【口唇増大術】唇をぽってり厚くするならどの美容整形？【腫れ・痛みなどのダウンタイムも解説！】

もっとも一般的な方法はヒアルロン酸を注入し唇を厚くする、フィラー施術と呼ばれる方法です。注射する部位やヒアルロン酸の量により、全体的に厚くしたり、M字型に立体感のあるリップにするなどデザインが変えられます。

はじめて整形をする方が取り入れやすい術法です。ただし、時間の経過とともに体に吸収され、効果が数ヶ月程度でなくなるのがデメリットです。

▼ヒアルロン酸注射のメリットデメリット

お腹や太ももから少量の脂肪を採取して、注射針で唇に注入する方法が脂肪注入法です。効果を半永久的に持続させられるのがメリットです。ただし注入した脂肪が100%残るわけではなく、定着するのは注入した量の30~50%です。

希望する唇の厚さによっては、数回の治療が必要な場合もあります。

▼脂肪注入法のメリットデメリット

皮弁法は唇の裏側を切開して、粘膜部分を外側に出して立体的に厚みを出す方法です。唇の裏側の見えない部分を切開するため、傷口は見えません。またツンと立体的な唇になるなど確実に厚みが出せ、その効果が半永久的に持続します。

ただし切開に伴う抜糸が必要でダウンタイム期間も多少長いため、余裕をもったスケジュールが必要です。

▼皮弁法のメリットデメリット

口唇増大術にかかる費用が気になる方のではないでしょうか？口唇増大術はどの施術方法も自由診療のため、クリニックによりばらつきがあります。施術メニューもさまざまですが費用の相場は以下を参考にしてください。

またモニター募集により特別価格で施術をしているクリニックもあるため、費用をおさえたい人はクリニックごとの条件もチェックしましょう。

術法やクリニックによりダウンタイム期間は異なります。切開をしないヒアルロン酸注射でも、個人差はありますが多少のダウンタイムはあります。脂肪注入法は脂肪を吸引した部位が傷になりますが、採取量はごく少量のため大きな傷にはならず、ダウンタイムは少ないです。

皮弁法は術後1週間程度で抜糸が必要となり、腫れが引くまで2~3週間程度かかります。施術ごとのダウンタイム期間は以下を参考にしてください。

唇のヒアルロン酸注射はメスを使わず1回の施術にかかる費用が比較的安いため、切開よりも気軽に受けられる施術です。

ヒアルロン酸は注入した量に応じて形が変化するため、術後すぐに効果を実感できるのも嬉しいポイント。また、なりたい形によって注入する箇所が異なるため、施術前に医師に理想の唇の形しっかりと伝えましょう。

脂肪注入法や切開をする皮弁法は効果が半永久的に持続するのが最大のメリットと言えます。ただし、脂肪注入法は注入した分が100%残るわけではなく、定着するのは30~50%です。

唇は顔の印象に大きく影響を与えるパーツです。唇のヒアルロン酸注射によりコンプレックスを解消して自信が持てるようになる人もいます。

妊娠中や授乳中は、唇のヒアルロン酸注射を施術できないクリニックが多いです。

ヒアルロン酸注射は妊娠中の安全性が確立されていないため、ほとんどのクリニックで施術ができません。また、授乳中はヒアルロン酸注射ができるクリニックもあるため、どうしても受けたい場合は事前に医師に相談するようにしましょう。

皮弁法は唇の裏側を切開するため、ダウンタイムが長くなるデメリットがあります。施術を受ける際は術後に休みをとるなど、余裕を持ったスケジュールを立てておきましょう。

ヒアルロン酸注射による効果は永久に続かないため、理想の唇をキープするためには継続的な施術が必要です。効果を持続するために定期的にヒアルロン酸注射をする必要があるので、その度にコストが発生します。

ヒアルロン酸の種類によっては持続期間が3~6ヶ月と短いため、ランニングコストは大きいです。

キスでバレるかは、注入するヒアルロン酸の量と硬さによります。ヒアルロン酸は種類によって硬さが異なり、使用されるものは柔らかい製剤です。また医師が推奨する一般的な注入量は0.5~1.0cc程度のため、バレる可能性は低いです。

「自然な印象にしたい」「分厚さなど見た目重視」といった希望は、医師と相談しながら決めるのが重要です。

ヒアルロン酸の注入する量によって腫れぼったい唇になる場合があります。いわゆるヒアル顔とよばれるもので、多量のヒアルロン酸注入によリ不自然なボリュームが出た状態です。一度の過剰な注入は控え、実績や経験が豊富で無理のない施術をする医師に任せることが大切です。

また時間の経過と共に効果は薄れていくため、落ち着くまで待つことも必要です。

ヒアルロン酸や脂肪を入れる部位や量により、まれにヒアルロン酸や脂肪が硬くなったりしこりになったりする場合があります。理想の唇に仕上がらず納得できない場合は、クリニックに相談して再手術を受けるか、溶かす効果の注射をほどこし元に戻します。

また、他院で施術した唇の修正をしてくれるクリニックもあるため、クリニックに早急に相談して対応してもらいましょう。

口元・人中の整形は顔全体の雰囲気や印象に大きく影響します。数ミリのズレが理想と異なる唇を作ってしまうため、失敗を防ぐためには医師との入念なイメージのすり合わせが大切です。

無料のカンセリングも利用し、納得できるまで自分の希望するイメージを医師と共有し、失敗のリスクを軽減しましょう。

切開を伴う術法でも、注射による注入でもダウンタイム期間は生じます。ヒアルロン酸注射であれば比較的ダウンタイムは少ないですが、内出血や腫れが一時的に起こる場合があります。施術の前後の日程は余裕をもたせておけば、万が一のトラブルにも対応しやすいです。

施術スケジュールは余裕をもって組み、ダウンタイム期間はリラックスして過ごしましょう。

術後は患部のケアや経過観察が重要です。クリニックのアフターケアサービスの有無は確認しておきましょう。はじめての整形であればなおさらトラブルの対策としてアフターサービスの内容を確認してください。

施術費用にアフターサービス代金も含まれているかチェックしておくと安心です。

整形をしなくてもふっくらした唇にしたい場合には、マッサージや口輪筋のトレーニングを取り入れましょう。また保湿ケアでぷっくりした唇にできる場合もあります。とはいえ大きく変化させたいと望むのであれば、美容整形は効果が高いので、検討してみてください。

ヒアルロン酸や脂肪注入の施術は、注射する際にちくっとした痛みを感じる程度です。クリニックによって麻酔クリームを使用している場合もあるので、事前に確認してください。脂肪吸引や切開をする際は、局所麻酔をしてから施術となります。

術後の痛みは鎮痛剤で抑えられる程度のため、特に過度な痛みはありません。

口唇増大術は術後、内出血・赤みが発生する場合があります。また、一度にヒアルロン酸を必要以上に注入してしまうと、腫れぼったい唇になる場合があります。どちらも時間の経過と主に症状は落ち着きます。

ただし、注入する部位や量が適切でなくしこりができた場合は、再手術や溶かす効果がある注射などの施術を受ける必要があるため早めに医師に相談しましょう。

ヒアルロン酸や脂肪注入など切らない施術であれば、麻酔が切れた後には食事が可能です。切開がある口唇整形手術を行った場合、傷がふさがり抜糸をするまでは、刺激の強い特に辛い食べ物は避けてください。

施術後は口元は常に清潔に保ち感染症などを起こさないよう気をつけて過ごしましょう。

口唇増大術はどの施術方法でも基本は自由診療であるため保険適用外です。クリニックにより費用が異なるため、よく比較検討して手術を決めましょう。医療費控除の対象になる場合があるので領収書は保存し、該当する場合は翌年確定申告をしてください。

唇のヒアルロン酸注射は少しずつ体に吸収されため、半年~1年程効果が続きます。 理想の形を維持するには定期的に施術を受ける必要があります。

唇を薄くするには唇の表と内側にある粘膜の境目を切除・縫合して唇の厚みを改善する、口唇縮小術が向いています。