【2024年最新】靴乾燥機おすすめランキング！製品選びのポイントも解説

雨や湿気が多い梅雨場の時期や寒くなる冬場は、濡れた靴がなかなか乾かなくて困りますよね。わざわざコインランドリーに出向くのは面倒、できることなら自宅で乾かしたい…と思ったことはありませんか？

そんな時に重宝するのが靴乾燥機です。ご自宅にないという方も多いのではないでしょうか。実は靴乾燥機は大変便利で優秀な電化製品なんです。

そこで本記事では靴乾燥機のおすすめメーカーや機能・選び方など、靴乾燥機のさまざまな疑問を解決します。おすすめ商品も紹介するので、ご購入の際に参考にしてください。

靴乾燥機とは靴の中にノズルを差し込み、ヒーター送風、あるいは加温して乾燥させるための電化製品。

雨の日に濡れてしまった靴の乾燥はもちろん、雑菌が繁殖しないよう通気性をよくするため、除菌・消臭にも活躍します。

• 靴乾燥機はオールシーズン大活躍！
  
  ・梅雨や台風シーズンの乾燥用
  ・夏の蒸れ＆冬ブーツの消臭・除菌
  ・水虫の元となる白癬菌対策

このように実は活躍の場が多いため、一家に1台あると便利です。

革靴は基本的に靴乾燥機NG！乾燥しすぎて傷んでしまう

天然繊維・合成繊維やゴム・ウレタンなどで構成される一般的な靴は、痛みや劣化は気にすることなく使用できます。

しかし、革靴は熱による乾燥しすぎや変形といった悪影響を受けるため、基本的に使用できません。

例外は「革靴コース」が搭載されている靴乾燥機。革靴を所持しているなら、必ずチェックしてください。

「靴乾燥機」と呼ばれる製品は形状が多岐にわたります。そのため、パッと使えるものを選ぶことが大切です。

その1｜大手メーカー製のノズル付き

その2｜海外メーカーに多い折りたたみ式

その3｜引っ掛けて収納できるハンガー式

このように形状がいくつかあるため、ご自宅の玄関収納やシューズクロークに設置しやすいものを選んでください。

雑菌が死滅する温度の多くは60℃

靴の中の雑菌は、嫌な臭いの元となります。原因菌の多くは60℃で30〜60分程度で死滅するため、一番は60℃以上の温風を目安に商品を選ぶこと。

もちろん、乾燥させるだけでも菌の繁殖をグッと抑えることにつながりますが、なるべくなら高温の風が出る乾燥機がマストです。

靴乾燥機に「オゾン脱臭」や「除菌」「紫外線で水虫対策」と書いてあるけど…効果はあるの？

そう思っている人もいますよね。実際にオゾンは脱臭で使われており、紫外線での水虫対策昔から存在します。

そもそも、匂いの原因となる雑菌の生育には水分が必要で、完全に乾燥させた時点で細菌の多くが死滅すると言われています。ただし、菌によっては例外もあるため、さらに別の方法での除菌を併用するのは効果的です。

また、すでに生乾きの臭いが発生してしまった場合にも、乾燥以外に脱臭するのも効果はありますよ。

大手メーカー商品の中には、布団乾燥機・靴乾燥機と2wayになるタイプも発売されています。しかし、2wayでの使用を想定しての購入はおすすめしません。

理由は、靴と布団では使用場所が遠く、使用するたびに移動の手間がかかるため。また、清潔な寝具に使用する電化製品と、靴用の電化製品は分けたいと思う人もいますよね。

さらに、梅雨の時期・ブーツが活躍する冬の時期など、布団乾燥機と靴乾燥機は重点的に使用したいシーズンも被っています。そのため、今使いたいのにどちらか一つしか乾燥できない…となる可能性も。

これらの理由から、2wayで使用できると書いてあっても、それぞれ別商品として揃えることをおすすめします。

その靴乾燥機、ちゃんと温風は出る？

「靴乾燥機」として販売されている商品の中には、ここまで解説したような「温風を出してドライヤーのように乾かすタイプ」のほか、「温風はなしで熱のみで乾かすタイプ」も存在します。

このタイプは、蒸れた靴の湿気取り程度なら3-6時間程度で行えますが、完全に濡れた靴や洗った靴の乾燥には向きません。たとえヒーターで加温しても、通常の自然乾燥より多少マシな程度と思ってください。

また、中途半端な温度＋生乾きの時間が長いことから、雑菌の繁殖を逆に促してしまう場合も多いです。

この風が出ないタイプは比較的安価に販売されているものの、想定する用途に見合った商品かはあらかじめ考えてくださいね。

子供用〜ブーツ用まで靴のサイズはさまざま！

靴乾燥機を購入前には、家族が所持している靴・ブーツのサイズに使用できるかチェックしましょう。

ノズルのサイズによっては、使用できない靴もあるかもしれません。あらかじめ長さや直径は確認しておくと安心です。

濡れ方の程度にもよるが1〜3時間はかかる！

靴の乾燥には、温風の温度にもよるものの1〜3時間程度は必要です。中途半端に低温・短時間で生乾きにしてしまうと、逆に雑菌が繁殖する条件が整ってしまうため、多少時間が長めにかかっても完全に乾燥させるのが基本です。

その日その日の濡れ具合で乾燥時間は異なるものの、いずれにしても「ちょっと長めにタイマーする」と覚えてください。

靴乾燥機の音はそれなりに響く！

靴乾燥機はドライヤーのように熱風を送る電化製品のため、相応の音が響きます。通常どんな乾燥機でも60dB程度はし、静音モードでも50dB程度と言われています。この50dBはエアコンの室外機程度の音です。

製品の形状によっても駆動音は異なりますが、引っ掛けて乾かすハンガータイプは比較的音が小さいと言われています。

もっとも、どの商品でも静かとは言えないため、お部屋の窓を開けて使用するなら時間帯に注意した方が賢明です。

電気代はそこまで高くない！度外視でOK！

「乾燥機」というと電気代が高いのでは？と思う人も多いですよね。しかし、実際にはそこまで電気代はかかりません。

例えば、アイリスオーヤマの人気機種カラリエを例としてあげると、「標準モード(215W)」で3時間使用した時の電気代は、たった17円程度です。

そのため、たとえ頻繁に靴乾燥機を利用するとしても、電気代はそこまで心配する必要はありませんよ。

コンセントの位置とコードの長さの確認を！

靴乾燥機はの大半は電源コードから給電するタイプです。そして使用場所は玄関付近が一般的。しかし近くにコンセントがないご家庭もありますよね。

製品を購入する前にはコンセントの距離や使用場所、記載されているコードの長さを事前に確認しておきましょう。

パナソニックは信頼性のある大手家電メーカーです。実はパナソニックが販売している製品には靴乾燥機というものはなく、独自の消臭機能を搭載した靴脱臭機や小物や靴までも乾燥できる布団乾燥機となっています。

いずれも独自のナノイー機能搭載により嫌なニオイを抑えたり、布団乾燥機ではナノイーに加え温風機能で乾燥＆脱臭をしてくれたりと、優れた機能が備わっています。製品のラインナップもシンプルでおしゃれなものが揃っておりおすすめのメーカーです。

アイリスオーヤマの靴乾燥機は伸縮するノズルを備え、そこから出る温風によって素早く靴の乾燥を行ないます。製品の中には、温風だけでなく除菌効果のあるオゾンを同時に発生させ、湿った嫌なニオイも解消するものもあり人気です。

自宅の玄関スペースが少し狭くて心配という方でも問題なく置いておけるA4サイズほどのコンパクトな製品を揃えており、収納場所にも困りません。

ツインバードはおしゃれで高性能な家電を多く揃えていますが、靴乾燥機もやはりスタイリッシュでコンパクトなボディが魅力です。玄関に置きっ放しになる場合もあって一見無骨に見えがちな靴乾燥機ですが、それを全く感じさせないカラーリング・デザイン性となっています。

また靴に合ったモード選択やタイマー機能が搭載されているため、靴を傷めずに乾かせるのも嬉しいポイント。デザイン・機能性共に優れた靴乾燥機をお探しの方はツインバードがおすすめです。

靴の乾燥には、ご自宅にあるドラム式洗濯機でも対応ができます。その際には靴紐や中敷を外したり靴全体の汚れを取り除いたりと事前に準備が必要ですが、靴乾燥機を用意せずに素早く乾かしたいという方におすすめです。以下の記事も参考にしてくださいね。

本記事では、靴乾燥機のおすすめモデルや製品選びでのポイントをご紹介しました。靴乾燥機はあまり馴染みのない家電ですが、大変使い勝手のいいものです。足元を清潔に保つためにも、おすすめ製品を参考にぜひ購入を検討してみてください。