ギター向けオーディオインターフェイスおすすめ13選｜録音に最適！接続方法も

パソコンやスマートフォンにエレキギターなどの音を録音できるのが、オーディオインターフェイスと呼ばれる機材です。おうち時間に楽器を始めた方も多く、注目を集めています。録音以外に、楽曲作りにも活躍します。オーディオインターフェイスはPCと接続する以外にも、アンプのように外部のエフェクターを繋げることも可能です。

そのため、ギターの練習にも最適とも言われています。また高音質で録音できるため、これからDTMを始める初心者にもおすすめです。しかしオーディオインターフェイスの値段はピンキリ、そして機能もさまざまで、どれを購入すればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、ギター向けのオーディオインターフェイスを使うメリット・選び方・おすすめの商品をご紹介します。また、スマートフォン向けの商品についてもご紹介しているので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてくださいね。

「オーディオインターフェイスとアンプにどんな違いがあるのかわからない」という方も多いですよね。そこでここでは、オーディオインターフェイスと何なのか、アンプとの違いはどこにあるのかについて解説します。

オーディオインターフェイスとは、音の信号をパソコンやスマートフォンといった機器に接続するDTM機器です。つまり、ギターの音をパソコンに送ったり、パソコンの音をスピーカーなどに送るための機械となります。

似たような機械としてミキサーがありますが、ミキサーは楽器やマイクの音を拾って音の大きさやまとまりを調節するものです。ミキサーはライブなどで活躍するのに対して、オーディオインターフェイスはレコーディングや曲作りで活躍します。

オーディオインターフェイスでできる事は以下の通りです。

• アンプシミュレータ―が使える
• ギター、ベースなどの音をパソコンに取り込む
• マイクの電源を取る
• ミキサーとして使用
• 内蔵のエフェクトをかける

機器によってどういった事ができるかは違いがあるので、購入前にチェックしてみてください。

オーディオインターフェイスとアンプは、音楽制作やライブ演奏に欠かせない機器ですが、2つの違いは何なのでしょうか。オーディオインターフェイスは、楽器やマイクをPCにつなぐことで音を取り込んだり出したりできる機器ですが、アンプは音を増幅させる役割を持ち、スピーカーに音を送り、音量や音質を調整できる機器です。

特にライブ演奏では、アンプが欠かせない存在です。楽器と繋ぐことで、音を増幅させることができます。オーディオインターフェイスとアンプは、音楽制作やライブ演奏において重要な役割を果たす機器です。それぞれの役割や使い方を理解し、効果的に活用しましょう。

ギターの音をアナログ音からデジタル音に変換すれば用途がとても広がります。たとえば、直接ギターを繋いで音を出すアンプと違って高音質で録音が可能です。また、ヘッドホン出力にすれば配信サイトでのギター演奏もできます。

さらに、楽器の音を録音するだけでなく、デジタル音にされたそれぞれの音をミックスをして曲を作成可能です。最近注目を集めているギターのオンライン講座にもオーディオインターフェイスが必要です。

このようにオーディオインターフェイスを使うと練習・作曲・ライブ・ネット配信・オンライン講座でも使用できるので用途が広がりさまざまな楽しみ方ができます。

オーディオインターフェイスはギター以外の楽器を繋げられて、それぞれのトラックで録音できるので1人でも手軽に曲が作れると注目を集めています。また、それぞれの音量を調節したりミックス作業もできるので本格的な作曲ができます。

また、ギター以外の楽器が弾けなくても打ち込みで作業ができるので、こういった部分でも手軽さを感じながら曲作りができます。複数の音を重ねるのはアナログ音では難しく、デジタル音でパソコンに音を送れるオーディオインターフェイスならではです。

オーディオインターフェイスに外部エフェクターを繋げれば、音にエフェクトをかけられて好みの音色にするのが可能です。アンプモデリングソフトウェアの中にも元から使えるエフェクターや課金で使えるエフェクターがあります。

外部の自分好みのメーカーのエフェクターを繋げれば、より好みのサウンドを作り出せます。しかし、外部エフェクターを接続する際には出力数のチェックが必要です。1chの場合は接続できないので気を付けましょう。外部エフェクターの中でも、マルチエフェクターなら1台でさまざまな音色を楽しめます。

オーディオインターフェイスはライブ演奏でも必須です。あらかじめ録音した音源と生の演奏を組み合わせれば、バンドメンバーにギターが2人居なくてもバッキングとリードの2本のギターを鳴らせます。

また、メトロノーム（クリック）も同時に流すして録音と生の演奏のズレを防ぐのが可能です。オーディオインターフェイスをミキサーに接続して録音した音のみを流せるので音のバランスがよく、クリックの音が鳴らない演奏を観客に届けられます。

実はオーディオインターフェイスにもデメリットがあります。オーディオインターフェイスを使うにはパソコンが必要となるため、練習で少し弾きたいときラやイブなどで、セットアップが煩雑になってしまいます。これからオーディオインターフェイスを購入する方は、その点に注意してください。

オーディオインターフェイスにの入力端子はマイクを接続する「キャノン」とギターなどのシールドを挿す「標準フォーン」の2種類の形状がほとんどです。また、両方に対応しているものを「コンボジャック」といいます。

つまり、マイクと楽器を同時に録音する場合は2つの入力端子が必要です。ドラムの録音の場合はシンバルやスネアなど個別に音を拾う必要があり、マイクを複数使うので8ch以上の入力端子が必要になります。

ボーカル以外にもアコースティックギターのような音の繊細さが重要になる楽器はコンデンサーマイクを使って録音をします。その際にはファンタム電源がついているオーディオインターフェイスを選ぶ必要があります。

ギターやマイクのみをオーディオインターフェイスに接続する場合はメインの出力端子が1つのもので十分です。しかし、外部エフェクターを接続する際には出力数が4ch以上が必要になります。あらかじめクリーンなサウンドをアンプからマイクで録音する方など、外部エフェクターを接続して元の音源にエフェクトをかける「リアンプ」をする方は出力数をチェックしましょう。

音質のよさでオーディオインターフェイスを選ぶ場合はハイレゾ対応や高品質なマイクプリアンプを搭載したものがおすすめです。サンプリングレート（kHz）とbitデプス（bit）が高い機材を選ぶと高音質の録音が可能です。192kHzと24bitに対応している機材がおすすめです。

しかし、この数値を最大にして録音をするとデータが重くなるので気をつけましょう。また、PCとの接続方法では音質は大きく変わりません。そしてマイクプリアンプに関しては、基本的にオーディオインターフェイスに搭載されています。なおマイクプリアンプとは、マイクで捉えた音を増幅するプリアンプのことです。

たとえば、くすんだ音や冷たさを感じる音など、音色にこだわれるのが特徴です。特に高品質のオーディオインターフェイスは、デジタルで心地いい音色を発するものがあるので、あわせてチェックしてください。

DTMをするうえで重要なのが作曲ソフト（DAW）です。しかし、有料で特定の機材でしか使用ができないソフトウェアもあります。なので初心者の方はあらかじめ付属されているオーディオインターフェイスを購入すれば手軽にDTMが始められます。

しかし、付属ソフトウェアは有料で購入するよりも機能が少ない場合がほとんどです。あくまでもお試しで使用するものなので、本格的にDTMに取り組みたい方は有料版でDAWを別に購入しましょう。

また、別でDAWを購入する場合には、オーディオインターフェイスが対応しているかどうかもチェックしましょう。

オーディオインターフェイスを購入する際に1番気を付けたいポイントが、使用しているパソコンにどの端子が装備されているかです。最近ではほとんどのオーディオインターフェイスがUSBを使用してパソコンに接続をします。

付属以外のUSBケーブルを使用も可能です。しかし、USBといっても形状には種類があるのでUSBケーブルを使用する場合あらかじめ確認しましょう。また、パソコンのUSBポートの数をチェックすれば取り付けもスムーズになります。

マイクなどと入力端子を共有したタイプのオーディオインターフェイスを購入する場合はHi-Z（ハイインピーダンス）への切り替えができるかチェックが必要です。Hi-Zの入力端子や切り替えのないオーディオインターフェイスにギターを繋げられません。

切り替えるタイプのオーディオインターフェイスの場合はスイッチがついています。せっかくギター用にオーディオインターフェイスを購入しても繋げられず、ギターの音を取り込めない場合がないようにしっかりと確認をしましょう。

音楽に詳しくない方は楽器屋に行っても、オーディオインターフェースは「どこで売ってる？」と探し回る羽目になるかもしれません。オーディオインターフェースは大きめの楽器屋でないと置いていない可能性があるので、よく確認する必要があります。

楽器屋以外で簡単に購入する方法としては通販サイト、電機屋で購入することが挙げられます。電機屋では実際に手に取って確認できますが、在庫がない可能性もあるので、事前に確認しましょう。通販サイトであればM-AUDIOのM-Track Soloのような安い機種も手に入れやすいです。

初心者の方で気になるのがギターとオーディオインターフェイスの接続方法ですよね。使い方で重要なのが入力設定の変更です。入力端子がラインINのままだと正常に機能しないので気を付けましょう。

ギターを接続する際には入力設定をINSTやHi-Zに変えるか、オーディオインターフェイスにHI-Z用の入力端子があるものを選びましょう。

入力設定を変えたら、一般的にシールドやギター用ケーブルと呼ばれているTSフォーンケーブルでオーディオインターフェイスとギターを接続します。ほとんどの電子楽器がこのTSフォーンをケーブルを使用してオーディオインターフェイスに接続します。

次に、PCやその他の機器との接続方法を解説します。オーディオインターフェースの接続方法はUSB接続である場合がほとんどなので、PCとの接続はUSB接続で簡単です。

マイク関連はMic、キーボード・スマホなどからの出力にはLineなどに入力設定をします。出力側にはモニタースピーカーやヘッドホンを接続し、PC内臓のスピーカーと比べられないくらいの音質で聞く事が可能です。

実は、iPhoneやiPadでもギターを繋げて演奏できます。アプリのアンプモデリングソフトウェアをインストールするだけで使える「iRig」シリーズは手軽で人気のオーディオインターフェイスです。録音もできるのでiPhoneのみで弾いてみたの撮影ができます。

イヤフォンジャックにiRigを挿してギターとシールドで繋げるだけで本格的なサウンドを楽しめるコストパフォーマンスに優れた商品です。初心者の方やパソコンを持っていない方におすすめで、アプリ内には課金をして使用できるエフェクターも内蔵されています。

その他にもiPhoneやiPadに対応しているオーディオインターフェイスはたくさん販売されているのでチェックしてください。iPhoneやiPadに接続をする場合はケーブルを購入しなければならないので気をつけましょう。

今回はギター向けのオーディオインターフェイスを使うメリットとおすすめ商品をご紹介しました。初心者でも気軽に使えるものからプロ向けのものまで販売されています。ぜひ、おうち時間を楽しむためにも自分にぴったりのギター向けオーディオインターフェイスを見つけてください。