お部屋の物干しに！エアコンハンガーおすすめ4選｜選び方とDIY方法も徹底解説

雨の日の洗濯物を室内干しする時、なかなか乾かずに困った方は多いですよね。衣類乾燥機を買うほどではないけれど、天候に左右されずできるだけ早く効率的に洗濯物を乾かしたいと思う機会も多いですよね。

そんな方におすすめなのが、エアコンハンガーです。エアコンハンガーとは、エアコンの風を利用して洗濯物を素早く乾かすアイテムで、折り畳みできるものが多くかさばらないため気軽に試せます。

この記事では、エアコンハンガーのメリットとデメリット・選び方・効果的な使い方について解説します。おすすめ商品やDIY方法もご紹介するので、エアコンハンガーが気になっている方や、ニトリやカインズに頼らず自分でエアコンハンガーを作ってみたい方はぜひ参考にしてください。

ここでは、エアコンハンガーのメリットについて解説します。洗濯物が早く乾く以外にも、さまざまな効果がありますよ。

雨の多い梅雨や雪が降る冬場、台風による強風などの悪天候でも天気を気にせず使用できます。エアコンハンガーに洗濯物を干して、エアコンの除湿モードや暖房モードで効率的に洗濯物を乾かせます。

梅雨や雪が降る時期は1日だけでなく、何日も続いて外干しができないので困りますよね。しかも、部屋干しするとお部屋の湿度が高くなり、部屋干し特有のイヤなニオイも発生します。このアイテムさえあれば洗濯物をすぐに乾かせられるので、部屋干しのニオイからも解放されます。

花粉症の人は洋服についた花粉からアレルギー反応がでてしまってツラいですよね。花粉・PM2.5・車の排気ガスなどは外干しをするとどうしても洋服につきます。しかし、部屋干しするだけで花粉やPM2.5、車の排気ガスなどが洋服につくのを簡単に防げます。

最近は、PM2.5も洋服に付着しないか心配になり、外干し後に洋服を念入りにはたいている人も少なくありません。しかし、エアコンハンガーで部屋干しすれば面倒な作業もなくなり、ストレスや家事時間を減らせます。

洋服は長時間太陽の光にあたっていると色が変わってしまったり、生地が傷んだりしてしまいます。洋服を日光から守って乾かしたいときには、部屋干しがおすすめです。特におしゃれ着をいつまでも長く着るためには、日光を避けて干すのが最適です。

お気に入りのおしゃれ着だけを分けてエアコンハンガーで部屋干しすれば、日光による変色を防いで洋服が長持ちします。

上述したメリット以外に、エアコンハンガーには大きく2つのデメリットがあります。エアコンハンガーを取り付ける時や使用する時のデメリットを知って、購入後に後悔しないようにしましょう。

1つ目は、エアコンの効きが悪くなることです。エアコンハンガーはエアコンの前に取り付ける関係上どうしても風を遮るため、冷房や暖房の効きが悪くなります。2つ目は、取り付けできないエアコンがあることです。下記3点のいずれかに当てはまる場合は、エアコンハンガーを取り付けできません。

• エアコンの下に窓がある
• 奥行きがある場所にエアコンを設置している
• エアコンを設置した壁が不安定になっている
• 「室内機据付け用タテ桟」を使用してエアコンを設置している

無理にエアコンハンガーを設置してしまうと落下の可能性があり非常に危ないですので、購入前にしっかり確認してください。

ここでは、エアコンハンガーの取り付け方法と使い方をご紹介します。取り付けは簡単にできるので、女性でも1人で作業できますよ。

エアコンハンガーは、女性1人だけでも簡単に工具を使わずに取り付けが可能です。家の壁に穴を開けないので、賃貸でも安心して取り付けられます。ここでは、エアコンハンガーの代表的な取り付け方法をご紹介します。

1. エアコンハンガーの保持板を壁とエアコンの間に差し込む
2. エアコンの大きさに合わせて、エアコンハンガーを伸縮させる
3. 固定ネジを締めて固定する

エアコンハンガーの使い方はいたってシンプルです。エアコンハンガーに洗濯物を干し、エアコンをつけるだけです。エアコンの設定は、梅雨や夏場は「除湿モード」に、冬場は「暖房モード」にしましょう。また、大量の洗濯物を一気に乾かそうとせず、耐荷重に合わせた使用を心がけましょう。

エアコンハンガー選びでは耐荷重のチェックが最も大切なポイントです。耐荷重をチェックせずに購入すると最悪の場合、洗濯物事エアコンハンガーが落ちる可能性があったり、エアコンが壊れたりするのでしっかりと確認しましょう。家族構成や日頃の洗濯物の良好を目安に選ぶと間違えにくいです。

家族が3人以上いるなら耐荷重が大きい、大容量タイプをおすすめします。耐荷重に余裕があると、一度にたくさんの洗濯物を干せます。明日までに急いで洗濯物を乾かさないといけないときも焦らず干せて便利です。

子供がいる場合は、制服のシャツ・給食着・体操服や部活動のユニフォームなど、すぐには乾きにくい服も一気に干せます。耐荷重に余裕がある大容量タイプのエアコンハンガーがあるだけで、洗濯物の乾燥に対するストレスが軽減します。

1人暮らしなら耐荷重が軽くて、スリムでコンパクトな小容量タイプをおすすめします。家族で暮らす人よりも1人暮らしの方が洗濯物は明らかに減ります。洗濯物がたまっていても一気に乾かせるだけの耐荷重を確保できていれば十分です。

しかも、エアコンハンガーは普段は絶対に使えないエアコン付近のスペースを効率的に有効活用できます。1人暮らしに多い1K(ワンケー)や1R(ワンルーム)などの狭い部屋でも圧迫感なく、広々と使えます。

洗濯物を乾かす用途以外にも仕事用のスーツや外出用のアウターなど、さまざまな物をかけるハンガーラックとして使えて一石二鳥です。簡単に小さく折りたためて目立たないため、急な来客にも慌てず対応できます。

メーカーや種類によってエアコンハンガーのサイズは変わります。購入前にしっかりとサイズ(幅・奥行き・高さ)を確認すれば、購入した後に後悔せずにムダな出費を抑えられます。

最初に、使用しているエアコンのサイズを調べてから、購入したいエアコンハンガーの取り付け可能サイズから問題なく取り付けできるかを確認してください。また、伸縮タイプを選ぶと後からサイズ調整できるので便利です。

デメリットの項目で述べたように、エアコンの設置状況によっては使用できない場合もあるので、商品のスペックをしっかりチェックしましょう。

工具を使わず簡単に取り付けられるエアコンハンガーが特におすすめです。新たに工具を購入するコストや取り付けにかかる時間を抑えられます。

また、エアコンのメーカー・種類・設置状況によってはエアコンハンガーを取り付けできない場合があるので、事前確認を怠らないようにしましょう。購入後は取り扱い説明書をよく読んでから取り付けるとうまくいきます。

エアコンにエアコンハンガーを取り付けたとき、自分が洗濯物を干しやすい高さにあるか・洗濯物が効果的に乾かせる高さかがとても重要です。小さいことですが、毎日する家事のため続くとかなりのストレスになります。

取り付け位置が高すぎる場合、女性や背の低い人が洗濯物を干す時に手が届きにくくて苦労します。逆に取り付け位置が低すぎる場合は、エアコンの風が上手く当たらずしっかりと乾燥させられません。購入前に、取り付け後の高さをしっかりと確認しましょう。

使わない時にそのままにしていると、ぶつかったり子供がおもちゃにして遊ぶ可能性があります。折りたたみタイプの場合、洗濯物を干さない時は手で押すとスリムでコンパクトに収納できるので、部屋のスペースを有効活用できますよ。

エアコンハンガーを使わない時や来客時などに収納しやすいと、利便性も良くなります。忙しい時も簡単に収納できる物を選ぶのがおすすめです。

エアコンハンガーは、自作もできます。簡単にDIYできるので、なるべくコストを抑えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ここまで選び方や人気ランキングを紹介してきましたが、エアコンハンガーを購入すると安くても　　1,000円以上します。なるべくならお金をかけたくないですよね？次はエアコンハンガーをDIYする方法を紹介します。

少し手間はかかりますが、ムダなお金がいらないので節約できます。節約できたお金であなたの好きな物を買えて一石二鳥です。また、DIYで楽しみながら作れるので日頃の仕事や家事などのストレス発散にもなります。

DIYするために必要な物はたったの3つだけです。すでにすべて家にあれば、タダで作れます。もしなかったらダイソーやセリアといった100均に行って購入すれば、300円ほどで自作可能です。

• つっぱり棒 2本
• ロープ 2本
• ハサミ

DIYする方法はとても簡単。たったの3STEPなのですぐにDIYできます。

1. エアコンの高さを測る
2. つっぱり棒を手順1の長さ以上空けて、平行に並べる
3. 平行に並べたつっぱり棒をロープでつなげる

エアコンハンガーを使えば、1年を通して天候を気にせず素早く洗濯物を乾かせます。エアコンハンガーは用途に合わせて、さまざまな商品を比較して選びましょう。この記事を参考に、自分の部屋に最適なエアコンハンガーを見つけてくださいね。