小学生向け子供用ノートパソコンおすすめ10選｜安いメーカーは？いつから使わせる？

小学校でのプログラミング授業が全面実施にもなり、子供用のノートパソコンを購入するご家庭も多いかと思います。小学生用ノートパソコンは大人が使用するものと比べて、シンプルな機能になっていたり、子供でも簡単に操作ができたりなど、用途に合わせて選びやすいのも魅力です。

しかし、小学生用ノートパソコンと一口で言っても、メーカーやOSの種類も豊富なので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。せっかく選ぶなら、子供でも使いやすくてセキュリティ面でも安心なものを選びたいはずです。

そこで今回は、小学生向け子供用ノートパソコンの種類・選び方・安い人気メーカー・価格の相場などを詳しく解説します。記事の後半では、小学生用ノートパソコンのおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

小学生用ノートパソコンと大人が使うノートパソコンは、主に機能面での違いがあります。大人が使うビジネス用のノートパソコンは、タイピングが多いので大人に合わせたキーボードで作られており、文書や資料などの作成ツールなどが搭載されています。

一方で、小学生用ノートパソコンはプログラミング学習に合わせたツールやアプリが搭載されているのが特徴です。ワープロソフトや表計算ソフトだけでなく、デジタル教科書やデジタル教材に合わせた仕様になっており、パソコンを使ってプログラムを学ぶ作りになっています。

子供にノートパソコンを与えるのは、プログラミングの授業が始まる小学3・4年生ごろにはある程度パソコンに慣れておくのが安心です。

そのため、ローマ字を少しずつ覚え始める2年生ごろから、キーボード入力に慣れておくのがおすすめです。はじめは遊びながらタイピングを覚えさせ、慣れてきたらプログラミングソフトを使い始めるようにすると、少しずつ上達ができます。

小学生用ノートパソコンを選ぶ際には、OSはWindowsがおすすめです。Windowsは日本での利用者も多くソフトも多く搭載されているので、小学生でも使いやすいのが特徴になります。また、Macよりも低価格なので、導入として取り入れやすいのも魅力です。

プログラミング学習で使用するソフトはWEB上で行うものがほとんどです。WindowsとMacどちらでも対応していますが、学校の授業に合わせて使いやすいものを選びましょう。

お子様が初めてパソコンに触れる場合は、キーボード入力がしやすいものを選ぶのがポイントです。小学校のプログラミング学習でも文字入力に慣れておく必要があるので、標準的な日本語の「JIS配列キーボード」のタイプを選ぶのがおすすめです。

また、キーの間隔が狭いと打ち間違えもしやすいので、キー間隔は十分なスペースがあるものでお子様でも打ちやすい軽いタッチのものを選ぶと、上達も早くなります。

小学生用ノートパソコンを選ぶ際には、用途に合わせてメモリの容量を選ぶのもポイント。また、タイピングやプログラミング学習など授業で使うなら、4GB以上がおすすめです。また、4GB以上あれば動画視聴も十分にできます。

一方で、画像や動画編集・イラストなども作成する場合は、8GB以上がおすすめです。小学校だけでなく中学校でもノートパソコンを使用したい方も、8GB以上を選んでおくと安心です。

ストレージにはHDDとSSDの2種類があります。HDDはコスパが高く、64GB～512GBまで使用量に合わせて容量も選べます。一方で、SSDはサクサクした動作と衝撃に強いのが特徴です。起動が早く起動音も静かで、軽量ながら耐久性が高いのもポイントになります。

お子様がパソコンを落としたり傷つけたりするのが心配な方は、SSDを選んでおくと安心です。

小学生用ノートパソコンを選ぶ際には、実際にお子様が持ち運びがしやすいサイズや容量を選ぶのも重量になります。お子様が持ち運びやすい重量の目安としては、1kg程度がおすすめです。また、画面サイズが大きくなると重量も重くなるので、画面サイズもランドセルに入りやすいサイズにしておくと安心です。

お子様の目の負担を軽減したい方は、ノングレア液晶がおすすめです。ノングレア液晶は長時間パソコンの画面を見ていても目が疲れにくく、光の反射による負担が少ないのが特徴でもあります。また、画面が傷つきにくいので、小学生のお子様にもぴったりです。

実際に購入する際には、画面を斜めから見たときの視野角なども確認しておくのもおすすめです。

スマホやタブレットの操作に慣れているお子様には、タッチ操作ができるタイプもおすすめです。タッチ操作ができればキーボードやマウスにまだ慣れていなくても、直感的に操作もできます。また、ペン入力はイラストやお絵かきなどもできるので、クリエイティブに活用したい方にもぴったりです。

小学生用ノートパソコンは、タブレットとしても使える2in1タイプもあります。2in1タイプは、画面とキーボードが取り外せて持ち運びがしやすいのもポイント。プログラミング学習だけでなく、普段使いで動画視聴やゲームなどにも活用したい方は、タブレット機能もチェックしておくのがおすすめです。

パソコンを購入する際には、メーカーサポートの有無もポイントになります。いざパソコンを使い始めても親御さんが機械に慣れていなかったり、故障などのトラブルの際にサポートが付いていると安心です。

サポートには電話やチャットなどさまざまな方法があるので、お子様が困ったときにすぐに問い合わせられるかも確認しておくのがおすすめです。

小学生用ノートパソコンは、5〜10万円程度が相場になります。5万円以上のモデルであれば安定したスペックで、学校や自宅でも快適に操作可能です。

5万円以下のモデルの場合、スペックは最低限整っていても、動作が遅かったり型落ち品のものもあります。用途や使いたい機能、操作性に合わせて価格帯もチェックすしておくのがおすすめです。

富士通は日本のエレクトロニクスメーカーで、安定した品質の高さが特徴です。堅牢性や耐久性試験にもクリアしており、小学生でも安心して使用しやすいのもポイント。また、3年間無償のセキュリティソフトが導入されていたりサポートも充実しているので、初めてノートパソコンを選ぶ方にもおすすめです。

NECは日本を代表する総合電機メーカーで、「LAVIE」シリーズでも人気です。小学生用ノートパソコンでは、「FM(First Mobile)」を展開しています。軽量モデルや大画面モデルなど、幅広いラインナップで展開されているので、用途や使いたい機能に合わせて選びやすいのも魅力です。

子供に合わせてスペックも選べるので、初めて購入する方でも選びやすくなっています。

レノボは中国のパソコンメーカーで、ThinkPad・Lenovo・ideapad・YOGA・LEGIONの5つのモデルを展開しています。大人用だけでなく子供用パソコンも幅広く展開しており、プログラミング学習やオンライン授業に特化したモデルもあります。

子供の習熟度に合わせてノートパソコンを選びたい方には、レノボのノートパソコンもおすすめです。

DELLは、アメリカのパソコンメーカーで価格が安いパソコンが揃っていることで有名です。ホームオフィス向けからゲーミングPCまで種類が豊富で用途にあわせて選びやすいのもDELLの特徴になります。子ども向けであればInspironシリーズを選んでおけば問題ありません。

小学校でのプログラミング教育必修化を踏まえると、パソコンを買うのがおすすめです。タブレットと違い、パソコンはキーボードがあるので文字入力がしやすく、プログラミングに必要な環境が整っているためです。ただし、アプリで遊んだりしてITに触れる機会を設けるのであれば、タブレットをおすすめします。

よって、アプリを使うなど消費的に使用したいのであればタブレット、プログラムや動画を作るなど創造的に使用したいのであればパソコンを選びましょう。

小学生用ノートパソコンはプログラミング学習やオンライン授業に特化しており、子供でも簡単に操作がしやすいのが魅力です。メーカーによって機能やスペックも異なるので、お子様の習熟度や使用環境に合わせて、使い勝手のいいモデルを選びましょう。