鍼シールおすすめ10選｜ドラッグストアで買える！貼る場所・効果は？

鍼シールは、円皮鍼が真ん中についているアイテムです。痛みが気になる部分や悩みに合わせて、ツボに貼って使います。鍼灸院や美容鍼サロンに行かずに自宅でケアできる点や、資格がない一般人でも鍼ケアできる点で非常に手軽なヘルスケアアイテムです。

最近ではマツモトキヨシのような薬局はもちろん、ヨドバシカメラのような家電量販店やアマゾンのような通販サイトで手軽に購入可能です。

この記事では鍼シールのおすすめ商品10選や、鍼シールの具体的な効果や使用方法についてや貼る場所などについて詳しく解説していきます。購入をご検討中の方はもちろん、購入したけど使い方がよくわからない方もぜひご覧ください。.

鍼シールのもととなる鍼は東洋医学療法のひとつで、行うには「鍼灸師」の国家資格が必要です。鍼の詳しいメカニズムについては今も研究中で現代でも注目されています。

鍼シールとはごく短い鍼や、特殊金属でできた粒円皮鍼がついたシールです。痛みの気になる部分や悩みに合わせたツボの上に貼るだけのセルフケアアイテムです。さらに、鍼シールは市販品として流通しているため、資格のない一般の方でも気軽に手にできます。

鍼シールは、ツボを刺激すると、効果を発揮するセルフケアアイテムです。ツボはさまざまな神経が重なり合う部分にあるとされています。ツボに適切な刺激を与えると、そのツボに関連する部位の不調をスッキリできると考えられています。そのため、貼る場所によって得られる効果が違うのが特徴です。

鍼シール自体の危険性は低いですが、金属アレルギーの方は注意が必要です。皮膚面に鍼や金属が密着し続ける状況になるので、アレルギーを誘発してしまう可能性が高くなります。金属アレルギーの方には、突起部分が樹脂素材でできているものなどがおすすめです。

また、シールを貼った場所がかゆくなったり赤くなったりする場合があります。その場合は使用を中止し、製造販売業者か薬剤師に相談しましょう。つけっぱなしによるかぶれや内出血にも注意が必要です。さらに、鍼を刺すタイプの鍼シールについては、貼り付け前後に肌をアルコールで消毒してください。使用後は鍼の部分をシールで包むなどしてからゴミ箱へ捨てるようにしましょう。

商品によっては、入浴前に鍼を外して入浴後に新しい鍼シールを貼るのを推奨しているものもあります。どのようなタイプの商品を購入した場合でも、使用上の注意をよく読んで守るのが大切です。

基本的な鍼シールの貼り方は、鍼を皮膚に対して垂直に押し付けるようにします。鍼を刺す場所が決まったら、先にアルコールで消毒してから貼ってください。製品により、貼り方が異なる場合があるのでまずは説明書をしっかり読んでからおこないましょう。

鍼シールは、一定期間張りっぱなしで問題ないです。体質や環境などで個人差がありますが、だいたい1週間くらいしたら剥がすのがおすすめです。汗などをかく季節などであれば剥がれやすくなったりベタついたりするので、不快感が出てきたら1週間を待たずとも取り替えましょう。

剥がしたあとは、アルコールで消毒してください。剥がしたあとは、危険がないように鍼をシールで包むようにして捨てましょう。

鍼シールには、鍼を刺すタイプと刺さなくても同じ効用を期待できるタイプがあります。それぞれの特徴をカテゴリに分けて紹介します。

鍼灸院では「置き鍼」とも呼ばれている、鍼が肌に刺さった状態をキープするタイプです。貼った個所のツボや筋肉を刺激し続けるため、持続的な効用を期待できます。

鍼シールについている鍼は、鍼灸院で使用する鍼よりもかなり短いです。痛みはほとんどなく、低刺激なのも特徴です。

鍼を自分の肌に刺すのに抵抗がある方におすすめなのが、鍼を刺さないタイプの鍼シールです。鍼の代わりに特殊金属でできた粒が装着されているため、鍼タイプよりもさらに低刺激になります。

低刺激になる分効き目も緩やかになりますが、鍼の経験がない初心者の方や鍼テープを試してみたい方におすすめです。

鍼シールの鍼の長さは0.3mmくらいから1.6mm程度、太さも0.2mmくらいから0.3mm程度と商品によって幅があります。皮膚が薄い顔や首などに使用するなら短くて細いものを、筋肉がある腰や肩などには太くて長めのものを選ぶなど、使用する箇所や状況に応じて太さや長さを使い分けましょう。

もちろん、長くて太いほうが刺激が強くなり効果も期待できますが少し痛い可能性もありますので、鍼に慣れない初心者の方は短くて細い鍼からはじめるのをおすすめします。

鍼シールの特徴は、鍼の部分だけでなくテープの部分にもあります。色やサイズだけでなく、形そのものも丸いタイプもあれば四角いタイプもあります。

肩や足など人目に付きやすい箇所に貼りたい場合は、目立ちにくい小さめサイズがおすすめです。さらに、できるだけ気づかれたくないのであれば、肌色になじむベージュ色もしくは透明のものなど、目立ちにくい色を選びましょう。

できるだけ長い期間鍼の刺激を加えたい方やジョギングなどのスポーツを日課にしている方は、通気性の高い防水加工が施された商品がおすすめです。防水加工済みの商品は、汗に強くはがれにくいのが特徴です。長時間の使用にも耐えられる粘着性の高い商品を選ぶと、運動中も気兼ねなく貼り続けられます。

鍼シールは、顔に貼れるものと貼ってはいけないものに分かれています。よって、商品の適応箇所は要チェックです。もし顔に使用したい場合は、顔に貼っていいと記載がないものは使用せず、必ず顔に貼っていい商品を選びましょう。

鍼シールを貼ったあとは「いつまで貼っていていいの？」「何日したら剥がす？」などの疑問がありますよね。鍼シールは、最大でも1週間で剥がしましょう。長くつけすぎてしまうと、衛生的にもよくありません。ベタベタしてきたら交換の目安です。また、かゆかったりチクチクしたりする場合はすぐに剥がしてください。

神秘的な効果を期待できる「ツボ」ですが、「ツボ」に働きかける健康アイテムは鍼テープ以外にもいろいろあります。鍼シールと併用して、さらなる健康を目指してみませんか。

もちろん無理は禁物です。使用する際は同梱されている注意書きや説明書をよく読んで、徐々に体を慣らしていきましょう。症状や体調と相談しながら、自身にピッタリな健康アイテムを見つけてください。

この記事では鍼シールについて、使用方法や効果などを紹介してきました。鍼に興味がありながら「痛そう」と感じてためらっているなら、鍼シールからはじめてみましょう。気になる部分に貼るだけの鍼シールで、東洋の神秘をぜひ体験してみてください。