1.5斤用ホームベーカリーおすすめ6選｜1.5斤用で1斤作れる？【絶品レシピも】

焼きたてのパンの香りは、朝から食欲をそそりますよね！特に手作りパンの美味しさは市販では実現できない甘みとしっとり感があって最高です。そんな美味しい食パンをボタン一つで作ることができる便利な調理家電がホームベーカリーです。

現在各メーカーが発売しているホームベーカリーのほとんどは1斤から1.5斤程度。1斤というと2~3人家族にちょうどいい量ですが、毎日パンを食べる方や、食べ盛りのお子さんがいるご家庭だと若干足りないです。そこで、パンを頻繁に食べるご家庭なら1.5斤用のホームベーカリーがおすすめです。ちょっと多めに作って冷凍保存しておくこともできます。

今回は、シロカやパナソニックなどの人気メーカーから、1.5斤分のパンが焼けるホームベーカリーをご紹介します。1.5斤用のホームベーカリーで1斤分は作れるかについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

パンの単位として使用されている「斤」は、中国で質量を表す単位として使われていたもので、もともと1斤は約600gです。しかし日本のパンにおいては、日本パン公正取引協議会により「340g以上であれば1斤」というルールが定められていて、実際にはかなり曖昧です。

ちなみに日本パン公正取引協議会が定めたルールでは、1.5斤は510g以上、2斤は680g以上となっています。食べる量や頻度によっても目安は異なりますが、1人暮らしなら半斤、2人暮らしなら1斤、3人～4人家族なら1.5斤、4人以上の家族には2斤を目安にするとよいでしょう。

以下の記事は、初めてホームベーカリーを購入するという方におすすめの商品をまとめているので参考にしてみてください。

結論から言えば粉の分量を変えるだけなので、1.5斤用で1斤分は作れます。ただしホームベーカリーのパンケースは底面積が決まっているので、1.5斤用で1斤を焼く場合は高さが低くなり市販の食パンのようにはなりません。

ホームベーカリーで人気のメーカーとして知られるシロカやパナソニックからは、あらかじめ1斤・1.5斤・2斤とサイズに合わせて調整できるものもあります。

大容量の2斤用ホームベーカリーについて気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ホームベーカリーを選ぶ際は、サイズ以外にも購入する前にチェックすべきポイントがあります。選び方のポイントをそれぞれに詳しく解説します。

ホームベーカリーは食パン以外にもフランスパンや天然酵母パン、ブランパンやライ麦パンといった多彩なメニューに対応できるモデルがあります。パン以外にもピザ生地やパスタ生地、お餅をつく機能を搭載したモデルも人気です。

メニュー数はメーカーやモデルによる違いはあるものの、主流なのは20種類前後、多いものでは40種類まであるので用途に合わせて選びましょう。ただし多機能になるほど価格も高くなる傾向が見られますので、本当に必要な機能かどうかを見極めてください。

パンの美味しさを左右する「イースト」は、入れ方と入れるタイミングが重要です。水に触れないよう慎重にセッティングしないといけません。またナッツやドライフルーツを入れたパンを焼きたいときは、途中で具材を投入する必要があり意外に面倒です。

しかし、自動投入機能を搭載したモデルなら、イーストをベストタイミングで投入してくれて、ナッツやドライフルーツも自動で投入してくれるので、あらかじめセットしておけばOK。初心者でも失敗なく焼ける便利な機能です。

一般的なホームベーカリーでは、パンが焼き上がるまでに3～4時間前後かかります。あまり時間がないがホームベーカリーで作る焼き立てパンが食べたいというときは、「早焼きモード」を搭載したモデルがおすすめです。

早焼きモードなら最短で60分～2時間あれば、パンが焼けるので時短になります。朝食用に食べたいなら、タイマー機能のあるモデルを選びましょう。夜セットするなら、焼き上がり時刻を設定できるかどうかも要チェックです。

ホームベーカリーを使えば食パン以外にも、ピザ生地や具入りパンを作ることができます。初心者にも失敗なく試せる簡単レシピをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

材料（1.5斤分）

• 水：200cc
• 強力粉：320g
• ドライイースト：3g
• スキムミルク：20g
• 砂糖：20g
• バター：30g（なければマーガリンでもOK）
• 塩：3g

作り方

1. パンケースに水を入れてから、強力粉を入れ水面が見えないようにする
2. バター、塩、砂糖、スキムミルクを4隅に入れる
3. 中央にくぼみを作りドライイーストを入れる
4. 焼き加減を好みの設定にしてスタートボタンを押す

ホームベーカリーを購入したらまずは基本の食パンを焼いてみましょう。基本をマスターしておけば、自分流のアレンジも楽しめるようになります。分量はメーカーによっても変わるので、説明書や付属のレシピを参考にするのがおすすめです。

材料を入れるときは、先に水を入れてから強力粉を入れ、それぞれが重ならないように注意しましょう。入れる順番を間違えると美味しく焼けないので注意が必要です。

材料（2人分）

• 強力粉：300g
• 塩：5g
• ドライイースト：3g
• 水：150cc
• オリーブオイル：10g

作り方

1. パンケースに材料を入れ「ピザ生地」を選択しスイッチを押す
2. 生地が出来上がったら取り出し、打ち粉をした台で2等分して丸める
3. 丸めた生地に濡れ布巾をかけ15分休ませる
4. 15分経ったら生地を麺棒で好みの厚さに伸ばす

ピザ生地には強力粉を使用しますが、表面をパリッとさせたいときは薄力粉をプラスしましょう。分量は半分ずつでOKですが、薄力粉が多すぎるともっちり感がなくなるので注意してください。材料を入れたら後はホームベカリーに任せるだけなので簡単です。

材料（1.5斤分）

• 強力粉：300g
• 塩：4g
• 砂糖：20g
• バター：30g
• ドライイースト：5g
• 水：200cc
• ナッツやドライフルーツはお好みで100～120g前後

作り方

基本は食パンと同じですが、ナッツやフルーツはアラームが鳴ってから手動で後入れします。自動投入機能があるモデルなら、あらかじめセットしておけば後はすばてホームベーカリーがやってくれるので便利です。

ホームベーカリーを使用する時のランニングコストや美味しいパンが作れるパンミックスが気になる人は、以下の記事を参考にしてみてください。

ホームベーカリーがあれば、初心者でも簡単に美味しいパンが作れます。説明書や付属のレシピを参考にすれば、失敗なく焼き上がるのも嬉しいところ。メニューが充実したモデルを選べば、パンに以外にも活用できて食卓が華やかになります。

人気のホームベーカリーをもっと比較したい人は、以下の記事も参考にしてみてください。