トイレに流せるおしりふきおすすめ10選！大人用と赤ちゃん用の違いは？

赤ちゃんや大人の介護でおむつ交換するシーンに使用するのが「おしりふき」です。中でも、水やトイレに流せるおしりふきは、ゴミがかさばらなかったりさっと流すだけで時短になったりするため非常に便利です。

流せるおしりふきは現在さまざまなメーカーの商品が出回っており、紙の質も含まれる成分も異なります。「できれば肌に優しいものがいい」と思ってもどれも同じように見えてしまい、結局適当に手に取ってしまう方も少なくありません。

本記事では流せるおしりふきの選び方とおすすめ商品10選をご紹介します。流せるおしりふきがトイレに詰まった時の対処法・大人が使うおしりふきについても解説するので、ぜひご覧ください。

おしりふきは流せるものも流せないものも一緒のように感じる方も多いですよね。ここでは流せるおしりふきがどんなときに役立つのか、いつから使うのかを紹介します。

流せるおしりふきは、離乳食を始めてうんちが固くなってきたときやトイレトレーニングをスタートしたときに便利です。うんちが固くなるとトイレに流せるようになるので、流せるおしりふきでうんちを包んでそのまま捨てられます。においも気にならず後処理が楽にできますよ。

またトイレトレーニングを始めてからトイレでうんちを拭くとき、トイレットペーパーでは拭きにくい場合でも流せるおしりふきがあれば拭いてからそのまま流せるので便利です。おまるを使用した場合は、お尻を拭くだけではなくおまるに付いた汚れも拭き取って流せます。

流せるおしりふきの使用は、離乳食を始めたタイミングやトイレトレーニングを始めたタイミングで開始するのがおすすめです。もちろん、商品のなかには赤ちゃんでも使えるものもあります。しかし、ミルクしか飲まない赤ちゃんは便が液状でおしりふきで吹いた後はおむつに丸めて捨てる場合がほとんどです。

流せるおしりふきは、トイレに流せるのが便利との声が多いです。ゴミが増えない・臭わないなどメリットが多くあります。また、大人用おしりふきなら介護やウォシュレットがないトイレでも大活躍してくれます。

流せるおしりふきの口コミには「ごわつく」「使いづらい」との声も多くありました。トイレに流すために薄手に作られている商品が多いためです。破れて拭きづらさを感じる場合は、厚手で柔らかい素材の商品を探すのがおすすめです。

流せないおしりふきも流せるおしりふきと同じようにメリット・デメリットがあります。特に、赤ちゃんのうちはうんちが柔らかく、おしりふきで拭いたらそのままおむつにくるんで捨てる場合が多いです。そのため、流せるおしりふきである必要がないとの声が聞かれます。

どちらがいいとは決められず、使用状況や使う相手の年齢に応じて使い分けていくのがおすすめです。

おしりふきの水分量は使用するおむつに合わせて選んでください。布おむつは紙おむつよりも排泄物がつきやすく乾燥しやすいため、水分量が多く擦らずに汚れを落とせる商品がおすすめです。

水分量が多いとお尻が濡れすぎて乾くまでに時間がかかってしまいます。かぶれの原因にもなるので、きちんと水分を拭き取ってから新しいオムツを着用させてください。

赤ちゃんは1日に何度もおむつを交換します。固かったりごわついたりした質感のおしりふきは、デリケートな赤ちゃんの肌にダメージを与える可能性もあります。肌荒れが気になる場合は、できるだけ柔らかい質感の商品を購入してください。

使い心地重視の方には「厚手で破れない素材」の流せるおしりふきがおすすめです。これまでの流せるおしりふきは、薄手で破れやすい印象が強いのも特徴です。しかし、現代では厚手で使い心地抜群の商品も販売されているので、ぜひチェックしてください。

乾燥が気になる場合は「ヒアルロン酸」が成分に含まれるおしりふきを選んでください。便が乾いた状態を拭くときは、何度も擦ってしまうので肌の状態が気になります。ヒアルロン酸や保湿成分が含まれていれば、肌荒れを防げるのでぜひチェックしてください。

肌が弱い赤ちゃんには「弱酸性」の流せるおしりふきがおすすめです。健康な肌は弱酸性に保たれていますが、水はアルカリ性や中性なので擦り過ぎによる肌トラブルが気になります。肌が弱い場合や乾燥が気になる場合は、弱酸性の商品を購入してください。

肌によっては含まれる成分に反応をして炎症を起こしてしまう可能性があります。デリケートな肌には「純粋99.9%」の流せるおしりふきを使用してください。ほぼ水でできているので肌荒れを起こしやすい方でも使いやすいです。しかし、ヒアルロン酸や保湿成分が含まれない分使用後に乾燥しやすいため、適度な保湿が必要です。

家でおむつ交換などに使う場合は「大容量」や「ケース買い」できる商品がおすすめです。大容量ならこまめに購入する必要がなく、買い忘れを防げます。また、ケース買いは通常よりも価格が安いので、コスパ良く使用したい方にぴったりです。

外で流せるおしりふきを使用する場合は「携帯用」と記された商品を選んでください。赤ちゃんや小さな子どもとの外出は荷物がかさばります。できるだけ荷物をコンパクトにまとめるためにも、持ち運びやすい携帯用おしりふきがおすすめです。

流せるおしりふきのほとんどが、トイレに流しやすい薄手です。中には厚手の商品も販売されており、手の汚れや衛生面が気になる方にぴったりです。トイレの構造によっては詰まる可能性があるため、1度にたくさんの枚数を流さないなど工夫をしてください。

「蓋付きケース」は、ワンタッチで開いて最後までおしりふきが取り出しやすいのが魅力的です。シールタイプが最後になると接着面が劣化して乾燥しやすい一方で、蓋付きケースは最後まで潤っています。1度購入してしまえば、詰め替えて繰り返し使えます。

100均でもおしりふきが販売されており、コスパを求める方に人気です。「安いから使い心地が悪いのでは？」と思う方もいますが、1枚1枚取り出しやすくしっかり拭けます。

しかし、厚さがそこまでないので、肌触りや手が汚れづらい商品を探す方には不向きです。100均のおしりふきは、ある程度の使い心地と価格の安さを求める方におすすめです。

アカチャンホンポ・西松屋などの大手赤ちゃん用品メーカーをチェックするのもおすすめです。流せるおしりふきに限らず、タイプや成分で商品が豊富なのに加えて、ケースやバラで購入できます。また、ヨドバシではさまざまなメーカーを比較しながら購入可能です。

1度に大量のおしりふきを流すとトイレが詰まる可能性もあります。トイレが詰まった時の対処方法は以下を参考にしてください。

• ラバーカップで詰まりを解消する
• 時間を置いてから流す
• 長い針金で詰まりを解消する
• お湯を使って流す

上記の方法を試しても解消されない場合は、業者に依頼をしてください。また、詰まらせないためにも流す枚数を工夫するのがおすすめです。頻繁に詰まる場合は、トイレがおしりふきを流せない構造になっている可能性があります。

おしりふきには「赤ちゃん用」と「大人用」があり、成分が異なるので注意してください。大人用は保湿成分が含まれていたり、香りがついていたりします。もちろん保湿成分が含まれる赤ちゃん用のおしりふきもありますが、大人用を使う場合は赤ちゃんが肌荒れを起こさないように気を付けてください。

結論から述べると、赤ちゃん用のおしりふきは大人が使っても問題ありません。赤ちゃん用のおしりふきは99％純水で作られており、質感・タッチは大人用よりもソフトです。赤ちゃんのデリケートな肌に適応しやすい分、敏感肌の大人が使う場合にも適しています。

今回は、流せるおしりふきの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。流せるおしりふきは成分や機能などの特徴で大きく使い心地が異なります。どれでもいいわけではなく、拭く側の使いやすさと拭かれる側の心地良さどちらにも注目しなければなりません。ぜひこちらの記事を参考にして、ママとパパの手間を省ける流せるおしりふきを選んでください。