Dietz ランタン・ワークライト デイツ社(DIETZ) ハリケーンランタン-デイツ78黒金

ランタンの灯りはキャンプで癒しを与えてくれる大事なアイテムです。ランタンの中でもDIETZ(デイツ)のハリケーンランタン78は手を出しやすい価格とアンティーク調のデザインで人気があります。

テーブルに置いておくだけで雰囲気のあるDIETZのハリケーンランタンですが、種類も多くハリケーンランタン未使用の人には手が伸ばしにくいかもしれません。すでにランタンを持っていてコレクションを増やしたい人でも実際の使用感や燃費など気になるところも多いです。

この記事ではハリケーンランタンDIETZ78の口コミ・レビューをはじめ、魅力やデメリットまで徹底調査しました。ランタンの追加購入を迷っている人や、初めてオイルランタンを買おうと思っている人もDIETZのハリケーンランタンの魅力をチェックしましょう。

DIETZ(デイツ)のハリケーンランタン78は100年以上も基本構造が変わっていないアンティークデザインのオイルランタンです。名前の通りハリケーンでも消えない性能の高さと雰囲気のあるゆらめく炎に心奪われるファンも多く根強い人気があります。

DIETZのハリケーンランタンはおしゃれなアンティーク調のデザインです。歴史がある昔ながらの基本構造ですが、カラーバリエーションが豊富にありゴールドの給油口がおしゃれで人気があります。

赤や青などキャンプレイアウトの差し色になるカラーや、逆にどんなレイアウトにも馴染む黒も人気です。中でも真鍮は綺麗なゴールドで一時期はほとんど定価で出回らないほどレアなモデルです。

DIETZのハリケーンランタン78はテーブルに置くだけではなくランタンスタンドやポールに掛けても使えます。ふんわりとしたオレンジの光がテントの影を照らすのは離れた所から見ても絵になる光景です。

デイツ78は底が平らなのでテーブルやラックの上でも安定して置けます。その時のテントレイアウトに合わせて使い分けられるのは嬉しいポイントです。

DIETZのハリケーンランタン78は約20時間の燃焼時間があり非常に燃費がいいのが特徴です。ランタンは一日中点灯させるわけではないため、暗くなり始める夕方からの使用でも3日は持つ計算です。

オイルランタンの燃焼時間はオイルを入れるタンクの容量で左右します。デイツ78は340mlの容量があるため、2泊3日のキャンプならオイルの継ぎ足しをせずに過ごせます。

燃費がよく見た目もおしゃれなDIETZ78は一見高級そうに見えますが、意外と手の出しやすい価格帯で販売されています。以前は品薄が続きなかなか定価では手に入りにくかったため価格は高騰していましたが、現在は約4,000円前後で安定して購入できるようになりました。

キャンプは色々なギアになにかとお金がかかるため、ガンガン使っても心が痛まない価格のアイテムは大切です。安定感のある作りで置いておくだけで雰囲気の出るデイツ78はキャンパーとして一つ持っていても損はないランタンです。

キャンプは荷物が多くなるため出来るだけコンパクトで持ち運びしやすいアイテムが重宝します。ハリケーンランタンのデイツ78は510gと非常に軽量で、高さは26.5cmと500mlのペットボトルより少し大きいくらいの非常に使い勝手のいいサイズ感です。

積載を圧迫するような大きさではなく、ソロキャンプはもちろん二人以上のキャンプでも雰囲気を味わうには充分な大きさです。

ハリケーンランタンDIETZ78の使用にあたり難しいポイントは一切なく、誰でも簡単に使用できます。DIETZ78はオイルランタンなため、LEDランタンのようにボタン一つで灯りが灯るわけではありません。

金色のシリンダーを下げるとホヤガラスが持ち上がるので、その中のオイルが浸透した芯に火を点けるとランタンの完成です。文字で見ると難しく感じますが、実際やってみると驚くほど簡単な工程で火が灯ります。

おしゃれでかっこいいハリケーンランタンのデイツ78ですが、メリットだけではなく気を付けなければならない点もあります。しっかりとチェックしておきましょう。

デイツ78は燃費のいいオイルランタンなため、使いきらなかったオイルがタンクに残っている場合があります。オイルが入った状態で横に倒したりすると、給油口が閉まっていてもオイル漏れが起きます。

オイル漏れを防ぐには一度で使いきれる量のオイルを入れるか、ランタンを倒さずに立てた状態をキープして運搬するようにしましょう。撤収時にタンクにオイルが残っている時は面倒でもその都度燃料ボトルにオイルを戻すと不用意なオイル漏れを防げます。

デイツ78は人気のハリケーンランタンです。一時期ブームとなり中々日本で手に入りにくい状況が続いた際に偽物商品が出回るようになりました。偽物商品は価格が定価では無く造りも乱雑と手元に届いて初めて偽物商品だとわかる場合が多いです。

デイツ78をオークションや通販で購入するときは商品画像や出品者に怪しい所がないかきちんとチェックしましょう。

ハリケーンランタンのデイツ78はハリケーンが来ても火が消えない性能のランタンで、ガラスのホヤがランタンの火を風から守っています。ホヤはガラス製なので当然衝撃に弱く雑に扱うと割れやすいのが欠点です。

ランタンをむき出しのまま運搬すると、いくらランタンが揺れないようにしていても他の物が当たる場合もありとても危険です。ホヤガラスを守るためにも持ち運びの際には必ずケースに入れて衝撃から守りましょう。

デイツ78は雰囲気を作るには抜群ですが、照明としての明るさを求めるには少々暗いです。オイルランタンの光の強さは芯の太さで決まります。デイツ78は4分芯で7カンデラ、5Wほどの明るさです。

手元を照らすくらいの明るさなので、メイン照明にするには物足りなく感じます。雰囲気を出すにはハリケーンランタンで、メインの照明はLEDランタンにするなど上手く使い分けましょう。

ハリケーンランタンは燃料の染み込んだ芯で炎を燃焼させるランタンなため、テント内での使用はできません。一酸化炭素中毒の危険があるのはもちろん、こぼれた燃料に引火して火事になる危険性もあります。

デイツ78は点灯中にホヤはもちろん、その上の部分もとても熱くなります。普通に触ると火傷をしてしまうので触らないようにしましょう。消灯後もしっかり冷めたのを確認してから収納しましょう。

デイツ78は難しいポイントはなく誰でも簡単に使用できます。まず燃料タンクにオイルを入れて芯に燃料を浸透させます。給油口をしっかり閉めたらゴールドのシリンダーを下げてホヤを持ち上げ、中心部から芯を出して火を付けます。

火が付いたらホヤを降ろし、芯の長さを調節して火力を調整すればデイツ78の点灯完了です。火を消す際はシリンダーを降ろしてホヤを持ち上げ、息を吹きかけて火を消します。

不完全燃焼で煙が上が場合は火力調整レバーを回して芯をひっこめて完全に消火させますが、この時に芯を下げすぎると燃料タンク内に落下して再装着に手間がかかるので注意しましょう。

手入れ不要なLEDランタンとは違いハリケーンランタンには簡単なメンテナンスが必要です。使用しているとホヤガラスに煤がついて汚れてくるので綺麗にしましょう。ただのガラスなので拭くだけでも汚れは落ちますし、水洗いも可能です。

デイツ78はオイルの染みた染みた芯に火がついて明るくなるランタンです。芯が燃焼するため、使い続けると芯が短くなります。芯が短くなったら芯の交換もしましょう。交換する芯は約25cmくらいにの長さにカットすると使いやすくなります。

ハリケーンランタンデイツ78の真鍮仕様モデルは他のカラーより少々価格が高いですが、真鍮なのでサビにくく真鍮に灯りが反射して明るさが増します。以前はブームにより入手困難でしたが、現在は通販でも購入できるようになっているため手に入りやすくなっています。

ただデイツ784の真鍮モデルは人気が高いため偽物商品や、高額販売が存在しています。購入の際は正規店や信頼できる店舗から購入しましょう。

デイツ78はデザインも無骨でかっこいいランタンですが、ホヤガラスをカスタムして更にデザイン性のあるオリジナルランタンを作れます。ホヤガラスを取り外して内側に密着スプレーをかけてから、好きなカラースプレーを吹きかけるとホヤが着色されてカラーランタンが完成です。

自分で好きな色を着色してもいいですし、色付きのホヤやガラスにツイスト加工されたホヤなどカスタム用のホヤの販売をしている所もあります。ツイスト模様が入ったホヤガラスはアンティーク感が増しインテリアとしても映えるランタンになります。

ホヤをカスタムして自分だけのオリジナルランタンを作りましょう。

デイツのハリケーンランランはホヤがガラス製で昔ながらの構造・作り方をしています。運搬の際の衝撃によって破損や燃料漏れが起こらないように、収納ケース選びも大切です。

フュアーハンド276用のランタンケースはデイツ78とほぼ同じスペックのランタンの専用ケースです。サイズ感はもちろんぴったりで、しっかり厚みがあり自立するためランタンケーズに迷ったら購入して間違いありません。

デイツ78とよく並んで名前が挙がるフュアーハンド276はドイツ製のハリケーンランタンです。サイズ感はほぼ同じで芯の太さも4分芯と、どちらも使い勝手のいいハリケーンランタンで人気を二分しています。

カラーバリエーションはフュアーハンドの方がデイツ78にないシルバーやイエローがあります。ホヤガラスの形はフュアーハンドの方が少し角ばっていてデイツは丸い形をしているなど、細かい部分が多少違うもののほぼ同じスペックです。

ハリケーンランタンに関する代表的なトラブルとして挙げられるのがオイル漏れです。ハリケーンランタンは一つ一つが手作りなため個体差があり、燃料漏れしない個体も中にはありますがオイル漏れランタンに当たってしまった場合は漏れ対策をして他のギアや車内を漏れから守りましょう。

デイツ78は給油口から燃料が漏れ出てくる場合があります。その場合は給油口の蓋に最初からついている紙パッキンを取り外してホームセンターなどで売っている耐油性のゴムパッキンに交換しましょう。

紙パッキンは頑丈にハマっているためかなり力を入れてキリなどで抉り取ります。交換したゴムパッキンを蓋の裏に押し込む際にキリなどの尖ったものを使用するとパッキンに穴が空いてしまうので気を付けましょう。

パッキンを交換する時間がない場合は給油口に耐油性のOリングをはめ込みます。内計15㎜のものがデイツ78にはぴったりとフィットします。ゴムパッキンもOリングも常に油に触れているわけではないですが、出来るだけ耐油性のタイプを選びましょう。

燃料タンクにオイルを入れてしばらく時間が経つとじわじわとオイルが染み出てきて給油口の周りがテカテカとしてきます。その場合はホームセンターなどで売っている補修パテを使って給油口周りを埋めるとオイル漏れがなくなります。

パテを給油口周りに張り付けて塞いだら、なるべく薄く均等に馴染ませると出来上がった時の見た目が良くなるためしっかりこだわりましょう。パテが乾いたら完成ですがそのままだとせっかくかっこいい見た目が台無しになるので、埋めたあとはパテの上からランタンの色と同じ色を塗って完成です。

一つあるだけでサイトの雰囲気がグッとあがるハリケーンランタンのデイツ78。渋い見た目に揺れる炎が癒しのひと時を演出します。明るい時間は置いてあるだけでおしゃれなレイアウトになるデイツ78をゲットして、ワンランク上のキャンプを楽しみましょう。