腰に使えるマッサージ機のおすすめ人気ランキング｜腰痛に！ルルド・オムロンも紹介

重労働だけでなく事務などの座り仕事でも、意外と腰に負担がかかります。慢性的な腰痛や腰の違和感で整体院やマッサージ店に通う方も少なくありませんが、自宅で気軽に腰のマッサージができたら嬉しいものです。実は、腰に使えるマッサージ機なら、まるでマッサージを受けているかのように腰を揉みほぐせます。

近年人気の腰に使えるマッサージ機は、暖めながらのマッサージや手揉みに近い感覚のものまで、さまざまな機能が付いているのが特徴です。ハンディタイプ・フィットタイプなど、マッサージ機の種類も豊富なので、まずどれが自分に合うかを見極めましょう。

そこで今回は、腰に使えるマッサージ機の選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。ルルドやオムロンなどの人気メーカーのマッサージ機も紹介します。

揉みほぐしたい部位をピンポイントで狙いたい方には、ハンディタイプのマッサージ機をおすすめします。ハンディタイプマッサージ機の特徴は以下のとおりです。

• ハンディタイプ：もみ玉の形状は、ボールタイプ・スティックタイプ・ローラータイプなどさまざま。軽量コンパクトな商品が多く、持ち運びしやすいのでオフィスの休憩時間にも最適。手に取りやすい価格帯なのも嬉しいポイント。

手持ちの椅子やソファに設置できるタイプのマッサージ機は省スペースで使用できて便利です。このタイプのマッサージ機は以下の2種が販売されています。

• シートタイプ：椅子に設置できるシート状のマッサージ機。シートの長さは頭からお尻まで。商品によっては背面が厚い機種もあり、座面が狭くなる可能性もある。選ぶ際は、取り付けたい椅子の大きさも確認しておくのが大切。価格は1万円台から。
• クッションタイプ：クッションのような形のマッサージ機で、ソファに置いて使用できる。インテリアとしても違和感がなく、プレゼントに使われる場合も多い。価格は1,000円台からとリーズナブル。

マッサージしてほしい部分だけをピンポイントでほぐしてくれるマッサージ機がほしい方には、フィットタイプがおすすめです。フィットタイプマッサージ機の特徴は以下のとおりです。

• フィットタイプ：ネックマッサージとして販売されているものがほとんどだが、腰に巻き付ける使い方も可能。価格は3,000円台から。

この他にも、骨盤まわりを締め付けてマッサージする『エアマッサージャー』も販売されています。

腰だけではなく全身もマッサージしたい方には、マッサージチェアをおすすめします。マッサージチェアの特徴は以下のとおりです。

• マッサージチェア：マッサージ機能が充実していて全身をマッサージできるため、自宅でもしっかりと身体のケアができる。ただし、高機能なぶん価格は高め。また、一般的なマッサージ機よりもサイズが大きいため、設置場所や搬入方法を検討しておく必要がある。

マッサージ機のマッサージ方法は主に4種に分類されます。それぞれのマッサージ方法の特徴は以下のとおりです。

• ゆらぎ：もみ玉のゆらゆらとした動きでほぐす。広範囲の筋肉を細かく刺激する。
• たたき：たたき用のヘッドで、とんとんと叩く。
• もみ：ヘッドが左右から挟んで、指圧のように押す。
• 振動：振動を与えながらこりをほぐす。

機種によっては他のマッサージ方法を搭載して製品もあります。どのマッサージ法が自分に合っているか、家電量販店などで試すのもおすすめできます。

腰に使えるマッサージ機を選ぶときは、もみ玉の数にも注目しましょう。もみ玉の数や配置されている間隔は、マッサージ効果を感じるうえで大切なポイントです。一般的には、もみ玉の数が多いマッサージ機は力強く、もみ玉の少ないマッサージ機はやさしい商品が多い傾向にあります。

また、広い範囲を全体的にマッサージしたい方には、複数のもみ玉があるタイプが向いています。一方、コリにピンポイントであてたい場合は、もみ玉ひとつのハンディタイプが使いやすいです。どんなマッサージに使いたいかをイメージして、もみ玉の数を厳選してみてください。

マッサージ機には、マッサージ機能の他にもさまざまな機能が搭載されています。主な機能は以下の通りです。

• オートタイマー機能：設定した時間で電源が切れて寝ながらでもマッサージを終了させられる。
• 調節機能：マッサージの強さ・範囲・速度などを調節する。
• ヒーター機能：温めながらマッサージする。
• ストレッチ機能：筋肉を伸ばしてケアをする。
• 1/fゆらぎのリズム：規律的なリズムの中に、不規則なリズムを入れてマッサージをする。

機能は製品やメーカーによって異なります。メーカーの公式サイトで調べるほか、家電量販店などで実際に使用して確認すれば満足いくものを見つけやすいです。

マッサージ機は頻繁に出し入れせず、常に部屋に設置しておくのが一般的です。その場合、インテリアに馴染むようなデザインであれば違和感がありません。マッサージ機を長く愛用するためには、デザインにもこだわって選んでください。

デザインに加えてサイズ選びも重要です。気に入ったデザインの製品であっても、大きすぎて搬入できなかったり、置き場所を確保できなかったりしたら大変です。設置場所・搬入経路を考慮して選びましょう。

腰に使えるマッサージ機を選ぶときは、コードの有無もチェックしましょう。コードのあるタイプのマッサージ機はコードの届く範囲でしか使用できませんが、バッテリー残量を気にしないで使える点がメリットです。一方、コードレスの場合は、オフィスなどの外出先でも使用できますが、バッテリーや電池が切れてしまうと使えません。

いつも決まった場所で使用するマッサージチェアは、コードありでも問題ありません。ハンディタイプやフィットタイプなど、携帯する可能性がある場合はコードレスをおすすめします。

腰に使えるマッサージ機は、お手入れしやすいものがおすすめです。防水機能付きなら、汚れてしまった場合も濡れタオルで拭きとれます。布製のカバーが付いているタイプのマッサージ機は、カバーを取り外して丸洗いできるものを選びましょう。自宅の洗濯機で洗えるものなら、常に衛生的に保てます。

フジ医療器は、マッサージ機などの製造・販売・輸出入を行っている大阪生まれのメーカーです。フジ医療器で販売しているマッサージチェアや小型マッサージ機は、医療機器認証番号を取得しています。腰だけでなく足用マッサージ機なども種類豊富に販売しているので、下半身のマッサージを自宅で楽しみたい方におすすめです。

オムロンは、ヘルスケア・制御機器・電子部品などを扱っている日本の電気機器メーカーです。オムロンのマッサージ機は、腰痛や関節痛などの痛みの緩和・健康増進を目指しています。シンプルなデザインで、直感的にわかりやすい操作性がオムロンの商品の魅力です。マッサージ機のラインナップが豊富なので、さまざまなコリの悩みに対応できます。

アルインコは大阪に本社を置くメーカーで、マッサージ機のほかにも建築用仮設足場・フィットネスマシン・介護用品・アマチュア無線など幅広い製品を開発・製造・販売しています。アルインコのマッサージ機は「健康と癒しの提供」をテーマに掲げていて、健康のためのボディメンテナンス製品として開発されているのが特徴です。

アテックスは、マッサージ機・折りたたみベッド・健康器具などの製造メーカーです。アテックスの商品はデザイン性に優れているので、大切な方へのプレゼント用にもおすすめできます。デザイン豊富なマッサージクッションやフラミンゴをイメージしたスティックタイプなど、おしゃれな「ルルド」シリーズは若い女性にも人気です。

ドリームファクトリーは、「私たちが創造するモノを通じて、世界中の人々をHAPPY にすること。」をモットーに掲げるメーカーです。美と健康の提供をコンセプトに、スタイリッシュなデザインのマッサージ機を展開しています。

ドリームファクトリーのマッサージ機ブランド『Dr.Air（ドクターエア）』は、チェアタイプやロールタイプなどラインナップ豊富なので、ぜひチェックしてみてください。

マッサージ中はとても気持ちいいので、ついつい長時間行ってしまいがちです。しかし、一部分の筋肉が緩み過ぎると体のバランスが崩れて、疲れ・だるさ・別の痛みの原因となってしまう場合があります。マッサージは、適度な強さと時間で行うのが最も効果的です。マッサージ機は、長時間連続使用しないように心がけてください。

鋭い痛みや熱感など、急性の強い腰痛は炎症症状からきている可能性があります。筋肉や筋膜が損傷しているかもしれませんので、マッサージ機やマッサージチェアは使用せずに病院を受診してください。

炎症症状がある部位へのマッサージ機の使用は、外部からの刺激による症状の悪化・温め機能や揉みほぐしでの血流促進による炎症の助長などにつながる恐れがあります。炎症症状が治まれば使用できるようになるので、初期のうちは安静に過ごすようにしましょう。

「マッサージは強ければ強いほど効く」と考えている方は意外と多いです。実は、マッサージは痛すぎない強さで行うのが基本とされています。マッサージの強度を最大にして痛みを我慢して使用しても、効果的にコリがほぐれないばかりか筋繊維を傷つけてしまう可能性があるので危険です。

また、強過ぎるマッサージは、揉み返しにもつながります。マッサージ機の強さは痛くない程度に設定して、やさしく揉みほぐしてください。

一言で腰痛といっても、マッサージ機やマッサージチェアの使用を避けるべき腰痛もあります。たとえば、腰を反らすと痛くなるタイプやぎっくり腰、リウマチ・骨粗鬆症の治療中の腰痛などです。詳しい説明を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

【マッサージ器の使用を避けるべき腰痛】

• 腰を反らすと痛くなるタイプ
  このタイプの腰痛は、マッサージチェアの使用には不向きです。マッサージチェアは下から押し上げる揉み方が主流なので、痛みを強めてしまう可能性があります。マッサージしたい場合は、ハンディタイプなどを使用して痛くない角度で行ってください。
• ぎっくり腰など炎症症状があるタイプ
  ぎっくり腰や打ち身など、炎症症状があるタイプの腰痛にマッサージは好ましくありません。筋膜などが損傷している可能性もあるため、炎症がおちつくまでの期間は刺激をせずに安静にしておきましょう。マッサージ機の使用による血行促進は、炎症症状の助長につながる場合もあります。
• リウマチや骨粗鬆症の治療中の方
  リウマチや骨粗鬆症の方がマッサージ機やマッサージチェアを使用するのは、避けた方が無難です。リウマチの場合、マッサージ機の刺激が関節の痛みに影響してしまう可能性があります。また、マッサージ機による圧迫は、骨粗鬆症の方の骨にもリスクが高いといえます。
  

上記のような場合、マッサージ機やマッサージチェアの使用で症状を悪化させてしまう可能性もあります。日々のケアとしてどうしても使用したい場合は、かかりつけの医師に相談してください。

マッサージチェアは部屋に置くと圧迫感が気になります。ハンディタイプは身体の一部分に集中させるので物足りない。そんな方におすすめなのがマッサージシートです。マッサージチェアよりサイズがコンパクトで、全身をケアしてくれます。寝るタイプであればベッドに設置し、寝ながらマッサージが楽しめます。タイマーをセットしておけば寝落ちしてもOKです。

マッサージシートについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

腰を痛めてしまうと、仕事だけでなく日常生活にも支障をきたします。腰に不安を抱える方は、マッサージ機やマッサージチェアを使った日常のケアがおすすめです。マッサージ機を選ぶ際はこの記事を参考に、自分に合った製品を選んでください。