ブルーレイレコーダーの寿命は何年？｜故障の前兆・買ってはいけないメーカーは？

メーカーによって多少の誤差はあるものの、ブルーレイレコーダー（Blu-rayレコーダー）の寿命はおよそ5~6年です。しかし、ブルーレイレコーダーは高額な買い物になるので、できるだけ長く使いたいですよね。とはいえ、買ってはいけないものや「何年もつ？」などの疑問に一言で解答するのは困難です。

故障しにくいメーカーなどがあればいいですが、実は使用環境や使用頻度によっても寿命が変わるので、全く同じブルーレイレコーダーを買ったとしても使い方によって10年以上持つものなど寿命は違います。

おおまかな傾向として、ブルーレイレコーダーの価格が安いものほど寿命が短い場合が多いです。この記事では、買い替えにおすすめのブルーレイレコーダーや故障の前兆などを紹介します。

ブルーレイレコーダーの寿命は約5～7年ほどです。しかし、使用者によってはもっと早く壊れてしまう場合もあります。壊れた際でも修理の保証を行ってくれる場所が存在するため、新しく買い替える前にチェックしてみましょう。

電源が入らない場合は電気系統にトラブルがある可能性が高いです。ケーブルが原因なら交換すれば直る場合もあります。しかしブルーレイレコーダーの内部の電気トラブルであれば大掛かりな修理が必要になり、時間もかかります。また、電源が入っても頻繁にフリーズを繰り返す場合も、寿命が近い可能性が高いです。

ブルーレイディスクやDVDを入れても再生ができない場合は、故障や寿命の可能性があります。すぐに直る不具合の可能性もあるので、再生モードを選択し直したり、ケーブル端子を接続し直したりするなどの対策を取ってください。

録画ができないトラブルは、ブルーレイレコーダーに内蔵されているHDDに何らかの異常が発生しているときに起こります。まずは容量が確保できているか確認しましょう。そして、録画モードが正しく設定されているか調べておく必要があります。

再生すると画面が暗い、極端に画質が落ちる場合も、寿命の可能性が高いです。メーカーの取扱説明書を読み動作を確認しながら原因をチェックしましょう。

トレーが開閉できない場合もブルーレイレコーダーの寿命が近いサインです。まずはディスクの裏表を間違えていないか、再生ができる種類のディスクなのかを確認しましょう。録画中の場合はトレイを開けないタイプもあるのでお使いのブルーレイレコーダーのHPを参考にしてください。

また、フリーズしている場合はコンセントを抜き差しして強制的に再起動する方法もあります。しかし、予約録画がリセットされたり消えてしまったりする場合も稀にあります。起動してもうまく作動しない可能性もあるので、1度メーカーに相談するのがおすすめです。

ブルーレイレコーダーにかかわらず、精密機械に熱は大敵です。ブルーレイレコーダーが熱い場合、放っておくと故障の原因になってしまったり、寿命を縮めてしまいます。

熱がこもらないようにするには、ファンなどを取り付ける、通気性のいいところに置くなどの改善策があります。

ブルーレイレコーダーはほこりやたばこの煙によって劣化を加速させます。ブルーレイレコーダーはテレビの下に置く場合が多いのでほこりが溜まりやすいです。また、たばこのヤニが吸着すると通気口を塞ぎ熱がこもって寿命を縮めます。

レンタルDVDやブルーレイディスクは多くの人が使い回しているため、盤面が汚れていたり、傷がついていたりする場合があります。レンタルDVDを使い続けると、ブルーレイレコーダーに負担をかけ続けながらの再生になるので劣化を早めます。

最近は動画配信サービスが充実しているので、今までレンタルDVDを利用していた方は切り替えるのもおすすめです。

ブルーレイレコーダーを使わなければ劣化が進まないと思われがちですが、実は長期間使わないのも劣化を早めます。適度に使わないと内部の部品の劣化を早め寿命を迎えます。毎日使わなくても定期的に動作の確認をしてくださいね。

ブルーレイレコーダーの内部に熱がこもると寿命を縮める原因になります。たとえば、壁との隙間無しにブルーレイレコーダーを置くのは熱がこもりやすいです。

熱を逃がすスペースが必要なので通気口を塞がないようにしましょう。ブルーレイレコーダーを置いてある場所や通気口が塞がっていないかなど確認し、熱が内部に溜まらないよう対策してください。

ブルーレイレコーダーの寿命を延ばすには、清潔な環境を保つのが有効な方法です。部屋が汚れているとほこりが溜まり通気口を塞ぎます。本体の熱がレコーダーの内部にこもる原因になるので、こまめな掃除が大事です。

また、たばこの煙も寿命を縮める原因の1つです。吸うなら部屋ではなく屋外で吸うようにしましょう。

ブルーレイレコーダーの内部を定期的にクリーニングすれば寿命を延ばせます。部屋の掃除をしてもほこりをなくすのは難しいので、クリーニング用品などを用いて定期的にレコーダーをクリーニングしましょう。

全く使わなくてもブルーレイレコーダーの内部部品を劣化させる原因になります。定期的にレコーダーを使うと結果的に寿命を延ばせます。使わない頻度が低くても、適度に起動してレコーダーを長持ちさせましょう。

使用後はきちんと主電源を切りましょう。例え再生していなくても、電源を入れっぱなしで放置すれば、その間もレコーダー自体は動いているので熱が発生します。

レコーダー内部に熱がこもると劣化を早めるので、電源はこまめにチェックしてください。寝る前や出かける前に電源を切ったか確認すると電気代の節約にも繋がりますよ。

精密機器全般にも言えることですが、ブルーレイレコーダーは熱や湿気に弱い特徴があります。そのため、ブルーレイレコーダーは風通しのいい場所に置き、湿気や熱がこもるのを避けましょう。

加湿器などの湿気を出すものをブルーレイレコーダーの近くで使用するのも避けるようにしてください。

故障が少ないと評価の高いメーカーはソニーとパナソニックといわれています。しかし、パナソニックやレグザなど、どのメーカーも高品質のブルーレイレコーダーを作っているので一概に「故障が少ないのはこのメーカーだ」と断定するのは難しいです。

一番大事なのは使用環境や頻度です。ホコリが多いところや熱がこもっている環境で使用している場合は、有名メーカーでも早く故障する可能性があります。

買ってはいけないブルーレイレコーダーには、以下のような特徴があります。

• 対応しているチューナーが少ない
• データの移し替えに手間がかかる
• 画質が荒い

チューナーは、録画できる番組の数を決める機能のことです。ブルーレイレコーダーは、長時間の録画になるほど画質が荒くなっていきます。データの移し替えが大変なものは、買い替えの時などに苦労するため、LANケーブルが使用できる機種を選ぶのがポイントです。

これらの機能は後から増設などできないため、予算に余裕がある方は数が多いものを選びましょう。

修理して使えるようなら修理しましょう。メーカーの公式サイトにアクセスして修理方法を確認、連絡して見積もりを取って修理に出します。新しく買い替えるよりも安上がりで済む可能性があるので、まずは修理の相談をしましょう。

使用不可能でリサイクルもできないなら、粗大ごみとして処分しましょう。ブルーレイレコーダーはサイズが大きいので、燃えないゴミとして捨てられません。各地方自治体の粗大ごみの処分方法に従い、決められた通りに捨ててください。

まだ使えるようであればリサイクルしましょう。街のリサイクルショップに持ち込んだり、フリマサイトに出品したりすると売れる場合があります。リサイクルの方法はたくさんあるので確認してください。

ブルーレイレコーダーの寿命を迎えたものでも、パーツ取りなどの目的で購入したいと考える方はいます。お金を払って捨てるよりもおすすめの方法です。

不用品回収業者を利用する場合は、ブルーレイレコーダーを梱包して業者に連絡しましょう。梱包・発送の手間・出張買取を利用するなら回収費用がかかる場合もあるので、費用の確認が必要です。他の回収品とまとめて出すのがお得です。

ブルーレイレコーダーの寿命について解説すると共に、寿命を延ばす方法や処分方法を紹介しました。いつかは寿命を迎えてしまいますが、少しでも長く使ってから買い替えるようにしましょう。