【2024年最新】スチームアイロンおすすめランキング！ハンディタイプも紹介

スチームアイロンは水を入れるタンクが搭載されており、水を温め水蒸気を発生させながらシワを伸ばします。高温の水蒸気を当てることにより、シワを伸ばすだけでなく除菌や消臭効果が期待できるのもポイントです。

ドライアイロンと同じようにプレスしながら使うものや、衣類をハンガーにかけたままスチームを当ててシワを伸ばせるハンディタイプの衣類スチーマーというものがあります。コードレスやコード付き、安いものから高性能モデルまで種類も実にさまざまです。

種類が多いとどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。この記事ではスチームアイロンの選び方と、2023年の人気ランキングからおすすめ商品をご紹介します。記事の最後にはスチームアイロンの活用術もご紹介していますので、ぜひ参考にして役立ててください。

ドライアイロンとスチームアイロンの違いは、名前からも分かる通りスチーム機能がついているかどうかです。それぞれのアイロンの特徴と価格帯を表にまとめましたので、チェックしてみてください。

メーカーによる多少の違いはあるものの、スチームアイロンには主に下記のようなメリットがあります。

特にハンディタイプである衣類スチーマーはアイロンがけが苦手な方にも扱いやすく、保管場所を取らないので一人暮らしの方にも人気があります。

スチームアイロン特有のデメリットには主に下記のような点が挙げられます。デメリットを理解した上で商品を選びましょう。

• 価格が安いとパワーが弱い傾向があり、仕上げるのに時間と電気代がかかる
• タンクを清潔に保ちカビを防ぐ必要がある

スチームアイロンには水を入れるタンクが存在し、その分お手入れが必要です。使い勝手を重視したい場合はタンクを取り外せるものを選ぶのがおすすめですよ。

また、アイロンがけに向かない生地があることにも注意しましょう。素材ごとに起こりがちなアイロンがけの際のトラブルを下にまとめましたが、衣類の注意書きを確認してくださいね。

アイロンタイプは衣類にアイロンを押し当てるようプレスしながら、スチームでもシワを伸ばせます。かけ面が大きいので大きな衣類のアイロンがけに便利。アイロン自体の重さを利用できるため、プリーツやしっかりと折り目を付けたいときにもおすすめです。

使用時にはアイロン台が必要ですが、折り畳めるものやシート状のものを選べば収納場所にも困りません。タンクに水を入れるとその分重くなるので、扱いやすい重さかどうかの確認をして選んでください。

ハンディタイプは衣類スチーマーとも呼ばれています。衣類をハンガーにかけたまま使用できるためアイロン台は不要で、お出かけ前にサッと取り出してシワを伸ばしたいときに便利です。先述したように高温のスチームには除菌や脱臭効果もあるので、カーテンやソファにも使用できます。

ただしスチームのパワーがないと、しっかりとシワを伸ばせないことがあります。ワイシャツのような小さいものには便利ですが、大物には時間がかかるので購入の際は注意が必要です。

また、大量の衣類にアイロンがけするのには向きません。1日数枚程度のような、少量の衣類をスチームにかけたい方に向いたタイプです。

スチームアイロンの中でもハンディタイプの衣類スチーマーは、今やさまざまなメーカーから商品が販売されるようになりました。最新のトレンドは下記の3つです。

兼用タイプはアイロン台に乗せてプレスして使うこともできますし、ハンガーにかけたまま使用することもできます。コンパクトサイズのものが多いので、出張や旅行に持っていきたいときにも便利です。

ただしコンパクトな分、かけ面が小さいため大物にアイロンがけをしたい場合は時間がかかります。スチームのパワーが弱いとハンガーにかけたままではシワを伸ばしきれないことも。幅広いシーンに対応できますが、ライフスタイルに合っているかを見極めてください。

パナソニックのスチームアイロンは、持ち返さずにすいすい動かすことができる「Wヘッドベース」が特徴です。一般的なアイロンの形状は1方向のみに動かしますが、Wヘッドベースなら後ろに動かしてもシワになりにくいのが特徴。

そのためアイロンがけのストレスから解放されます。衣類スチーマーは向きを気にせず360°回しながらスチームを噴射できる「くるくるスチーム」が人気です。

ティファールのスチームアイロン・衣類スチーマーは、コンパクトながらもパワフルなスチーム量で人気です。大量のパワフルなスチームが繊維の奥深くまでしっかり浸透し、頑固なシワもさっとほぐすことができますよ。上位モデルは最大140g/分ものスチーム量を実現しています。

日立のスチームアイロンは温度表示ディスプレイやすっきり収納できるコードリールなど、機能以外にも便利さを追求しています。

かゆいところに手が届くような使い勝手のため、1度使ったら手放せない方も多いようですね。衣類スチーマーは1度スチームボタンを押せば、1分間連続でスチームが出続けるので手が疲れにくい設計です。

ツインバードのスチームアイロン・衣類スチーマーはシンプルなデザイン＆機能の商品が多くなっています。スチームアイロンは700gと軽量なので軽さを重視したい方におすすめです。

衣類スチーマーは添える手の火傷を防ぐミトン付属タイプや、吊るし収納ができるストラップ付きなど、使い勝手にもこだわりを感じることができます。

ここからはアイロンを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にアイロンを購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• アイロンの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してアイロンを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけでアイロン選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①用途に合った種類を選ぶこと

②コードの有無による使用感の差を確認すること

③適切な重さのものを選ぶこと 

これだけです。「用途によって選ぶアイロンが違うの？」など疑問に思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

コードレスってそこまで必要じゃなさそう

と思う方もいるのではないでしょうか。

コードレスは必須級の機能と言っても過言ではありません。有線のアイロンはコンセントが届く場所でしか使えず、服とコードが引っかかって鬱陶しく感じる場合もあります。コードレスにすればコードの制約がなく快適です。

検討しているアイロンがコードレスとコード有りの2択になった場合、コードレスを選ぶのをおすすめします。

アイロンってどのくらいの重さがいいの？

とお困りの方も多いのではないでしょうか。

種類や用途によっておすすめの重さは変わります。以下の表にグループ分けしました。

スチーム機能でシワを取る用途が多い方や、重いのは避けたいという方は、1kg以下のアイロンがおすすめです。中には0.69kgと軽量のものもありますよ。

シワをしっかりと伸ばしたり折り目づけをするなら1kg前後は必要です。アイロンに重さがあると強く押し付けてかける必要がなくなります。

衣類スチーマー・スチームアイロンを選択した方は、タンクを満水にしたときの重さもチェックしましょう。水の重さを計算に入れないと、使用時に重さの不一致を起こす恐れがあります。

満水時の重さの記載がないときは、タンクの容量から算出できます。1mlは約1gですので、その分重さが増えると考えてください。

アイロン購入者500人にアイロン選びで最も重要視すべき項目について質問したところ、「本体の軽さ」と回答した方が全体の20%を占めました。

内訳として、「想像より重かった」と後悔した方、「軽いのにしてよかった」という成功体験をした方から票を集めていました。少数ですが、「軽すぎてシワが伸ばしにくい」というマイナス票もありました。

先ほど紹介したおすすめの重さと照らし合わせると、軽すぎの方は1kg前後を選ぶと解決しますね。あくまで自分の用途にあったものを選ぶのが大切ですよ。

スチーム量は1分あたり10g以上を目安にしましょう。スチーム量が多ければ、時間をかけずにシワ取りできます。商品のスペック詳細に「スチーム量：◯g/分」などの形で表記されていますので、ぜひ確認してみてください。

なかには、100g以上を一気に放出してくれるタイプもあります。スチームの量が段階ごとに選択できるものもありますので、細かく調節したい方におすすめです。

立ち上がりを待っている時間は意外と長く感じてしまいます。電源を入れた後立ち上がるまでにかかる時間もチェックしましょう。種類別の立ち上がり時間を大まかにまとめました。

上記よりもっと速いものも、遅いものもあります。あくまで大まかな基準としてご活用ください。ストレスなく使うなら60秒以下のものを選びましょう。

購入前にアイロン本体の大きさを調べてみましょう。アイロンがけする台やテーブル、服などと照らし合わせ、置いたときどれくらいの大きさになるか確認するのがおすすめです。

併せて、アイロンは収納時のサイズをチェックするのもおすすめです。アンケートでも「思ったより大きくて収納場所に困った」との声がありました。

収納しようと思っている場所の大きさを調べて比べてみると、「意外と大きい」「もっと小さくていいかも」と感じるかもしれませんよ。