家庭用のラミネーターおすすめランキング｜ラミネート機械の使い道も

誰にでも、大切にしておきたい書類やカードといったものがありますよね。しかし、いくら大切に保管しても紙はいずれ汚れて劣化してしまいます。そこでおすすめしたいのが家庭用ラミネーターです！

家庭用ラミネート機械は、特殊フィルムで紙を包装することで紙の耐久性を高めてくれる便利アイテムなんです。これだけ聞くと値段が高そうというイメージを持つかもしれませんが、実は家庭でも簡単に使えるリーズナブルな家庭用モデルもたくさん販売されているんです！

この記事では、家庭用ラミネーターと業務用ラミネーターの違い、家庭用ラミネーターの選び方、人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

家庭用のラミネーターと業務用のラミネーターの違いは、価格や仕上がりそして機能の充実度などです。業務用のラミネーターは大きなサイズでラミネートできたり、連続で使用しても壊れにくかったりします。しかし、価格面で家庭用と比べるととても高額なので、自分にはどの程度必要なのか？を考えて選びましょう。

A3以下の小さいサイズをラミネートした場合や使用頻度が低い場合は、家庭用のラミネート機械の方がおすすめです。価格も数千円で購入できますし、サイズもコンパクト。多機能さを求めていないのであれば、家庭用のラミネーターでも十分です。

家庭用のラミネーターの使い道が気になっている方もたくさんいます。ここではおすすめの使用方法を紹介します。家庭用ラミネーターの購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

• 紙の診察券・会員証：水分や汚れから守り、劣化を防ぐ
• 写真：部屋に飾ったりカードとして持ち歩いたりできる
• レシピ：印刷したレシピをラミネートすると料理中も濡れない

家庭用ラミネーターで加工できるのは、カードサイズからA3までさまざまです。A3という大きなサイズを使うことはないと思いがちですが、サイズが大きいと一度に複数枚ラミネートできるのでとても便利です。

家庭用のラミネーターの多くはA4までですが、中にはA3に対応しているワイド設計モデルもあります。価格面では、やはりA3対応のものはA4までのものよりも高いです。しかし、一度にA4を何枚もするという人には、効率面を考えてもワイド設計がおすすめです。

家庭用ラミネーターは、ローラー数が2本または4本の2タイプが主流です。ローラーの数は、仕上がりの美しさに影響を与えるため、A3やA4などの大きめサイズをラミネートするのであれば4本タイプがおすすめです。

ローラー数が2本のものは、ヒートローラーのみとなっていて小型サイズが多く、加熱・圧着・フィルム送りの3つすべてを同時に行います。そのため、大きなものになるとフィルムが反ってしまう可能性があります。その点、4本ローラーになると、加熱後プルローラーでフィルムを引っ張りながら冷やして圧着してくれるので、A3などの大きなものでも反りがなく綺麗に仕上がります。

自分が使いたい目的に合わせてローラー数を選びましょう。中には6本ローラーのものもありますが、家庭用ではあまり見かけないため、仕上がり重視の人は4本を選ぶのがおすすめです。

ラミネートの厚さは、ミクロンという単位で表されます。家庭用のコンパクトで安価なラミネーターでは、100ミクロンまで対応のものが多く、薄くて柔らかい仕上がりになるのが特徴です。しかし、カードなどの丈夫にしたいものを作りたいのであれば、150〜200ミクロン以上に対応しているものがおすすめです。

200ミクロンまで対応できると、厚手で硬い丈夫なものを作ることができます。イメージとしては、レストランのメニュー程度の硬さが150ミクロンなので、それよりも少し硬いものといった感じです。

ラミネーターを選ぶ際には、ラミネート速度も大切なポイントです。作業効率を考えると、毎分450mmの早いラミネーターがおすすめ。毎分200mmのラミネーターでも作業はできますが、毎分450mmのラミネーターと比べて、本体価格に大きな差はありません。

数千円代の安価モデルでも450mmの速度のものはありますので、迷ったらラミネート速度が早い商品を選ぶのがおすすめです。

ウォームアップ時間の長さは、ラミネーターが使えるようになるまでの時間を表しています。ラミネーターは、電源を入れてからローラーが熱くなるまで待機時間が必要です。早いものだと10秒程度ですが、遅いもので20分もかかるものもあります。

ラミネーターが温まるまでの時間は短いに越したことはありません。時間が短いものは使いたい時にすぐ使えてとても便利です。また、スタインバイお知らせ機能がついているものであれば、熱くなるまで何度もチェックする手間を省くことができて便利です。

温度調節機能があることで、最適温度でのラミネートができます。温度調節のメリットは、仕上がりがとても綺麗になることです。温度が一定だと、薄いものには高温すぎたり、反対に分厚いものには温度が足りなかったりとクオリティが下がってしまいます。

仕上がりを綺麗にするためにも、ラミネートの厚さに合わせた温度設定ができる機器がおすすめです。温度調節機能は安いものには付いていないことが多いので、さまざまな厚さのものをラミネートするという人は、価格だけで決めずに温度調節機能がついたものを選びましょう。

ラミネーターが紙詰まりを起こした際、スムーズに取り除くためにも逆回転機能が便利です。詰まったフィルム取り除くだけでなく、フィルムの挿入方向を間違えて巻き込みが発生すると故障の可能性が高まります。

ラミネーターを故障させないためにも、逆回転機能というローラーに巻き込んでしまったフィルムを取り除く機能が付いていると安心して使うことができます。

ラミネーターを使った後の電源切り忘れを防ぐためにも、オートシャットオフ機能が付いていると安心できます。ラミネーターをつけっぱなしにしていると電気代だけでなく、思わぬ事故の原因となることも。

ラミネーターの切り忘れで発火の可能性は極めて低いです。しかし、つけっぱなしの不安がある人にとっては、オートオフ機能がついているものの方がおすすめです。

アイリスオーヤマはさまざまな家電をリリースしているメーカーとして有名です。家庭用のラミネーターの特徴は、逆回転機能やフリーレバー機能などの「詰まり改善」に役立つ機能が搭載されています、また、そもそものフィルムの巻きつきを軽減させる巻き込み防止機能も備わっています。

リーズナブルな価格でシンプルな設計となっているため、初めてラミネーターを購入する初心者にはおすすめのメーカーです。

ナカバヤシは、1951年創業の日本企業です。特徴としては、ウォームアップ時間が40秒と早い製品やローラ数が2本〜6本と幅広いものなど豊富な種類を出していること。価格帯を見ても家庭用の安価なものから業務用として使えるハイスペックな高額モデルまで自分合ったものを選ぶことができます。

ラミネート速度も早いのが特徴で、作業効率のいい製品が揃っています。

フェローズは、世界100ヵ国以上に展開しているアメリカの企業です。素早い立ち上がりやラミネートの速度が早いのが特徴です。業務用としても使えるローラーを6本を搭載しているものもあります。

操作性としてはとてもシンプルで、利便性も高く使いやすいラミネーターを作っている企業だといわれています。その豊富なラインナップから自分に合った製品を選ぶことができます。

ラミネーターを手に入れたら、ぜひ上手に使っていろいろなものに活用してください。ここでは家庭用ラミネーターの使い方のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてください。

• 余熱を十分に行う：余熱が不十分だとうまくフィルムが溶けずきれいな仕上がりにならない
• 真っすぐ挿し込む：斜めに挿入すると仕上がりも曲がるので注意
• 押し込まない：ラミネーターが自動で引き込むため、強く押さない
• フィルムの余白を適度なサイズにする：余白が大きいと失敗の原因になるので注意

一般的にラミネートに適した素材は、紙に限られます。ラミネート作業の際には高い熱を加えるため、密閉・加熱といった動作に適さないものはNGです。具体的には金属・ビニール・セロハン類・ポリエチレン・布・木片などはラミネートできません。また紙素材でも、和紙・感熱紙などは避けましょう。

ラミネーターの修理費用は、目安としておおよそ9,000円程度です。技術料・部品代で6,000～8,000円、さらに送料が上乗せされるのが一般的。保証期間を超過した・長期間使用したといった経緯がある場合、買い替える方が安くすむ可能性があります。修理だけにこだわらず、合理的に判断しましょう。

大切な書類や写真を汚さず保管するためにもラミネーターはとても有効な手段です。業務用となると高価だったり大きかったりと置き場所にも悩んでしまいますが、家庭用なら手軽に購入できます。自分に合ったラミネーターを見つけて書類保護に役立ててください。