韓国のりのおすすめ15選｜安全なメーカーは？日本産や韓国産も！【美味しい】

韓国海苔は、パリパリした食感と香ばしいごま油の香りで大人気の美味しい食品です。ご飯のお供としてもお酒のおつまみとしても大活躍する韓国海苔ですが、その油の多さからカロリーや健康への影響も気になってしまいます。

実は、韓国海苔は食べ過ぎに注意すれば、低カロリーで美容にも効果が期待できます。商品も韓国産はもちろん日本製や日本産のまでさまざまに展開されており、誰でも好みのものを見つけやすいです。しかしその分、何を基準に韓国海苔を選ぶべきか迷ってしまう方も少なくありません。

そこで今回は、韓国海苔の選び方・安全なメーカー・うますぎなおすすめ人気商品についてご紹介していきます。さらには味しいアレンジレシピやカルディやコストコで購入できる製品についても解説しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

気になる韓国海苔のカロリーは、5g（大判の焼き海苔1枚分・小サイズ10枚分）で約24キロカロリー程度です。毎日の食事で小サイズを1、2パック程度食べるならば問題ありません。むしろ、韓国海苔が美味しくて白米を食べ過ぎてしまうのに注意が必要なくらいなのです。

注意したいのは、商品によってごま油の含有量が異なる点です。油っぽく感じるものほどカロリーが高くなる傾向があります。低カロリーの油分を抑えた商品を毎日少しずつ食べるのがおすすめです。

含まれる栄養が豊富なのも、韓国海苔の魅力の一つです。中でも代表的なのはビタミンA・B1・B2・Cで、美白効果や風邪予防などに役立ちます。特に赤血球を生成するビタミンB12は、貧血に悩みがちな女性の方におすすめです。

他にも食物繊維・カルシウム・鉄分・タウリンなどが豊富です。これらの成分は歯や骨を丈夫にしたり、イライラを解消する働きを持っています。貧血予防や悪玉コレステロール減少などにも役立つので、ぜひチェックしてみてください。

また、ヨウ素が豊富に含まれているのも韓国海苔の魅力です。ヨウ素はワカメや昆布といった海藻に豊富に含まれる栄養素で、新陳代謝を向上させたり、太りやすい体質を改善させたりする力を持っています。

韓国海苔には高い栄養価が含まれているため、美容や健康に高い効果があるとされています。特に多いのは赤血球を作るために必要なビタミンB12で、貧血改善にとりたい栄養です。

また、ヨウ素も多く含まれ新陳代謝を高め太りにくい体質を導いてくれます。食物繊維も多く腸内環境を整えスッキリしたお通じに欠かせない成分です。一度に多くとりすぎると胃腸が張ってしまう場合もあるため、毎日少量ずつを食べて健康を維持しましょう。

韓国海苔を選ぶ際に注意したいのが原産国です。本場韓国産のものと、日本産のものがあります。それぞれにメリットがありますので、その特徴をチェックして買い物の参考にしてみてください。

韓国海苔のほとんどが本場の韓国で作られたものですが、日本国内で製造された韓国海苔も多くあります。これらはほとんどが日本国内産の海苔を使用して日本国内の工場で製造されています。

日本製のメリットは、輸入食材に抵抗のある方にも安心である点と、日本人好みの味付けである点です。日本製のものは、韓国「風」海苔と表記されるものがほとんどです。選ぶ際には、原材料に国産海苔の表記があるものを選びましょう。

韓国海苔の多くのシェアを占める韓国産の商品。海苔の主産地は西海岸であり、質のいい海苔がとれる名産地が集まっています。広川海苔、大川海苔、舒川海苔などのブランド産地をアピールした商品も多くあります。

韓国産のメリットは、やはり何といってもその味。本場韓国でたくさんの人々に愛されて各メーカーがしのぎを削って追求している本場の味は、同じ海苔文化になじみのある日本人にも愛されています。一般的な韓国海苔は日本産と比べて薄めで、それがパリパリ感や口どけの良さを生み出しています。

最も大きくて何にでも使えるのが、大判の全形タイプ。好みの大きさにカットして使えて、何かと便利に使えるのがこの大判の全形タイプです。おなじみのごま油の味の韓国海苔以外にも、韓国の海苔巻きキンパ（キムパプ）用の味付けなしの海苔もあります。

そのままの大判を活かした海苔巻きはもちろん、少し大きめにカットしておにぎりやのり弁にしても喜ばれます。毎日のご飯のお供としても少し大きめのサイズならば、海苔とごま油の香りが口いっぱいに広がり食べごたえもアップします。

大判の全形タイプを小さく切ったのが、6枚・8枚切りのカットタイプです。1食ごとに小分けパックになっているものや、40～50枚ほどが入った密閉チャック付きのスタンドパウチの商品が主流です。

そのまま食卓に出してご飯を巻いて食べられるのが大きなメリットです。食べきりの少量パックならば、1人でもいつでもパリパリで香り高い韓国海苔を食べられます。大人数の家族ならば、1人ごとの少量パックではなくたくさん入ったスタンドパウチタイプがおすすめです。

ふりかけて使えるフレークタイプの韓国海苔は、汎用性の高さで大人気です。サクサクとしたフレークタイプの韓国海苔に粒のごまや、砂糖・アミノ酸等で味を調えた商品が主流です。カットタイプ同様にご飯のお供としても最適。

フレークなのでご飯に混ぜ込みも可能で、卵かけご飯や納豆ご飯にもよく合います。炊き立てご飯以外にも、雑炊、サラダ、塩ラーメン、スープなどにも活用できる調味料の機能も兼ね備えたマルチな韓国海苔です。焼肉店で人気のたれかけご飯を自宅で楽しみたい方にもおすすめです。

韓国海苔の最もスタンダートで万人ウケするごま油味。韓国語では、참기름(チャムキルム)。輸入品などを選ぶ際にはこの表記を目印にしましょう。ごま油は、韓国の家庭や飲食店にも欠かせないアイテムです。

和食に使われる日本産のごま油よりも、香りが高いものが多い韓国のごま油。韓国料理の特徴でもある辛味にも負けない食欲をそそる香りが特徴です。そのため、ごま油の韓国海苔は、素材の味を引き立てながら美味しさをプラスしてくれます。

韓国ではその葉も野菜として好まれているえごま。その種子からとられたえごま油は韓国海苔にも多く使用されています。韓国語では들기름(トゥルキルム)。えごま油には、オメガ3系脂肪酸「α-リノレン酸」が豊富で、身体の正常な機能に欠かせない成分です。血流を改善する効果が期待出来てアンチエイジングにつながると言われています。

健康に気をつかう方におすすめのえごま油タイプの韓国海苔。えごま油自体には香りや味はほとんどなくあっさりしているのが特徴です。韓国海苔では、ごま油やオリーブオイルとブレンドされて使用されるものも。えごまの葉と一緒に韓国海苔でご飯を巻いて食べるのもおすすめです。

えごま油同様にヘルシーなオリーブ油タイプの韓国海苔。韓国語では올리브유(オルリブユ)。オリーブ油にはオレイン酸が豊富で、悪玉コレステロールを減らしたり、皮膚の乾燥を防いで柔らかく保つ効果があると言われています。

ほのかな香りで食材の味を引き立てるオリーブ油。韓国海苔の中でもあっさりとしていて、海苔の香りを引き立てます。香りが控えめな分アレンジ力は無限大。好みの味付けで和食にも洋食にも合わせられます。海苔の旨味と塩味を活かした料理を楽しみたい方におすすめです。

自宅での日々の食事に便利な韓国海苔。家庭用として選ぶ際には味の好みを優先しましょう。ごま油の香りが強くて塩味も適度にあるものは、それだけでご飯のおかずとして成立します。濃いめのおかずと合わせたりあっさりした味付けが好みならば、えごま油やオリーブ油で塩味控えめのものがおすすめです。

家庭用として使うなら、安価で大判の全形タイプや、カットタイプが多くはいったスタンドパウチ商品がおすすめ。ご飯やサラダに乗せたい方はフレークタイプがおすすめ。塩以外に旨味のアミノ酸や砂糖が配合されたフレークタイプならば、調味料いらずでバランスのとれた味が決まります。

贈答品として重宝されるのが、ヘルシーなえごま油を使用したものや、高級感のある缶に入った韓国海苔です。庶民的なイメージの強い韓国海苔ですが、原材料や見た目を選べば特別な贈り物として喜ばれます。

普段から韓国海苔を食べている方への贈り物としても最適です。低価格な家庭用とはひと味違う、高級な海苔の歯ざわりと上質な油の香り。日本では、手軽さや保存の良さから贈答品として使うのが多い海苔。少し目先を変えた韓国海苔ならば、使い勝手も良く喜ばれます。

美味しいと評判の本場韓国の海苔を見つけたら、みんなにも食べて欲しいと思うものです。そんな時に重宝するのが、食べきりサイズの小分けパックです。ひと口サイズの海苔が8枚ほど入ったものが主流で、気軽に渡したり受け取ったりするのができるのが嬉しいポイントです。

もらった小分けパックの韓国海苔は、職場でのお弁当のお供にも最適です。単調になりがちなお弁当にパリパリとした食感や香りをプラスすれば、ランチタイムが楽しくなります。パッケージには商品情報が記載されているので、気に入ったら調べて自分で買えます。

普段から韓国海苔を食べている方には、少し変わった味付けの韓国海苔もおすすめです。おすすめは、本場韓国でも大人気の明太子味。海苔の表面に明太子味のシーズニングがまぶされていて、ご飯を包んで食べるのに最適です。

それ以外にもふりかけタイプのバター味醤油味も日本で入手しやすいアイテムです。また、SNSを中心に話題となっている本場韓国のキムプロのフレーバータイプは、チーズやクミン羊肉串味、鮭味などのラインナップ。お土産に最適な一品です。

韓国海苔の味の決め手となる油と塩。油の味と香りは前面に出やすく気にする方も多いですが、韓国海苔を選ぶ際に意外と重要となるのが塩です。おすすめしたいのが天日塩。韓国の南部の沿岸や島々では、強い日差しと強い風を活かした塩田での天日塩製造が盛んです。

韓国海苔に使われる韓国の天日塩は海のミネラルをそのまま活かしているため、栄養も抜群です。マグネシウムやカリウム、カルシウムなどの必須栄養を含み、まろやかな甘味が特徴です。精製して作られる塩よりも塩化ナトリウム比率が低いものがほとんどで、健康に気をつけたい方にも優しい塩です。

韓国海苔を選ぶ際に参考にしたいのは、海苔の含有量です。パッケージには「김」もしくは「재래김」の文字と40%、50%などの表示があります。この数字が大きいほど海苔の含有量が多く海苔の風味が強い商品と言えます。

韓国の海苔は薄めで軽く、製品中に占める海苔の割合は平均で40～50%。それ以外にはごま油や塩などの調味成分となります。海苔の割合をチェックすれば、気になる油分などもある程度イメージできます。

韓国を拠点とするグローバル企業東遠グループの東遠ジャパンが取り扱う人気ブランドが両班（ヤンバン）。海苔鑑定士が選んだ上質な原藻のみを使った良質な海苔が特徴で、韓国を代表するブランドのひとつです。

定番のごま油の他に、えごま油やオリーブ油を使用した韓国海苔が有名です。使い勝手のいい小分けパックが多く揃い、あっさりした味を好む方に人気となっています。

韓国食品を広く扱う五星コーポレーションが手掛ける宋家（ソンガネ）ブランド。ソンガネ伝統のりは、全形、小分けパック、フレークタイプなどの家庭用から缶入りの高級品まで多様なタイプが揃います。手摘みの海苔や岩海苔をごま油やえごま油などバランスよく配合した商品が揃います。

比較的あっさりとした味付けで人気のソンガネの韓国海苔。特にフレークタイプのジャバンのりは塩味控えめで食べやすい商品です。フレークタイプには、バーベキューやシーフード、チリ味もラインナップ。また、1歳頃からのカルシウムやDHA摂取に最適なベビーのりもあります。

自家焙煎コーヒーでおなじみのカルディ。日本のみならず世界各地の輸入食材が揃う人気店です。このカルディにももちろん、人気の韓国海苔が揃います。一番人気の超定番「ソチョン韓国伝統味付のり」小分けパックは、8枚入りパックが12個セットで400円ほどと毎日の食事にも嬉しいアイテムです。

小分けパック以外にも、店舗によってフレークタイプなど品ぞろえも多様です。全国展開をしているカルディなら入手しやすいメリットもあります。カルディの取り扱いアイテムは、目利きのバイヤーが厳選した商品ばかり。韓国海苔初心者にもおすすめできるお店です。

会員制の大規模小売店コストコでも韓国海苔は大人気です。1番人気は、イェマッ食品 韓国味付けのりフレークです。は品質マネジメントシステム国際規格ISO9001を取得した工場で高品質な海苔を使用したアイテムです。サクサクの食感と、香ばしいごまの香りと控えめな塩味で人気の一品です。

もうひとつの人気アイテムは、両班（ヤンバン）のえごま油とオリーブ油の小分けパック詰め合わせ。どちらの韓国海苔も大容量パックでの販売です。他にコスパが最高のカークランドシグネチャーのアイテムなどもあり、多く消費する方はもちろん、シェア買いもコストコならではのおすすめの買い方です。

韓国海苔は、自宅に余っている海苔を使ってフライパンで自作もできます。ちょっとだけ食べたくなった時や、塩加減、油の量をコントロールしたい方にもおすすめです。作り方も非常に簡単です。

大判の全形海苔ならば2つに切ります。片面にごま油を薄く塗り、次の海苔を重ねてその海苔の上面にごま油を塗ります。すべての海苔に塗ったら、1枚ずつフライパンで両面を焼きます。菜箸で触って程いいパリパリ感を感じたら、塩を振って完成です。食べやすい大きさに切り分けていただきましょう。

韓国海苔は、ご飯と一緒に食べる以外にも多くのアレンジレシピや食べ方があります。思ったより塩味が強かったり油が多い韓国海苔は、他の料理に変身させましょう。雑炊、キムチチャーハン、アボカドマグロ丼などのご飯もの、卵焼き、ナムルのトッピングなどあらゆるアレンジが可能です。

おすすめは火を使わないスープとサラダ。豆腐スープは耐熱容器に手やスプーンで豆腐を割り入れ、水・鶏がらスープの素、お好みで醤油・塩・めんつゆなどで味を調えます。ラップをして3分加熱しごま油をかけて香りをプラス。三つ葉やネギを添えるのもおすすめです。

チョレギサラダは、レタス・水菜・カイワレ大根・きゅうりなどの野菜を洗ってひと口大に切ります。長ネギは白い部分を白髪ねぎにしておきます。塩とごま油にオイスターソース、おろしタマネギでドレッシングを作ります。野菜と海苔を盛りつけたらゴマ・白髪ねぎ・ドレッシングを回しかけていただきましょう。

韓国海苔が体に悪い、危険だとの噂を耳にした経験のある方は多いはずです。安心して韓国海苔を楽しむために、その理由や経緯を知っておきましょう。

2013年に韓国の食品医薬品安全庁が行った料理店などの検査で、海苔巻き・寿司は822件のうち8件で大腸菌が検出されました。2014年には中国の衛生当局が、輸入韓国産ノリから基準値超えの発がん性物質の検出を発表しました。

それぞれ、海洋汚染、生産、加工、包装での汚染の可能性が指摘されています。しかし、韓国産海苔すべてが危険な訳ではありません。日本に輸入される際の検疫や韓国国内での検査体制も機能し、近年では韓国国内の食の安全の意識も高まっています。メーカーや原材料を見極めて安全な商品を選びましょう。

子供から大人までみんな大好きな韓国海苔は、その味わいや形状も多様で、食卓に欠かせないアイテムです。栄養がたっぷりで、こだわりの原材料と製法でつくられた商品も多く、健康を気にする方にもおすすめできます。この記事であなたにぴったりの商品を探してみてください。