稼働音が静かなホームベーカリーおすすめ9選 | 床置き・騒音対策も

ホームベーカリーは、自宅で手軽にパン作りができる人気グッズです。ホームベーカリーがあれば、自宅で焼きたての美味しいパンが食べられます。また自分好みのパンが作れるアレンジパン機能が搭載されている製品もあり、いろいろな種類のパンを作って楽しめます。

朝食に焼きたてのパンが食べられると嬉しいですが、深夜にホームベーカリーを稼働させると稼働音が心配です。安眠妨害となったり、近所迷惑になっていないかと心配になります。そんなときには、静音性の高いホームベーカリーがおすすめです。

この記事では、深夜でも安心して使用できる稼働音が静かなおすすめホームベーカリーをご紹介します。静音性の高いホームベーカリーの特徴や選ぶ際のチェックポイント・1斤用のミニサイズタイプ・シロカなどの人気メーカーの情報も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

静音性の高いホームベーカリーの特徴とメリットをご紹介します。

ホームベーカリーは自宅で手軽にパン作りが楽しめるので、朝食に焼きたてのパンを楽しみたいものです。しかし、集合住宅・マンションにお住まいの方や小さいお子様がいる家庭ではホームベーカリーの稼働音が気になり、深夜に稼働させるのを躊躇する方も多いです。

静音性の高いホームベーカリーは、通常だと大きな音や振動が出やすい捏ね(こね)時の音を抑えたり、マナーモード搭載で操作音やブザー音をミュートにできるので、周囲を気にせずにパン作りを楽しめます。稼働音を気にせずに使えるのは、静音性の高いホームベーカリーの大きなメリットです。

静音性の高さについて口コミで評価が高い製品は、そうではない製品と比べると価格設定が高い傾向にあります。

価格重視であればデメリットといえますが、価格設定が高い製品は多機能で高品質であるものが多いです。「ホームベーカリーでいろんなパン作りに挑戦したい」「静音性を重視したい」「おいしいパンを焼きたい」など、機能や品質にこだわりたい方にはおすすめです。

ホームベーカリーの容量で最も多いのが、1斤用のモデルです。1斤の単位は定義が曖昧で(340g以上とされている)、作り方によってパンの重さや大きさが変わります。一般的には2~4人分の量となります。

1.5斤・2斤用のモデルは、家族が多い家庭や作り置きしたい方におすすめです。ただし、容量が大きくなるとホームベーカリーの本体サイズや重量も大きくなるので置き場所の確保が必要です。

下記の記事では、一人暮らしにおすすめのホームベーカリー・2斤用ホームベーカリーのおすすめ商品を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

パンの焼き上がり時間は製品によって異なります。焼き上がり時間は各モデルのスペック・商品説明でチェックしてください。また、便利な機能を搭載しているホームベーカリーも多いので、あわせてチェックしましょう。

予約タイマー機能が搭載されているモデルは、食事の時刻に合わせてパンが焼き上がるように設定できるので、朝食に焼き立てパンを楽しめます。また、時短モードが搭載されているモデルもあり、通常では焼き上がりに3時間以上かかりますが、1~2時間に短縮できるので、より気軽にパン作りに挑戦できます。

ホームベーカリーの自動投入機能は、入れるタイミングが難しいイーストやレーズン・ナッツなどをあらかじめセットしておいて、適切なタイミングで自動投入する便利な機能です。ふっくらしたパンを作りたい方や、レーズンパン・くるみパンなどを作りたい方におすすめの機能です。

ホームベーカリーは食パンだけでなく、ピザ生地を作るのに適したモードや天然酵母パンを作るのに適したモードなど、調理に適したオートメニュー機能を備えているモデルも多く販売されています。

オートメニューのバリエーションが豊富なモデルほど、ホームベーカリー1台でさまざまなアレンジが楽しめます。おうち時間の趣味や子どもと料理するのに楽しめる機能が満載です。

ホームメイド機能は、パン生地の捏ねが終わると焼く工程に入る前に一度取り出せます。パン生地だけを作りたい方や、生地にほかの材料を混ぜるなど手を加えてオリジナルパンを作りたい方におすすめです。マーブルチョコパンやシナモンロールなど、いろいろなアレンジが楽しめます。

ホームベーカリーはさまざまなメーカーから販売されています。中でもパナソニックは、振動音が少なくなるよう設計された、静音性に優れたモデルが揃っています。また、静音性が高いと明記されているモデル以外でも、他メーカーより静かなものが多いのも特徴です。音にこだわるならおすすめのメーカーです。

また、シロカからは操作音・焼き上がりのブザーなどの音をオフにできるマナーモード搭載モデルが多く展開しています。夜間に使いたい場合や、小さいお子さんのいるご家庭にも向いています。

ホームベーカリーの音の大きさを表記する場合は、どのメーカーでも振動音を示すdbの単位で記載されています。探す場合はそこをチェックするようにしてください。

ホームベーカリーはたくさんのメーカーから発売されていますが、静音性にこだわりがあるメーカーとしてパナソニック・シロカが注目されています。

パナソニックのホームベーカリーではいずれの機種も静音性に関する評価は高く、また機能性も充実しているモデルが多いため、焼き上がりの美味しさ・自動メニューの多さ・操作のしやすさなどあらゆる面で高品質を求める方におすすめです。

シロカのホームベーカリーはコスパに優れたモデルが多く、静音性に関してはマナーモード搭載のSHB-712などのモデルがおすすめです。ブザー音が消され、睡眠やテレビ視聴などの邪魔をしません。

パナソニック・シロカは騒音値を公表していますので、2社のホームベーカリーがどの程度の音なのか紹介します。また、音の目安も紹介しますので参考にしてください。

【パナソニック】

【シロカ】

【騒音値の目安】

• 30dB：ささやき声
• 40dB：静かな公園・図書館の中
• 50dB：エアコンの室外機・静かなオフィス
• 60dB：走行中の自動車内
• 80dB：パチンコ店内・走行中の電車内

マンションなどにお住まいの場合は騒音が原因の苦情など不安になりますよね。イーストや具材の自動投入時・パンを捏ねているときに発生する振動音やモーター音がうるさいと感じる場合は、床置きせずテーブルに樹脂素材やコルク素材などのマットを敷いてホームベーカリーを使うと音や振動が軽減します。

毛布を敷いたり防音箱を作るなどの対策もありますが、通気口を塞ぐと火災の可能性がありますので、注意してください。手軽な方法として、市販の防振マットやジョイントマットを使うのもおすすめです。

ジョイントマットは100均でも購入できますが、薄いものは振動が伝わる可能性があるので、厚みを確認してから購入しましょう。また発酵時間などは音がしないため、対策をするのはパンを捏ねる工程だけでOKです。

炊飯器などと違い、使う頻度が人によって異なるホームベーカリーは、消耗具合もまちまちです。そのため、一概に寿命を決めるのは難しいとされていますが、寿命の目安は6年程度とされています。

これは、ホームベーカリーを販売しているメーカーが補修用性能部品の保有期間を6年としている点に由来します。6年目を超えると交換部品がなくて修理ができない可能性が出てきてしまいます。とはいえ、使用頻度や使い方によって消耗具合は異なるので、6年経ったら直ちに使えなくなるわけではありません。

また、パンケース・回転羽根といった消耗品の部品の寿命も6年程度とされています。ただし、日常的に使っている場合は、3年が交換の目安です。本体を長く使うためにも、不具合を感じたら早めに交換するようにしてください。

ホームベーカリーは美味しいパンが焼けるのが大切ですが、静音性の高いホームベーカリーなら周囲に気兼ねせずに使用できるので、パン作りがより楽しくなります。集合住宅や赤ちゃんのいる家庭でも安心して使用できるホームベーカリーを見つけて、パン作りを楽しんでください。