ビジネスマンには必須！ズボンプレッサーのおすすめ10選を紹介！

挟んでおくだけでスラックスやチノパンのシワを伸ばしたり、きれいな折り目をつけてくれるズボンプレッサー。手間のかからない便利さや、低温で使えば生地に優しいなどの点で、身だしなみに気を使いたいビジネスマンにとって嬉しいアイテムです。

この記事を読まれる方の中にはクリーニングに出せばよいとお考えの方もいるでしょう。ですがクリーニング屋さんで行うドライクリーニングは石油系の溶剤を使用する為、頻度が多いとスーツの生地を傷めてしまう原因となるのです。

そこで今回はズボンプレッサーの魅力や気になる疑問を詳しく解説するとともに、購入時に役立つ選び方のポイントやおすすめの商品についてご案内していきます。ズボンプレッサーが気になっているという方はぜひ読んでみてください。

ズボンプレッサーにズボンを挟むだけで、きれいな折り目を保てます。ビジネスマンにとって身だしなみは重要ですよね。どんなに仕事ができる人でもシワシワのズボンを履いていると、だらしない印象を与えかねません。

ズボンのシワを伸ばすにはアイロンも便利ですが、高温のアイロンは生地が傷みやすくなります。ズボンプレッサーなら60℃前後の低温でプレスするので、毎日使っても生地が傷みにくいというメリットがあります。

メーカーによっては高いと感じる商品もありますが、毎回クリーニングに出すよりコスパがいいのもポイントです。除菌や消臭機能のあるモデルなら、清潔を保ち嫌なニオイも防げます。ズボンプレッサーにズボンを挟むだけなので、簡単に使えるのも嬉しいところです。

ズボンプレッサーが便利とわかっていても、ズボンのシワを伸ばすだけで購入する価値があるのか？と疑問を持つ方もいるでしょう。毎日のようにスーツを着る場合は使用頻度も高くなるので故障しないかという心配なのではないでしょうか。

買ってもすぐに故障して買い換えるハメになるのは嫌ですよね。ズボンプレッサーによくある疑問の中から、使い道や寿命について解説しますので参考にしてくださいね。

ズボンプレッサーは他の衣類にも使えます。スーツのスラックス以外ではチノパンや普段遣いのパンツなどにも活用できます。ただしズボンプレッサーは挟み込んでプレスするという特徴があるため、スーツの上着やワイシャツの襟のように立体的に整える衣類への使用には注意が必要です。

ジャケットに使うと全体的にぺしゃんこになってしまいます。ワイシャツの襟以外なら使えますが襟の部分に使うと潰れてしまいきれいに仕上がりません。スカートの場合はタイトスカートなら使えますが、プリーツやフリルがついたものは使わない方がいいでしょう。

ズボンプレッサーの寿命は使い方や使用頻度により様々ですが、有名なコルビーの製品の寿命は約5年前後と言われています。寿命は約5年くらいと考え、使い続けるならいずれ買い換えることを前提に、購入しやすい価格のものを選ぶといいでしょう。

部品が故障したり不具合が生じたりした場合は修理するという選択肢もあります。しかしメーカーによっては修理するよりも新品を購入した方が安かったり、部品の生産を終了しており修理ができなかったりする可能性があるので注意しましょう。

ズボンの設置方向が違うだけで、縦型も横型も基本的な使い方は同じです。使うコツは慌てず慎重に合わせ、ズレないように丁寧にセットすることです。プレスが終わりすぐに取り出すと火傷をする可能性があり危険です。

折り目は冷めることで定着するので、プレスが終わってもすぐに取り出さず冷めるまで待ちましょう。ではそれぞれの使い方を見ていきましょう。

1. ズボンの裾を持ち中央の折り目に合わせズレないように重ねる
2. ズボンプレッサーのプレス板を広げ裾が下になるよう入れる
3. 片方を持ち上げプレスシートを入れズレないように戻す
4. プレス板を閉じスイッチを入れプレスする

最初に中央の折り目をしっかりと合わせておくときれいに仕上がります。オートオフ機能がついていれば自動で停止してくれるので便利です。

1. プレス板を上に開きプレスシートも開いておきます
2. ズボンの裾を持ち中央の折り目を合わせて間にプレスシートを挟みます
3. 最初に合わせた折り目がズレないようセットしプレス板を閉じる
4. プレスが終了してもすぐに動かさず冷めてから取り出しましょう

横型のズボンプレッサーは寝かせて使うので、縦型よりも使いやすいのがポイントです。収納時は立てて保管しましょう。

ズボンプレッサーを選ぶときのポイントは形状やメーカー、プレス時間、温度、その他の機能についてチェックすることです。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

ズボンプレッサーの形状は、縦型と横型の2種類です。どちらとも基本的な使い方は同じですが、使い勝手が違うので使いやすいと思う方を選ぶといいでしょう。

縦型のズボンプレッサーはスタンドが付いており自立するので、そのままの形でクローゼットや家具の隙間に収納できます。縦型はスタンド部分のスペースがあれば良く、省エネスペースでも使いやすいでしょう。

ハンガー付きのタイプなら、ジャケット・ネクタイ・シャツをかけておけて便利。前の晩から用意しておけばズボンのプレスが終わっていますし、そのままスーツを着て出かけられます。縦型は経ったままの姿勢で使えるので、しゃがむのが辛いという方にもおすすめです。

横型のズボンプレッサーは床に置いて使います。上下でズボンをプレスするのでしっかりとシワを伸ばせます。仕上がり重視の方におすすめです。プレスする前にズボンの位置や中央の折り目がズレていないか目視で確認しやすいのもポイントです。

ただしズボンプレッサーを置くスペースが必要なため、サイズよりも狭い場所では使えません。

ズボンプレッサーはさまざまなメーカーが商品を出しており、それぞれ特徴があります。ここでは特におすすめな3つのメーカーを紹介します。

1930年にイギリスで創業した老舗メーカーです。世界で初めて電気式のズボンプレッサーを開発したことでも知られています。自動でズボンを引き伸ばす機能や、サーモスタットでオンとオフを繰り返すという独自の機能を搭載しているのがポイントです。

性能の高さだけでなくデザイン性に優れ高級感のある仕上がりが印象的です。オートオフ機能を搭載しており、自動でスイッチが切れるので安心できます。高性能のズボンプレッサーを求める方におすすめです。

ズボンプレッサーでは国内シェア7割を占めるといわれる言わずと知れた国産メーカーです。抗菌や消臭機能を搭載しているので、清潔に使いたい方におすすめ。手頃な価格帯のものが多く初めてでも気軽に試せるのがポイントです。

75℃とやや高めの温度でプレスするため、デリケートな繊維にはダメージを与える可能性がありますが普段遣いのスーツなら気にせず使えるでしょう。スラックス以外にチノパンやデニム等カジュアルなズボンにも使いたいときに便利です。

リーズナブルなモデルから高級モデルまで、幅広い価格帯を展開しています。安くても機能性に優れた使いやすいモデルが多いので、コスパ重視で選びたい方におすすめ。ガラスパネルを採用したモデルは、縦型でも中が見えるのでプレスする前に状態を確認できます。

お手頃価格のモデルでも、プレス前にシワを伸ばす機能や上部に小物を収納できるトレイを採用するなど、細かいところにも配慮されています。

プレス時間はメーカーや機種による多少の違いはありますが、15分～30分の商品が主流です。60℃前後の低温モデルはプレス時間は少し長めの30分、70℃前後の高温モデルはプレス時間が15分と短めです。

夜のうちにセットしてプレスするなら低温モデル、朝起きてからや出かける直前に仕上げたいというなら高温モデルがおすすめです。

プレス温度が高温なモデルはプレス時間が短いので急ぐときには便利ですが、高級生地にはダメージが強いので注意が必要です。ただし高温だと除菌や消臭効果が期待できるというメリットがあるので、清潔に使いたい方にはおすすめです。

低温モデルは30分～40分かけてじっくりプレスしますが、低温なので生地へのダメージはほとんどありません。時間の調整ができるモデルなら、スラックス以外にチノパンなど素材の違う生地にも活用できます。

ズボンプレッサーにはシワを伸ばす以外にも、ジャケットハンガー機能や、除菌・消臭機能があると便利です。必要に応じて便利機能もチェックしておくといいでしょう。それぞれの機能の特徴を紹介します。

ジャケットハンガー機能はジャケットのプレスはできませんが、ズボンとセットで着るジャケットをかけておけば身支度の時短になります。夜のうちに翌日着るシャツやネクタイも出しておけば、忙しい朝もゆっくりと身支度ができますよ。

毎朝バタバタと慌ただしくなってしまうという方におすすめです。

スーツは毎日着るものですが、その都度洗濯したりクリーニングに出したりはできませんよね。除菌・消臭機能を搭載しているモデルなら、シワを伸ばしつつ除菌と消臭ができます。汗をかいても洗えないときやタバコのニオイが気になるという方におすすめです。

ズボンは1日履くと意外にシワになってしまうものです。毎回アイロンをかけると生地が傷みますし、クリーニングに出すとコストがかかってしまいがち。そんなときはズボンプレッサーがおすすめです。自宅でも気軽にジワが伸ばせて、きれいなセンタークリースを付けておけるので見た目にも好印象ですよ。