美味しいキムチのおすすめ人気ランキング25選｜スーパーで買えるキムチや発酵キムチも

キムチは朝鮮半島で生まれた長い歴史がある漬物で、白菜などの野菜を塩漬けにし、さらに唐辛子やニンニク、塩辛で漬けて発酵させた食材です。キムチには、植物性の乳酸菌が含まれており、健康や美容にいい効果があり、さらにダイエットも期待できるといわれています。

しかし一言でキムチといっても発酵キムチ・非発酵キムチなどがあり、製法や種類はさまざま。スーパーなどで市販されている商品の数も膨大で、どれを選べばいいのか分からなくなりますよね。

そこで今回は美味しいキムチの選び方や、bibigoなどの人気おすすめ商品をご紹介します。ランキングは内容量・種類・原産国を基準に作成しました。キムチを使ったアレンジレシピもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

キムチは健康にいい食品だといわれています。最近ではダイエットをしている方にも人気があります。キムチは低カロリー食品で、100gで46キロカロリーしかありません。また、キムチに含まれているカプサイシンは、身体の代謝をよくする働きがあります。

それ以外にもキムチは発酵食品で、腸内環境を整える働きもあります。また食物繊維も豊富なのでお通じが不規則な方にもおすすめの食品です。ただし、キムチは味が濃く塩分もたくさん含まれています。カプサイシンは取りすぎると胃を刺激してしまうので、食べ過ぎには注意が必要です。

熟成キムチは、白菜などの野菜を漬け込む塩辛を長時間熟成させて、コクを出す特徴があります。また、化学調味料などの添加物は使用しません。うま味や甘みが強く、日本人の好みに近いタイプです。

すでに熟成されているキムチのため、時間の経過による味の変化はあまりありません。発酵によって、酸味が強くなるのが苦手な方にもおすすめのキムチです。日本人の舌にもあう、本格的なキムチを楽しめます。

発酵キムチの特徴は、添加物が使用されておらず薬味で漬けこんで作る点です。見た目は熟成キムチとあまり変わらないものの、時間が経つにつれ乳酸菌の量も増えるため酸味が強くなります。

発酵キムチの乳酸菌の量のピークは、購入から6日目くらいといわれています。また乳酸菌以外にも、食物繊維が豊富に含まれているため便秘などにも効果が期待できます。魚介やにんにくの香りが強く、本格的なキムチを食べたい方にはおすすめです。

浅漬けキムチとは、キムチ風味の調味料で味付けした発酵していないキムチです。国産のキムチは、この浅漬けタイプが過半数を占めています。発酵していないキムチのため、乳酸菌は含まれていません。

浅漬けキムチには、アミノ酸や果糖ブドウ糖液糖などの添加物が入っています。化学調味料を使っているため、味はまろやかで、癖のあるキムチは苦手な方でも食べられます。日本のスーパーマーケットには、このタイプが多く販売されています。

国産のキムチは、ほとんどが日本人の好みに合わせて作られており、甘味や旨味が強い傾向にあるります。そのため日本の食文化との相性もよく、幅広い料理で活用されています。

また国産にキムチに使用されている野菜は、ほとんどが日本国内で生産されたものです。国産にこだわりたい人や、慣れ親しんだ食材の方が安心できると考える方には国産のキムチが向いているといえます。

一方で韓国産のキムチはすべて発酵している状態のものであり、乳酸菌も豊富に含まれています。韓国政府が認定している「キムチくんマーク」がついている場合、その商品は「発酵キムチ」で「韓国産」であると分かります。

また韓国産の野菜が使われている場合が多いのですが、日本産の野菜よりも水分含有量が少なく、シャキッとした食感を楽しめます。発酵キムチなので日が経つにつれ酸味が増しますが、豚キムチやキムチ鍋など料理に使用すると美味しくいただけます。

キムチに限らず、漬物は長期保存ができるものがほとんどのため、基本的に添加物が入っている商品です。スーパーに並んでる市販のキムチの原材料を見ると、いろいろな添加物が書かれいます。しかし「無添加」にこだわって選びたい方もいるかと思います。

そんな方には「無添加キムチ」をおすすめします。スーパーでは見つけにくいかもしれませんが、専門店などでは「無添加」と書かれたキムチが販売されています。保存料や着色料、PH調整剤などの添加物が入っていないのは嬉しいですね。

販売店によっては、「全品無添加」と銘打って、アミノ酸や酵母エキスも加えず、無添加にこだわって商品を作っているお店もあります。食品添加物が入っていない商品がいい方はチェックしてみてください。

「ペチュキムチ」は聞きなれない方も多いとは思いますが、分かりやすく表現すると「白菜キムチ」を指します。キムチの種類の中でもポピュラーで最も人気がある種類です。

ペチュキムチは、大型の白菜が中国から伝わってきた19世紀末から20世紀初めに誕生したとされており、白菜のシャキッとした食感が万人ウケしやすいキムチです。熟成タイプ、発酵タイプ、浅漬けタイプがあり、どれも人気があるのは間違いありません。

「オイキムチ」も「ペチュキムチ」同様、あまり日本人には馴染みのない言葉かもしれません。オイキムチは「きゅうりを使ったキムチ」で、「オイ」とは韓国語できゅうりを指します。きゅうりのコリコリした食感と辛みの相性が抜群でハマる人も多いです。

食欲が湧かない夏でも、みずみずしいきゅうりと調味料から出る甘味や旨味で食も進みます。きゅうりの特性上、漬け込む時間は短めですので、開封してから一週間ほどで食べるようにしてください。

「カクテキ」は日本でも人気のキムチの種類です。カクテキは「大根を使ったキムチ」で、約3センチ角のサイコロ状にカットしているものがほとんどです。大根のみずみずしさと調味料の旨味で抜群の相性を味わえます。

カクテキは発酵するにつれ酸味が強くなる特徴があり、食感も変化していきます。大根特有のシャキシャキ感が欲しいなら早めに食べるのをおすすめしますが、発酵が進んだ後でもお酒のおつまみなどで楽しめます。

日本で主に知られているのは上にあげた白菜、きゅうり、大根を使ったキムチですが、実は本場の韓国では200種類を超えるキムチがあるといわれています。使われている野菜の種類もとても豊富で、どれも美味しく体にいいものばかりです。

たとえば「青ねぎ」の一種であるわけぎを使った「パキムチ」、ピリッと辛い「からし菜」を使った「カッキムチ」や、「エゴマの葉」と魚醤と唐辛子などで作った「ケンニッキムチ」などがあります。市販ではなかなか手に入りにくいですが、もし見かけたらぜひ食べてみてください。

「海鮮キムチ」は、「チャンジャ」とも呼ばれる海の幸を使ったキムチです。イカ・タコ・ホタテ・カニなど、さまざまな魚介類を使用し、それぞれの素材の風味が楽しめます。いつもとちょっと違う、変わったキムチを食べたい方におすすめです。

あまりスーパーなどの市販品では売られていないので、専門店やネット通販をチェックしてみましょう。

まず一番手軽にキムチを買えるところは「スーパー」です。普段の食事の材料を買うときに、スーパーに行く方は多いと思います。キムチは冷蔵品なので、あまり遠くから持ち帰るのも現実的ではありません。近くのお店で買えるととても便利です。

今ではスーパーの漬物コーナーでは、キムチだけでも何種類も揃っている店舗も多いです。バリエーションも豊富で、本格的な辛さのものから、お子様でも食べやすいマイルドな辛さのものも人気です。

一人暮らしの方や、あまりたくさんは必要ない方向けに、少量パックも販売されています。少量パックは今ではコンビニでも売られています。時間がたつと風味が変わってしまいやすいキムチも多いので、量が選べるのはとても便利です。

日本にいながら、韓国を歩いているような気分が味わえるおすすめスポットが「新大久保」です。新大久保にはたくさんの韓国料理店があり、本場の美味しい料理が味わえます。それだけでなく、韓国のグッズや、韓国料理の食材を売っているお店もあります。

そんな韓国一色の新大久保なので、本場のキムチがたくさん売られています。普通のスーパーでは見れない珍しいキムチも見つかりますよ。一度本場の辛さに挑戦してみたい方も満足できると思います。

韓国料理店に入ればキムチは必ずあるので、実際にお店で食べられます。なかにはテイクアウトできるお店もあるようです。それ以外にもキムチ専門店もあるので、気になった方は一度足を運んでみてください。

以前から業務用スーパーはありましたが、主に飲食店などの「業者」の方向けで一般の人には縁のないお店のイメージでした。しかし、レストランなどで使ういい食材が安くで買えると口コミで広がり、今ではまとめ買いをしたい方を中心に、業務用スーパーは人気の買い物スポットになっています。

価格は少し高めのイメージがあるキムチですが、業務量スーパーなら大容量でお得な価格で手に入るのが嬉しいポイントです。漬物として食べる方が多い印象のあるキムチですが、実はお料理の材料として使う方も増えています。

鍋物に入れてキムチ鍋にしたり、豚肉と炒めて豚キムチ炒めにしたりと、調理に使うときには大量にキムチが必要になります。そんなときには業務用スーパーのキムチを使えば、足りない心配もなく使えるので便利です。

キムチにはまって、いろいろな種類のキムチが食べてみたいと思っても、なかなか本場の韓国や東京の新大久保まで買いに行くのは難しいものです。そんな方に便利なのが「通販」です。通販には、キムチを専門に扱っているお店もたくさんあります。

冷蔵品なので、通販は難しい印象もありますが、今はクール便などがありますので、遠方からでもお取り寄せできます。通販の嬉しい点は実際に探し回らなくても、パソコンやスマホで調べるだけで、普段食べれないようなキムチを注文可能です。

通販なら、日本産だけでなく韓国産の商品も豊富に取り扱っていますので、食べてみたかったキムチがきっと見つかります。送料はかかりますが、自宅にいていろいろな味が楽しめるのでおすすめです。

同じキムチだからといって、全部がまったく同じ材料を使用しているのではありません。野菜がメインのキムチであったとしても、海産物や小麦などが含まれているものがあるので、アレルギー体質の人は注意が必要です。

甘味や旨味を出して嗜好性を高めようとして、アレルギーの要因で多い「エビ」「イカ」「小麦」などが含まれているキムチも珍しくありません。アレルギー体質の人は、必ずアレルギー表示を確認してからの購入をおすすめします。

大容量パックのキムチだとコスパもいいのですが、一人暮らしなのに大容量パックを買っても食べきれない場合があります。逆に大家族なのに少量パックだと、すぐになくなってしいます。

キムチを買うときも、家族構成やライフスタイルにあわせて、容量を考えながらの購入がおすすめです。安いからと大容量パックを買ったものの、食べきれずに捨てるなどないよう気をつけて購入しましょう。

bibigoは「生きている植物性乳酸菌によって発酵させたキムチ」を謳い文句にするブランドです。特許植物性乳酸菌・CJLM119菌を採用、日本人が苦手とする酸味をコントロールしています。気になる味付けはやや薄味で、酸味も強め。好みが分かれやすく「まずい」と指摘する意見もあるものの、総じて好評です。

キムチの簡単な作り方を紹介します。まず、白菜はざく切り、人参は千切り、ニラは5cm幅に切り、塩とだしの素、味の素を入れて一晩漬けます。次に、鍋で水を沸騰させ、水で溶いた片栗粉を素早く混ぜましょう。

次ににんにくをすり、大きめの容器ににんにく、ナンプラー、唐辛子、煮干し、干しえび、片栗粉を溶いたものを混ぜます。ここへ一晩漬けた野菜を水をあまり切らずに入れて混ぜます。最後にごまを混ぜましょう。美味しいキムチが簡単にできておすすめです。

【キムチ鍋の作り方】

1. 豚肉を一口大に切り、白菜はざく切り、長ネギは斜め切り、えのきは石づきを切ってほぐし、ニラは5センチ程度に切り、豆腐も食べやすい大きさに切る。
2. 鍋にキムチ鍋の素と水を入れ、ニラ以外の具材を入れて煮込む。
3. 仕上げにニラを入れて少し煮込んだら出来上がり。

【キムチチャーハンの作り方】

1. フライパンに油を引いたら、豚肉を炒める。
2. ウインナー、卵を入れて炒め、そのままキムチを入れて混ぜあわせる。
3. ご飯を入れて全体にキムチが混ざるようにして炒める。
4. お好みで塩コショウ、マヨネーズ、ごま油、しょうゆなどを適量入れてネギを散らして出来上がり。
5. 残り物の野菜などを入れるのもおすすめ。

【キムチチゲの作り方】

1. 豚肉・ニラを4cm幅に、豆腐を一口大に、、長ネギを斜め切りに、えのき茸の石づきを取り、それぞれカットする。
2. 鍋にゴマ油を入れ、すりにんにく・すりごま・粉唐辛子を混ぜたものを炒める。
3. 豚肉を炒め、キムチを入れよく炒めてから、だし汁を入れる。
4. ニラ・豆腐・長ネギ・えのき茸を加えて5分ほど弱火で煮込み、しょうゆを少量たらす。

【キムチスープの作り方】

1. 鍋にキムチを入れ、キッチンばさみで食べやすい大きさになるまで刻む。
2. 塩小さじ1/4、鶏がらスープの素小さじ1/2、ごま油小さじ1、水400CCを入れて中火にかけて煮立てる。
3. 煮立ってきたら、キッチンばさみでネギを1cm程度に切りながら加えて3分ほど煮る。
4. 溶き卵を回し入れて固まってきたら出来上がり。

キムチ以外にも、自宅で韓国料理を楽しむときに便利な食材があります。下記の記事ではいろいろなおすすめ食材を紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので是非チェックしてください。

キムチは日本人にも馴染みがある美味しい食べ物ですが、種類はさまざまで選び方を工夫しないと自分好みのキムチに出会えないと分かりました。ここで紹介したキムチの選び方やおすすめ商品を参考に、美味しいと思えるキムチを探していきましょう。