安い電気シェーバーおすすめ7選｜5000円以下の低価格も！髭剃りに

旅行や出張先に普段使っている電気シェーバーを持っていくと、大きくて邪魔に感じた経験はありませんか？コンビニで髭剃りを買うのも手ですが、カミソリ負けが心配な場合は2台目のサブ用として安いシェーバーがあると楽です。

パナソニックやフィリップスなどの大手メーカーからも、5000円以下の安いシェーバーが販売されています。最近の電気シェーバーは安いだけではなく、性能もしっかりしたものが増えてきており、中にはメインで十分使えるモデルもあります。

しかし、低価格の電気シェーバーば性能や耐久性が不安な方も多いはずです。そこで、この記事では安い電気シェーバーの選び方やおすすめの商品を紹介します。ほかにも、使い方・寿命や刃の交換方法・安く買える時期なども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

電気シェーバーはドライでも使えるのがメリットです。何かと慌ただしく忙しい朝も、電気シェーバーを使えば、さっとヒゲを剃り身支度を整えられます。また、カミソリより刃の交換頻度が少なく済みます。さらに、ドライで使えるため、時間がない朝はオフィスや出張先で髭剃りができるのもメリットです。

• メリット①ドライも使える

シェービングフォームを使わなくてもヒゲが剃れるので、忙しい朝の時短になる

• メリット②刃が長持ちする

ヘッド交換は約1年半～2年でOKなため、カミソリより経済的

• メリット③どこでも髭剃りができる

顔を濡らす・シェービングフォームを付けるなどの準備が不要なので、オフィスや出張先など自宅以外でも使えて時短できる。

個別にシェーバーの種類を紹介する前に、それぞれの特徴を表でまとめました。自分にはどの種類が向いているのかチェックしてください。

電気シェーバーの中で最も普及しているのが往復式です。往復式電気シェーバーは、網状の外刃でヒゲをキャッチし、左右に高速移動する内刃で剃る仕組みになっています。往復式は価格も安いので、購入しやすいのが嬉しいポイントです。

往復式は、ヘッドが左右に広がっているため、広い面積を剃るのに適しています。また、ヒゲが濃い・量が多い・しっかり深剃りしたい方にもうってつけです。ただし、往復式は肌への負担が大きいのをご理解のうえ選んでください。

肌の弱い方や敏感肌の方は、往復式を使った後に剃った部分がヒリヒリする可能性があります。対策としては、価格が高くなっても3枚刃や5枚刃の往復式を選ぶ、あるいは回転式の電気シェーバーを検討しましょう。

網状の外刃でヒゲを集め上下に回転する内刃で剃っていくのが、ロータリー式電気シェーバーの特徴です。現状、日立が販売している「ロータリージーソード」シリーズがロータリー式の電気シェーバーで、カミソリのような深剃りができます。

ロータリー式は、ヒゲが濃い方・しっかり深剃りしたい方にピッタリです。使い方には少しコツがいりますが、慣れてくるとヒゲの濃い方でも少ないストロークで剃れます。往復式・回転式のメリットを凝縮したような電気シェーバーですが、価格が1万円以上と高めなのが留意点です。

肌の弱い方や敏感肌の方には、回転式の電気シェーバーが適しています。円状の外刃と内刃でヒゲをカットしていくタイプで、1度に広範囲のヒゲを剃れます。往復式よりも深剃りは期待できない分、肌への優しさが考慮されているのが回転式の魅力です。

回転式はヒゲが薄い方にも適しており、メーカーによっては高性能で安いモデルも販売されています。サイズが大きく、持ち運びにくい点が気にならなければ早剃りもできて旅行・出張向きの電気シェーバーです。

回しながらヒゲを剃っていく動かし方をするため、ロータリー式とはまた違う、使い方のコツが必要な点以外は優れた性能を持っています。

電気シェーバーは刃の枚数でも使い勝手が変わります。主に2枚～5枚刃ですが、刃の枚数が多いほどしっかり剃れます。深剃りしたい方は枚数が多いモデルを選びましょう。ただし、刃の枚数が多くなると、ヘッドサイズもアップして使いづらいと感じる場合があります。

小回りがきく方がいい場合は、刃の枚数だけでなくヘッドサイズにも注目しましょう。肌への負担が心配な場合は、1ストロークを長めにするよう意識して使ってみてください。

• ヒゲが薄い方：2枚～3枚
• ヒゲが濃い方、深剃りしたい方：3枚～5枚

1番手軽かつ持ち運びやすいのが、乾電池タイプの電気シェーバーです。乾電池があれば電源供給不要で、いつでもどこでも使用できます。価格が安いモデルも多いのが乾電池タイプの魅力ですね。

ただし、パワーは他の2種類よりも劣ってしまうので、メインで使うには物足りないかもしれません。ちなみに使用する電池は、マンガンよりもアルカリの方がパワフルです。

充電タイプの電気シェーバーは、使用前に充電をしておけば場所を選ばずに使えます。防水機能が搭載されたモデルが多く、漏電のリスクがなくお風呂で使えるのも嬉しいポイントです。また、肌への負担を抑えるために、シェービングフォームやジェルを使いたい方にも適しています。

ただし、充電が切れると使えないのが留意点です。忙しいときや時間がないときに充電を忘れると、ヒゲを剃りができなくなるので事前に確認しましょう。

電源タイプは、正確には交流充電式と呼ばれ、シェーバーに直接電源コードを挿しこんで使用します。充電を忘れていても、電源コードで供給すれば充電しながら使えるのが嬉しいポイントです。うっかり充電を忘れてしまう方にうってつけ。

ただし、防水機能が搭載されているモデルでも、電源コードをコンセントに挿したままお風呂場や濡れた状態で使えるわけではありません。濡れた状態で使うと漏電してしまう可能性があるので気をつけましょう。

電気シェーバーで剃ったヒゲクズや皮膚が刃に付着したまま放置すると、菌が繁殖して不衛生です。そのため、定期的にメンテナンスをする必要があります。現状の洗浄方法は、全自動洗浄・水洗い・ブラッシングの3種類です。

全自動洗浄がセットになると価格も高くなるため、安く抑えるには水洗い可能なモデルがおすすめです。ブラッシングだと時間がかかってしまい、手入れが億劫になります。水洗い可能なタイプは、サッと洗えるのでさほど手間に感じません。

お風呂場でも使いたいのであれば、防水機能・防水性能も確認しましょう。ヒゲは水やお湯で濡らして柔らかくした方が剃りやすく摩擦を減らせるので、肌への負担が心配な方には防水タイプが適しています。

最近では、価格の安い電気シェーバーでも、防水機能が搭載されたモデルが増えてきています。ただし、防水性能は規格で異なります。お風呂場での使用を前提に選びたい場合は、水深1mに30分浸かっても浸水しない「IPX7」がベスト。

防水タイプは、水洗いができるうえにお風呂場で使用できるメリットがあるため、予算内に収まるようであればぜひ検討しましょう。

ヘッド部分が動く可動式シェーバーは、肌の凹凸に合わせてシェービングできるため、剃りやすく深剃りも可能です。また、ヘッドの形も丸形や水平でも異なるため、さまざまな髭のタイプや濃さの方に対応でき、自分にあったモデルを選べます。

シェービングスピード・肌へのやさしさ・深剃り重視など、それぞれの生活スタイルや好みに合わせて適したモデルを選択してください。

安い電気シェーバーを選ぶ際は、価格だけでなく付属品もチェックしましょう。たとえば、充電式は本体と充電器を個別に販売している場合があります。充電式を選ぶのであれば、充電器が付属しているかも確認してください。

また、充電器が充電と洗浄を兼用しているモデルもあります。多少価格は高くなっても、1度で充電と洗浄を同時にできれば手間いらずです。ヒゲ以外に眉や顔剃りができるアタッチメント付き商品もあるので、用途にあわせて付属品もチェックしましょう。

フィリップスは回転式シェーバーが有名な、世界トップシェアを誇るオランダ発のメーカーです。いくつかのシリーズを展開していますが、S1000 シリーズと S3000 シリーズは1万円以下で購入できるので、安い電気シェーバーをお探しの方にうってつけです。

予算が許すのであれば、S5000シリーズや、S7000シリーズもチェックしてみてください。

ブラウンはドイツ生まれで、世界トップシェアを誇るメーカーのひとつです。往復式をメインに扱っており、エントリー・コンパクトシリーズ、密着シリーズ、最高峰シリーズを展開しています。大手メーカーのシェーバーでありながら、5000円以下のコスパがいいモデルも取り扱っています。

エントリー・コンパクトシリーズは、安いだけでなく効率重視タイプや、深剃りを実現したモデルなども揃っています。シリーズ5以降は、付属品も充実しているのが嬉しいポイントです。

日本のメーカーから選びたい方は、ラムダッシュシリーズが人気のパナソニックをチェックしてみてください。幅広い価格展開ですが、1万円以下で購入できる安い電気シェーバーも揃っています。

あご下のくせヒゲも剃りやすいヘッドや、深剃り可能な5枚刃、スキンケアもできるモデルまでラインナップが充実しています。予算にあわせて選べるのも嬉しいポイントです。

日本のメーカーでは、ロータリー式が有名な日立にも注目です。モデルによる違いはありますが、1万円以下のモデルでも、泡剃りに対応しているものや、ヘッドをまるごと水洗いできるものなど選択肢が豊富です。

日立では、往復式シェーバーも扱っているので、好みや用途で自分にピッタリのモデルを見つけられます。

ドンキでは、オリジナルブランドの「充電式コードレス電動シェーバー（1980円）」が販売されています。2週間充電しなくてもOKの電池持ちのよさと、スリット刃と内刃のダブル連動により、少ないストロークでもしっかり深剃り可能です。また、際ぞりのバリカンも装備されてるのも嬉しいポイントです。

ただ、実際に使用した方の口コミには、「使い始めはカミソリ負けしやすい」とあるので、しっかりとシェービングフォームで肌を保護してから使用したほうがよさそうです。サブとしての使い方や、シェーバーデビューする場合におすすめです。

カミソリに慣れていると難しいように思われがちですが、電気シェーバーの使い方はとても簡単です。以下に使い方・剃り方を紹介するので参考にしてください。

1. ヘッドを肌と垂直になるよう当てる
2. 剃るときは下から上に
3. 鼻の下→あご下は小刻みに上下または回転
4. 頬やフェイスラインなど広い範囲は肌を手で引っ張ると剃りやすい
5. 仕上げに剃り残しがないか鏡で確認

肌への負担が気になる方は、シェービングフォームやクリームを併用してください。剃り終えたら顔を洗い保湿ケアも取り入れましょう。

電気シェーバーでヒゲを剃った後は、ヒゲクズがヘッド内部にたまるので毎回洗って清潔に保ちましょう。ただし、洗えるのは防水タイプのみです。ここでは、防水タイプの電気シェーバーの洗い方を紹介します。

1. 外刃を水で濡らし洗浄剤を付けスイッチを入れる
2. 洗浄剤が行き渡ったら水洗いしてスイッチを切る
3. ヘッドを外して洗える場合は内部も洗う
4. 洗い終えたらタオルで水気を拭き取り乾燥させる

最後にタオルで水気を拭き取っても、拭き取れない場所に水気が残っている可能性があります。軽く振り落として、後は自然乾燥させてください。

モーターやバッテリーを使う以上は、電気シェーバーにも寿命があります。寿命のサインとしては、動作音がいつもより大きい、異音がするなどです。また、バッテリーの減りが早くなるのも寿命のサインです。

使用頻度によっても異なりますが、大体5〜10年ぐらいと考えておきましょう。また、替え刃の寿命は大体1〜2年です。シェーバーの切れ味が悪くなってきたと感じたら、刃を交換すれば鋭い切れ味をキープできます。

ちなみに、フィリップスやブラウンのシェーバーは外刃と内刃がセットです。パナソニックのシェーバーは外刃と内刃が別で、それぞれの寿命は外刃は約1年、内刃は約2年になります。特に刃は剃り心地や肌への負担に関わってくるので、定期的に交換するようにしましょう。

シェーバーには男性用と女性用に使い分けられるものがあります。男性用の特徴はひげなど剛毛を剃れるようになっています。対して女性用は体全体のムダ毛を剃れるように工夫されています。また、お風呂場での需要が高いため防水性や静音性に優れています。

電気シェーバーが安い時期は、1月です。クリスマスや年末もセールがあるので安くなりますが、年明けは初売りや福袋でさらに安くなる可能性があるからです。ほかには、決算期の3月・9月、大型連休などもセールがあるので、安く買える時期として覚えておきましょう。

最近の安い電気シェーバーは、使い勝手がいいだけではなく性能もしっかりしたものが多いです。旅行用・出張用にするのもいいですし、メインとして使えます。ぜひ、コスパよく自分にあった使い方をしてください。