軽失禁パッドおすすめ12選！薄型から大容量まで！選び方も紹介！男性用・女性用

尿意がないにもかかわらず、自分の意思に反して尿漏れを起こしてしまう軽失禁。席を立ちあがったときや咳き込んだときなど、ふとした瞬間に漏れてしまいます。パンツやスカートにシミができないか、嫌な臭いを発していないかと気が気ではないですよね。

軽失禁はいつどこで起きるかわからないので、事前に軽失禁パッドを活用して対策するのがおすすめです。軽失禁パッドを装着しておけば、もしものときに尿を吸収してくれるので、下着からの漏れやシミを心配せずに済みます。

この記事では、軽失禁パッドを選ぶ時のポイントとおすすめの商品を紹介していきます。商品によって使用感や吸収量が違うので、自分のライフスタイルに合う軽失禁パッドを見つけましょう。

軽失禁パッドは尿を吸収するために作られた製品です。似たようなもので生理用ナプキンがありますが、2つは似て非なるものです。尿と経血では性質が違うので、それぞれに対応した製品を使わなければ漏れてしまう場合もあります。まずは、軽失禁パッドの特徴について見ていきましょう。

軽失禁パッドの素材には、オムツにも採用されている吸水性の高いドライポリマーが使われています。この素材が素早く尿を吸収して、ポリマー内に尿を閉じ込める仕組みです。一度吸収した尿が逆戻りしないようポリマー内部で固められるため、表面はサラサラとしています。

生理用ナプキンにも吸水性ポリマーが使われていますが、軽失禁パッドのように量が多いわけではありません。そのため、粘度の高い経血とは違って尿が逆戻りしやすい構造です。少し圧をかけると中から尿が逆戻りしてしまい、表面がベタついたりパッドから漏れたりする場合もあります。

軽失禁パッドには尿臭を抑える消臭機能があります。尿からはアンモニア臭が放たれるので、アンモニアに対応した消臭能力のあるポリマー素材が使われています。ある程度の消臭効果が期待できるので、数時間の着用であれば嫌なアンモニア臭を気にする必要はありません。

基本的な構造は同じでも、商品によって使い心地や機能性が異なります。どのくらいの尿が漏れるのかによっても選び方が変わってくるので、自分の尿漏れ状況に合わせて選びましょう。ここでは、3つのポイントに分けて軽失禁パッドの選び方を解説します。

1枚のパッドで吸収できる尿量には限りがあり、その吸収量は商品によって違います。自身の尿漏れ具合に合う軽失禁パッドを選ぶことが大切なので、パッケージに記載されている「○○cc」を確認してから購入しましょう。吸収量は大きく分けて少量・中量・大容量の3タイプがあります。

スプーン1杯程度の尿漏れであれば10～30ccの少量用、下着だけでなく衣服にシミができる量であれば50～100ccの中量用を目安に選んでください。量が少なくてもこまめに交換できない場合は、量の多い軽失禁パッドを選ぶのがおすすめです。

軽失禁パッドは男性用・女性用に分けて販売されています。男性と女性ではデリケートゾーンの構造が違うため、それぞれの構造に合わせた形状で作られているからです。違う性別のものを使用すると予期せぬ漏れが発生する場合もあるので、基本的に自分の性別と同じものを選びましょう。

デリケートゾーンはただでさえ敏感な部分です。肌荒れやかぶれを起こしやすい方は、天然素材を使った軽失禁パッドを選ぶのもおすすめです。軽失禁パッドの多くは科学的に作られた素材が使われていますが、なかには天然コットンを使用した商品もあります。

 
化学繊維よりも肌荒れを起こしにくい点がメリットですが、化学繊維に比べて吸収量やサラサラ感が劣る場合もあります。また、綿100％で作られた布製軽失禁パッドも販売されているので、紙製で肌荒れを起こしてしまう方は布製も試してみてください。

軽失禁パッドを使う際に気を付けたい点がいくつかあります。装着時にのみ注意がいきがちですが、軽失禁パッドを使用した後のことも考えて使用しましょう。使用後の廃棄方法や洗濯時の外し忘れなど、3つの気を付けたいポイントを紹介します。

軽失禁パッドを装着したまま洗濯をしてしまわないように、下着を脱ぐときに必ず取り外しましょう。軽失禁パッドを洗濯してしまうと中のポリマーが飛び出し、洗濯物や洗濯槽に付着してしまいます。軽失禁パッドは紙製なので衣服に付着すると掃除がとても大変です。

軽失禁パッドが肌に合わず、肌荒れや痒みを引き起こした場合は無理せずに使用を中止しましょう。もったいないからといって使い続けていると、悪化してしまう場合もあります。蒸れによる多少の痒みは仕方ありませんが、我慢できないほどの痒みが起きたら避けるのが無難です。

万が一、かぶれてしまったら使用を中止したうえで、医師に診察をしてもらうことをおすすめします。

使用後の軽失禁パッドは、住んでいる地域のごみ分別ルールに従って廃棄してください。使用後の軽失禁パッドを放置しておくと、異臭の原因になるだけでなく虫がわいてしまうこともあります。できるだけ溜めこまずに、回収日にこまめに出すようにしましょう。

軽失禁パッドは大人用紙おむつに分類され、一定条件を満たすと医療費控除の対象になります。軽失禁パッドがないと生活ができない場合で、医師による診断を受けた方が控除を受けられます。

医療費控除は確定申告のときに申請すると税の負担を軽くできるので、対象になる方は忘れずに申告しましょう。

軽失禁パッドだけでは漏れが心配だという方には、布製の尿漏れパンツも併用するスタイルがおすすめです。尿漏れパンツの上に軽失禁パッドを装着すれば、二重で漏れを対策できます。軽失禁パッドと同じく、自身の尿漏れ量に合わせて尿漏れパンツを選びましょう。

年齢を重ねるごとに自分の意思と反した体の異変が起こるのは仕方のないことです。尿失禁は誰しもに起こりうる現象なので、焦らずに便利な軽失禁パッドで対応しましょう。本記事で紹介した選び方を参考に、自分にぴったりな軽失禁パッドを見つけてください。

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