな方は、ミステリー系の児童書がおすすめです。ミステリー系は物語の中に、謎を解く鍵が隠されており、各キャラクターの言葉や行動をしっかり読んで犯人を見つけていきます。自分で謎解きを正解すると、自信を深めたり達成感を感じたりできるのが魅力のひとつです。

ミステリー系は難しいと思いがちですが、低学年向きの優しいタイプもあります。読書レベルに合わせて、自分にぴったりのミステリー系の児童書を見つけましょう。

読書の楽しみを広げたい方は、映画化された児童書を読むのもおすすめです。映画と本を比べると、内容が違ったり表現の仕方が変わったりするので、より作品を楽しめます。

また、映画を先に見ていると原作本が読みやすくなるので、読書が苦手な方も挑戦しやすいです。本をあまり読まない方は、まずは映画化された作品を読んでみてください。

児童書は、読む人のタイプに合わせて選ぶのもおすすめです。しっかり自分の読みたい児童書を見つけて、より読書を楽しみましょう。

ふりがなつきの児童書は、幼児や低学年の子どもにおすすめです。もし読めない漢字があっても、ふりがながついているとスムーズに読めます。また、自然と漢字の勉強もでき読書の幅も広がるので、漢字が苦手な方はふりがなつきの児童書を選んでみましょう。

逆に、中学年や高学年になると、ふりがなつきの本は読みにくく感じるため、読む年齢に合わせて選んでください。

読書が苦手な方は、ストーリーが分かりやすい児童書がおすすめです。いきなり複雑な長編作品を選んでしまうと、途中で挫折する可能性も。まずは短編集などのストーリーが分かりやすい作品を選ぶと、飽きずに読書を楽しめます。

また、野球が好きなら野球をテーマにした作品や、植物が好きなら自然をテーマにした作品など、自分の好きなジャンルの児童書を選ぶのもおすすめです。

特定の好きな分野がある方は、図鑑がおすすめです。図鑑は文字量が多いものもありますが、自分の好きな分野なら苦痛を感じにくく、サクサクと読み続けられます。

図鑑で知識がつくと、自然と難しい言葉を覚えられるメリットも。また、好きな分野の図鑑からそのまま児童書へとステップアップもできるので、より読書に興味をもてます。

児童書は子供が読むのはもちろん、大人にもおすすめです。とくに小さい頃に読んだ児童書を読み返すと新たな発見や、違う目線でも楽しめます。

また、忙しい毎日を送っている方は急に難しい本を読むよりも、まずはゆっくりと児童書を読むと心が落ち着くので、ぜひ読んでみてください。

たくさん種類のある児童書のなかで、何を読んでいいか迷った方はロングセラー作品を読んでみましょう。ロングセラー作品は長きにわたり人気の高いものが多いため、読書をより一層楽しめます。

課題図書は、図書館関係団体や読書団体などが毎年選ぶ児童書です。人気作品や子どもが興味をもつ内容のものが多いため、読書感想文を書くときにも向いています。また、低学年・中学年・高学年ごとに分かれているのも嬉しいポイントです。

しかし、課題図書の作品に興味をもてない方もいるので、できるだけ子どもが興味をもち内容が分かりやすいものを選びましょう。

本をたくさん読む方は、シリーズ作品もおすすめです。シリーズ系は選ぶ手間もなくサクサクと読めるので、気になる方はチェックしてみてください。

おしりたんていシリーズは、難事件を解決していくミステリー系の児童書です。おしりをモチーフとした主人公の他に、斬新なキャラがたくさんいるのでユニークな世界観を楽しめます。絵本・児童書・アニメ・映画化など幅広く展開しているので、子どもから大人まで楽しめる作品です。

5分後に意外な結末シリーズは累計100万部を突破する人気作品で、小学生や中学生に人気があります。1話完結の読み切りタイプなので、どの巻のどの話からでもサクッと読めるのが魅力です。読書が苦手な方も読みやすいので、ぜひ読んでみてください。

10才までに覚えたいシリーズは、さまざま知識が身につく児童書です。47都道府県・英語・難しい言葉など、幅広いジャンルがあるため飽きずに読めます。また、漫画形式なので読みやすく、文字が苦手な方もサクサクと読めるのが嬉しいポイントです。

科学漫画サバイバルシリーズは、世界中で愛されるベストセラー作品です。生き物・ロボット・災害・アレルギーなどさまざまなテーマがあり、子どもたちが困難に立ち向かいながら解決していきます。さまざまな知識が身につき勉強になるので、大人も楽しめる作品です。

最新の児童書を読みたい方は、EhonNavi・amazonの児童書新着ランキング・楽天ブックスの児童書発売日カレンダー・青い鳥文庫の新刊などをチェックしましょう。とくにEhonNaviは、細かく作品ジャンルを検索できるのでおすすめです。

親子で児童書を楽しみたい方は、自分が小さい頃好きだった本を読んでみるのもおすすめです。内容を把握しているので、読むときに説明しやすいメリットがあります。

また、子どもが何か悩みを抱えている場合は、悩みに沿った児童書を読むのもおすすめです。一緒に読むと悩みの解決策が見つかるかもしれないので、寄り添って読んであげてください。

児童書に年齢制限はありません。一般的には子ども向けに作られた作品が多いですが、中にはハリーポッターなど大人向けの作品を児童書として扱われているものもあります。

たとえ子ども向けの簡単な内容の作品でも、大人が読むとさまざまな角度の考え方のあるとても奥が深い作品も多数あります。児童書は、大人が読んでも楽しめるため、ぜひ子どもと一緒に読んでみましょう。

英語で書かれている海外の児童書は、英語の勉強にもピッタリです。児童書は子どもが分かりやすいよう考えて作られているため、内容が簡単な上に挿絵での説明も入っています。子どもの英語の入門書としても利用できますし、大人になってからの英語の習得にも役立ちます。

児童書は子どもから大人まで楽しめ、さまざまな知識が身につくおすすめの本です。今回紹介した選び方を参考にすると、より自分好みの児童書と出会えます。自分にぴったりの児童書を見つけて、楽しい読書ライフを送ってください。