アクア 食洗機 ADW-GM1

アクア ADW-GM1は庫内がステンレス製で構成されており、傷・汚れがつきにくい作りになっています。使用後の食器を洗うという用途から、やはり汚れや雑菌などは非常に気になるので庫内が清潔に保てるのは嬉しいですね。また落ちた汚れなどを集めるフィルターも目が細かく、しっかりと回収してくれるためフィルター周りに残ったカスなどの汚れも防ぐことができます。

こういった製品の場合、やはり中でどのような動作が行われているのか気になるところですよね。アクア ADW-GM1は扉の全面がガラスでできているため、汚れの落ち具合などもチェックができます。どんな働きを見せてくれるのか、ちょっと期待してしまいますね。

アクア ADW-GMは食器洗い機と銘打った商品ですが、ヒーターなしの送風乾燥機能が付随しています。ヒーター機能がついた乾燥機だとプラスチック製の食器や熱に弱いものは使用できませんが、アクア ADW-GM1なら安心して使用することができますね。また洗浄時のモードにも低温コースが設けられており、プラスチック食器も安心です。もちろん、陶器や鉄の食器をしっかりと洗いたい場合の念入りコースや高温すすぎモードのコース・カスタマイズも用意されており様々な状況に対応できます。

アクア ADW-GM1は据え置き型の食器洗い機の中では比較的コンパクトと言える方の製品ですが、24センチ以上の大きめのお皿などは入らないといった問題があるようです。カタログスペック上の食器容量を見るぶんには都度使用することを前提とすれば4名分ほど対応できそうな数字ではありますが、取り分けていくスタイルの大皿に盛るような食事を頻繁に作る場合など、大きめの食器を使用されている場合にはおすすめとは言い難い欠点ですね。

概ね高評価が多い印象を受けるアクア ADW-GM1ですが、多くの方が不満点として扉がしめにくいという点をあげていました、両手を使ってしっかりと押し込まないと閉まらないという意見が多く、小さなお子様がお手伝いをしたいと言ってくれた時や、片手で閉めようとするには難易度が高いようです。

これはアクア ADW-GM1に限らず、食器洗い機全てに言えることではありますが特にこびりついてしまった汚れや、油多めの中華料理の皿などに対しては乱雑に置いてしまうと洗い残しに繋がってしまうようです。ある程度乱雑に置いてもしっかり綺麗になる。というのは理想的ではありますが、その点は多少気を使う必要がありそうですね。とは言え全ての食洗機共通のポイントではありますので、慣れてしまえば大きな問題にならないのではないかなと思います。

食器洗い機というジャンルの家電が登場してから長い期間が経過していますが、特に登場したばかりの頃は技術力・洗剤の力や値段といった点であまり普及しない不遇の家電でした。比較的最近になって技術を大きく進歩させ、再度目立ってきた家電という印象がありますが、まだまだ種類が多くなく、据え置きタイプでは特にサイズの選択肢が少ない印象があります。アクア ADW-GM1はその中でちょうど欠けていたようなサイズを狙ったモデルで、大きすぎず小さすぎずというサイズ感はまさにぴったりな方も多いのではないでしょうか。

食器洗い機と言うくらいですから、最大の目的は当然ながら食器を洗ってもらうことですね。先程も述べた通り食器洗い機の特に昔のモデルはあまり洗浄力が高くなく、その頃のイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかしながらアクア ADW-GM1はそういったイメージを払拭するほどの高い洗浄力を持っており、その点を高く評価されている口コミが多く散見されました。やはりセットするだけで食器を洗ってくれるというのは、今まで手洗いを行なっていた方から見ると革命的な時短に繋がる嬉しいポイントですよね。

アクア ADW-GM1は乾燥機能にヒーターを搭載していないこともあり、電気代も安くすみ非常にコストパフォーマンスが良いという口コミが目立っていました。1回の運転で使う水量も約9Lと、非常に少なくすみます(メーカーが試算している手洗いでの使用水量は51Lほどとのこと。)時短もでき、手荒れも防ぐことができ、さらに手洗いより水道代も安くなるといいことづくめですね。

NP-TCR4はパナソニックから発売されている「小型サイズ」の食器洗い機です。いくつかのコースが選択でき、騒音、使用水量なども同等の製品ですがどのような違いがあるのでしょうか。

まずはサイズですが、NP-TCR4は400x300x460mmと、アクア ADW-GM1と比べるとそれなりに小さいサイズです、食器容量も18点と、およそ3人用のサイズになっています。

より小さいモデルが欲しいという方にはこちらの機種も選択肢に入る形になりますね。

しかしながらサイズが小さいということはより食器サイズには気を使わなければならず、口コミなどを見ていても思ったより対応していない食器が多いといった意見や、調理器具に関しては諦めるべきという意見も見受けられました。

大型のフライパンなどに関してはアクア ADW-GM1も対応できないのですが、より入らない食器が増えるというのは気になるポイントですね。

使用する家庭の人数や、普段使っている調理器具の大きさで決めるのがベストな解決方法と言えるでしょう。

NP-TH2はパナソニックから発売されている食器洗い機で、食器容量が約40点と5人分を想定して作られた大型のモデルとなります。

比較的大型の食器洗い機はいくつかの種類が発売されていますが、その中でも価格差がそこまで大きく離れていないものを比較してみることにしました。

まず最大の差となるサイズについてですが、上記でも記載してあるように約40点の食器が収納できるまさに大型のモデルと言えます。お子様のいるご家庭で複数の食器や調理器具をまとめて洗いたい！という要望に答えてくれる大きさになりますね。

またそのサイズのおかげでアクア ADW-GM1では対応できない大きめのフライパンや大皿など、単純にサイズが大きい食器・調理器具も対応できるというのは大きなメリットです。

具体的な大きさですが、幅550×奥行344×高さ598mmとアクア ADW-GM1と比較するとだいぶ大きいですね、設置場所は高さも含めてかなり限られてくると思われますので、よく確認をする必要があります。

またNP-TH2には食器の汚れ具合で選べるコースなども用意されており、油汚れが気になる調理器具なども強力なパワーで洗浄してくれるコースも備わっており、大型ゆえにパワーのある商品と言えるでしょう。

しかしながら全体的なサイズの割には庫内が小さく感じるといった意見や、また騒音についても気になるレベルであるといった口コミも見受けられます。

価格の安い製品ではなく、また大型で存在感のある家電ですので期待値も高くなりがちですが全てにおいて上回っているパーフェクトなモデルではないという認識は必要ですね。

しかしながら予算、置き場所が許されるのであればより多機能なNP-TH2は、特に調理器具や大皿などにも対応できるという点からおすすめ度は高いと言えるでしょう。

アクア ADW-GM1について製品情報や口コミ・レビュー情報・商品比較を行ってみましたが如何でしたでしょうか。

アクア ADW-GM1は未だ種類が多いとは言い難い据え置き型の食洗機の中ではちょうど中間的なサイズを狙い撃ちしたモデルと言える食洗機で、その洗浄力の高さや小さすぎず大きすぎないサイズ感が非常に好評を得ている、非常に多くの方からおすすめされている食器洗い機でした。

しかしながら大型のお皿や調理器具などはどうしても入らず、別途手洗いが必要となってしまう点や、開くと水滴が落ちてしまうというマイナスポイントもある、閉めにくい前扉などの悪い点も多くはないながらも存在するモデルでもあります。

どの点をとっても完璧！と言える家電はなかなか見つかりづらいものではありますが、上記の点に注意しつつサイズなどが適合するようであれば総合的に見ればかなりおすすめできる製品であると言えます。

日々手荒れや腰の悩みを気にしつつ、時間をかけて行なっていた食器洗いから解放される喜びや、それによって得られる大切な時間はまさに何事にも代え難いものとなるでしょう。

設置される場所を確認し、サイズが問題ないことを確認できたら是非使ってみて欲しいおすすめの機種でした。

日々の手間から解放され、代わりに得たものが貴重な、素晴らしい時間となるといいですね。