買ってはいけないエアコンは？｜買ってよかったおすすめ11選やお掃除エアコンも

暑い時期・寒い時期に大活躍のエアコン。高価なアイテムであるうえ設置の手間もかかるので、購入後に失敗した！と思うようなエアコンを選ぶのは避けたいところですよね。

購入後の後悔を避けるためには、いくつかのポイントを抑えるのが大切です。メリットを重視して選ぶとどこのメーカーがいいか迷ってしまいます。そこで、あえてデメリットや買ってはいけないエアコンの特徴を抑えて絞ると、買ってよかったと思えるエアコンを見つけやすくなりますよ。

こちらの記事では、買ってはいけないエアコンメーカーの特徴について詳しく解説します。また、エアコン購入でやりがちな失敗や買ってよかったと思えるエアコンの選び方・お掃除エアコン・おすすめエアコン11選もご紹介しますので、ぜひエアコン選びの参考にしてください。

エアコンを選ぶ際に避けたほうがいいのは、シェア率が低いメーカーです。エアコンは家電の中でも構造が複雑なアイテムです。また、暑い時期・寒い時期には毎日長時間使用するうえ、一度購入すると長年使い続けます。

長期間使用していれば、故障や不具合が起きる可能性も高くなります。その際に、シェア率の低いメーカーだと故障・修理などのアフターケアが万全でない場合があるため、思わぬ出費や手間がかかるケースがあるのです。長期間の使用を想定するなら、サービス体制が整ったメーカーが安心です。

エアコンの本体価格が安すぎるメーカーも注意が必要です。本体価格が安いとその場では少ない出費で済んだと思っても、故障や修理などによって結局お金がかかる可能性があります。

本体価格が安すぎるメーカーや海外のメーカーは耐久性に問題があり、故障した際に修理代が高く設定されているなどの場合もあります。騙されてはいけないため、エアコンを購入する際には、本体価格だけではなく長期的にかかる費用を考えてから製品を選びましょう。

基本的に、エアコンは新品を購入するのがおすすめです。中古で購入したエアコンはメーカーの保証期間が過ぎている可能性が高く、不具合が起きた際には修理に費用がかかる場合が多くなります。

また、エアコンの寿命は基本的に10年程度であるため、それ以前に販売されたモデルだと購入後にすぐ壊れてしまう場合もあります。さらに、中古のエアコンは一度設置したものを取り外しているため、取り外しの際に故障してしまう可能性があることも押さえておきましょう。

エアコンに限らず、口コミが少ない商品を購入するのはおすすめ致しません。商品を購入する際は、実際の購入者の使い心地を知ってから購入するのが安心できておすすめです。

また、実際に家電量販店に行って店員さんに詳しく話を聞くと、自分の家に適したエアコンを探せて失敗しにくいですよ。エアコンは長く使う製品なので、安心できるメーカーを選ぶのも重要です。

エアコンを購入する際に起こりがちな失敗が、サイズが部屋に合っていないというものです。部屋の広さに合わないサイズのエアコンを使っていると、冷暖房の効率が悪くなり、必要以上に電気代がかかってしまいます。

部屋のサイズより小さいエアコンでは、部屋が十分に冷えず温まりません。一方、部屋のサイズより大きいエアコンでは、電気代がかかり過ぎてしまいます。エアコンは、部屋の広さに合ったものを選びましょう。

お掃除機能が搭載されたエアコンは、お手入れの手間が少なくて済むため非常に人気があります。ただし、お掃除機能が搭載されたエアコンでもお手入れは必須です。

お掃除エアコンが自動で掃除してくれるのはフィルターのみです。そのため、フィルター以外のエアコン内部や、お掃除機能で集めたゴミを入れておくダストボックスは定期的なお手入れが必要となります。

エアコンは製品によってさまざまな機能が搭載されています。うまく活用できれば非常に便利ですが、必要以上に機能性が高いモデルを購入すると失敗に繋がる場合もあります。

加湿機能・空気清浄機能が搭載されたモデルは、高機能な分本体価格も高くなります。また、加湿器・空気清浄機など単体のアイテムに比べるとそこまでの効果は期待できないので、本当に必要かどうかを購入前に十分に検討する必要があります。

エアコンは季節によって価格の変動があるアイテムです。適した時期に購入すれば、よりお得に購入できる可能性もあります。

【エアコンを買ってはいけない時期】

• 7~8月
  夏はエアコンの需要が高く、設置工事にも時間がかかる
• 3月
  引っ越し時期で業者が人手不足になりやすい
• 最新モデルが発売されたタイミング
  発売時は最も価格が高い

【エアコンを買ってもいい時期】

• 9~11月
  需要が落ち着き、型落ちモデルが安くなる時期
  家電量販店の決算時期で、価格交渉がしやすい可能性もある

エアコン選びで最も重要なポイントが対応畳数です。対応畳数とは、エアコンを使用するのに適した部屋の広さをいいます。

エアコンには必ず「~畳対応」といった表記があるので、エアコンを設置する部屋に適したサイズの製品を選びましょう。また、暖房は冷房に比べて対応畳数が少なく、木造住宅・鉄筋住宅でも対応畳数は変わります。

エアコンを購入する前には、室内機・室外機を設置するために充分なスペースがあるかを事前に確認してください。サイズの確認を怠ると、せっかく購入したエアコンが設置できない可能性があります。

エアコンの省エネ性能は、資源エネルギー庁が定められた基準により星の数で表記されます。星の数は1~5つまであり、星の数が多いほど省エネ性能が高いです。

エアコンは長時間連続で運転する場合が多いので、ランニングコストが気になる方は省エネ性能が高い製品を選ぶのがおすすめです。また、リビングのように家族が集まる部屋や、使用頻度が高い部屋ほど省エネ性能が大切になります。

エアコンを選ぶ際に、どこのメーカーがいいのか悩みますよね。そんな時は大手メーカーの商品を選ぶのがおすすめです。大手メーカーの商品はそれぞれ優れた特徴があります。たとえば、三菱の霧ヶ峰はムーブアイ機能で人と床の温度を検知して自動調整する機能があり、東芝のエアコンはUV除菌ユニットやお掃除ノズルでお手入れが楽にできます。

また、エアコンを使っていると台風や停電、お手入れ不足などによって、トラブルが発生する場合があります。そんな時、大手メーカーの製品なら保証やアフターサービスが充実しており、提携している修理業者をすぐに手配してくれたりします。

真冬や真夏にエアコンが故障すると、日常生活にも支障がでます。いざという時のメーカー側のサポート体制をよく確認してから購入しましょう。

エアコンに搭載されている便利機能も重要なチェックポイントです。人気があるエアコンの便利機能を以下の表にまとめました。

「苦情や故障が多いメーカーはある？」と疑問に思う方もいますよね。 その場合は、壊れやすいエアコンの特徴や、壊れにくいメーカーの商品を知ると疑問を解決できます。以下の記事では、壊れやすいエアコンについて解説しています。その他、壊れにくいメーカーについても細かくご紹介しているため、実際の購入の際にはぜひ参考にしてください。

買ってはいけないエアコンのメーカー・特徴についてご紹介しました。快適な生活のための必須アイテムであるエアコンは、自分に合った製品を選ぶのが最も大切です。ぜひこちらの記事を参考にして、買ってよかったと思えるエアコンを見つけてください。