ケーイーエフ オーディオスピーカー Q150

最安値:¥58,799
ケーイーエフ Q150 スピーカーの商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較、価格などをまとめ、ケーイーエフ Q150 スピーカーがどんな人におすすめなのかを評価しました。

2022/02/28 更新

ランク王編集部

部屋の全体まで均一に音を分散させるブックシェルフスピーカー

コンパクトな設計ながら迫力あるサウンドが楽しめるブックシェルフスピーカーです。「Uni-Qドライバアレイ」と「CFDポートテクノロジー」により、高解像度の大迫力サウンドを実現しています。特許取得の「Uni-Qドライバー」は高域の拡散性に優れており、部屋のすみずみまで正確な音を届けることが可能です。

これにより、「部屋のどこにいても臨場感ある音を楽しみたい」という方に最適です。スピーカーを設置した部屋全体が、最高のリスニングポジションになりますよ。また、スタジオのような洗練されたデザインも魅力的。ビジュアルにこだわりたい方にもおすすめです。

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Q150の基本スペック

タイプ
ステレオ
形状
ブックシェルフ型
販売本数
2本1組
WAY
2.5 WAY
搭載ユニット数
2
出力音圧レベル
86dB (2.83V/1m)
インピーダンス【Ω】
8 Ω
許容入力【W】
-W
再生周波数帯域
51Hz〜28kHz
ハイレゾ
-
カラー
ブラック系
幅x高さx奥行
180x307x278 mm
重量【kg】
5.6 kg
再生周波数帯域(低)【Hz】
51Hz
再生周波数帯域(高)【KHz】
28KHz

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Q100の後継Q150は、サイズはコンパクトながらQ300並に低域が出ている印象があります。 やや明るめでゆったりめの音調だと思いますが、聞きやすく低域は弾み部屋全体に音場が広がる感じです。 解像度が高くRシリーズ肉薄出来る音質だと思いますが、さすがに外観は価格なりですがチープさもあまり感じないです。 また、スピーカーでは数少ないホワイトもありますので、ホワイトをお探し人にもお勧めですね。

出典: https://bbs.kakaku.com

旧世代のモデルと比べると着実にグレードアップしていることが伺えますね。明るめの音というのは割と共通して述べられていました。 煌びやかな音や、落ち着いて聴ける音というよりは発見があるような音を求めているという場合に関しては KEF Q150はうってつけのモデルと言えるかもしれませんね。
この値段で、定位がピンポイント!やはり音楽はどこに何があるという音場再生がじゅうようですね。 実は、このシリーズ2台目ですが、素晴らしいできです。

出典: https://www.amazon.co.jp

定位が定まっているというのも快適なリスニングにおいて重要なポイントと言えます。楽器がその場所にあるかの様な表現力というのはやはり音楽の世界に入り込むことができる最大の魅力の一つですので、そういった点ではKEF Q150は優れた力を持っていると言えます。
防音の効いたリスニングルームで大音量で音楽が聴けると良いのですが現実には無理。そんな中で、小音量でも楽しめそうと選んだのがこのスピーカーです。 近接モニター用などの上位機種で使われている小型同軸ユニットをサイズダウンして大き目の箱に入れ、背面にバスレフダクトを設けた設計です。バスレフダクトは特殊な構造で、取説にも書いてありますが、初期状態ではかなり低音が盛り上がっています。付属のスポンジを入れたり入れなかったり、入れる場合は2種類の入れ方があったりで合計3段階に盛り上がり具合が調節できるのが今までに無い新機軸ですね。 私はスポンジを全て入れる設定で聞いていますが、小音量でもラウドネスが効いた様な量感があり、液晶テレビの視聴などで重宝しています。

出典: https://www.amazon.co.jp

ある程度は自分で調整を行う。というのが前提の商品の様ですね。 低音が強調されたスピーカーというのは一時期絶大な人気を誇ったこともありますので、ある意味ニーズに合わせた製品を作り、その上でカスタマイズ性を持ち好みに左右される部分はユーザーに委ねられる様にあえて設計をしたと言えるかもしれません。その辺りがきっちりとハマると、素の状態ではちょっと抵抗がある様なハード寄りの楽曲も理想のバランスで奏でてくれるかもしれませんね。
素の状態では、「ブーミーで強力な低音。」 この一言です。 肝心の中音・高音なんかは、どこかにすっ飛んでいってしまうほどの強力な低音です。 原因は、背面の巨大なバスレフポートです。 ベースは音量ゆたかに出てくるのですが、定位が定まらず、 まるで、サブウーファーを左右に設置して、音量を上げすぎたような感じ。

出典: http://sparrow07.blog.fc2.com

こちらでも爆音の低音が挙げられていますが、上記と同様にカスタマイズ性についても述べられていました。 調整が行えるとは言えスポンジを詰めすぎてしまえば篭った音にもなってしまうので、自由自在とまではいかない様ですが理想の音を自分で探せるという魅力は存分に発揮できますね。 そういった試行錯誤や、鳴らし込みなどを繰り返した上で共に成長してくれるスピーカーと言えるでしょう。
このサイズのモデルとしては別格の表現力を備えているといってもいいだろう。低域にかけてはいくぶん甘くなるものの詰まった感じはないし、スムーズなボーカルを聴かせる。Q-350はUni-Qドライバーの口径が165mmまで大きくなることで音に余裕が生まれる。感心したのはトゥブ・ローのアルバム「レディ・ウッド」のような電子楽器を多用したオルタナティブ音楽にもびくともせずパワフルなサウンドを聴かせてくれることだ。コンパクトだからといって高を括っているとこの低音域が濁るので、スタンド選びとセッティングには心して臨みたい。

出典: https://www.itmedia.co.jp

特にこういった特徴がしっかりとしているスピーカーにおいてはセッティングやアンプなどの装備が非常に重要になってきます。 そういった点が好みと合わない場合、思わず顔を背けてしまう様な音になってしまう可能性もありますが、うまくいけばコスパ抜群のリスニングのお供になってくれるでしょう。
2時間ほど、全ての曲をQ150/X300Aの交互で鳴らし、聴き比べたところ、2~3曲だけ、なんとなく「X300Aで聴いたほうがイイかもしれない」と思える曲があったものの、他はすべて、Q150のほうがイイ感じでした。 特に、アコースティック系の”生音”は、圧倒的にQ150から出てくる音のほうが洗練されていました。

出典: http://theriddle.seesaa.net

クラシックもそうですが、ギター中心のインストサウンド、弾き語りなどはしっかりと調整を行わない場合でもうまく作用してくれるかもしれませんね。 やはりスピーカーによる向き不向きというのは存在し、強いジャンル弱いジャンルがある事には間違いありませんが、その中でより良いモデルを探求する楽しさというのもありますね。 KEF Q150に関しては口コミが少ないというのもあるのですが、その中では全体的な意見は揃っており特に特徴がはっきりとしているスピーカーと言えます。
 ○ KEF特許の2ウェイ点音源ユニQドライバー 第8世代 モデルチェンジ   ○ 音質とデザインを見直して、上位モデルに肉迫する高音質の価格破壊モデル   ○ ツィーターローディングチューブ追加、微小音量での再生を大幅に向上   ○ 新開発の低音ドライバーにより、さらにパワフルかつクリアーな低音に向上   ○ CFDポート設計採用、フロントからリアへ配置変更、音漏れ減少、中音域が明瞭   ○ Uni-Q Driver もバッフル中央へ配置、内部定在波が低減、表現力が向上

出典: http://gecha-nikki.cocolog-nifty.com

特に旧世代の上位モデルなどと比較した場合、KEF Q150の方が優れているという意見もありました。 スピーカーの中にはモデルチェンジをする事で、旧世代の方がよかったという意見もよくある事なので順当なグレードアップが行われているというのはモデル選びなどで悩むことも減り、新しいことの良さ、技術の素晴らしさを素直に体感できると言えます。
何時ものように森山良子の「中央線あたり」、ラグレン&リュックのギターデュオ辺りから試聴。声の透明感やギターの切れなどは申し分ない。しかし、列車の通過音は中央線と言うよりは市電。ギターの低音はちょっとだぶつく。この辺りの曲ではブックシェルフのQ150の方が勿論低音は出ないが、より良い表現が出来ていた。ゲーリー・カーのコントラバスとオルガン、インバルのマーラー3番などはこの価格帯のモデルとしては十分な音質と空間表現だと思う。ただ、やはり左右の広がりはあるが、奥の広がりがもう少し欲しい。(これはKEF全体に言える事)

出典: http://ludwig618.blog111.fc2.com

こちらは上位モデルとなるQ950と併せての評価でしたが、小型モデルなりの良さというのもある様です。全てにおいて大は小を兼ねるわけではないというのがスピーカーの面白いポイントでもありますね。リスニング環境や装備に合わせたモデルを選ぶことで、より良い体験を追求したいですね。

DALI ZENSOR 1はKEF Q150と似た様なサイズ感を持ち、出力音圧レベルなど似通った点もあるブックシェルフ型スピーカーとなります。

 

発売から月日が経過しているにも関わらず、価格に対する音質の良さで圧倒的な人気を誇り、今尚新しいスピーカーなどが発売された際に比較対象として挙げられやすいモデルのため、今回こちらでも比較を行ってみました。

 

DALI ZENSOR 1の高評価の理由の一つに艶のある中高音、全体的なバランスの良さが挙げられています、しかしながら逆に低音については物足りないという意見も多く、どちらかというと高音寄りかつ、派手な色付けがされていない素直なスピーカーとしての評価が高い様です。

 

それに対しKEF Q150はメーカー自ら説明書に記載をするほど力強い低音に、ユーザー自らが調節ができる様スポンジを付属させるほど尖った調整を行っています。また技術をふんだんに使い、誰もが高く評価する色気のある中音域など、クセがはっきりと出ているスピーカーの一つです。

 

ある意味ではDALI ZENSOR 1は比較的万人に向けたモデルとも言えますね。

価格は数年前より上がってしまったとは言え今でもリーズナブルと言える価格は維持されており、入門用スピーカーとしてうってつけのDALI ZENSOR 1に対し、価格はそれなりにあるもののスピーカー自体の癖もしっかりと色付けされており、そこから自分好みに調整していくことでより高みを目指していくKEF Q150と、両者似ている様で全く別物のスピーカーであることがわかります。

 

聴くジャンルや環境など、これから様々なことを試していきたいという方にはDALI ZENSOR 1を、ある程度好みや環境が定まっており、自分だけのリスニング環境を目標を定めて作り上げていくぞ!という方にはKEF Q150がおすすめと言えるでしょう。

KEF Q150について製品情報や口コミ・レビュー情報・商品比較を行ってみましたが如何でしたでしょうか。

 

KEF Q150は独自のドライバを備え、旧世代から人気を誇ってきたQシリーズの新モデルの中ではもっとも小型のブックシェルフ型スピーカーとして登場しましたが、癖の強すぎる低音や、上位モデルの爆発的人気により影が一気に薄れてしまったことなど、全体的に不運なスピーカーという印象を受けました。

 

またスペックを確認してみたり、上位モデルとの比較なども行っていると確かにピンと来ないようなイメージが伴ってしまい、総合的にみても上位モデルにあたるQ350の方がおすすめできるといった結論になってしまいます。

 

しかしながら比較すればコンパクトなサイズは間違いなくKEF Q150の持ち味であり、デスクトップスピーカーとしての利用に限定する場合や、強い音の癖が好みに合致する場合など、確実に需要はあり、またそういった需要にかなり高いレベルで応えてくれる機種であることは間違いありません。

(もちろん、サイズの問題がないのであればQ350もそれ以上に応えてくれるのですが)

 

若干ニッチなモデルとはなってしまいましたが、そういった特徴に親近感を覚える方、愛情を持って接していける方にとっては長く付き合えるパートナーとなるかもしれませんね。