【最強】家庭用クロストレーナーおすすめ8選｜やりすぎはよくない？デメリットも

有酸素運動マシンの中でも1番効率的に全身運動ができると人気のクロストレーナー。ランニングマシンやエアロバイクと比較しても、筋肉や関節へかかる衝撃が少なく怪我のリスクが低いので、高齢者の有酸素運動メニューとしてもぴったりなマシンです。

また下半身のみならず全身を鍛えられ、脂肪燃焼効果も非常に高いためゴールドジムやエニタイムフィットネスといったジムでも導入されています。決して安い商品ではないので「効果が実感できるのか心配で購入に踏み切れない」と考える方もいらっしゃいますよね。

そこで今回は、クロストレーナーの中でも家庭用にぴったりなおすすめ商品をランキング形式でご紹介していきます。さらに、具体的な消費カロリーやメリットについても、ほかのマシンと比較して解説するので、ぜひ参考にしてください。

クロストレーナーは、全身を効率よく鍛えられる点で、通常の有酸素運動と比べ優れています。ウォーキングでは1時間当たりの消費カロリーは300kcal、マラソンでも480kcal程度ですが、クロストレーナーは500kcalを消費できる効率性を備えています。

このような高い脂肪燃焼効果が、クロストレーナと呼ばれるフィットネスマシンの利点です。以下に各有酸素運動における消費カロリーの比較表をご紹介します。

クロストレーナーには、以下の2つの利点があります。

• トレッドミルやエアロバイクと比較してひざや腰に対する負担が少なく怪我のリスクが低い
• 静音性が高く場所を選ばないため夜中にマンションや自宅で有酸素運動を行える

また、下半身と上半身の筋肉を同時に鍛えられるだけでなく、筋肉や関節への衝撃を低くして心拍数を上げる方式で運動ができるのも利点です。運動をこれから本格的に始める方でも負荷を下げれば、体への負担を和らげつつ運動ができます。しかし、製品によっては可動部のきしみや摩擦音が出てしまうものもあるため、注意が必要です。

クロストレーナーの主なデメリットは以下の3つです。

1. 下半身強化・筋力トレーニングには不向き
2. インナーマッスルの強化はおこなえない
3. 負荷と時間のバランスを見極めにくい

3.について補足すると、クロストレーナーは全身を使う分、軽い負荷でもトレーニングした気分になりがちです。まとまったカロリーを消費するには軽い負荷で長時間継続するか、短時間で切り上げたい場合は負荷を重くする必要があります。

クロストレーナーは、他のマシンと比較して動作の特性上腰や関節への衝撃が少ないので、高齢者でも安心して使用できます。また、柔軟性の低下を予防する点でも高齢者におすすめで、普段使わない全身の筋肉を鍛えられます。

また、高齢の方は体力的に長い時間運動するのが難しいと感じる方も多いため、少ない運動量で全身を鍛えられる点と、ひざや腰への負担が他のマシンよりも少ない点から、クロストレーナーは高齢者にこそおすすめといえます。

ダイエットが目的であれば、カロリー消費量を一目で確認できるマシンを選びましょう。消費カロリーが分かれば、1日にどのくらいの運動をすればいいのかが明確になるため、具体的な目標を設定するのに役立ちます。

数値化し目に見えた方が管理もしやすいですし、モチベーションも上がり目標に向かって頑張れます。カロリー消費量測定機能を活用すれば、日々のダイエットも計画的に進みます。

筋力アップが目的の場合、負荷を調節できる機能がついたマシンがおすすめです。特に負荷の段階が細かく設定できるものがいいです。筋トレを継続するために、自分に適した負荷に調整できる点で優れています。

また、負荷は重さと傾斜を高く設定するとより筋肉に負荷がかかるため有効ですが、継続するうえでは負荷を上げ過ぎるのはおすすめできません。自分にあった重さや傾斜から始めて、慣れてきたら負荷を上げていくのが大切です。

健康管理目的でクロストレーナーを選択する場合、心拍数測定機能がついたものがいいです。心拍数は、適切な運動強度を目視で確認するための指標になる数値で、有酸素運動を無理なく続けていくために参考になります。

脂肪燃焼に最も適した運動強度は、最大心拍数の60%とされており、これは体感として「少し息が切れるくらい苦しいが会話はできる」程度です。

「平行移動型」は地面と平行に足を動かす為、膝や足の負担が少ないです。反対に、「回転移動型」は階段上りと同じ要領になるため、高い負荷のトレーニングができます。女性や中高年の方は「平行移動型」、トレーニングやダイエット中の方は「回転移動型」がおすすめです。

クロストレーナーは、ペダルが調整できるマシンを選ぶのが大切といえます。なぜなら、あらゆるトレーニングは、正しい姿勢で臨めばより大きな効果を得られるため、ペダルの角度や高さを調整できるのは、使用者の体格に合った使い方ができるためです。

また、マシンでトレーニングするうえで正しい姿勢は、ひざをやや曲げた状態で、背筋を伸ばして顎を引き、身体を動かしてもかかとがペダルから離れない状態です。正しい姿勢で運動すれば、ひざや腰に負担が少なく済み、無理なく続けられます。

トレーニングマシンを耐久性の高さで選択するのは、長期で使用するうえで大切です。特にクロストレーナーは構造上可動部位が多く、安価な製品だと使用中に可動部位からきしみ音が出てしまう場合があります。

また、耐久性が足りない場合は最悪破損する場合もあるので、商品選びに慎重になる必要があります。最低でも耐荷量が100kg程度あるマシンを選択するのが望ましいです。だからといって、値段が高いものを選ばないといけない訳ではありませんが、費用対効果をしっかりと吟味する必要があります。

距離や時間が測定できるタイプのマシンを選べば、モチベーションを保てる点でおすすめです。運動を継続する内に、運動を続けられる距離や時間が徐々に縮んでいくのを具体的な数値によって確認でき、体力アップの目安になります。

徐々に体力が上がっていくと、初めは辛かった距離を早い時間で楽に到達できるようにもなってくるため、運動が楽しくなってくるはずです。

ながら運動が可能なタイプは、「ダイエットが続かなかった」り、「運動を続けるのが億劫」な方には特におすすめです。スマホで映像を見ながら運動に取り組めば、運動している時間をあっとした間に感じられるのでモチベーションを上げられます。

マシンを選択する際は、スマホが置けるラックや充電機のある商品を選択しましょう。また、マシンによっては、外を移動しているような体験ができるアプリが付属されたものもあり、こちらも要チェックです。

「運動する時間が夜遅くになってしまった」「マンションやアパートに住んでおり近所に配慮したい」といった場合、静音性は外せない要素です。クロストレーナーは他のマシンと比べ騒音が出にくいといわれていますが、振動や摩擦音が気になるものもあります。

欲しいマシンの静音性が心配な方は、事前に口コミで確認しておくのをおすすめします。クロストレーナーを買い求める方が共通して使用時の音を気にしているため、どういった商品かを口コミですぐに確認できます。

大がかりなマシンよりも、必要に応じて「コンパクトに収納できるタイプ」が欲しい場合、折りたたみ式のマシンを選びたいところです。また、ペダル部分のの最大駆動範囲も確認しておきましょう。

マシンの折りたたみが十分に行えない機種だと思ったように収納できない場合があるため、駆動範囲は重要になります。また、使用の度に移動が必要になる場合は、キャスターつきの商品を選ぶのをおすすめします。

有酸素運動は体に負荷をかけ続ける状態になるため、過度におこなうと以下のようなリスクを招きます。

• 筋肉量減少のリスクがある・・・体脂肪だけではなく筋肉まで分解する可能性がある
• ケガのリスクが高まる・・・膝・足首などに過度な負担がかかりやすい
• 便秘のリスクがある・・・発汗によって体内の水分が不足し、便が硬くなりやすい

効率のいい有酸素運動をサポートしてくれるクロストレーナーですが、価格が高いものでは10万円以上するため、購入まで踏み切れません。とはいえ、安価なマシンでは「欲しい機能がなかった」や、「きしみ音が大きい」などかえって使いにくい思いをしていまいます。

そこで、より安くマシンを利用するために、中古の商品を扱っていたり、レンタルサービスを行っている店舗を探す方法で解決できます。しかも、実際に商品の様子を見られるため、自分の要望に合った商品を入手できます。具体的には、以下のレンタルサービスがおすすめです。

トレーニング前は、以下の手順で準備を行います。

1. ペダルの高さを低めにする
2. 初心者の場合負荷を軽めに設定して、慣れてきてから徐々に負荷を大きくする
3. タイマー機能を20分程度に設定する
4. 足を開きすぎずまっすぐ下に向けてペダルに置く

トレーニング時間は20分以上に設定すれば、運動を継続して脂肪燃焼効果を高められるのがコツです。また足は左右にねじらず向きをまっすぐにしてペダルに置きましょう。

トレーニング中は、スピードを上げたり下げたりすれば、運動の効果を高めやすくなります。スピードを上げる時は以下の手順で調整しましょう。

1. ペダルの回転数を5回転を目安に上げる
2. 回転数を維持しながら5分運動する
3. さらに回転数を5回転を目安に上げていく

また、スピードを下げたい時には以下の手順で調整します。

1. ペダルの回転数を5回転を目安に下げる
2. 回転数を維持して5分運動し続ける
3. さらに回転数を5回転を目安に下げていく

トレーニングの終了時間に近づいたら、心拍数を通常の状態に戻すために以下の手順でクールダウンをするのが大切です。

1. ペダルの回転数をゆっくりと感じるまで下げていく
2. 早まっている呼吸が落ち着くまで5分間ほど下げたペースのまま運動する
3. 心拍数が通常時に戻ったと実感できたらクロストレーナーを止める

心拍数が上がったままトレーニングを急にやめてしまうとトレーニング時に発生した疲労物質が溜まりやすく体のだるさにつながるため、クールダウンは必ず行いましょう。

追加メニューとしてバック走をチョイスするのもおすすめです。クロストレーナーには、ランニングマシンとは違いバック走メニューが付いています。バック走とは後ろ向きに足を動かす運動を指す言葉で、前に進む動きでは鍛えられない筋肉を効率良くトレーニングできるのが利点です。

バック走をする際には、かかとの重心を意識して下にしっかりと下ろす動きを大事にすると、ハムストリングスのトレーニングに繋がります。ヒップアップ効果が期待できるのもポイントです。

有酸素運動をより効果的に実践できるのが、クロストレーナーと呼ばれるマシンです。「ウォーキングやマラソンが続かなかった」方は、ぜひフィットネスマシンを使った運動に切り替えてみてください。