【家庭用】カプチーノを作れるコーヒーメーカー6選｜全自動・ミルクフォーマーも解説

コーヒーメーカーと聞くと、ブラックコーヒーが作れる機械を思い浮かべる方が多いですよね。ブラックコーヒーもいいけれど、ふわふわのカプチーノを楽しみたい場合、カフェに行くしかないのでしょうか。実は、カプチーノはコーヒーメーカーがあれば作れます。

全自動であればすべて機械に任せられるので、コーヒー豆を挽いたりミルクを泡立てたりする手間もいりません。しかし、すべてのコーヒーメーカーでカプチーノが作れるわけではないので気を付けてください。コーヒーメーカーもさまざまで、ブラックコーヒーのみに対応している商品と、カプチーノをはじめ複数の種類を楽しめる商品があります。

当記事では、カプチーノが作れるコーヒーメーカーをご紹介します。販売されている種類から人気メーカーの紹介・全自動カプチーノマシンなどのおすすめ商品・家庭用カプチーノメーカー選び方までご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

カプチーノとはエスプレッソ×フォームドミルクです。そのため普通のレギュラーコーヒーとは違い、濃厚なエスプレッソを作る必要があります。また、カプチーノの特徴であるふわふわのフォームドミルクは、空気を含んだ泡のような仕上がりにしなくてはいけません。

そこで必要なのは、エスプレッソが楽しめるコーヒーメーカー（エスプレッソマシーン）です。ふわふわのフォームドミルクを作れるフォーマーを搭載している商品が多く、理想のカプチーノを簡単に作り上げるために必要不可欠な商品になります。

コーヒーメーカーの中にはドリップ式のタイプもあり、フィルターにコーヒー粉とお湯を注いでじっくりコーヒーを抽出します。しかしこの抽出方法はエスプレッソの作りかたとは異なるので気を付けましょう。

同じようにミルクのコクを味わえるカプチーノとカフェラテ。この2つの違いをご存じすか？どちらもフォームミルク・スチームミルクを使用していますが、配合量に違いがあります。

カプチーノは泡立てたフォームミルク・スチームミルクを同量いれており、フォームミルクが上に乗っているものです。一方カフェラテはスチームミルクを多く入れていて、割合としては9:1です。どちらも混ぜ合わせて滑らかな口当たりにします。

同じミルクを使っていますが、口当たりが異なる理由は配合量の違いによるものです。エスプレッソマシーンがあれば、カプチーノ・カフェラテどちらも作れます。気分に合わせてメニューを使い分けましょう。

全自動とはその名の通り作り方が簡単で、難しい・面倒な工程をボタンを押すだけで行えるコーヒーメーカーです。コーヒーメーカー初心者でも取り扱いしやすく、高機能な商品が多くあります。便利なだけでなく、抽出される一杯は申し分ない仕上がりです。

お店で飲むようなおいしいコーヒーが簡単にできるので、初めて購入する方にもおすすめです。一方メーカー・機能性によりますが、価格は比較的高めになります。

セミオートは全自動と違ってすべての工程をマシンに任せるのではなく、一部工程を自分で行うコーヒーメーカーです。セミオートモデルには、抽出まで自動で行う商品・自分好みに抽出できる商品があるので、事前に確認しましょう。

全自動式よりも価格が安いものが多いので、予算を抑えたい方におすすめです。また、ミルなどの付属機能がない分、本体サイズが小さいので場所をとらないのも魅力的です。コーヒーの味にこだわりたい方や、工程の多さを面倒と感じずに楽しめる方にぴったりです。

カプセルタイプのエスプレッソマシンは、専用のカプセル・ポットをセットして自動で抽出する商品です。少々手間だった粉の計量をしなくていいので、より手軽なコーヒーメーカーといえます。

1つ1つ密閉した容器に入っているため、味・香りの劣化が少ないメリットがあります。1杯のコストはややアップしますが、味が豊富にあるのでコーヒー以外も楽しみたい方におすすめです。

便利な機能を搭載したモデルなら、より簡単に本格的な味わいを楽しめます。

カプチーノを作る際にもっとも重要なのが、ミルクフォーマーです。ミルクフォーマー搭載のコーヒーメーカー（エスプレッソマシン）があれば、難しそうな本格的なカプチーノがボタンを押すだけで完成します。

使用するのは、普段使っている牛乳で問題ありません。自分で泡立てる手間がかからないので、カプチーノを楽しみたい方必須の機能です。

ミルクフォーマーのタンク量も、コーヒーメーカーによって違いがあります。1人で楽しむのであれば大容量である必要はありませんが、複数人で楽しむならある程度の量を1度に作れる商品がおすすめです。

コーヒーメーカーは、使用後に毎回洗浄をするお手入れが必要になります。使用している部品が多いため、分解して洗い終わったあとまた設置する点が少々手間ですよね。

そんなときには全自動掃除機能がついていると安心です。洗浄ボタンを押すだけで内部を自動で掃除してくれるので、多くの手間が省かれます。表面のホコリ・汚れをふき取るのはセルフになりますが、グッと楽になるおすすめの機能です。

コーヒーメーカーは抽出圧が選べるので、カプチーノに必要なエスプレッソを淹れる際に重要視したいポイントです。圧をかけながらコーヒーを抽出しますが、しっかり圧がかかるほど本来の味・香りを楽しめます。9以上の抽出圧のコーヒーメーカーをおすすめしますが、同時に1度に何杯分のエスプレッソができるのかもチェックしましょう。

コーヒーのみ飲めるコーヒーメーカーに比べて、カプチーノが飲めるエスプレッソマシンは価格が高めとなっています。

初心者が購入しやすいモデルですと3～5万円前後です。こちらのモデルが劣っているわけではありません。ある程度の種類のドリンクを楽しめ、十分おいしいコーヒーを飲めます。コンパクトなデザインが多いので、置き場所が確保できない方も選びやすいです。

より本格的なハイグレードモデルですと、10万円を超える商品があります。自宅でこだわりのコーヒーを淹れたい方にはおすすめです。どうしてもサイズが大きく、重量がある商品が多いので、置き場所の確保が必要になります。

コーヒーメーカーは、さまざまなメーカーから発売されているのでデザインの種類からも選べます。まるで本物のカフェのようなデザインからキッチンに馴染むシンプルデザインまで、選ぶ楽しさがありますね。

ボリュームのあるデザインは部品が多く、お手入れに手間がかかる場合があります。お手入れが必要な個所についても事前に調べましょう。

スペインのバルセロナ生まれのアスカソは、1962年に創業。当初からエスプレッソマシーンのパーツを販売するなど、世界中から親しまれているメーカーです。エスプレッソマシーンを製造し始めたのは1997年になります。コーヒー愛好家のために作り上げたこだわりのマシンは、職人によるハンドメイドです。高い品質を誇る人気メーカーになります。

こだわりのコーヒーを届けるネスプレッソが販売しているエスプレッソマシンは、オリジナルシリーズ・ヴァーチュオシリーズで分かれています。2つの違いは抽出量で、使用するカプセル自体も異なったものです。

比較的コンパクトなデザインが多いので、家庭用として取り入れやすいエスプレッソマシンです。カプセルタイプを使いたい方はぜひチェックしてください。

エスプレッソマシンの中でも知名度が高いのがデロンギです。家庭用だけなく業務用としての人気が高いので、自宅で本物の味わいを楽しみたい方は要チェック。デロンギは細かなコーヒー粉であれば、多くのメーカーに対応している点が魅力のひとつ。下位モデルであってもフロストノズルが搭載されているので、カプチーノ好きは嬉しいですね

1972年に設立されたミスターコーヒーは、全米でのシェアNo.1のメーカーです。本格カフェにあるようなデザインと確かなおいしさでファンが多く、高すぎない価格帯なので初心者でも挑戦しやすいです。

操作性にも定評があり、可愛らしいラテアートも可能な濃密のミルクフォームを自宅で楽しみたい方におすすめです。

ユーラのエスプレッソマシンは、日本でもウケのいいデザイン性と、本格的な味わいを楽しめる点が大人気。自宅で作っているとは思えない仕上がりで、気分が上がります。その機能性の高さもあり、価格は少々高めとなっています。ワンランク上のコーヒーを楽しみたい方は、ぜひチャレンジしてください。

ふわふわの泡立てたミルクは、泡だて器を使って作れます。ミルクフォーマー機能がついていないコーヒーメーカーを持っている方は、泡だて器で代用しましょう。使い方は簡単ですので、初心者の方でもすぐにできます。特に電動タイプは腕が疲れないのでおすすめです。

また、100均ダイソーでも「カプチーノミキサー」という商品名で税込み110円で売られているので是非チェックしてください。