パナソニック テレビ TH-55HZ2000の調査レポ

自社工場で作った有機ELディスプレイを採用しているので、高コントラストで高輝度、安定した発光を可能としています。黒の表現力も高く、暗部の色彩も繊細に表現できるのが魅力。スポーツなどの激しい動きもくっきりなめらかに表現できるので、さまざまな映像を存分に楽しめます。

最大出力140Wのスピーカーシステムを搭載。ウーハーユニットも搭載しており、低音の効いた迫力ある音響を楽しめます。また、音声フォーマットは映画館でも採用されている「ドルビーアトモス」に対応しており、ダイナミックな音を演出してくれます。

4Kチューナーを2基搭載しているので、裏番組の録画もできます。遠隔録画予約サービス「ディモーラ」に対応しており、スマートフォンから録画予約が可能です。外出先でも、録画ができるので見たい番組を見逃すこともありません。また、人物名やジャンルで録画できる「フリーワード録画」により、複雑な操作なく録画ができます。

コントラストが高く明るい画面は好評ではあるものの、眩しすぎるという声がありました。長時間観ていると目が疲れてしまう人もいます。明るさやコントラストは設定で調整できますが、調整の仕方によっては画質の良さが分かりづらくなるのが欠点です。

音質に関する評価は、「テレビにしては良い」といった声が複数見受けられました。悪い評価ではないものの、高音質で感動するというほどではありません。個人差があるものの、低音が効きすぎという声もありました。ただ、従来のテレビよりは迫力があるという声もあります。

パナソニック製のテレビでよく見られるリモコンのデザインですが、ネット動画のボタンが邪魔と感じる声がありました。NetflixとAbemaTVのボタンが付いていますが、需要の高いYouTubeやPrime Videoのボタンが欲しいという声も。また、チャンネルの切り替えが遅く、映像によっては残像が出ることもあります。

画質がキレイという声が多数見受けられました。「昼間でも明るくて見やすい」「写真のようにキレイ」など好評です。黒浮きや白飛びが気になるという声もありましたが、調整によって直すことが可能です。プラズマテレビよりもキレイという声もありました。

今までのテレビよりも音に迫力があるという声が多数見られました。低音の響きがよく、臨場感があります。聞き取りやすいのも魅力です。音質は調整できるので、低音を控えめにしたり高音を強めにしたりと、自分好みに調整できます。

リモコンにマイクが搭載されており、音声検索ができる点が便利。また、本商品とiPadと接続すれば、iPadで番組が観られるのがいいという声も。4K番組が同時録画できるのもポイントです。操作性も優れており、使いやすいという声が多く見受けられました。

TH-55HZ2000は2020年10月、TH-55HZ1000は2020年6月にパナソニックから発売されたテレビです。TH-55HZ1000はTH-55HZ2000の下位モデルにあたり、価格が50,000円ほど安くなっています。主な違いは、パネル性能です。

どちらも有機ELディスプレイのテレビですが、TH-55HZ2000はより高コントラストな表現を得意とする「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を採用しています。また、明るさや色を調整するシステム「Dot Contrastパネルコントローラー」がTH-55HZ2000では上位のものとなっています。

TH-55HZ1000は音声検索や、遠隔録画といった機能は搭載されていません。ですが、有機ELテレビが欲しいけれどなるべく価格を抑えたいという方は、TH-55HZ1000がおすすめです。より美しい映像と機能性を求めるなら、TH-55HZ2000を選ぶのがおすすめです。

TH-55HZ2000は2020年10月、TH-55JZ2000は2021年5月にパナソニックから発売されたテレビです。TH-55JZ2000はTH-55HZ2000の上位モデルにあたり、価格が130,000円ほど高くなっています。

TH-55JZ2000には「オートAI画質」という機能が搭載されています。同機能はAIでシーンに応じた最適な画質に調整する機能で、より立体的でくっきりとした表現が可能です。さらに、音響はTH-55HZ2000にあったイネーブルドスピーカーにワイドスピーカーが加わっており、ダイナミックな音響を楽しむことができます。

以上の違いから、最新の高性能テレビが欲しいならTH-55JZ2000、少しコストを抑えてテレビが欲しいならTH-55HZ2000を選ぶのがおすすめです。

パナソニック TH-55HZ2000 テレビの種類について、商品概要、取扱説明書、おすすめポイント、評価・口コミ・レビュー、他製品との比較をまとめました。TH-55HZ2000は美しい映像が楽しめる有機ELテレビです。従来のテレビと比べて迫力ある音響を楽しめるのも魅力です。

しかし、高コントラストゆえに画面が見にくいと感じる人もいます。音響もテレビとしては優れているものの、物足りないと感じるかもしれません。また、生産終了品なので、万が一の際のサポートにも不安があります。

パナソニック TH-55HZ2000 テレビは「コントラストの高い映像が楽しめる有機ELテレビが欲しい方」「20万円クラスの有機ELテレビが欲しい方」におすすめの商品です。ほかの商品と比較しながら、自分に合ったテレビを探してください。