黒豆茶のおすすめ17選｜黒豆茶の注意点は？効果や効能も

ダイエットに効果があると言われ、大人気を集めている黒豆茶。名前をよく耳にする黒豆茶ですが、どんなお茶なのかはよくわからない方も多いですよね。また、デメリットがあるかどうかも、気になるところです。

黒豆茶は、ダイエットだけでなくさまざまな効能がある優れたお茶です。飲み切りタイプと作り置きタイプがあるので、シーンに合わせて選べます。ほかにも種類がいくつかあるので、これから黒豆茶を購入する方は選び方を知っておくと役立ちます。

本記事では、黒豆茶の効果・効能や副作用、おすすめの人気ランキング17選を紹介します。黒豆茶の注意点を把握して、日常に取り入れてみてください。

黒豆茶に含まれる栄養素として、黒豆の黒色を出す色素成分である「アントシアニン」と呼ばれる成分があります。この成分には血液の流れの悪さを改善してくれる働きがありますので、血液をサラサラにし、むくみを解消してくれます。

また、強い抗酸化作用を持っていますのでコレステロールの酸化を予防し、動脈硬化予防にもつながります。

女性の方において、年齢を重ねると発症リスクが高まる骨粗しょう症。この原因は女性ホルモンが減少していくところにあります。黒豆茶に骨量を増やす効果がある「イソフラボン」が豊富に含まれていますので、骨粗しょう症のリスクを軽減してくれます。

女性に多い悩みである貧血。黒豆茶には実は「鉄分」も豊富に含まれています。鉄分は主に血液中の赤血球を作るのに必要な栄養素であり、貧血を予防する効果を持っています。貧血にお悩みの方は、日頃から継続的に黒豆茶を飲むと悩みを軽減できるかもしれません。

女性の中には便秘に悩まされている方も多いはず。そんな便秘にも黒豆茶は効果を発揮してくれます。黒豆茶には「食物繊維」も豊富に含まれています。さらに「大豆オリゴ糖」も含まれており、これが腸内の善玉菌を増加させて腸内環境を整えてくれます。

最初にご紹介した「アントシアニン」ですが、この栄養素にはコラーゲンを安定させる働きもあります。コラーゲンは美肌に欠かせない成分です。さらに、先ほどご紹介した「イソフラボン」にはコラーゲンの生成をサポートする働きもあるため相互作用により、肌にハリとツヤを補えます。

黒豆茶をダイエット目的で飲む方も多いです。黒豆茶にはそんな方に嬉しい栄養素もたっぷり含まれています。

黒豆茶には「サポニン」と呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。サポニンにはブドウ糖が脂肪に変わるのを阻止する働きがあります。何度も登場している「アントシアニン」にも、内臓脂肪の吸収を抑える働きがあります。

また、体内に溜まった余分な塩分を排出してくれる「カリウム」も含まれていて、むくみの解消に効果を発揮してくれます。

黒豆茶の気になる副作用ですが、摂取の方法を間違えてしまうと体に良くない影響を及ぼす場合があります。

そのうちの1つは短時間の多量摂取です。夏場などのどが渇く時期は一気に飲みたくなる日もありますが、黒豆茶は食物繊維が豊富ですので下痢を引き起こしたり、お腹の調子が悪くなるデメリットがあります。飲用は1日に2杯～3杯を目安にしましょう。

さらにイソフラボンの過剰摂取は、女性ホルモンが乱れる原因となります。黒豆茶とイソフラボンのサプリメントは同時に摂取しないように気をつけましょう。また大豆アレルギーの方は黒豆茶の成分によりアレルギーを引き起こす可能性がありますので、飲用を控えてください。

黒豆茶とひとまとめに呼んでいますが、実は黒豆茶には2種類存在しており、ティーバックタイプのものと炒り黒豆タイプのものがあります。黒豆茶を購入する際には、それらの違いをきちんと見分けてから購入しましょう。

ティーバックの黒豆茶は、その時だけでなく何度か時間を置いて、黒豆茶を飲みたい方におすすめです。やかんや急須に入れるなどして煮出しておけば、1度だけでなく何回かに分けて飲めます。

また、ティーバックタイプは急いでいる時などに、お湯を注ぐだけですぐに飲めるのもポイントです。1つのティーバックでも何度かお湯を注げば数回楽しめるのでとても便利です。お出かけの際などでも持ち歩きできるので、外出先や職場などでも気軽に黒豆茶が楽しめます。

煎り黒豆タイプの黒豆茶は、ティーパックタイプとの大きな違いは、お茶を飲んだあとに黒豆を食べられる点になります。黒豆茶を楽しんだあとの黒豆は、黒酢につけたり塩をかけたり、黒豆ごはんなどにするととてもおいしいです。さまざまな料理に使えるのが嬉しいポイントです。

さらに、煎り豆タイプの場合には、自分のお好みの濃さにあわせて、黒豆を入れる量を加減できます。そして、黒豆に含まれたあらゆる栄養をすべて摂取でき、さまざまな健康効果が得られます。

市販で販売されている黒豆茶は、安価なものから高価なものまでさまざまです。価格の違いは何かといいますと、国産の大豆をしようしているかどうかです。外国産の安価な黒豆茶には、遺伝子組み換えの大豆を使用しているケースが大半です。

国内で販売されている黒豆茶の中には、外国産の遺伝子組み換え大豆を使っているものもあります。 それらの黒豆茶は、国内産大豆を使っているものよりも安くで購入できますが、中には麦茶などほかのお茶と混ぜてあるものもありますので、きちんとチェックしておきましょう。

国産大豆を使った黒豆茶は、遺伝子組み換え大豆を使った外国産のものより、黒豆独特の香ばしいにおいが漂います。また、味も甘みがあり飲みやすいです。

国内では、さまざまな産地で黒豆が栽培されています。購入しようとしている黒豆茶がどのように製造され、どこの産地の黒豆を使っているのかが購入の際のポイントになります。

国内の黒豆の代表的な産地は、兵庫県、岡山県、京都府、北海道、東北地方 、長野県、北関東、北陸地方などになります。産地によって栽培されている黒豆の品種が違います。

品種が違うと、味や食感、香りに違いがあるため、黒豆の産地と品種の特徴の違いを知った上で、自分がどのような味や香りの黒豆茶を探しているかによって、お好みの黒豆茶をチョイスするようにしましょう。

お茶に使われている産地をチェックする際、合わせて見ておきたいのが、お茶の製造過程が記載されているかどうかです。

黒豆茶はさまざまなメーカーから販売されていますが、製造過程も非公表になっているものは不安になってしまいますので、製造方法が消費者にもきちんとわかるように明記しているメーカーのものを選ぶのがおすすめです。

丹波黒は、黒豆の中では最高級といっても過言ではないくらいの品種です。主に、京都丹波地方や、兵庫丹波篠山などで栽培されており、地元では丹波黒はとても有名なブランド黒豆として、観光のお土産などにとても人気があります。特に大粒の丹波黒は高価で販売されています。

黒豆の表面を見ると白っぽい粉が付着しているので見分けがつきやすく、特に香ばしい香りが漂うのが特徴です。

黒千石はほかの黒豆に比べると小さいのが特徴になります。主に北海道地方や岩手県、静岡県、京都府などで栽培されている黒豆です。ポリフェノールが豊富に含まれているので、たくさんポリフェノールを摂取したい方におすすめです。

黒豆茶のほかには、ケーキや和菓子、巻き寿司などに多く使われています。

光黒は、ほかの黒豆と比べて甘みが強いのが特徴です。また、丹波黒などほかの品種よりも黒豆の表面につやがあり、ピカピカとした光沢があるので見分けがつきやすいです。主に北海道地方で栽培されています。なお、ほかの黒豆よりは少し小ぶりの豆になっています。

また、光黒は料理に使用した際に煮崩れがあまりしないのが特徴です。黒豆ごはんや黒豆投入などに多く用いられています。

黒豆の味わいを楽しみたいのであれば、配合比率をしっかりチェックしておきましょう。特にブレンド茶の場合は、黒豆の含有量が少ない場合があります。そうなると黒豆の味わいもなく、黒豆の栄養成分も上手く摂取できません。

そのためブレンド茶を飲む場合は、しっかり配合比率を確認して黒豆がメインとなっている商品を選びましょう。なお、国産の黒豆には種類が豊富にあり、その品種によって栄養成分も異なります。どの黒豆を使っているのかもあわせて確認しておくと効率良く栄養成分も摂取できます。

黒豆茶が売ってる場所はご存じですか？お茶で有名な伊藤園の黒豆茶は、スーパーで購入できます。また、カルディや無印、ドラックストアでも黒豆茶を取り扱っています。自宅で手軽に購入したい場合は、ネットスーパーや公式ストアの通販を利用してみてください。

動脈硬化や高血圧など、タイトルで挙げたような項目を予防・改善したいと考えている方は、食前もしくは食間などの空腹時に飲むのをおすすめします。

更年期障害や骨粗鬆症の予防・改善や美肌の促進を目的とする方は、午後から寝る前にかけての成長ホルモンの分泌が高まる時間帯に飲むのをおすすめします。

便秘によるぽっこりお腹をスッキリさせたい方やダイエット促進を目的とする方は、食前に飲むのをおすすめします。食前に飲めば、食事で摂った脂質や糖質の吸収を抑制できます。

今回はやかんやポッドで淹れる際の美味しい飲み方をご紹介します。

1. やかんもしくはポッドに1Lの水を入れ沸騰させます。
2. 沸騰後、黒豆を50g程入れます。
3. 黒豆を入れた状態で、弱火で15分程煮出します。
4. やかんもしくはポッドを軽く揺らし、黒豆汁のムラをなくし均一なったら完成です。

ティーバックタイプの場合は、沸騰したお湯を注いでから7分～8分くらい蒸らしてから飲むと美味しく召し上がれます。

お好みの黒豆茶をゲットできたら、黒豆茶を淹れるときのちょっとしたコツを知っておくだけでさらにグッとおいしい黒豆茶を淹れられます。 黒豆茶を淹れた時、炒り豆タイプの黒豆茶なら熱々に沸騰したお湯に黒豆を入れて5分ほど放置しておくのがコツです。

ティーバックの場合は、すぐにお湯から取り出さず、しばらく蒸らすとさらにおいしさがアップしますよ。ぜひ試してみてください。

黒豆を煮出した際に残った「でがらし」は食べられるのか気になるはずです。結論から言うと、煮出した黒豆（でがらし）はそのまま食べられます。カレーやサラダなどに入れたり、そのままおやつとしても食べられたりと、さまざまな料理に使えるのが嬉しいポイントです。

黒豆の出がらしレシピも数多くあるので、ぜひ気になる方はチェックしてみてください。

黒豆茶には内臓脂肪の吸収を抑えるアントシアニンが含まれており、ダイエットに効果的です。黒豆茶を選ぶ際には、目的や用途に合わせて、自分にあったお茶をチョイスしてみましょう。おいしい黒豆茶で健康な体を手に入れてください。