日本酒『屋守（おくのかみ）』のおすすめ4選｜東村山の日本酒！評価や販売店など解説

東京の日本酒と聞かれるとあまり想像できない人も多いはずです。東京には地方ほど蔵元はすくなく、日本酒の製造がされていないのも事実の中、実際に日本酒を製造している蔵元もあります。

特に東村山にある「豊島屋酒造」では「屋守」と呼ばれる日本酒が製造されており、「甘くておいしい日本酒」だと話題を集めています。東村山と聞かれると「志村けん」を想像する方も多くいますが、日本酒が好きな方であれば居酒屋などで「屋守」に出会う方もいるはずです。

本記事では、そんな東村山を代表とする「屋守」の魅力や味、日本酒の違いなどについて解説しています。日本酒といえば地方というイメージを払拭し、東京にもおいしい日本酒があることを知っておきましょう。

東京都東村山市にある「豊島屋酒造」で、平成14年に製造されたのが「屋守」です。4代目の田中孝治さんが抱いていた「東京発の美味しい日本酒をつくりたい！」という強い思いから製造され、今では多くの人に愛されています。

屋守とは「お酒を通じて人々を守り繁栄し長く愛されてほしい」との思いから命名されました。縁起のいい名前なので、プレゼントにも向いています。

屋守は全体的にフルーティーな味わいをしており、甘さと爽快感、繊細な色味が持ち味の日本酒です。辛さはなく、するりとのどに抜けていく感覚が特徴的だといえます。甘くキレのある喉越しであるにも関わらず、その甘味を残さない爽快感で虜になる人も多いです。

日本酒独特の辛味や苦みなどで苦手に思っている方、さらには女性でもおいしく楽しめる日本酒だといえます。

屋守「純米中取り　無調整生」はさわやかでフルーティーな味が特徴の屋守を代表とする日本酒です。お酒を絞る際に、一番味わい深いところが残った部分のみを詰めた「中取り」の純米酒となっています。

濾過をしていないためお米特有の芳醇さが残り、心地よい酸っぱさも相まってすっきりとした後味です。そのため、食事中にも合う日本酒だといえます。

屋守「純米吟醸　無調整生」は「純米中取り　無調整生」の純米吟醸酒です。濾過などをしていないので、お米の旨味をすべて味わうことができるのが特徴だといえます。お米の甘味以外にも、辛味や酸味のバランスもよく合わさっており、日本酒が好きな方であれば十二分に楽しめます。

中取りに比べるとドライで、辛口が少し口の中に広がる日本酒です。

屋守「純米吟醸無調整「雄町」（生・火入れ）は、通常の屋守で使用されている八反錦米とは異なり、雄町米で製造された日本酒です。

酸度が1.5とほかの屋守に比べると高く、酸っぱさが口の中一杯に広がります。この雄町は、口を開けてから日数がたつほどに美味しさが際立つ珍しい日本酒なので、日本酒が好きな方には特におすすめできます。

屋守「純米無調整生　おりがらみ」は新米で製造されている日本酒です。新米ならではのフレッシュなさわやかさと米の甘味が合わさり、ぴりっと口の中に爽快感が広がる「屋守」の独特の味がとても際立っています。

期間限定の商品なのですぐに売り切れてしまい、屋守を愛している方の中でも競争率が高いほど人気が高い日本酒です。

屋守「純米無調整生　荒責」は、お酒を絞る際に一番最初にでてくる「荒ばしり」と一番最後に出てくる「責め」を詰め込んだ日本酒です。圧をかけずにもろみの重さだけで一番最初にでてくるため、少し荒々しい味わいですが、米特有の甘さや華やかさが特徴的です。

屋守のすっきりとした特徴はそのままに、後味のいい日本酒となっています。

ここからは屋守の口コミについて紹介します。東京発の日本酒という特徴だけではなく、実際に口にした方が感じた点も確認しておきましょう。

屋守を飲んだことのある方は、屋守は甘くさわやかなフルーティーな日本酒であると評価しています。実際に日本酒が苦手な女性の方でもおいしく飲めるとの口コミもあるので、日本酒が苦手な方が押さえておきたいお酒の候補にもなります。

屋守は甘くさわやかな味わいが特徴ですが、その後味に残るのは苦みや辛味といったアクセントになる刺激です。そのため、食事をしながら飲むお酒にも合いますし、味の濃いイタリアンなどの洋食にも合う日本酒と言えます。

日本酒と聞くと和食にしか合わないイメージがありますが、屋守であれば洋食にも合うので是非試してみてはいかがでしょうか。

屋守が購入できる場所は、酒造である豊島屋酒造だけではなく、特約店や通販ショップで購入が可能です。東京では特に取り扱っているお店の種類は多く、東京だけで特約店は11店舗もあります。

また、楽天市場では屋守の多くの種類を取り揃えているため、普段楽天を使用している方は楽に購入ができるのでおすすめです。

東村山で生まれた人気の高い日本酒、屋守について解説しました。屋守はさわやかでフルーティーな味わいから多くの人を魅了し、全国的にも注目を浴びる日本酒となっています。東京には日本酒がないと思われがちでしたが、この屋守で「日本酒といえば東京」となる日も近いかもしれません。