キヤノン プリンター LBP6030

LBP6030のインク交換時に使用する純正インクカートリッジは、トナーカートリッジ325（商品コード型番:3484B003 CRG-325）です。

互換インクは、純正インクの代わりとして使えるインクのことです。純正インクより安価で購入することができますが、故障時にはメーカー保障が付かない可能性があるので注意してください。

LBP6030はモノクロ印刷専用のプリンターですが、その分、他の機種より印刷スピードを更に高速化することに成功しており、連続18枚/分で印刷することが可能です。

ファーストプリントも7.8秒と非常に早く、印刷時間の短縮は勿論、大量の書類を印刷したいときなどに力を発揮する機種となっています。

LBP6030は、日米両政府合意の下、他にも欧州自由貿易連合やスイス、カナダ、台湾などが参加している「国際エネルギースタープログラム」の新基準に適合しており、消費電力を最小0.8Wに抑えることに成功しています。

TEC値も0.5kWhを達成し、電気代を大幅に節約できるのも嬉しい要素です。省エネ、省電力に優れた環境に優しいのがLBPシリーズです。

本体内部に組み込まれている廃熱用のファンを取り外すことで、待機時の音をISO7779の基準以下である「無騒音」レベルにまで抑えています。オフィスでの使用や夜に印刷したい場合でも、静穏性に優れているので安心して使用できるのが特徴です。

また排気もないので、空気を気にする必要もありません。

LBP6030は有線LAN接続で無線LANには対応していません。USB接続にも対応しているのですが、パソコンと接続するときUSBケーブルが本体に付属されていないので、自分で用意する必要があります。

USBケーブルが手元にあれば問題ありませんが、購入時にUSBケーブルがなくて接続できないといったことになると二度手間なので事前に確認しておきましょう。

LBP6030の用紙トレイは紙が曲がり易いという声があります。紙が正しくセットされていないと印刷時にズレて斜めに印刷されてしまうので、なるべき確認しながら用紙を真っ直ぐセットする必要があります。

コンパクトサイズの機種なので、どうしても用紙トレイも小さくなってしまうので、気になるという方は少し大きめの機種を選ぶ方が良いかもしれません。

ファンレス設計で待機時には無騒音レベルのLBP6030ですが、印刷時には音が大きいという声があります。本体がコンパクトであることから、音を小さくする設計になっていないことが理由のようです。

印刷時にどれくらいの音がするのか、事前に確認することをおすすめします。

用紙トレイの問題なのか、ハガキを印刷するときに曲がるといった声がありました。B2印刷時にも同様の声があります。LBP6030はA4サイズの連続印刷に向いている機種ですが、A4サイズ以外の印刷がメインとなるような方であれば他の機種を選択した方が良いかもしれません。

LBP6030はモノクロ印刷専用の機種ということもあり価格が抑えられています。印刷スピードも速く大量の書類を連続印刷する際など、特化した用途においてはとても優れた機種となっており、コストパフォーマンスに優れている声が多数見られました。

カラー印刷をしないのであれば最適な機種となっています。

LBP6030はモノクロ印刷しかできませんが、その分非常に高速で印刷することが可能となっており、その速さに驚く人も多いようです。連続印刷18枚/分という速さなので、100枚印刷するのに6分程度と大量に印刷する方などに向いています。

インクジェットではないので、インク代が安価に抑えられるのも重要な要素です。

必要最低限の機能に抑えられているLBP6030ですが、その分本体サイズを極限までコンパクトに設計しているので置く場所を選びません。パソコン周りは何かとゴチャゴチャするものですが、どこでも手軽に設置することが可能で、小さく軽いので持ち運ぶことも容易となっています。

LBP6030/LBP6040が下位モデル、LBP6230/LBP6240が中位モデル、LBP6330/LBP6340が上位モデルとなっており、それぞれ機能に幾つのかの差があります。

特に大きな違いとしては最大給紙枚数です。LBP6030の最大給紙枚数が150枚でしたが、LBP6330では250枚となっており、更にオプショントレイを追加することで最大800枚にまで拡張することができます。手差しトレイに50枚追加することも可能です。

両面印刷に対応しており、コスト削減にもなっています。片面30枚/分、両面だと16枚/分と印刷スピードも更に速くなっており、LBP6030と比較するとよりオフィス用という側面が強くなっているのがLBP6330の特徴です。

一方、有線LAN接続に対応していますが、無線LANには対応していません。オフィス用といってもSOHOなどでの使用がメインとなるでしょう。LBP6030と比較すると重量で約2倍、サイズで一回り程大きくなっているので、あらかじめ何処に置くか決めてサイズを確認しておく必要があります。

上位モデルといってもLBPシリーズは価格的には安価であり、下位モデルと上位モデルでそこまで価格に劇的な違いはありません。自分がどれくらい印刷するか、使用頻度などを考慮して上位中位下位のモデルの中から適切な機種を選ぶのが良いでしょう。

キャノンのSateraシリーズは1992年から2016年までの25年連続で台数シェア1位を獲得しており、その中でも最も安価な下位モデルがLBP6030とLBP6040です。

LBP6030とLBP6040は一般家庭での利用やSOHO向けの機種ですが、LBP6040は無線LANを標準搭載しており、無線LANがオミットされているモデルがLBP6030となっています。無線LANが搭載されているので、オフィスで仕様する際には複数のパソコンからワイヤレス接続で印刷できるのが利点となっています。

LBP6030には付属していないUSBケーブルがLBP6040には付属していることも嬉しい要素です。その他の部分では性能面で僅かにLBP6040が優れていますが、殆ど機能面での違いはありません。重要な最大給紙枚数やサイズ、重量なども同じです。

明確な違いはUSBケーブルと無線LANだけなので、選択する際は、使用時にワイヤレス印刷をするかどうかを下に選ぶと良いでしょう。

コンパクトモデルで本体価格が安いのは勿論ですが、インクも割安でレーザープリンターとしてはお買い得の機種となっています。モノクロ印刷のみなので色々なものを印刷したいという場合には不向きですが、用途がハッキリと決まっている場合こちらの機種で十分という場合も多いでしょう。

価格的にもプレゼントなどにも最適で、扱い易くコストパフォーマンスに優れた機種となっています。

キャノン A4モノクロレーザープリンター Satera LBP6030の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

LBP6030は必要最小限の機能に留めており、その分シンプルで安価なコストパフォーマンスに優れていた機種となっています。スリムボディのコンパクトサイズなので置く場所に困ることもありません。モノクロ印刷のみですが、印刷速度も速くインクジェットとの違いを実感できます。

初めてインクジェットからレーザープリンターに切り替えるという方にとっては最適な機種となっており、入門編として選ぶならこの機種を選べば問題ありません。本体だけではなくインク代も割安なので印刷コストに優れているのも嬉しい要素です。

上位中位下位とそれぞれモデルも揃っているので、どういった用途で使用するのか検討し、必要な性能で製品を選びましょう。LBPシリーズは長い歴史を持つ信頼性の高いシリーズなのでサポートも充実しており、間違いない機種となっています。

ぜひ、自分にあった製品を探してみてください！