ハングアウト(Hang アウトドアテーブル frt-73st

アウトドアで使うテーブルは、調理をしたり食事をしたりなど役割が大きいので、より使いやすく皆で楽しく過ごせるものを選びたいですよね。六角形のヘキサテーブルは候補の一つとして人気が高まっており、多くのアウトドアメーカーが販売しています。

ヘキサテーブルの多くはヘキサ型で完成されて売られていますが、ハングアウトのアーチテーブルは単独ではもちろん、多様な組み合わせを楽しんだり分解したりなど、お好みのスタイルにアレンジして使えます。

ただ、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。今回は、アーチテーブルを使ってみた方の感想や口コミ・レビューを徹底調査していきます。また、他の製品との比較やよくある疑問点にも答えていきますので、ぜひ参考にしてください。

ハングアハングアウトアーチテーブルは台形型の天板を持つテーブルが3つセットになっています。その3つのテーブルは単独でも使えますし、脚を結合させて使うこともできます。複数を組み合わせることで、いろいろな大きさと形に変身させられるテーブルです。

アウトドアテーブルというとゴツい形の脚が多いのですが、このテーブルは細めのスチールで大変スマートなデザインです。口コミでもデザインは大変高く評価されています。

このアーチテーブルの天板には、木目がきれいなウッドトップと熱に強いステンレストップの2種類があり、2つを組み合わせて使うことも可能です。しかし、2つの仕様は下のように少しずつ異なりますので注意が必要です。

※ステンレストップの高さはあえて高くなっています。

アーチテーブルは組み立ても簡単です。折りたたまれているテーブルには、天板の長辺に一方の脚が固定されています。もう一方の独立した脚の隙間に、固定された脚を差し込んで天板を倒すだけです。1分あれば3台の組み立てが完成してしまいます。

足が細く華奢な感じですが、実際に使った方のレビューによると意外に丈夫で、重いクーラーボックスやキャンプギアなどを乗せても問題なく使えるそうです。

ステンレストップの製品は天板に直接熱いものを置けるので、キッチンテーブルとして便利です。また、火の近くに置いたり、６つのテーブルで六角形の輪を作り中央に大き目の焚火台を置いて火を囲んだりもできます。

ウッドトップのテーブルと連結して使うと、ステンレストップの方が5mmほど高くなっています。これは、ステンレストップの端に熱いものを置いてもウッドが焦げないようにという配慮からです。

2台の長辺を向かい合わせて置くと、一辺が約35cmの小さな六角形のテーブル（ヘキサテーブル）になり、2セット6台をつなぐと中央にスペースがある一辺約68cmの大きなヘキサテーブルになります。

大きなヘキサテーブルの中央の空間に焚火台やストーブを置けば語らいの場となります。また、もう2台を中央空間にすっぽりと入れて、大皿料理を置いたりBBQコンロを置いたりして鍋や焼肉などをみんなで囲むのもいいでしょう。

製品は3個セット以外に、1台だけの単独でも購入できます。単独のものを3つ買うよりは3個セットで買う方が価格は安くお得です。しかし、買い足しを考えるのであれば1台だけの購入がおすすめです。

ウッドトップのセットを購入したが、ステンレストップのものが1台欲しいときや、その逆の場合など上手に単独製品を購入するといいでしょう。また、ソロキャンプにも使えるサイズ感ですので、ソロキャンプをされる方は単独販売が利用しやすいですね。

ハングアウトアーチテーブルの口コミやレビューを見ていると、結構な数で「重い」ということがデメリットとして指摘されています。特にステンレストップの製品の重さは1台あたり約4kg、3台セットだと12kgにもなってしまいます。

一方ウッドタイプはその半分の1台約2kgですので、持ち運びが苦になる方はウッドタイプを中心に考えて、必要な分だけのステンレストップを購入するのがおすすめです。

ハングアウトアーチテーブルの収納ケースは別売されています。口コミやレビューなどを見ていると、そのことを知らずに購入されている方も多いようです。

ナイロン製の収納ケースで、アーチテーブルが3台収納できます。また、クランクマルチテーブルの収納ケースとしても使えます。トートバック型で肩から掛けられるのも両手が空いて便利です。収納ケースのサイズは幅72×高さ46×マチ10cmです。

ogawaのアーチテーブルは、ハングアウトのウッドトップ製品より奥行きが7cm長いことを除けばほとんど変わらない仕様です。ogawaの製品の最大の特徴は2台を向かい合わせた際中央にポールを通せることで、ワンポールテントやパラソルとなどにセットする場合におすすめの製品です。

しかし、ogawaの製品の天板はウッドのみで、キッチンテーブルのように熱いものを乗せる用途で使うにはアルミトップがあるハングアウトの製品がおすすめです。また、1つ付け足しで購入できるのもハングアウトのメリットです。

ハングアウトのファイヤーサイドテーブルは、焚き火しながら寛ぐときのサイドテーブルとして設計されたアイテムです。天板の大きさは約50×38cm、高さは約33cmでアーチテーブルよりも約6cm高く大柄な方のソロキャンプにはファイヤーサイドテーブルがおすすめです。

家族や友達など複数で出かける場合は、やはりアーチテーブルの方が使い勝手がよく、みんなで楽しめる環境作りができます。

ヘキサテーブルを自作いる方も多く、ネット上に作り方の紹介ページや動画が多く上がっています。難しいのは台形の板の切断と、脚の取り付けです。脚は簡単に踏み台の上に板を置いただけのものから本格的に折りたたみ脚を工夫したものまでいろいろです。

天板になる角度60°の斜めの切断が結構難しく、数も多いですので電動ノコの利用がおすすめです。工具のない方はホームセンターなどのDIYコーナーなどを利用すると楽にできます。

アウトドアも個性化していく現在、ハングアウトアーチテーブルのような美しいデザインと、使い方にこだわらない新しい発想のテーブルが注目されています。ハングアウトアーチテーブルを使って自分スタイルのキャンプを楽しみましょう。