ブルーレイディスクは100円均一でも販売されていますが、大手メーカーでは価格が高いものもあり、価格相場がイマイチわかりにくいですよね。実際にディスクの性能に違いがあるとはいえ、安いものでも十分に使えるという声もあります。
そのため、どれを選べばいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。そこで今回はブルーレイディスクの価格相場について解説します。価格はブルーレイディスクの種類や容量によっても異なるため、種類別に詳しくご紹介します。
また、安いメーカーと大手メーカーでの製品の違いについても比較。さらに記事後半では、おすすめのブルーレイディスク6選も紹介するので、ぜひ自分に合ったブルーレイディスクを選ぶ参考にしてください。
価格をご紹介する前に、ブルーレイディスクの容量の違いや基本的な種類をご紹介します。容量や種類によって当然価格は変わるので、自分が使いたいのはどれなのかを考えながらご覧ください。
ブルーレイディスクの容量は25GB・50GB・100GBの3種類あります。容量が多ければ多いほど録画時間は長くなりますが、容量の50GB・100GBになると対応していないレコーダーがあります。
特に、100GBのディスクになると使用できるのは対応レコーダーのみです。自分が使っているレコーダーが対応しているかどうかをまず確認しましょう。
ブルーレイディスクには、BD-RとBD-REの2種類があります。大きな違いはデータを上書きできるかどうかです。BD-Rは上書きができないディスクですが、追記ができるので容量ギリギリまで使用できます。
一方、BD-REはデータを繰り返し書き換えることが可能。書き換え回数は製品によって異なりますが、多いものなら1万回程度書き換えられます。BD-RとBD-REのそれぞれに1層〜3層までの容量のものがあるので、用途に応じて選びましょう。

ブルーレイディスクの価格相場をご紹介します。1枚売りになっているものと、パック売りになっているものに分けて解説します。
ブルーレイディスクの価格はBD-Rで60〜190円、BD-REで70〜210円です。データの書き換えができる分BD-REの方が高額なので、上書きをしないならBD-Rを選びましょう。もちろんこの価格が全てではないので、目安として押さえてください。自分の用途と予算に合ったものを選ぶことが大切です。
容量 | 1枚あたりの価格 |
BD-R(25GB) | 60〜190円程度 |
BD-R(50GB) | 190〜370円程度 |
BD-R(100GB) | 500円程度 |
BD-RE(25GB) | 70〜210円程度 |
BD-RE(50GB) | 210〜400円程度 |
BD-RE(100GB) | 700円程度 |
ブルーレイディスクパック価格は容量や枚数によってかなり幅があります。大容量になるとパック枚数も少なくなるので、予算で選びましょう。こちらもこの価格が全てではないので、あくまで参考程度に考えてください。
容量 | パック価格 |
BD-R(25GB) | 50枚パックで3,000〜5,000円 |
BD-R(50GB) | 50枚パックで10,000〜13,000円 |
BD-R(100GB) | 20枚パックで10,000円程度(50枚はなし) |
BD-RE(25GB) | 50枚パックで3,000円程度 |
BD-RE(50GB) | 20枚パックで4,500〜7,000円(50枚はなし) |
BD-RE(100GB) | 10枚パックで7,000円以上(20枚・50枚なし) |

実際に売られているブルーレイディスクの価格をメーカー別にご紹介します。
メーカー | 容量 | 価格 |
パナソニック | BD-R25GB | 30枚パック3,500円 |
ソニー | BD-R25GB | 50枚パック3,170円 |
三菱ケミカルメディア | BD-R25GB | 50枚パック2,200円 |
人気の高い3社の価格を比較してみると、パナソニックが1番高く三菱ケミカルメディアが最もリーズナブルなことがわかります。メーカーによって特色やブルーレイレコーダーとの相性もあるので、自分の環境に合ったものを選びましょう。
価格が安いブルーレイディスクと大手メーカーのブルーレイディスクの大きな違いは、種類や容量を選べることです。100均で売っているブルーレイディスクは25GBで上書きができないものが多いです。
しかし大手メーカーのものなら、ディスクの種類も容量も選べるのでその時に合ったディスクを購入できます。またブルーレイレコーダーとの相性もあるので、実際に使ってみて使いやすいものを選ぶのがおすすめです。

コンビニや100円均一でもブルーレイディスクは販売されています。コンビニのブルーレイディスクは店舗によって種類は異なりますが、電気量販店より割高です。そのため、急に必要になった時に購入しましょう。
一方、100円均一で売られているブルーレイディスクは税込み価格で110円とかなりリーズナブルです。台湾製のブルーレイディスクなので、気になる人は少し高くても日本製のものを選んでください。

HDDとブルーレイディスクのどちらがコスパがいいのか気になりますよね。実は、使い方によって変わります。ブルーレイディスク1枚とHDD1台を比べると、圧倒的にブルーレイディスクの方が安いです。
しかし、繰り返し録画できないブルーレイディスクを使えば、次々に枚数が増えて収納場所が必要になります。一方、HDDは1台あたりの容量が大きいものが多いです。そのため、番組を保存しなくてもいい人は買い足す必要がないためHDDの方がコスパがいいといえます。
つまり、HDDとブルーレイディスクのコスパの良さは、番組を保存したいかどうかで変わります。録画番組を保存したい人はブルーレイディスク、録画番組を保存しなくてもいい人はHDDを選ぶのがおすすめです。
ブルーレイディスク VBR130RP50SJ2
短時間録画が可能なBD-Rディスク
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
インクジェットプリンタに対応しているので、録画した番組名をディスクに記録しておけるブルーレイディスクです。最大で6倍速まで対応しているので、短時間で録画が可能です。容量も25GBあるので地上デジタル放送なら180分録画できます。
- メーカー
- ビクター(Victor)
- 商品名
- ブルーレイディスク VBR130RP50SJ2
- メディアタイプ
- BD-R
- 容量
- 25GB(1層)
- パッケージ枚数
- 50枚
- その他
- 1-6倍速
録画用4倍速 BD-R BDR DL


長期間映像を保存できるブルーレイディスク
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
湿気や水分などを侵入させない構造になっているので、長期間保存していてもディスクが劣化しにくくなっています。トリプルタフコートを採用していることで、長期間映像の質を落とさずに保存できます。パナソニックでしかも日本製なので品質にこだわりたい人におすすめです。
- メーカー
- パナソニック(Panasonic)
- 商品名
- 録画用2倍速 BD-R BDR DL
- メディアタイプ
- BD-R
- 容量
- 50GB(片面2層)
- パッケージ枚数
- 20枚
- その他
- 4倍速
ブルーレイディスク VBR520YP20SD4
地デジなら12時間分保存可能
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
4K番組の保存にも対応した3層ブルーレイディスクです。3層ブルーレイディスクは大容量なのが特徴です。1回録画用なので、大切な番組を消してしまう心配はありません。また、容量が有る限り追記ができるので、ブルーレイディスクが無駄にならずデータを追加できます。
- メーカー
- バーベイタムジャパン(Verbatim Japan)
- 商品名
- ブルーレイディスク VBR520YP20SD4
- メディアタイプ
- BD-R
- 容量
- 100GB(3層)
- パッケージ枚数
- 20枚
- その他
- 2-4倍速
くり返し録画用 BEV25WPE
繰り返し使えるブルーレイディスク
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
インクジェット対応のブルーレイディスクなので、録画した内容に合わせたデザインを印刷できます。2倍速に対応しているので、録画時間を少し単酒器できます。繰り返し録画が可能なので、テレビドラマを録画しても保存しなくていい人に向いています。何度も使えるため、コストを軽減できます。
- メーカー
- マクセル(maxell)
- 商品名
- くり返し録画用 BEV25WPE
- メディアタイプ
- BD-RE
- 容量
- 25GB
- パッケージ枚数
- 25枚
- その他
- 2倍速
録画用 LM-BE50P10


長期保存に優れたブルーレイディスク
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
防湿層としてワープコートを採用しているため湿気の多い場所でもディスクが反らない設計になっています。また水分や化学物質の侵入を防ぐカードコートや傷に強いハードコートの3つを搭載したトリプルタフコートを採用しています。ディスクが劣化しにくいので、録画した内容を長期的に保存しておきたい人におすすめです。
- メーカー
- パナソニック(Panasonic)
- 商品名
- 録画用 LM-BE50P10
- メディアタイプ
- BD-RE
- 容量
- 50GB
- パッケージ枚数
- 10枚
- その他
- 2倍速
ビデオ用ブルーレイディスク10BNE3VEPS2
日本製の大容量録画可能なブルーレイディスク
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
4K放送にも対応してるブルーレイディスクです。容量が100GBあり、4K放送でも370分録画可能なので、たくさん録画してもディスクの枚数は少なく省スペースを実現できます。日本製のディスクなので、品質にこだわる人にぴったりです。時間がたっても高画質のまま劣化しにくいため、画質にこだわりたい人におすすめです。
- メーカー
- ソニー(SONY)
- 商品名
- ビデオ用ブルーレイディスク10BNE3VEPS2
- メディアタイプ
- BD-RE
- 容量
- 100GB(3層)
- パッケージ枚数
- 10枚
- その他
- 2倍速
ブルーレイディスクに録画した番組を残しておけば、HDの容量を開けておけます。ブルーレイディスクは購入する店舗やメーカーによって価格が異なります。自分が納得できる品質のブルーレイディスクを選びましょう。
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