加湿機能付きセラミックファンヒーターおすすめ7選｜ニトリにある？乾燥対策も同時に

暖房器具を使っていると乾燥で喉が痛くなった経験はありませんか？。そんな悩みを解決してくれるのが加湿器付きヒーターです。ヒーターを使うと周りの空気が乾燥してしまいますが、加湿機能が搭載されているものを選べば1台で同時に加湿できるので、喉の乾燥を防げます。

セラミックファンヒーターは、電気を使って部分的に部屋を暖められるスポット暖房器具です。その中でも加湿機能が搭載されているモデルは、部屋を暖めてくれるのと同時に加湿も行ってくれるため近年注目されています。

この記事では、加湿ヒーターの選び方やニトリなどの人気メーカーを紹介しています。さらに、おすすめの加湿機能付きセラミックファンヒーターを口コミとともに掲載。セラミックファンヒーターを使用する際のポイントも解説しているので、これから購入を検討している方は参考にしてみてください。

セラミックヒーターとは、熱効率のいいセラミックに電圧をかけて発熱させる仕組みの、電気を熱源とする暖房器具です。セラミックヒーターは、灯油やガスなどの燃料を使用しないため、一酸化炭素中毒などのリスクがなく、定期的な換気も必要ありません。

ファンのないセラミックヒーターと、ファン内蔵のセラミックファンヒーターの2種類があり、ファンのないタイプは熱が上に行きますが、ファンが内蔵タイプは熱をファンで送風して暖かい空気を送り出しています。

セラミックファンヒーターは適用畳数を目安に選びましょう。「木造〇畳/コンクリート〇畳」と表記されています。使用するスペースよりも小さいモデルを選べば、なかなか温まらないので気をつけましょう。

洗面所やトイレなどに設置したい場合は小型モデルで十分ですが、10畳以上のリビングや寝室などで使用する場合は大型モデルがおすすめです。加湿量は「〇ｍL/h」と表記されています。この値が大きいものほど加湿量が多いです。

セラミックファンヒーターを購入する際は、設置予定の場所に合ったサイズかどうかをしっかりチェックしましょう。リビングといった広いスペースなら大型でも問題ありませんが、トイレや洗面所などに置きたい場合は、スペースの邪魔になることも。幅15cmほどのスリムなモデルもあるので、使用場所に合わせて選んでください。

セラミックファンヒーターの消費電力は500W～1200W以上と製品によってさまざまです。消費電力が大きいものほどパワーがあるので、温まりやすいです。使用環境にもよりますが、暖かさを求めるのであれば消費電力を目安に選びましょう。また、温度調節ができる製品だとシーンに合わせて消費電力を抑えることができるので節電・節約につながりますよ。

玄関やリビングなど目に入りやすい場所に置く場合は、デザインにもこだわって選びましょう。タワー型ならスタイリッシュなデザインのものが多いので、省スペースで使え空間を無駄にしないのが特徴。インテリアの邪魔にならずに部屋に馴染みやすいので、部屋にこだわっている方におすすめです。

また、暖房重視の方はワイド型なら清潔感のある白で統一されたモデルやシックなシルバーデザインのものがおすすめ。シンプルで無駄のないデザインが部屋になじんでくれます。

消費電力が高い製品だと気になるのが電気代。電気代が気になる方は、「ECOモード」搭載しているモデルをチェックしておきましょう。温度センサー・人感センサー・自動運転モードなどが搭載されていると電力の無駄遣いを抑えられるので節約につながります。

セラミックファンヒーターのおおよその電気代は「消費電力(W)÷1000×使用時間×電気料金(円)」で計算できるので、気になる製品の電気代をチェックしてみましょう。

消臭・空気清浄機能付きのセラミックファンヒーターなら、別途で消臭機や空気清浄機を購入する必要がありません。1台2役こなすことができるので、設置スペースを有効活用することができます。

セラミックファンヒーターは温風で部屋を暖めるため、ホコリを舞い上げてしまいますが空気清浄機能があればハウスダストや花粉対策をすることが可能です。しかし、フィルターを通してホコリなどを吸着するので定期的にお手入れする手間がかかります。

セラミックファンヒーターはファンを使うため、送風時にある程度の運転音があります。運転音はdB(デシベル)で表記されおり、数値が低いものほど静かです。就寝時に使う方や勉強などに集中したい方はなるべく運転音が静かなものか、静音運転ができるものを選びましょう。下記に騒音量の目安をまとめたので、参考にしてください。

転倒オフ機能は小さい子供がいるご家庭やペットを飼っている方におすすめの機能です。コンセントに引っかかった場合や物をぶつけて思わず倒してしまった場合、自動で電源がオフになるので安心です。

セラミックファンヒーターは非燃焼系の暖房器具なので、比較的やけどや火災の心配がありませんが、過去に洗濯物が焦げてしまったり換気口がふさがれて発火したという事故の報告があります。このような事故を未然に防ぐためにも安全機能は必ずチェックしておきましょう。

寝るときまで暖かくしていたい場合におすすめなのが、タイマー機能です。1～2時間後に切れるようなタイマーをかけておけば、うっかりつけっぱなしにしてしまう心配もありません。また、朝起きるのが寒くてつらい場合は入タイマーつきのものを選ぶのがおすすめです。

シャープといえば、プラズマクラスターを搭載している家電が代表的ですよね。空気中の菌やウイルスを分解・除去し空気をきれいにしてくれます。また、消臭や静電気を抑えることもできるので、毎日部屋の空間が快適です。

冬は暖房器具として、夏は空気清浄機とし使えるので、年中使いたい方におすすめ。シンプルなデザインなので、どんな部屋に置いても馴染みやすくインテリアの邪魔になりません。

パナソニックは大型から小型まで幅広くラインナップされているので、部屋に合ったセラミックファンヒーターを選びやすくなっています。また、パナソニック独自の「ナノイー」が搭載されており、空気の清浄・脱臭・除菌など行えるのもポイント。部屋の空気をきれいに保ちたい方や、アレルギー、喘息疾患をお持ちの方におすすめのメーカーです。

山善は低価格なのに機能が充実している人気のメーカーです。コスパ重視の方や初めてセラミックファンヒーターを購入する方におすすめ。人感センサーや温度センサーなど多彩な機能が搭載されているので、各家庭で必要な機能が搭載された製品が見つかりやすいです。

また、「室温センサー付きセラミックファンヒーター」は温風が出るまで約7秒しかかからないので、帰ってきてすぐに温まりたい方にぴったりです。デザイン性も高いので、気になった方はぜひチェックしてください。

アイリスオーヤマは企画・製造・販売まで一貫して自社で管理しています。実用性の高い製品が多く、キッチンや子供部屋、浴室などのスポット暖房を探している方におすすめです。また、速暖性に優れているので、すぐに温まりたい時にもぴったり。比較的安い価格で購入できるので、コスパ重視の方や初めて購入する方に向いています。

リーズナブルでいい商品が買えると人気な「ニトリ」には、加湿機能付きセラミックファンヒーターの取り扱いはありません。現在、カーボンヒーターやファンヒーターなどは取り扱いがありますがセラミックファンヒーター自体の取り扱いがなくなっています。過去には口コミでも評判がいいセラミックヒーターの取り扱いが数種類ありました。

セラミックファンヒーターを使うにあたって気を付けるポイントがあります。間違った使い方をすると電気代が高くなったり事故の原因になるので気を付けましょう。

セラミックファンヒーターは部屋全体を温めるほどの暖房効果がないことを覚えておきましょう。セラミックファンヒーターは電気のエネルギーを熱に変えるのみのため、エアコンなどの暖房器具に比べ能力が不足しています。

そのため、広い部屋をセラミックファンヒーターだけで温めるのは不可能です。また、無理に部屋全体を温めようとすればかなり電気を消費するので電気代が高くなります。セラミックファンヒーターはスポット暖房もしくは補助暖房用として使うのがベスト。

もし部屋全体温めたいのであれば、エアコンや石油ストーブ、ガスストーブがおすすめですのでそちらをチェックしてみてください。

セラミックファンヒーターは火を使わないため、安全性が高いのが特徴ですが火事の危険性は十分にあります。加熱すると爆発する危険性があるスプレー缶やアルコールを含む物など、発火しやすいものはセラミックファンヒーターのそばに置かないようにしてください。

また、洗濯物のそばに置かないようにしましょう。早く乾きそうと思いすぐそばで干すことがあると思いますが、ヒーターと接触して火災の原因になることがあります。また、ヒーターから出てくる熱で洗濯物が焦げたり、素材によっては溶けることもあります。

このように火を使わないから安全というわけではないので、ヒーターのそばには燃えやすいものを置かないようにしましょう。

加湿セラミックファンヒーターがあれば、乾燥が気になる冬を快適に過ごせます。暖房と加湿が同時にできるため、加湿器を別にセットする必要がありませんし、電気代もその分お得ですよね。今年の冬はセラミックファンヒーターで快適に過ごしましょう。