辛くないキムチおすすめ15選｜スーパーで市販されている？辛味の抑え方も！

ご飯のお供にもぴったりで発酵食品として体にもいいキムチですが、その辛みが苦手という方も少なくありません。実は本場の韓国では辛いキムチはもちろん、野菜の旨味や酸味を味わうための「辛くないキムチ」も発売されています。

そこで今回は、お子さんや辛い物が苦手な人でも食べられる「辛くないキムチ」について紹介します。辛くないキムチとは一体どんなものなのか、どこで買えばいいのか、さらには自宅で辛くないキムチを作る方法まで詳しくまとめました。

また、辛いキムチの味をマイルドにする方法も紹介するので、ぜひご参考にして頂きさまざまなキムチをおいしく食べてくださいね。

白（ペッ）キムチはその名のとおり白く、唐辛子を使わないキムチです。もともと唐辛子が朝鮮半島に伝わる前までは、この白（ペッ）キムチが主流で、キムチの原型とも言われています。塩漬けにした白菜に、にんにく・大根・セリ・アミの塩辛などを使った辛くないさっぱりした味付けです。

そのまま食べるのはもちろん、肉を食べるときに巻く用の野菜としても使われています。

トンチミは水キムチとも呼ばれ、塩水に漬けた大根を熟成させたキムチです。唐辛子を入れないのでもちろん辛さはなく、ほのかに酸味がきき口をさっぱりさせてくれるので箸休めに最適です。水キムチの歴史は古く、本場の韓国でも赤いキムチが登場する前から食べられていました。

味の濃い肉料理の付けあわせとして出されることが多く、牛骨だしとあわせて冷麺のスープに使われることもあります。

1～2人の少人数で食べるとき、ちょっとしたおつまみに追加したいときは小分けタイプがおすすめです。100gほどの量で小分けされているタイプなら一度に消費しやすく、残ってしまい味が落ちてしまったという事態も防げます。

また、普段頻繁には使わないけどちょっと料理の調味料として使いたいといった場合も、小分けタイプがおすすめです。

ご家族が多い場合や、毎食に付け合わせとして出したい場合は大容量がおすすめです。量が多いほうが小分けで買うよりもコスパがいいことが多く、日々の消費が多いのであれば断然お得になります。また、料理にもよく使うという方にも大容量がおすすめです。

ただし味の劣化が起こらないように、開封後は早く使い切るように注意しましょう。

辛くないキムチを選ぶ場合、素材としては唐辛子を使っていないものが好ましいですが、使っていても辛さがある程度マイルドなものもあります。辛みが完全にNGな方は、白キムチなどを選ぶべきですが、少しくらいなら大丈夫という方は素材でも選んでみましょう。

たとえば、キュウリを使ったオイキムチは辛みが控えめになっているものがあります。また、甘みや旨味を前面に押し出した商品もありますので、こうしたものであれば辛さが抑えられています。

キムチの製法には大きくわけて、熟成発酵タイプ・低温熟成タイプ・浅漬けタイプの3種類があります。辛みが苦手な方はこの中で「浅漬けタイプ」を選ぶのがおすすめです。浅漬けタイプは、辛みと酸味が弱くてあっさりした味わいが多くなっています。

ただし浅漬けは発酵をおこなわないため、発酵食品としての栄養素が欲しい方には不向きです。

甘口キムチの中には、フルーツを使って甘みをつけているものがあります。柿・梨・パイナップルなどが入っているので、辛い物が苦手な方はもちろんお子さんでも安心して食べられるフルーティーな味わいになっています。

メイン素材がキャベツというものもあり、白菜キムチとは違った食感を楽しめるのも人気のポイントです。

唐辛子が入ったキムチでもご自宅にある調味料などでその辛さを緩和できます。お子さんです以下の方法でもまだ辛みを感じてしまうかもしれませんが、辛いのがちょっと苦手だな…程度の方であればおいしく食べられます。

• マヨネーズを入れる｜味がマイルドになり旨味もアップ
• お酢を入れる｜リンゴ酢だとさっぱりした味わいに
• 牛乳をお供に食べる｜舌の表面に薄い膜を張り辛さを緩和

またキムチの本場韓国では、あまりにも辛いキムチの場合水で洗い流すことで辛味を抑え、子供に食べさせることもあるようです。キムチが辛くて食べられないときはぜひお試しください。

キムチは自宅でも簡単に作れます。ただし、発酵はしないので正確にはキムチ風の漬物です。自宅であれば辛さの調整もできる上に、唐辛子を入れないでにんにくやゴマ油の風味を強調した味付けにもできます。

料理本やクッキングサイトでも辛くないキムチの作り方としてレシピが多数掲載されているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

スーパーでも甘口のキムチや、辛みをおさえたキムチを販売しているところはあります。しかし専門店でない限り、数はあまり多くないでしょう。辛くないキムチを探すなら、キムチ専門店や韓国食材専門店での購入がおすすめです。

またショッピングサイトや、辛くないキムチを作っている製造元の公式通販もありますので、そちらもあわせてチェックしてみましょう。

キムチには辛みだけでなく、旨味・酸味・発酵食品としての栄養がたくさん含まれています。辛さが苦手だという方でも食べやすいキムチが発売されているので、ぜひ今回の記事を参考にそのおいしさを楽しんでみてください。

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