パナソニックのIHクッキングヒーターおすすめ14選｜人気の3口やビルトインも

家庭のキッチンでお掃除・お手入れが難しい場所の一つにコンロが挙げられます。特に、ガスコンロを使っている家庭では「複雑な構造によりお掃除が難しいし、面倒…」という方もいますよね。

そこでおすすめなのが、IHクッキングヒーターです。IHクッキングヒーターなら、プレートを拭くだけでお掃除が完了します。3口IHなら料理の幅も広がります。さらに、IHクッキングヒーターは火を使わないため、安全性を考えなくてはならない子どもがいる家庭や高齢者のお家にもおすすめです。

この記事では、さまざまなメーカーから販売されているIHクッキングヒーターの中でもパナソニックの商品に注目して、特徴などを解説します。また、おすすめ商品も紹介するので、ガスコンロからIHクッキングヒーターに買い替え・交換を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもIHクッキングヒーターは、どんな仕組みで加熱しているのかを知らない方も多いはずです。IHクッキングヒーターの「IH」とは、電磁誘導加熱（Induction Heating）＝電磁調理器のことです。

ガスコンロが直火で加熱するのに対して、IHクッキングヒーターは内部の磁力線の働きによって、鍋底自体を加熱する仕組みになります。ガスコンロに比べて、熱伝導がとても高いため加熱スピードが早く、エネルギーロスも少ないのがIHクッキングヒーターです。

内部のコイルを利用して加熱しているため、ムラなく加熱できるので安定した加熱管理制御が容易です。したがって、スープなどの液体の加熱に適しています。また、ガスコンロとは違い、火が出ないので安全性も高いのもメリットです。また、日々のお手入れもプレートを拭くだけなので簡単です。

一方デメリットは、鉄・ステンレス製のIH対応素材の調理器具しか使えなくなることです。また、底が平らなものしか使えなかったり、大きさも12〜26cm程度が適していたりと使用できる鍋やフライパンの素材が限られます。

IHクッキングヒーターはガスコンロと違い、直接食材の表面だけを「焼く」「炙る」ができません。また、火が出ないから安全とはいえ、天板は熱くなるため火傷の危険性もあります。

ガスコンロとIHの違いは「火を使うか使わないか」が挙げられます。ガスコンロはガスで火を起こす昔ながらのタイプです。IHの場合は、内部のコイルを利用して磁力で加熱します。また、ガスコンロは火を扱うため料理の幅が広いですが、IHは調理方法や器具が限られます。

下にて、ガスコンロとの比較をまとめましたので、参考にしてみてください。

ここからはパナソニックIHクッキングヒーターの特徴を紹介していきます。ほかのメーカーと比較検討している方はぜひ、参考にしてください。

グリル内は、平面ヒーターでダブルフラットになっているラッキンググリルを採用しているため、美味しく焼くことが可能です。また、中に高さがあるため、料理の幅が広がります。

上から遠赤外線をあて、下からはムラなくIHをあてられます。そのため、うまみをギュッと閉じ込めて、一層美味しく焼き上げるのが魅力的なポイントです。

無駄に加熱しているのを感知し、火力を自動でコントロールするエコナビが搭載されているのがパナソニックのIHクッキングヒーターの特徴です。エコナビを利用すれば、消費電力量を抑えられて、かつ安心してIHクッキングヒーターを使えます。焼き物の温度調節だけではなく、光・揚げ物の温度調節もできるので便利な機能です。

ここでは、パナソニックから販売されているIHクッキングヒーターのタイプについて紹介します。後ほどタイプ別に商品を紹介しますので、まずはお家に合ったタイプを確認しましょう。

流しや調理台と一体化できるビルトインタイプのIHクッキングヒーター。隙間がなく、見た目が美しいことから、人気があります。隙間がないことで、掃除が簡単になり、常に清潔に保てます。また、システムキッチンに取り付けが可能です。

ただし、設置場所には単相200Vのコンセントがあることを確認しましょう。ビルトインの場合は、自分で設置できないため、必ず工事が必要になります。設置費もかかるため割高になることから、予算と相談しながら商品を選んで購入を検討するのがおすすめです。パナソニックでは上位機種のAシリーズや最新のK・Lシリーズなどがビルトインタイプです。

なお、下記ではシリーズ別で特徴を簡単にまとめていますので参考にしてみてください。

単相200Vのコンセントがあればどこでも設置できる便利な据置タイプ。IH対応の場合は自分で設置可能なので、ビルトインよりその分工事費を抑えられます。ただ、ガス管がある場合は工事が必要になるので、事前に確認しておきましょう。

また、流し台とIHの間に隙間があるためお手入れが面倒になることもあります。ビルトインと比べると見た目が悪いなど、見た目などではなく、コスパを特に重視する方におすすめのタイプです。パナソニックではKM・KGシリーズなどが据え置きタイプです。

下記では各据え置きタイプの特徴を記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

IHクッキングヒーターのビルトインタイプは、ヒーターの数が2口のものと3口のものがあり、据置きタイプは2口のみです。2口タイプも3口タイプもヒーターに種類があり、通常かすべての金属製鍋を使えるオールメタルかを選べます。

また、3口タイプにはヒーターの組み合わせがあるのでしっかり確認しましょう。3口すべてIHヒーターか後ろ1口だけがラジエントヒーターになっているものもあります。ラジエントヒーターはすべてIHにする場合よりも価格が抑えられて、IH専用ではなくても底面が平な調理器具であれば使用できるので便利です。

トッププレートの幅は、ビルトインタイプは60cmか75cm、据置きタイプは59cmのみになっています。ビルトインタイプの場合、標準的なシステムキッチンには60cmのトッププレートが使用されています。75cmのものよりも価格が安く、まな板などを置くスペースを広くとれるのがメリットです。

75cmのトッププレートは、耐熱部分が広くなるため鍋の仮置きスペースを確保できます。28cmのフライパンなど大きめの調理器具を並べて使えるので、家族の人数が多い方などにおすすめです。

パナソニックのIHクッキングヒーターは、通常のヒーターの他にオールメタル対応のヒーターも選べます。オールメタル対応のヒーターは、鉄やステンレスだけではなくアルミや銅などすべての金属鍋が使えるのが魅力です。

調理器具にこだわりのある方や金属鍋をたくさん持っている方は、オールメタル対応のヒーターを取り入れればそのまま使えます。軽いアルミ鍋を使えるので、ご高齢の方などにもおすすめです。

パナソニックのIHクッキングヒーターのグリルには、焼き網タイプとグリル皿タイプがあります。焼き網タイプは焼き網と受け皿の両方を洗う必要があり、油がこびりつきやすいためお手入れに時間がかかります。

一方、グリル皿タイプは焼き網がないためグリル皿を洗うだけで、フッ素加工がされているのでこびりつきにくくお手入れが簡単です。庫内の側面と底面が拭けて、いつでも清潔に保てます。

パナソニックには卓上タイプのIH調理器があります。2つのセンサーがついており、調理コースに応じて自動で火加減を調整したり加熱しすぎを防いだりしてくれます。

炊飯や煮込み料理・揚げ物などさまざまな調理が可能です。キッチンで普段の料理に使ったり、ホームパーティーでの鍋料理に食卓で使ったりと、さまざまなシーンで活躍するアイテムです。

IHクッキングヒーターが故障した可能性があるのは以下の症状などが出た場合です。

• ヒーターが使えない
• ヒーターが切れてしまう
• ブレーカーが落ちる

パナソニックのIHクッキングヒーターはエラーの場合番号が表示されるようになっており、その番号によって対処方法が異なります。

パナソニックのホームページのお客さまサポートページを開きIHクッキングヒーターの項目を見ると、エラー表示が出たときのメンテナンス方法や問い合わせ先が書かれています。解決方法などを試しても直らない場合は、修理が必要なことがあるため問い合わせるようにしましょう。

ここまで、IHクッキングヒーターの基本情報からパナソニックのおすすめIHクッキングヒーターなどを紹介してきました。自分の目的に合わせて商品を選んでいくことで、より自分にピッタリなIHクッキングヒーターが見つかります。ぜひ本記事を参考にして選んでみてくださいね。