【初心者さん必見！】ランディングネットのおすすめ10選！選ぶ際のポイントを徹底解説！

「すぐそこまで獲物が近づいていたのに、シャフトがぽっきり折れてしまった！」「ランディング後に魚が暴れて逃げてしまった！」と言うことはありませんか？

ランディングネット（タモ網）は、海面から魚を引き上げる為の重要アイテム。竿や釣り糸への過負荷を大幅に減らすことができますが、フィールドにあったランディングネットを選ばなければ、最後の場面で獲物を逃す結果になることもあります。

いつ大物がかかるか分からない予測不可能な釣りだからこそ、どのフィールドで利用するかしっかり検討して適したランディングネットを持ち歩くようにしましょう。

ランディングネットは、どこで釣るのかや何を釣るのかはもちろんのこと、軽さや耐久性、折りたたみできるかなど考慮すべき点があります。以下に5つのポイントをご紹介しますので、自分にあったランディングネットを見つけてください。

一番に考えておきたいのが、フレームの形です。ランディングネットには、「オーバル型」「丸型」の2タイプがあり、それぞれに長所があります。

どちらの長所が自分のフィールドにより向いているのかをみておきましょう。

「ランディングしても中々しっかり網の中に納まってくれない！」という人はいませんか。そんな人におすすめなのが、オバール型です。先が広がっている楕円のような形をしており、ランディング後の確実性がメリットです！

渓流でのエギングや水中で釣る立ち込みなど、水中でのランディングで使いやすい形となっています。一方で入り口部分は狭まっているため、入り口の広い丸型に比べると魚を網の中に入れるまでの確実性が求められます。

網の入り口が丸いフレーム、丸型。魚を網の中に入れやすく、魚が入った後の安定感が特徴となっています。以下のようなシチュエーションでおすすめです。

• 堤防など高い場所からランディングする
• オールラウンドさを求める
• 初めてランディングネットを購入する

また、フレームへの負荷が少ないのも特徴です。空中輸送からのキャッチが必要となる高所からの釣りには、丸型を選びましょう。

一方で、魚が暴れると逃げてしまう可能性があるという短所もあります。大型魚を狙う際には注意が必要です。

シャフト（柄）は一般的に3〜4mの長さが使いやすいといわれ、時には6m程度もの長さが必要となることもあります。選択肢の中にあるランディングがどのようにコンパクトに持ち運べるようになるのかを確認しておきましょう。

それぞれのシチュエーションに合わせて長さを選ぶ必要がありますので、以下の基準を参考にしてください。

• 高さのある堤防→6m以上
• 平均的な高さの堤防、船釣り→4〜6m
• 水面近く（低い堤防、テトラ帯、川辺）→3〜4m

高さのある磯で青物を狙う場合は、シャフトの長さが重要です。短すぎるとランディングネットを引きあげるまで磯岩にネットが引っかかってしまうトラブルが起こります。6m程度の長いものを選ぶと良いでしょう。

渓流や川でのフィッシングには機動力が重要ですので、シャフトの長さが短いものを選びましょう。シャフトの長いランディングネットはむしろ邪魔。4m以下のものがおすすめです。

ネットの素材の違いも、フィールドに合わせて考慮しなければなりません。素材の違いだけで、その耐久性や使い勝手の良さ、あるいは魚を傷つけにくいかなどの重要な点が変わってきます。

ツルツルした肌触りが特徴的なラバー素材。魚が傷つきにくく、キャッチ&リリースが多いシーバス釣りにおすすめです。

また、ラバー素材はルアーや釣り針が網目部分に引っかかりにくいのも大きな特徴。ストレスフリーでフィッシングを楽しむことができると好評です。

一方でラバー素材は重たいと言うデメリットもあり、劣化を防ぐために使用後は水道水でしっかり塩水を洗い流してあげるメンテナンスが必要です。

ナイロン素材のメリットはその軽さ。水に浸かった際の操作性が圧倒的に良く、魚をより簡単にランディングすることができます。特に潮の流れが速い場面では、その操作性のよさがランディングをサポートしてくれます。もちろん軽量だと持ち運びの際にも楽々です。

一方でもちろんデメリットもあります。それは絡みやすさ！引き上げ時に魚が暴れるとエラや背びれなど致命的な部分へ食い込んでしまい、致命的なダメージを与えてしまうことがあります。リリースを考えている場面では、取り扱いが難しくなってしまうのが大きなデメリットです。

撚り糸素材もランディングネットで使われる素材の一つです。もともと漁師網に使われている素材だけあって、その強度はピカイチ！大物の魚が多少暴れても、破損によって魚が逃げる心配は無用の強度を誇っています。

ただし、しっかりした撚り糸は時には魚を傷つけてしまうので、リリースをする方や魚拓を取る方にはあまり向いていません。

最近ではフォトジェニックな手作りランディングネットなどがSNSで広まり、人気が再燃しています。

最後に確認しておくポイントが、ショルダーベルトの有無です。ランディングネットにはショルダーベルトがついているものと、ついていないものがあります。

渓流などでの立ち込みでは必須！また、防波堤からの釣りでもショルダーベルトがあるとランディングの際にコントロールがしやすく、安定感が増えると言うメリットもあります。

後から別売りのものをつけることもできますが、自分のフィールドではショルダーベルトが必要なのかどうかはあらかじめしっかり確認しておきましょう。

これまでランディングネット自体の選びかたについて、ポイントごとに紹介してきました。しかし、それだけでは十分とは言えません。

ランディングネットをより便利に使用できるよう、以下2つのアクセサリの同時購入も検討しておくとさらにおすすめです。

現在人気があるのはジョイント式。ネット部分とシャフト部分が連結できるようになっており、二つのパーツをジョイントで繋ぎ折りたたみを可能とします。特に、ワンプッシュや振り下ろすだけでロックが解除できるタイプは特におすすめ！

「片竿を支えながらどうやってランディングモードにネットを開こう！？」と焦らず、楽々ランディングモードに切り替えることができます。

ランディングをする際にさっと片手でランディングネットを手元に持ってくることができるのは、ホルダーがあればこそ。ランディングネットホルダーにはマグネット式と機械式があり、操作が必要なく引っ張るだけで取り出せるマグネット式は特に人気があります。

一方で、砂鉄を含む砂浜などでの使用はマグネットに砂鉄がつき、しっかりランディングネットがくっつかないと言うハプニングがあることも。砂浜でのフィッシングには機械式をおすすめします。

大事な竿への負荷を抑え、そして引き上げ時に獲物を逃すリスクを抑えるランディングネット。ランディングネットがあることで、ヒットした魚を逃すことなく手元までしっかりと持ってくることができますよ！

自分のフィールドにどんなランディングネットがあっているのかを確認し、より確実なランディングを実現しましょう。