アイリスオーヤマのホームベーカリーがおすすめ｜レシピや口コミ評判も【IBM-020-B】

ホームベーカリーといえばパナソニックやシロカが有名ですが、今回紹介するのはコスパ最強のアイリスオーヤマのホームベーカリーです。2020年5月1日に「IBM-020-B」を、2023年3月31日に「IBM-010-C」を発売しました。

「IBM-020-B」は全19メニュー、「IBM-010-C」は全27メニューと豊富なバラエティで、食パン・フランスパンはもちろん米粉パン・ピザ生地・ジャム・あんこ・もちも作れる優れもの。好みに合わせて焼き色やサイズの調整もできます。

この記事では特に人気なアイリスオーヤマのホームベーカリー「IBM-020-B」の商品スペックを解説していきます。加えて失敗しないホームベーカリーの選び方や餅の作り方などのおすすめレシピ・膨らまないときの対処法・うるさいのかどうか？などの口コミ評判もご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

対応サイズは1斤または2斤の大容量対応モデルで、家族構成や作りたい量に合わせて最適なサイズを選べます。だたし米粉パン（小麦入り・なし）は1斤のみです。焼き色は、「うすい・ふつう・こい」の3段階からお好みで選べますが、フランスパン・全粒粉パン・小麦粉なしの米粉パンは「ふつう」のみとなっています。

出来上がり時間の設定は最大で13時間まで、10分ごとに細かい設定が可能なので、夜セットしておいて朝焼き立てのパンを食べられます。メニューによっては調理時間の設定が必要なため、1分単位で設定して調節してください。

IBM-020-Bには19種類のメニューがあり、パン以外にも豊富なメニューを楽しめます。メニューは以下の通りです。

ホームベーカリーは便利でも、毎回使った後のお手入れが面倒だと使わなくなってしまうこともありますよね。アイリスオーヤマのIBM-020-Bは、パン羽根の取り外しが可能で、パンケースは隅々まで丸洗いできます。お手入れが簡単で、清潔に使えるのも魅力です。

アイリスオーヤマのIBM-020-Bは、高機能なモデルながら1万円以下と他社に比べて価格が安いのも魅力です。ただしイースト自動投入機能がなくメニュー数は他に比べると控えめなため、機能性にこだわる方には物足りないと感じてしまうかもしれません。

初めてホームベーカリーを試してみようと思っている方や、パンの種類が豊富なホームベーカリーを探している方にはおすすめです。

IBM-020-Bは、「材料を入れてボタンを押すだけ」なので使い方が簡単です。初心者の方でも簡単に失敗なく美味しいパンが焼けます。食パンを例に手順を紹介します。

1. パンケースを取り出しパン羽根をセットする
2. 水、小麦粉の順に入れる
3. 砂糖・塩・スキムミルク・バターをそれぞれ4隅に入れる
4. 中央にスプーンでくぼみを作りそこにドライイーストを入れる
5. パンケースを本体にセットしてお好み焼き加減に設定したらスタートボタンを押す

取扱説明書はネット上でも確認できます。そのため、万が一、取扱説明書を失くしてしまっても安心です。以下のリンクからホームベーカリー「IBM-020」の取扱説明書をご確認いただけます。

※ここからはアイリスオーヤマのホームベーカリーに限らず、ホームベーカリー全般の選び方について解説します！失敗せずホームベーカリーを購入したい方はぜひご覧ください！

どのホームベーカリーを選べばいいかわからない！
 
この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？
 
本記事の目標はズバリ、
簡単にホームベーカリー選びの失敗をなくすこと
です。
 
今回の記事では、選び方の解説に加えて実際にホームベーカリーを購入した方234名を対象に行ったアンケート結果も取り上げ、購入前の不安を解消できる内容になっています。ぜひ最後までお付き合いください。
 
☆この記事を読めば失敗しないホームベーカリーを選べます！

実は、たった3つのポイントを意識するだけでホームベーカリー選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のホームベーカリーに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

ホームベーカリーってパンしか作れないでしょ？

と軽く思っている方もいるのではないでしょうか？

実は、ホームベーカリーは機種によって作れるパン・料理に違いが出ます。その機種で作れるものをしっかり確認しておくと、購入後のレシピに幅が出ます。

パンと一口に言っても、以下のようなアレンジパンがレシピに搭載されている機種があります。

• ナッツやドライフルーツ入パン
• 米粉パン
• 冷ご飯を使うごはんパン
• 全粒粉パン
• ブランパン

パン以外のメニューも豊富に搭載している機種があります。以下は一例です。

• ピザ生地
• うどん・そば・パスタ
• お餅
• ヨーグルト
• 甘酒
• バター

ホームベーカリーは「パンを焼くだけの機械」から大きく飛躍しています。事前に作ってみたいパン・料理を考えて選ぶと、購入後の満足度は跳ね上がりますよ。

234人に聞いたアンケートで圧倒的に人気だったのは食パンでした。全体の半数以上の55%の方が作っていました。

以下、ホームベーカリ購入者がパンや料理を作った際の感想をまとめました。

まだ購入自体に迷いがある方は、ホームベーカリーでQOL（生活の質）を上げた方々の声を聞いてみてください。

好きな時間に美味しいパンが焼けるなんて最高！

と思っている方、少々お待ちください。

ホームベーカリーは動作音が大きい傾向にあり、使える時間が制限される恐れがありますよ。

スペック情報で動作音のdB数記載を確認したいところですが、記載していない機種の方が多いのが現状です。

情報が開示されているパナソニックのモデルでは、本体から約1ｍ離れた位置で45～50dB（静かな事務所レベル）の音が発生します。これくらいの音は覚悟しておきましょう。

不安だという方は、メーカーに問い合わせたり、口コミを確認するのもおすすめですよ。

「音が出ちゃうのは覚悟してと言われても…」と悶々としてる方には、ホームベーカリーの下に防振マットを敷く騒音対策をおすすめします。

生地をこねるときの振動音を軽減できる可能性がありますよ。

購入したホームベーカリーの騒音がさほど気にならない場合があるので、一度昼間に使用し防振マットが必要か否か判断してから調達しましょう。

発売されている機種のなかには、マナーモードで具材投入時や完成時に鳴るブザー音をミュートできるものがあります。

ブザー音も長時間大音量で鳴るわけではないのですが、朝や子供が寝ている時間に「ピーピー」と音が鳴るのは地味にストレスを感じる可能性があります。

初心者から経験者まで万人におすすめできる機能があります。

イースト菌を最適のタイミングで投入してくれる、イースト菌自動投入機能です。

イースト菌はパンを膨らませてくれる材料です。イースト菌を入れないとパンが全く膨らまないので、パン作りには必須です。

この機能がないと、パン釜に入れた材料の真ん中に手動でくぼみを作ってイースト菌を入れる手間が発生しますよ。

ホームベーカリー購入者234人にアンケートを取ったところ、半数以上の53%が「初心者でも経験者でも必要な機能」と回答しています。

イースト菌を入れる手間が短縮でき、夏場の過発酵が防げるなど恩恵はとても大きいです。

「初心者」と条件をつけた場合は購入者の79％が必要と回答してるので、初めてパン作りをする方は前向きに検討してみてください。

ただ、パナソニック・象印などの一部メーカーにしか搭載されていませんので、選択肢が狭まってしまいます。

また、本体価格が最低でも2万円半ばからと高額です。自動投入機能がなくてもパンは作れますので、頻繁に使わないから予算を抑えたいという方は、次の見出しをチェックしましょう。

イースト菌自動投入機能の素晴らしさを解説しましたが、絶対にないといけない機能というわけではありません。この機能がなくてもパンは作れます。

また、機能があるものはないものと比べて価格が1〜2万円以上高くなる傾向です。できるだけ予算を抑えたい方にはむしろデメリットになります。

アンケートでも「なくてもパンが作れる機能に高いお金出せない」という声が届きました。頻繁にホームベーカリーを使用しないなら、イースト菌自動投入機能なしの機種で問題ないです。

ただイースト菌自動投入機能がない機種だと、イースト菌を入れる手間、夏場の過発酵を防げないなどのデメリットがあります。購入後に後悔しないよう、把握しておきましょう。

最も後悔が多い項目は「静音性」となりました。「思ったよりも音がする」など多くの声が届きました。

静音性に関する後悔の声がたくさん届いたので、以下に一部抜粋してまとめました。購入前の皆さんは同じ思いをしないよう気をつけましょう。

アイリスオーヤマのホームベーカリーには搭載されていませんが、具材を自動で投入してくれるモデルがあります。あらかじめ具材をセットしておけば後はお任せなので、タイミングを見計らう必要なしです。

ナッツやドライフルーツを入れたアレンジパンも簡単に作れるので、大変おすすめな機能になります。

なお、メーカーによっては、ナッツやドライフルーツを入れるタイミングをブザーで知らせてくれるだけの機種もありますので、自動で入れてくれるかしっかり確認しましょう。

タイマー機能は、近年発売されているほとんどのホームベーカリーに搭載しています。アイリスオーヤマのホームベーカリーにも搭載されており、夜にタイマーをすれば、朝に焼き立てのパンを準備することも可能です。

ただし焼き上がり時刻を設定するのか、焼き上がりまでの時間を設定するのか、機種によって異なります。欲しい商品のタイマーがどういう設定が可能か確認しましょう。

また、牛乳や生クリームといった腐りやすい材料を使用したレシピはタイマーが使えないなどの制約もあります。うまくご活用してくださいね。

早焼きモードは、通常4時間ほどかかる工程を一気に短縮できる機能です。アイリスオーヤマのホームベーカリーには搭載されていませんが、他メーカーでは最短1時間でパンが作れる機種まであります。

夜中のタイマーセットではなく朝起きて早焼きコースでパンを焼く使い方ができます。牛乳や生クリームなどの食材も対応してるので、これらの食材を使ったパンを朝食べたい方は必須な機能です。

焼き加減の調整ができるホームベーカリーは、より自分好みのパンを焼くことができます。焼き加減は「薄め・普通・濃いめ」の3段階で調整できるモデルが多いですよ。アイリスオーヤマのホームベーカリーも焼き色が3段階から選べるようになっています。

材料（1斤分）

• 水85ml
• 冷やごはん92g
• 強力粉150g
• バター10.5g
• 砂糖11g
• 塩3.5g
• スキムミルク4.5g
• ドライイースト1.6g

作り方

• その日のうちに炊いたごはんを、羽のついたパンケースの中で水につける
• 1時間後に強力粉・バター・砂糖・塩・スキムミルク・ドライイーストの順で材料を入れる
• メニューの「ごはんパン」を選択して焼き上がりを待つ

材料（2枚～3枚）

• 強力粉：300g
• 塩：小1
• 砂糖：小1
• 水：180cc
• ドライイースト：3g

作り方

1. 材料をパンケースに入れメニューの「ピザ生地」を選択
2. 一次発酵後に取り出し、生地のガス抜きをしたら焼きたい枚数に分け生地を丸め濡れ布巾をかけ10分～15分おく
3. 二次発酵が済んだら麺棒で生地を伸ばせばピザ生地の完成

材料（4人分）

• セモリナ粉：250g（セモリナ粉がない場合は、強力粉と薄力粉を半々ずつでもOK）
• 卵：2個
• 塩：5g
• 水：50cc（好みで加減してもいい）
• オリーブオイル：小1

作り方

1. 材料をパンケースに入れメニューの「うどん・パスタ生地」を選択
2. 生地ができたらラップに包み冷蔵庫で1時間～1晩休ませる
3. まな板や台の上に打ち粉をして生地を1mm～2mmの厚さに伸ばし好みの太さに切る

材料（2合分）

• もち米：2合
• 片栗粉：適量

作り方

1. もち米は前日から水に浸けておく
2. 水に浸けたもち米をザルにあげ水を切る
3. もち米をパンケースに入れ「もち」を選択
4. コースが終了したら餅を取り出し片栗粉を敷いたまな板や台の上で好みの形に整える

ホームベーカリーを使う上で欠かせない部品の「パン羽根」。パン羽根を失くしてしまった、予備を持っておきたい方もいますよね。アイリスオーヤマのホームベーカリーのパン羽根は、アイリスオーヤマの公式通販サイトで購入できます。

結論から言うと、現在のところアイリスオーヤマのホームベーカリーのカラーは「ブラック」と「サンドベージュ」のみです。清潔感のある定番カラーの「ホワイト」が販売されていないのは意外ですが、ここ数年、調理家電市場におけるブラックカラーの人気の高まりを受けたものと思われます。

ホワイトのホームベーカリーが欲しい方にとっては残念ですが、アイリスオーヤマはホームベーカリーの販売を始めたばかりのため、今後の展開に期待しましょう。

アイリスオーヤマのホームベーカリーに限らず、ホームベーカリーでパンを焼いた際によく起きるトラブルの1つに「パンが膨らまない」が挙げられます。パンが膨らまない原因は多岐にわたりますが、主な原因は以下の4つです。

• 古くなったイーストを使っている
• 砂糖や粉などの材料に問題がある
• 水分量や水温が適切でない
• うまく発酵していない

以下の記事では、さらに詳しくパンが膨らまない原因について解説しています。加えて、ホームベーカリーでふっくらとしたパンを焼くコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてふわふわの美味しいパンを焼いてくださいね。

ホームベーカリーの電気代が気になる方もたくさんいます。ホームベーカリーは450Wが多いのでこちらを基準に計算すると、1時間あたり約14円になります。製品によって誤差は生じますが、ご自身の使用時間で計算するとだいたいの電気代がわかりますので参考にしてください。

アイリスオーヤマのパン焼き器は、1台で19種類のメニューを楽しめます。最大13時間までタイマーを設定できるので、寝る前にセットしておけば朝には焼きたてのパンが食べられますよ。また、アイリスオーヤマ以外のホームベーカリーも下の記事で紹介しているので参考にしてください。