デロンギオイルヒーター1ヶ月の電気代はいくら？エアコンとの比較や最新おすすめ商品も

厳しい寒さを乗り切るためには、風を出さずにあたためるオイルヒーターが欠かせないですよね。でも、「エアコンとどっちが電気代が高いか知りたい」「オイルヒーターは電気代が高すぎ」と思った経験はありませんか？

オイルヒーターの代名詞とも呼べるデロンギオイルヒーターは、電気代の高さを気にして購入をためらう方が多い暖房器具です。しかし、実際に電力を消費するエアコンとどっちが高いのかを計算してみると、必要な電力量は同じで1カ月の電気代はさほど高くありません。

この記事では、デロンギオイルヒーターの1カ月電気代やエアコンとの比較を徹底解説します。さらに、電気代がお得なデロンギオイルヒーターの選び方とおすすめ商品もピックアップしました。冬場の電気代と寒さにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

それでは、実際にデロンギオイルヒーターの電気代を計算してみましょう。以下の基準で金額を算出しました。

• ECO機能付きモデル
• 1kW/時あたりの電気代は31円
• 日中・夜間それぞれ9時間使用

【日中：20℃設定で1日9時間使用】

【夜間：16℃設定で1日9時間使用】

エアコンとデロンギオイルヒーターで暖房した場合、どちらの電気代が高いのかを比較します。エアコンは『白くまくんXシリーズ』、一般的なリビングの広さの10畳でチェックしましょう。

エアコン暖房と比較してみるとデロンギオイルヒーターの方が安い計算です。ただし、エアコンは一定の室温に達すると省エネ運転に切り替わる機種もあり、実際の金額とは異なる場合があります。

「そうは言っても本当は高いんでしょう？」と、デロンギオイルヒーターの電気代を見て感じた方も多いですよね。しかし、同じ条件の室内を暖房するのに必要な熱エネルギーは、エアコンでもオイルヒーターでも同じです。

「高い」と言われるのは、デロンギオイルヒーターの最大消費電力で電気代を計算するからです。実際は設定温度により消費電力を下げたり稼働をオフにしたりを繰り返し、フルパワーで運転し続けるケースはありません。そのため、デロンギオイルヒーターは暖房の無駄を抑えて経済的でに使用できる暖房器具と言えます。

オイルヒーターにはメリット・デメリットがあります。それぞれ見ていきますので、オイルヒーターを選択するかどうかのひとつの指針にしてください。

オイルヒーターの5つのメリットを見ていきます。

• 湿度が高めで乾燥しにくい
• 部屋全体が暖まる
• 部屋の空気を汚さない
• 稼働音が静か
• メンテナンスが楽

オイルヒーターは、ほかの暖房器具に比べて湿度の高さが約1.5 倍です。そのため、肌の乾燥や静電気が起こりにくくなります。部屋全体を暖かくし、風が起こらないためハウスダストを巻き上げず空気が汚れません。

ストーブのように表面温度が高くなく燃焼しないため、安全性が高い点もメリットです。音も静かでメンテナンスもフィルターなどがないため表面をサッと簡単に拭くだけです。

次に3つのデメリットを見ていきます。

• 部屋が暖まるまで時間がかかる
• 廃棄処分が面倒
• 電気代が高め

オイルヒーターにはファンのような循環機能がついていないため、暖まるまで時間がかかってしまいます。また、本体のサイズが大きいため、ある程度の設置スペースが必要です。廃棄する際は、オイルが入っているため抜く作業など自治体によっては異なるため確認しなければなりません。

一番のデメリットは電気代が高めな点です。中でも大型のものは1500Wのオイルヒーターもあるため、電気代が高くなってしまいます。

最上位モデルの『ベルカルド』は広い部屋まで対応できるオイルヒーターです。1,500Wの消費電力でムラなくあたたまるので、13畳のリビングでも使用できます。また、チャイルドロック機能・手動ロック付きキャスターなど安全面にも配慮。温度設定が異なる3つの運転モードを切り替えるタイマーにより、電気代を約58％削減します。

子どもからシニアまで、誰でも簡単に操作できるのが『ユニカルド』の魅力です。正面のクリックノブを回すだけで温度の時間も自由自在。また、一目でわかるデジタルタイマーで24時間のライフスタイルに合わせた使い方のプログラムが可能です。起床時間前にあたためたり外出時にはオフ・帰宅前にオンなど快適に暖房できます。

『アミカルド』は、購入者アンケートで満足度第1位になった人気モデルです。もっとも支持されているポイントはシンプルな使いやすさで、大きな文字ではっきり見えるシンプルなディスプレイ一体型ノブは家電製品の操作に苦手意識がある方にも簡単に取り扱えます。約20％の節電が期待できるECOモード搭載モデルです。

北欧風やヴィンテージなど、スタイリッシュなインテリアにこだわる方におすすめなモデルが『ヴェルティカルド』です。渋いツートーンのカラーリングと縦のラインが強調されたモダンな雰囲気が印象的。温度設定・タイマー・運転切り替えの3つのダイヤルが装備されていますが、人間工学に基づいたデザインで使いやすさも好評です。

かわいいペットと一緒に暖かい部屋で過ごしたい方には『With Pet』をおすすめします。温度設定と24時間タイマーは回すだけのダイヤル操作で簡単、運転切り替えスイッチで一気に電力レベルの調整もできます。さらに、ペットが噛んでも破損しにくい高耐久なコードを採用しているので、いたずらされても安心です。

デロンギオイルヒーターを選ぶ際には、消費電力と対応畳数にも注目しましょう。主流モデルの消費電力には1,500Wと1,200Wの2種類があります。部屋の広さが6〜8畳なら1,200Wモデルがぴったりで、700W・500Wなどに切り替えられるため狭い部屋にも最適です。

一方、消費電力1,500Wのモデルは8畳以上の広い部屋もパワフルにあたためます。人がいる場所だけをコンパクトにあたためたいときにはエコ運転を活用しましょう。

「電気代を抑えたい！」とお考えならエコ機能搭載モデルが最適です。デロンギでは2つのエコ機能を採用しています。ボタンを押すだけで約20％節電できる『ECOモード』は、部屋の温度を設定よりもわずかに低温で運転する機能。上位モデルには32通りに温度コントロールできる『オートアダプティブテクノロジー』を搭載しています。

スマホで操作できる家電が増えましたが、もちろんデロンギオイルヒーターの新モデルもスマホに対応しています。iOS・Androidの両方に対応しており、アプリで電源オン・オフ以外にも温度や電力レベル調整・スケジュール運転の設定が可能です。さらに、スマートスピーカーにも対応しているので、音声だけでの操作もできます。

寒い朝に布団から出て暖房をオンにするのは勇気が要りますが、タイマー機能があれば毎日あたたかい部屋で目覚められます。タイマーにはデジタル・アナログの2種類があり、どちらも24時間を分単位で設定できるのがメリットです。目覚める1時間前や帰宅前にはオン、出かける時間や日が差し始める時間にはオフなど自在に設定できます。

最新モデル『マルチダイナミックヒーター』は、電気代を節約したい方に特におすすめです。見た目はオイルヒーターと変わりありませんが、実はオイルを使わずヒーターモジュールの輻射熱と対流熱で部屋をあたためます。±0.1℃をコントロールしながら63％の節電を可能にし、快適に過ごせる環境と節電を同時に実現するアイテムです。

真冬の室内も春のようなあたたかさにしてくれるデロンギオイルヒーターをご紹介しました。電気代を気にしていた方も、そこまで高くないのを知ってひと安心ですね。本記事を参考に、電気代がお得なデロンギオイルヒーターを手に入れてください。

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