ブラックベリー スマートフォン・携帯電話 BlackBerry Key2

BlackBerryシリーズといえば、QWERTYキーボード。スマートフォンのフリック入力では物足りない、という個性派の方に根強い人気があります。

BlackBerry KEY2 のキーボードは、旧タイプのKEYoneよりも21.6%大きくなり、キーが平面に近いデザインになったことで、さらに入力が簡単になりました。タッチパネルの機能も兼ね備えているので、キーボード表面をなぞると、画面をスクロールさせることもできます。

また、指紋認証も可能になり、PINコードの入力などの手間が省けるので、セキュリティ面でも安心かつ便利になりました。

当初はビジネスマン向けに開発されたBlackBerryシリーズ。独特のいかついフォルムで、特にガジェット好きな人に非常に人気が高い機種です。

BlackBerry KEY2は、すべり止めのために深めのマット加工がほどこされていて、四角いデザインが特徴的です。指紋がつきにくく、傷や汚れも目立ちにくい機能的な形で、デザイン＆実用性ともに非常にすぐれています。

日本国内モデルのBlackBerry KEY2は、世界初のバンド18対応となっています。また、３大キャリア（au、NTTドコモ、SoftBank）SIMの利用ができる国内初のモデルとして発売されました。

さらに、3CC CA/2CC CAのキャリアアグリゲーションに対応しており、安定した通信が可能となっています。

シルバー（64GB）はDSDS（デュアルSIMデュアルスタンバイ）対応であるため、2枚のSIMカードを使用することができます。

端末の右下にあるスピードキーと、あらかじめ設定したボタンを同時押しすることで、見たいアプリをすぐに起動できるショートカット機能を搭載しています。

BlackBerry KEYoneでは、別アプリが起動中の時は使えませんでしたが、BlackBerry KEY2ではいつでも好きなアプリを立ち上げることが可能になりました。

BlackBerry KEY2はカメラの機能も充実しています。

フロントカメラには、800万画素の固定焦点とワイドアングルのレンズを搭載。リアカメラには、BlackBerryシリーズ初の1200万画素のデュアルカメラを備えており、ポートレートモードの撮影が可能になりました。より高品質な写真を撮ることができます。

BlackBerry KEY2 は専用ケースの種類も豊富です。純正のケースは、ソフトケース・手帳型のフリップケースが販売されています。

また、Amazonや楽天などでも、シリコンケース・TPUケース・手帳型や縦開き型・金属製など豊富な種類が用意されているので、自分好みにカスタマイズすることができます。

カメラ機能をグレードアップさせたBlackBerry KEY2。しかし、画像の質に関しては、評価はいまひとつ良くありません。ある程度明るい場所ではいい写真が撮れるものの、カフェやレストランなど光源が弱い場所では画面が暗くなってしまう、などの口コミが見られます。

インスタ映えする見栄えのいい写真が撮りたいなど、カメラの質を重視する人には不向きな機種といえるかもしれません。

BlackBerry KEY2ではボタンが機体の右側に集まっているので、旧タイプのものより片手で使いやすくなりました。

しかし、スピードキーを押しながら別のボタンを押すなど、一部両手を使わなければならない操作もあり、片手では使いづらいという口コミがみられます。

パソコンのように両手を使って操作する分には問題ありませんが、もう片方の手に荷物を持っている場合などは、扱いにくいかもしれません。

デフォルトで入っている日本語入力IMEソフトが使いづらく、半角英数字入力をした時に、「.（ドット）」が「。（句点）」として認識されてしまう、などの口コミがあがっています。

BlackBerry標準のキーボードアプリによって引き起こされている現象とみられ、キーボードを無効化する操作が必要になることもあるようです。

専用ソフトを購入することでパソコンと大差ない操作ができるようですが、スマートフォン初心者には使いにくいところがあるかもしれません。

キーボードが装備されている分、液晶部分がどうしても小さくなってしまいます。大部分のスマートフォンが6インチの大画面であるのに対し、BlackBerry KEY2の画面は4.5インチ。メールなどの操作を行う時にはさほど気になりませんが、動画は迫力に欠ける、という口コミがみられます。

BlackBerry KEY2 の画面比は3：2で、一般的な動画や映画（16：9）を見るにはやや不向き、という口コミもあがっています。

前回のモデルよりも格段に進化したのは、キーボードの打鍵感です。固すぎず柔らかすぎず、ほどよい感触で「キーボードをたたいている」という感触が楽しめるようです。ポチポチとキーボードを押すときの感覚がたまらない、という口コミが出ています。

また、キーボード自体も大きくなり、打ち間違いが減ったという感想を持つ人も多いようです。

ミドルハイクラスのCPUを装備したBlackBerry KEY2。アプリを起動させたり、スピードキーを使う時も特にひっかかりはなく、サクサクと作業ができるという口コミがあがっています。３Dゲームを最高画質でプレイするような使い方をしなければ、特に支障はなさそうです。

また、メールやSNSの使用状況を一目で確認できる高生産アプリBlackBerry Hubが実装されており、便利だという口コミもあがっています。メール、電話など各アプリをいちいち立ち上げなくてすむのはとても便利ですね。

KEYoneと同じく3500mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、36分で50%の高速充電も可能です。

BlackBerryシリーズは、セキュリティ強化に熱心な機種として知られています。

BlackBerry KEY2には「DTEK by BlackBerry」という端末専用アプリがあらかじめインストールされています。セキュリティ対策に特化したアプリで、ユーザーが特別な動作をしなくても常に稼働しており、アプリが不審な動作をしていないか監視してくれます。

おかげで安心して使うことができる、という口コミがみられます。

BlackBerry KEY2の廉価版として2019年4月10日に発売されたBlackBerry KEY2 LE（ライトエディション）。全体的なスペックや仕様を落とすことで、３～４万円程度安価で購入することができるようになりました。

CPUはsnapdragon636で、BlackBerry KEY2 の660に比べると若干スペックダウンしています。またRAMメモリも6GBから4GBに、バッテリー容量も3500mAhから3000mAhへ変更されています。また、キーボードのタッチセンサー機能がなくなっていますが、QWERTYキーボード特有のプチプチ感は健在です。

キーボードにしたいけれど、値段が高すぎると考える人には、LEがおすすめです。安い値段でBlackBerry KEY2 を試してみることができます。ただし、ややスペックが落ちているので、使用するアプリ数を工夫するなどの対策が必要になるかもしれません。

カラーは、Slate（ダークネイビー）、Champagne（シャンパン）、Atomic（レッド）の3種類で、BlackBerry KEY2 とは違う上品で華やかな雰囲気を楽しむことができます。

BlackBerry KEY2の1年前のモデルとなるBlackBerry KEYone。BlackBerry KEY2と比べると若干丸みをおびたフォルムで、重さは12グラム程度重くなっています。

キーボードの断面形状と角部分の仕上げは、BlackBerry KEY2とかなり雰囲気が違います。BlackBerry KEY2よりもキーとキーの間の間隔が狭くなっており、人によっては入力のしづらさを感じるかもしれません。

CPUはsnapdragon630で、BlackBerry KEY2の660と比べるとスペックは下がるので、特にマルチタスクの時にはもたつく場合があります。ただし、特に違和感を感じない、という人もいるので、予算をできるだけ落としたいという方はBlackBerry KEYoneを選んでもよいでしょう。

BlackBerry KEY2が非常に評価が高い商品なので、もしどちらを買うか迷うようであれば、BlackBerry KEY2 を選ぶとよいでしょう。

Blackberry blackberry KEY2 について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他商品との比較をまとめました。

BlackBerry KEY2は非常に個性的な外見でありながら、性能も優れており、メイン端末としての機能を十分に果たしてくれる機種となっています。これまでのBlackBerryシリーズは、デザインに優れている反面、容量が少ないなどの欠点がみられました。

しかし、BlackBerry KEY2ではほぼすべての面において、欠点をクリアしており、ユーザーからおおむね高い評価を得ているようです。安心して選ぶことのできる機種といえるでしょう。

一部ユーザーの間で、「変態端末」と呼ばれるほどユニークなデザインで知られるBlackBerry KEY2。誰にも負けない個性的なデザインを楽しみたいという方は、ぜひBlackBerry KEY2をご検討ください。