bluetoothスピーカーの寿命・耐用年数は何年？｜バッテリー交換の費用も！

ワイヤレスで接続できるBluetoothスピーカーは、コードに繋がれていないので、好きなところに設置ができるのが特徴です。高級品からお手頃な価格でも販売され、最近ではお部屋を飾るインテリアの一部として使う人も増えています。

身近になりつつあるBluetoothスピーカーですが、寿命を知っていますか？ Bluetoothスピーカーも電化製品ですので、必ず寿命はきます。寿命を把握していれば、本当に壊れて使えないのか、ただのバッテリー切れなのか判断ができます。

今回は、Bluetoothスピーカーの寿命についてや、どの様な症状が出ると寿命なのか、更にはバッテリーの寿命に関しても解説します。Bluetoothスピーカーのバッテリーの寿命をのばす方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Bluetoothスピーカーの寿命は、目安としては約10年といわれていますが、これといって定められている年数はありません。内蔵バッテリーを搭載しているために、使用環境や状況によって使用できる年数には大きなばらつきが出ます。頻繁に使用する人は、その分寿命も短くなる場合が多いです。

保証期間以内に故障した場合は、無料でメーカー修理が受けられます。修理については、メーカー公式サイトを確認してください。では、どのような状態がBluetoothスピーカーの寿命なのかを詳しく説明します。

Bluetoothスピーカーから異音がした場合は寿命のサインです。音が割れて聞こえたり、耳障りなノイズが混じっていれば異音です。異音は寿命・故障のサインではありますが、次の点を試して判断してください。

• 電源を入れ直す
• Bluetoothスピーカーと機器を近づける
• 音量を小さくする
• 他の機器・電子レンジなどから遠ざける
• スピーカーについたホコリを取る

以上5つをすべてを行っても異音がする場合は、寿命の可能性があります。販売店・メーカーへ相談してください。

Bluetoothスピーカーから、音が出ない場合も寿命のサインです。次の点を試してチェックしてください。異音のケースとは異なる点があります。

• 電源を入れ直す
• Bluetoothスピーカーと機器を近づける
• 他の機器・電子レンジなどから遠ざける
• 設定を確認する

意外に多いのが、設定されていないパターンです。他の機器と接続すると、元の機器との接続や設定は解除されてしまう場合があります。音が出ない時は寿命の可能性もありますが、念の為、電源や設定をチェックしましょう。

音が鳴らない場合と似ていますが、寿命ではなく接続不良の場合もあります。使用しているスマートフォンなどの機器のアップデートなどで、設定が初期化されたり、解除されたりする場合もあるので、一度チェックしてください。

下記リンクに、「Bluetoothスピーカーが繋がらない場合の対処方法」が記載されています。Bluetoothスピーカー繋がらなくてお困りの場合は、是非参考にしてください。

Bluetoothスピーカーのバッテリー寿命は充放電回数や保存状態に依存するため、一概には言えませんが、基本的にはメーカー保証を目安にするといいです。メーカー保証が3年であるなら3年が目安です。メーカーや商品によって異なりますが、バッテリーは本体と別に、保証が設けられている場合もあります。

保証期間中であれば、無料でバッテリー交換してくれるメーカーもあります。もし、保証がなくても、有料であれば交換対応してくれる場合もありますので、まずは、メーカーや購入店に問い合わせてください。

バッテリーの寿命をのばす使い方を説明します。説明する内容は2つ、「バッテリーの劣化を防ぎ長持ちさせる方法」と「バッテリーの持続時間を長くさせる方法」です。ちょっとした心がけや工夫でバッテリーの寿命をのばせます。

バッテリーの劣化を防ぐポイントは「あまり充電しない」です。バッテリーは充電するたびに劣化します。少し使った程度で充電を繰り返していると、その分劣化も早くなってしまいます。不必要な充電はやめて、なるべくバッテリーがなくなってから充電してください。

また充電中に使用するのも、バッテリーに負荷をかけるので避けてください。保管方法にも注意が必要です。バッテリーは熱に弱い特徴がありますので、直射日光や炎天下の車内など、熱を帯びやすい場所に置くのはNGです。

以下のサイトで大手企業のBOSEがバッテリーの消耗が早い場合について確認するべきことを紹介しているので気になる方はチェックしてみてください。

Bluetoothスピーカーは、省エネモードなどバッテリーを長持ちさせる設定はありませんが、音量を下げると、バッテリーの持続時間を長くできます。

音量が大きいと消費電力も大きくなりますので、それだけバッテリーの減りも早くなります。無駄に大きくせず、適切な音量で音楽を楽しめば、結果的にバッテリーを長持ちさせられるのです。

寿命より短い期間で充電できなくなったときは、バッテリーの不具合です。不具合の例として、「バッテリー消費が激しい」「充電がすぐなくなる」「いくら充電してもフル充電されない」などの症状が挙げられます。特に充電できない場合は、不具合の可能性が大きくなります。

Bluetoothスピーカーが充電できない状態については、下記のリンクに詳しく記載されています。ぜひ参考にしてください。

修理費について、「ソニー」「BOSS」「JBL」3つのメーカーを一覧にまとめました。修理費の参考にしてください。

どのメーカーも商品によって価格が異なります。場合によっては修理するよりも高性能スピーカーに買い替えたほうがいい場合もあります。修理は保証以内であれば、無料で行ってくれる場合もありますので、1度メーカーに確認してみるのがおすすめです。

Bluetoothスピーカーのバッテリー交換は自分で出来ます。ただし自分で行った場合、完全に自己責任になりますので、注意してください。自分でバッテリー交換を行い、故障や不具合が起きた場合は、自己責任として、保証以内でも対応してもらえない可能性があります。

また、最低限の電化製品に対する知識が必要なため、機器の取り扱いに慣れていない人にはおすすめしません。メーカーや販売店へ修理に出すのが、最も安全です。保証を考慮すると、慣れている人でもメーカーへの修理依頼をおすすめします。

購入したばかりのスピーカーで最初に長時間音を鳴らすエージングが必要か、と悩む方も多くいます。エージングをスピーカーでもやるかどうかについては賛否両論ありますが、高頻度・長時間行うとパーツやバッテリーの摩耗に繋がる可能性があります。

音を鳴らせば鳴らすほど音質がよくなるわけではないので、やりすぎないよう気を付けましょう。

Bluetoothスピーカーは、正しく使えば長く使用できます。大音量で聴いたり、熱がこもりやすい場所に置いたりしないよう、注意してください。また、保証期間以内であれば、無料でバッテリーの交換や修理を行ってくれる場合もあるので、1度公式サイトを確認してください。